四半期報告書-第20期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)

【提出】
2019/11/08 15:40
【資料】
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【項目】
28項目
文中の将来に関する事項は、当第2四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期累計期間(2019年4月1日から2019年9月30日まで)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中、各種政策の効果もあって緩やかな回復基調が続いておりますが、通商問題を巡る緊張の増大が世界経済に与える影響や中国経済の先行き、海外経済の不確実性、金融資本市場の変動による影響の懸念等により、景気は依然として先行き不透明な状況で推移しております。
一方、当社が属する出版業界におきましては、引き続き厳しい状況が続いております。出版科学研究所によると、2019年上半期(1月から6月まで)の紙と電子出版を合算した推定販売金額は、前年同期比1.1%減となる7,743億円となりました。その内訳は、紙の出版物については同4.9%減となる6,371億円、電子出版については同22.0%増の1,372億円となっており、紙の出版物が落ち込んだ一方で電子出版が大幅に伸長しております。
こうした環境の中、インターネット発の出版の先駆者である当社は、「これまでのやり方や常識に全くとらわれず」、「良いもの面白いもの望まれるものを徹底的に追求していく」というミッションの下、インターネット時代の新しいエンターテインメントを創造することを目的とし、インターネット上で話題となっている小説・漫画等のコンテンツを書籍化する事業に取り組んでまいりました。
当第2四半期累計期間における書籍のジャンル別の概況は以下の通りであります。
① ライトノベル
当第2四半期累計期間の刊行点数は98点(前年同期比9点減)となりました。各書籍の売行きにつきましては、『異世界ゆるり紀行』や『素材採取家の異世界旅行記』等の当社投稿サイト発の人気シリーズの続刊が好調に推移いたしました。また、電子書籍につきましては、引き続き親和性の高い女性向け小説を中心に販売数を伸ばし、当ジャンルにおける売上を牽引いたしました。
しかし、刊行計画の都合上、当第2四半期累計期間の刊行点数が前年同期より減少したことが影響し、当第2四半期累計期間の売上高は前年同期を下回る結果となりました。
② 漫画
当第2四半期累計期間の刊行点数は前年同期を上回る39点(前年同期比4点増)となりました。『異世界に飛ばされたおっさんは何処へ行く?』等のライトノベル人気作のコミカライズ作品が売上を伸ばしたことに加え、シリーズ累計98万部を突破した『居酒屋ぼったくり』等の既存の大型タイトルの続刊が堅調に推移いたしました。さらに、当ジャンルと親和性が高い電子書籍販売及び当社Webサイトで展開しているレンタルサービスにつきましても引き続き好調で、売上は大幅に伸長いたしました。
結果、当第2四半期累計期間の売上高は前年同期を大きく上回る金額で着地いたしました。
③ 文庫
当第2四半期累計期間の刊行点数は68点(前年同期比13点減)となりました。新たなジャンル開拓を目的に開催している「キャラ文芸大賞」の受賞作の中から、『みちのく銀山温泉 あやかしお宿の若女将になりました』、『晴明さんちの不憫な大家』を刊行し、取扱いジャンルの拡大に向けた活動に取り組んでまいりました。
しかし、刊行スケジュールの関係により刊行点数は前年同期から大きく減少し、当第2四半期累計期間の売上高は前年同期を下回る結果となりました。
④ その他
当第2四半期累計期間の刊行点数は9点(前年同期比6点減)となりました。当ジャンルにおいては、特定ジャンルに依存しない幅広い分野における書籍刊行を通じた売上拡大を目的とし、ビジネス書を中心とした刊行を実施してまいりました。
しかしながら、刊行点数の減少を主因として、当第2四半期累計期間の売上高は前年同期を下回る結果となりました。
以上の活動の結果、当第2四半期累計期間の売上高は2,447,552千円(前年同期比8.8%増)、営業利益は625,854千円(同2.7%増)、経常利益は625,723千円(同2.7%増)、四半期純利益は394,205千円(同1.0%増)となりました。
(2)財政状態の分析
① 資産
当第2四半期会計期間末の流動資産は、前事業年度末と比較して36,758千円増加し、6,709,055千円となりました。これは主に、売掛金の回収に伴い現金及び預金が増加(前事業年度末比207,343千円増)したこと並びに仕掛品が増加(同25,207千円増)した一方で、売掛金が減少(同208,759千円減)したことによるものであります。
固定資産は、前事業年度末と比較して989千円増加し、206,829千円となりました。これは主に、投資その他の資産が増加(同2,015千円増)したことによるものであります。
② 負債
当第2四半期会計期間末の流動負債は、前事業年度末に比べ388,034千円減少し、1,183,738千円となりました。これは主に、未払法人税等の減少(前事業年度末比217,256千円減)、返品調整引当金の減少(同71,849千円減)及び未払金の減少(同49,739千円減)によるものであります。
固定負債は、前事業年度末に比べ31,669千円増加し、69,200千円となりました。これは主に、運転資金の調達に伴う長期借入金の増加(同32,396千円増)によるものであります。
③ 純資産
当第2四半期会計期間末の純資産は、前事業年度末に比べ394,113千円増加し、5,662,947千円となりました。これは主に、四半期純利益の計上に伴う利益剰余金の増加(前事業年度末比394,205千円増)によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における、現金及び現金同等物の残高は、前事業年度末に比べ207,343千円増加し、4,420,963千円となりました。当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは189,352千円の収入(前年同期は486,979千円の収入)となりました。主な増加要因は、税引前四半期純利益の計上及び売上債権の減少によるものであります。また、主な減少要因は、法人税等の支払、返品調整引当金の減少及び未払金の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは12,378千円の支出(前年同期は3,129千円の収入)となりました。これは主に、無形固定資産の取得によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは30,369千円の収入(前年同期は29,560千円の収入)となりました。増加要因は全て、運転資金の調達に伴う長期借入れによるものであります。また、主な減少要因は長期借入金の返済によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。

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