四半期報告書-第21期第1四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当第1四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期累計期間(2020年4月1日から2020年6月30日まで)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い経済活動が大幅に制限され、景気は急速に悪化し、極めて厳しい状況にあります。
当社が属する出版業界におきましては、新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣⾔の発令等により多くの書店が休業を余儀なくされ、紙の出版物の市場は引き続き厳しい状況にあるものの、一方で電子出版の市場は順調な成長を続けております。出版科学研究所によると、2020年上半期(1月から6月まで)の紙と電子出版を合算した推定販売金額は、前年同期比2.6%増となる7,945億円となり、その内訳は、紙の出版物については同2.9%減となる6,183億円、電子出版については同28.4%増の1,762億円となっております。
こうした環境の中、インターネット発の出版の先駆者である当社は、「これまでのやり方や常識に全くとらわれず」、「良いもの面白いもの望まれるものを徹底的に追求していく」というミッションの下、インターネット時代の新しいエンターテインメントを創造することを目的とし、インターネット上で話題となっている小説・漫画等のコンテンツを書籍化する事業に取り組んでまいりました。
当第1四半期累計期間における書籍のジャンル別の概況は以下の通りであります。
① ライトノベル
新型コロナウイルス感染症による書店の休業に対応するため、当第1四半期に刊行する予定であった紙書籍の一部を第2四半期以降の刊行に延期いたしました。そのため、当第1四半期累計期間のライトノベルの刊行点数は前年同期を大きく下回る41点(前年同期比7点減)となりました。各書籍の売れ行きにつきましては、『とあるおっさんのVRMMO活動記』、『転生王子はダラけたい』など、ロングヒットシリーズの続刊が堅調に推移いたしました。また、電子書籍につきましては、引き続き親和性の高い女性向け小説を中心に好調な売れ行きを示し、当ジャンルの売上を牽引いたしました。
結果、当第1四半期累計期間における刊行点数は前年同期から大幅に減少したものの、一方で電子書籍販売が大きく伸長し、当第1四半期累計期間の売上高は前年同期を上回る着地となりました。
② 漫画
当第1四半期累計期間の刊行点数は前年同期を上回る24点(前年同期比6点増)となりました。シリーズ累計560万部を突破した『ゲート』を筆頭に、ライトノベルヒット作をコミカライズした作品の続刊が堅調に推移いたしました。また、当ジャンルとの親和性が極めて高い電子書籍につきましては、新刊配信点数が増加したことに加えて、外出自粛による巣ごもり消費の拡大も影響し、売上は大幅に増加いたしました。
結果、当第1四半期累計期間の売上高は前年同期を大きく上回る着地となりました。
③ 文庫
当第1四半期累計期間の刊行点数は29点(前年同期比6点減)となりました。シリーズ累計112万部を突破した『居酒屋ぼったくり』の文庫版を刊行し、同タイトルが売上を牽引いたしました。また、「ライト文芸」ジャンルから『神さまのレストラン』を刊行する等、引き続きジャンル拡大に向けた取り組みを積極的に実施してまいりました。
しかしながら、刊行延期による刊行点数の減少を主因として、当第1四半期累計期間の売上高は前年同期を下回る結果となりました。
④ その他
当第1四半期累計期間の刊行点数は4点(前年同期比2点減)となりました。「絵本」ジャンルから、第10回絵本・児童書大賞の優秀賞受賞作である『おばけちゃんだってこわいんです』を刊行し、取り扱いジャンルの更なる強化を図ってまいりました。
しかし、刊行延期により前年同期から刊行点数が減少したことが影響し、当第1四半期累計期間の売上高は前年同期を下回る金額で着地いたしました。
以上の活動の結果、当第1四半期累計期間の売上高は1,457,553千円(前年同期比23.8%増)、営業利益は341,233千円(同14.6%増)、経常利益は342,887千円(同15.2%増)、四半期純利益は216,019千円(同15.2%増)となりました。
(注)シリーズ累計部数:同作品の続編に加え、同作品の漫画及び文庫を含む。また部数は紙書籍販売及び電子書籍販売の合計数。
(2)財政状態の分析
① 資産
当第1四半期会計期間末の流動資産は、前事業年度末と比較して56,291千円増加し、7,357,087千円となりました。これは主に、現金及び預金が増加(前事業年度末比207,472千円増)した一方で、売掛金が減少(同160,373千円減)したことによるものであります。
固定資産は、前事業年度末と比較して5,533千円減少し、308,605千円となりました。これは主に、無形固定資産に含まれるソフトウェアの償却を行ったことにより、無形固定資産が減少(同3,898千円減)したことによるものであります。
② 負債
当第1四半期会計期間末の流動負債は、前事業年度末に比べ159,876千円減少し、1,247,798千円となりました。これは主に、未払法人税等の減少(前事業年度末比134,131千円減)及び返品調整引当金の減少(同39,820千円減)によるものであります。
固定負債は、前事業年度末に比べ5,385千円減少し、53,044千円となりました。これは主に、長期借入金の減少(同5,022千円減)によるものであります。
③ 純資産
当第1四半期会計期間末の純資産は、前事業年度末に比べ216,019千円増加し、6,364,850千円となりました。これは全て、四半期純利益の計上に伴う利益剰余金の増加によるものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)経営成績の状況
当第1四半期累計期間(2020年4月1日から2020年6月30日まで)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い経済活動が大幅に制限され、景気は急速に悪化し、極めて厳しい状況にあります。
当社が属する出版業界におきましては、新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣⾔の発令等により多くの書店が休業を余儀なくされ、紙の出版物の市場は引き続き厳しい状況にあるものの、一方で電子出版の市場は順調な成長を続けております。出版科学研究所によると、2020年上半期(1月から6月まで)の紙と電子出版を合算した推定販売金額は、前年同期比2.6%増となる7,945億円となり、その内訳は、紙の出版物については同2.9%減となる6,183億円、電子出版については同28.4%増の1,762億円となっております。
こうした環境の中、インターネット発の出版の先駆者である当社は、「これまでのやり方や常識に全くとらわれず」、「良いもの面白いもの望まれるものを徹底的に追求していく」というミッションの下、インターネット時代の新しいエンターテインメントを創造することを目的とし、インターネット上で話題となっている小説・漫画等のコンテンツを書籍化する事業に取り組んでまいりました。
当第1四半期累計期間における書籍のジャンル別の概況は以下の通りであります。
① ライトノベル
新型コロナウイルス感染症による書店の休業に対応するため、当第1四半期に刊行する予定であった紙書籍の一部を第2四半期以降の刊行に延期いたしました。そのため、当第1四半期累計期間のライトノベルの刊行点数は前年同期を大きく下回る41点(前年同期比7点減)となりました。各書籍の売れ行きにつきましては、『とあるおっさんのVRMMO活動記』、『転生王子はダラけたい』など、ロングヒットシリーズの続刊が堅調に推移いたしました。また、電子書籍につきましては、引き続き親和性の高い女性向け小説を中心に好調な売れ行きを示し、当ジャンルの売上を牽引いたしました。
結果、当第1四半期累計期間における刊行点数は前年同期から大幅に減少したものの、一方で電子書籍販売が大きく伸長し、当第1四半期累計期間の売上高は前年同期を上回る着地となりました。
② 漫画
当第1四半期累計期間の刊行点数は前年同期を上回る24点(前年同期比6点増)となりました。シリーズ累計560万部を突破した『ゲート』を筆頭に、ライトノベルヒット作をコミカライズした作品の続刊が堅調に推移いたしました。また、当ジャンルとの親和性が極めて高い電子書籍につきましては、新刊配信点数が増加したことに加えて、外出自粛による巣ごもり消費の拡大も影響し、売上は大幅に増加いたしました。
結果、当第1四半期累計期間の売上高は前年同期を大きく上回る着地となりました。
③ 文庫
当第1四半期累計期間の刊行点数は29点(前年同期比6点減)となりました。シリーズ累計112万部を突破した『居酒屋ぼったくり』の文庫版を刊行し、同タイトルが売上を牽引いたしました。また、「ライト文芸」ジャンルから『神さまのレストラン』を刊行する等、引き続きジャンル拡大に向けた取り組みを積極的に実施してまいりました。
しかしながら、刊行延期による刊行点数の減少を主因として、当第1四半期累計期間の売上高は前年同期を下回る結果となりました。
④ その他
当第1四半期累計期間の刊行点数は4点(前年同期比2点減)となりました。「絵本」ジャンルから、第10回絵本・児童書大賞の優秀賞受賞作である『おばけちゃんだってこわいんです』を刊行し、取り扱いジャンルの更なる強化を図ってまいりました。
しかし、刊行延期により前年同期から刊行点数が減少したことが影響し、当第1四半期累計期間の売上高は前年同期を下回る金額で着地いたしました。
以上の活動の結果、当第1四半期累計期間の売上高は1,457,553千円(前年同期比23.8%増)、営業利益は341,233千円(同14.6%増)、経常利益は342,887千円(同15.2%増)、四半期純利益は216,019千円(同15.2%増)となりました。
(注)シリーズ累計部数:同作品の続編に加え、同作品の漫画及び文庫を含む。また部数は紙書籍販売及び電子書籍販売の合計数。
(2)財政状態の分析
① 資産
当第1四半期会計期間末の流動資産は、前事業年度末と比較して56,291千円増加し、7,357,087千円となりました。これは主に、現金及び預金が増加(前事業年度末比207,472千円増)した一方で、売掛金が減少(同160,373千円減)したことによるものであります。
固定資産は、前事業年度末と比較して5,533千円減少し、308,605千円となりました。これは主に、無形固定資産に含まれるソフトウェアの償却を行ったことにより、無形固定資産が減少(同3,898千円減)したことによるものであります。
② 負債
当第1四半期会計期間末の流動負債は、前事業年度末に比べ159,876千円減少し、1,247,798千円となりました。これは主に、未払法人税等の減少(前事業年度末比134,131千円減)及び返品調整引当金の減少(同39,820千円減)によるものであります。
固定負債は、前事業年度末に比べ5,385千円減少し、53,044千円となりました。これは主に、長期借入金の減少(同5,022千円減)によるものであります。
③ 純資産
当第1四半期会計期間末の純資産は、前事業年度末に比べ216,019千円増加し、6,364,850千円となりました。これは全て、四半期純利益の計上に伴う利益剰余金の増加によるものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。