四半期報告書-第19期第3四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当第3四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期累計期間(平成30年4月1日から平成30年12月31日まで)におけるわが国経済は、企業収益の回復や雇用情勢の改善等を背景に緩やかな回復基調が続いているものの、海外経済の不確実性の懸念等により景気は依然として先行き不透明な状況で推移しております。
当社が属する出版業界におきましては、引き続き厳しい状況が続いております。出版科学研究所によると、平成30年(1月から12月まで)の紙の出版物の推定販売金額は、前年同期比5.7%減となる1兆2,921億円となりました。その内訳は、「書籍」が同2.3%減となる6,991億円、「雑誌」は同9.4%減の5,930億円となっており、「雑誌」が特に厳しい状況となっております。一方、電子出版物については、同11.9%増の2,479億円となり、堅調に成長を続けております。
こうした環境の中、インターネット発の出版の先駆者である当社は、「これまでのやり方や常識に全くとらわれず」、「良いもの面白いもの望まれるものを徹底的に追求していく」というミッションの下、インターネット時代の新しいエンターテインメントを創造することを目的とし、インターネット上で話題となっている小説・漫画等のコンテンツを書籍化する事業に取り組んでまいりました。
当第3四半期累計期間における書籍のジャンル別の概況は以下の通りであります。
① ライトノベル
当第3四半期累計期間の刊行点数は前年同期を下回る157点(前年同期比12点減)となりました。各書籍の売行きにつきましては、『とあるおっさんのVRMMO活動記』等の既存人気シリーズの続巻が堅調に推移したことに加え、『異世界ゆるり紀行』や『素材採取家の異世界旅行記』等の当社投稿サイトから誕生したタイトルの続巻が好調に推移いたしました。また、新シリーズとして新たに刊行した『装備製作系チートで異世界を自由に生きていきます』や『神に愛された子』等のタイトルは増刷となり、売上を伸ばしました。
結果、当第3四半期累計期間の売上高は前年同期を上回る金額で着地いたしました。
② 漫画
当第3四半期累計期間の刊行点数は前年同期を大幅に上回る60点(前年同期比12点増)となりました。シリーズ累計470万部を突破した主力タイトルである『ゲート』の最新刊の売行きが堅調に推移したことに加え、『異世界ゆるり紀行』や『素材採取家の異世界旅行記』等の人気シリーズの新規コミカライズが売上を牽引いたしました。また、漫画と親和性の高い電子書籍販売につきましても、大幅に伸長いたしました。
結果、当第3四半期累計期間の売上高は前年同期を大きく上回り、当第3四半期会計期間における四半期ベースの売上高は過去最高を大幅に更新いたしました。
③ 文庫
当第3四半期累計期間の刊行点数は前年同期を大きく上回る112点(前年同期比17点増)となりました。各書籍の売行きにつきましては、『居酒屋ぼったくり』、『異世界でカフェを開店しました。』等の人気シリーズが好調に推移し、売上を牽引いたしました。
また、『霧原骨董店』等、新たなジャンルである「キャラ文芸」の書籍を刊行する等、前四半期に引き続きジャンル拡大に向けた取り組みにも積極的に注力いたしました。
結果、当第3四半期累計期間の売上高は前年同期を上回る金額で着地いたしました。
④ その他
当第3四半期累計期間の刊行点数は前年同期と同数の18点となりました。当第3四半期累計期間では、絵本、ライト文芸、ビジネス書といった幅広いジャンルの書籍を刊行し、取扱いジャンルの拡大に向けた取り組みを行ってまいりました。
しかしながら、当第3四半期累計期間の売上高は前年同期を下回る結果となりました。
以上の活動の結果、当第3四半期累計期間の売上高は3,553,562千円(前年同期比18.8%増)、営業利益は978,614千円(同112.7%増)、経常利益は978,967千円(同112.7%増)、四半期純利益は626,546千円(同113.0%増)となり、特に当第3四半期会計期間においては、売上高、利益ともに過去最高を更新いたしました。
なお、平成30年1月に実施した当社ゲーム事業の譲渡に伴い、第1四半期会計期間より、報告セグメントを「出版事業」の単一セグメントに変更したため、セグメント別の記載を省略しております。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。
(2)財政状態の分析
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前事業年度末の数値で比較を行っております。
① 資産
当第3四半期会計期間末の流動資産は、前事業年度末と比較して784,057千円増加し、6,211,034千円となりました。これは主に、現金及び預金の増加(前事業年度末比754,700千円増)によるものであります。
固定資産は、前事業年度末と比較して15,249千円減少し、197,891千円となりました。これは主に、無形固定資産に含まれるソフトウェアの償却を行ったことにより、無形固定資産が減少(同14,146千円減)したことによるものであります。
② 負債
当第3四半期会計期間末の流動負債は、前事業年度末に比べ120,473千円増加し、1,311,299千円となりました。これは主に、返品率の改善に伴い返品調整引当金が減少(前事業年度末比44,344千円減)した一方で、事業が堅調に推移したことに伴い未払法人税等が増加(同159,111千円増)したことによるものであります。
固定負債は、前事業年度末に比べ21,788千円増加し、44,591千円となりました。これは主に、運転資金の調達に伴う長期借入金の増加(同22,878千円増)によるものであります。
③ 純資産
当第3四半期会計期間末の純資産は、前事業年度末に比べ626,546千円増加し、5,053,034千円となりました。これは全て、四半期純利益の計上に伴う利益剰余金の増加によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)経営成績の状況
当第3四半期累計期間(平成30年4月1日から平成30年12月31日まで)におけるわが国経済は、企業収益の回復や雇用情勢の改善等を背景に緩やかな回復基調が続いているものの、海外経済の不確実性の懸念等により景気は依然として先行き不透明な状況で推移しております。
当社が属する出版業界におきましては、引き続き厳しい状況が続いております。出版科学研究所によると、平成30年(1月から12月まで)の紙の出版物の推定販売金額は、前年同期比5.7%減となる1兆2,921億円となりました。その内訳は、「書籍」が同2.3%減となる6,991億円、「雑誌」は同9.4%減の5,930億円となっており、「雑誌」が特に厳しい状況となっております。一方、電子出版物については、同11.9%増の2,479億円となり、堅調に成長を続けております。
こうした環境の中、インターネット発の出版の先駆者である当社は、「これまでのやり方や常識に全くとらわれず」、「良いもの面白いもの望まれるものを徹底的に追求していく」というミッションの下、インターネット時代の新しいエンターテインメントを創造することを目的とし、インターネット上で話題となっている小説・漫画等のコンテンツを書籍化する事業に取り組んでまいりました。
当第3四半期累計期間における書籍のジャンル別の概況は以下の通りであります。
① ライトノベル
当第3四半期累計期間の刊行点数は前年同期を下回る157点(前年同期比12点減)となりました。各書籍の売行きにつきましては、『とあるおっさんのVRMMO活動記』等の既存人気シリーズの続巻が堅調に推移したことに加え、『異世界ゆるり紀行』や『素材採取家の異世界旅行記』等の当社投稿サイトから誕生したタイトルの続巻が好調に推移いたしました。また、新シリーズとして新たに刊行した『装備製作系チートで異世界を自由に生きていきます』や『神に愛された子』等のタイトルは増刷となり、売上を伸ばしました。
結果、当第3四半期累計期間の売上高は前年同期を上回る金額で着地いたしました。
② 漫画
当第3四半期累計期間の刊行点数は前年同期を大幅に上回る60点(前年同期比12点増)となりました。シリーズ累計470万部を突破した主力タイトルである『ゲート』の最新刊の売行きが堅調に推移したことに加え、『異世界ゆるり紀行』や『素材採取家の異世界旅行記』等の人気シリーズの新規コミカライズが売上を牽引いたしました。また、漫画と親和性の高い電子書籍販売につきましても、大幅に伸長いたしました。
結果、当第3四半期累計期間の売上高は前年同期を大きく上回り、当第3四半期会計期間における四半期ベースの売上高は過去最高を大幅に更新いたしました。
③ 文庫
当第3四半期累計期間の刊行点数は前年同期を大きく上回る112点(前年同期比17点増)となりました。各書籍の売行きにつきましては、『居酒屋ぼったくり』、『異世界でカフェを開店しました。』等の人気シリーズが好調に推移し、売上を牽引いたしました。
また、『霧原骨董店』等、新たなジャンルである「キャラ文芸」の書籍を刊行する等、前四半期に引き続きジャンル拡大に向けた取り組みにも積極的に注力いたしました。
結果、当第3四半期累計期間の売上高は前年同期を上回る金額で着地いたしました。
④ その他
当第3四半期累計期間の刊行点数は前年同期と同数の18点となりました。当第3四半期累計期間では、絵本、ライト文芸、ビジネス書といった幅広いジャンルの書籍を刊行し、取扱いジャンルの拡大に向けた取り組みを行ってまいりました。
しかしながら、当第3四半期累計期間の売上高は前年同期を下回る結果となりました。
以上の活動の結果、当第3四半期累計期間の売上高は3,553,562千円(前年同期比18.8%増)、営業利益は978,614千円(同112.7%増)、経常利益は978,967千円(同112.7%増)、四半期純利益は626,546千円(同113.0%増)となり、特に当第3四半期会計期間においては、売上高、利益ともに過去最高を更新いたしました。
なお、平成30年1月に実施した当社ゲーム事業の譲渡に伴い、第1四半期会計期間より、報告セグメントを「出版事業」の単一セグメントに変更したため、セグメント別の記載を省略しております。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。
(2)財政状態の分析
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前事業年度末の数値で比較を行っております。
① 資産
当第3四半期会計期間末の流動資産は、前事業年度末と比較して784,057千円増加し、6,211,034千円となりました。これは主に、現金及び預金の増加(前事業年度末比754,700千円増)によるものであります。
固定資産は、前事業年度末と比較して15,249千円減少し、197,891千円となりました。これは主に、無形固定資産に含まれるソフトウェアの償却を行ったことにより、無形固定資産が減少(同14,146千円減)したことによるものであります。
② 負債
当第3四半期会計期間末の流動負債は、前事業年度末に比べ120,473千円増加し、1,311,299千円となりました。これは主に、返品率の改善に伴い返品調整引当金が減少(前事業年度末比44,344千円減)した一方で、事業が堅調に推移したことに伴い未払法人税等が増加(同159,111千円増)したことによるものであります。
固定負債は、前事業年度末に比べ21,788千円増加し、44,591千円となりました。これは主に、運転資金の調達に伴う長期借入金の増加(同22,878千円増)によるものであります。
③ 純資産
当第3四半期会計期間末の純資産は、前事業年度末に比べ626,546千円増加し、5,053,034千円となりました。これは全て、四半期純利益の計上に伴う利益剰余金の増加によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。