四半期報告書-第22期第2四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当第2四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期累計期間(2021年4月1日から2021年9月30日まで)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により景気は厳しい状況にあり、感染拡大の防止策の実施やワクチン接種の促進に加え各種政策の効果や海外経済の改善もあって持ち直しの動きが続いているものの、一部で弱さが増しており、依然として先行き不透明な状況で推移しております。
当社が属する出版業界におきましては、紙と電子を合算した出版市場(推定販売金額)は、プラス成長となりました。全国出版協会・出版科学研究所によると、2021年上半期(1月から6月まで)の紙と電子出版を合算した推定販売金額は前年同期比8.6%増の8,632億円となり、その内訳は、紙の出版物については同4.2%増となる6,445億円、電子出版については同24.1%増の2,187億円と、電子出版市場が順調な成長を続けております。
こうした環境の中、インターネット発の出版の先駆者である当社は、「これまでのやり方や常識に全くとらわれず」、「良いもの面白いもの望まれるものを徹底的に追求していく」というミッションの下、インターネット時代の新しいエンターテインメントを創造することを目的とし、インターネット上で話題となっている小説・漫画等のコンテンツを書籍化する事業に取り組んでまいりました。
当第2四半期累計期間における書籍のジャンル別の概況は以下の通りであります。
① ライトノベル
当第2四半期累計期間の刊行点数は98点(前年同期比2点減)となりました。各書籍の売れ行きにつきましては、『異世界ゆるり紀行』等の人気シリーズの続刊が引き続き好調に推移いたしました。また、2021年7月からTVアニメ放送を開始した『月が導く異世界道中』の原作最新巻となる第17巻を9月に刊行し、好調な売れ行きを示したことに加え、同シリーズ既刊の電子書籍販売が大幅に伸長したことが売上を大きく牽引いたしました。
結果、当第2四半期累計期間の売上高は前年同期を上回る金額で着地いたしました。
② 漫画
当第2四半期累計期間の刊行点数は前年同期を大きく上回る69点(前年同期比15点増)となりました。ライトノベルのヒット作をコミカライズした『自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。』、『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』、『素材採取家の異世界旅行記』等、複数の人気シリーズの続刊が堅調に推移いたしました。また、当ジャンルと親和性が非常に高い電子書籍販売につきましても、これらの人気シリーズが好調に推移したことに加え、TVアニメ化した『月が導く異世界道中』が新規読者の獲得により既刊の販売数を大きく伸ばしたことから、売上は大幅に増加いたしました。
結果、当第2四半期累計期間の売上高は前年同期を大きく上回る金額で着地いたしました。
③ 文庫
当第2四半期累計期間の刊行点数は前年同期を上回る71点(前年同期比2点増)となりました。シリーズ累計126万部を突破した人気タイトル『居酒屋ぼったくり』の著者による初の時代小説『きよのお江戸料理日記』の第2巻を刊行し、同タイトルが売上を牽引いたしました。さらに、キャラ文芸ジャンルからは『迦国あやかし後宮譚』の続巻を刊行する等、引き続き取り扱いジャンルの拡大に注力してまいりました。
しかしながら、刊行計画の関係から、刊行書籍1点あたりの発行部数は前年同期に届かず、当第2四半期累計期間の売上高は前年同期を下回る結果となりました。
④ その他
当第2四半期累計期間の刊行点数は5点(前年同期比7点減)となりました。当社のWebコンテンツ大賞である第12回絵本・児童書大賞において優秀賞を受賞した絵本『だんごむしコーロコロ』を刊行し、絵本ジャンルの強化等を推進してまいりました。
しかし、刊行計画の都合上、刊行点数が前年同期から減少した影響等により、当第2四半期累計期間の売上高は前年同期を下回る金額で着地いたしました。
以上の活動の結果、当第2四半期累計期間の売上高は4,499,318千円(前年同期比18.9%増)となり、過去最高を更新いたしました。
一方利益面におきましては、当第2四半期累計期間においてテレビCM放映をはじめとした当社サービスの認知度向上に向けた大型成長投資を実施したこと等により販売費及び一般管理費が大幅に増加し、営業利益は953,685千円(同8.6%減)、経常利益は957,451千円(同8.6%減)、四半期純利益は593,620千円(同10.0%減)となりました。
なお、会計方針の変更として、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期会計期間の期首から適用しております。このため、前年同期比較は基準の異なる算定方法に基づいた数値を用いております。詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」をご参照下さい。
(注)シリーズ累計部数:同作品の続編に加え、同作品の漫画及び文庫を含み、部数は電子書籍販売数を含む。
(2)財政状態の分析
① 資産
当第2四半期会計期間末の流動資産は、前事業年度末と比較して553,932千円増加し、9,657,136千円となりました。これは主に、売掛金が増加(前事業年度末比290,297千円増)したこと並びに現金及び預金が増加(同218,923千円増)したことによるものであります。
固定資産は、前事業年度末と比較して57,511千円増加し、433,206千円となりました。これは主に、投資その他の資産が増加(同37,444千円増)したこと及び無形固定資産が増加(同21,809千円増)したことによるものであります。
② 負債
当第2四半期会計期間末の流動負債は、前事業年度末に比べ122,201千円増加し、2,075,330千円となりました。これは主に、返品調整引当金が減少(前事業年度末比307,252千円減)したこと、未払法人税等が減少(同280,999千円減)したこと及びその他が減少(同115,206千円減)した一方で、返金負債が増加(同459,007千円増)したこと及び未払金が増加(同363,375千円増)したことによるものであります。
固定負債は、前事業年度末に比べ10,693千円減少し、31,557千円となりました。これは主に、長期借入金の減少(同10,044千円減)によるものであります。
③ 純資産
当第2四半期会計期間末の純資産は、前事業年度末に比べ499,936千円増加し、7,983,454千円となりました。これは主に、四半期純利益の計上等に伴う利益剰余金の増加(前事業年度末比500,062千円増)によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における、現金及び現金同等物の残高は、前事業年度末に比べ218,923千円増加し、6,307,392千円となりました。当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは271,580千円の収入(前年同期は587,770千円の収入)となりました。主な増加要因は、税引前四半期純利益の計上及び未払金の増加によるものであります。また、主な減少要因は、売上債権の増加及び法人税等の支払によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは41,847千円の支出(前年同期は959千円の支出)となりました。主な減少要因は、無形固定資産の取得及び出資金の払込によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは10,809千円の支出(前年同期は10,770千円の支出)となりました。主な減少要因は、長期借入金の返済によるものであります。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)経営成績の状況
当第2四半期累計期間(2021年4月1日から2021年9月30日まで)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により景気は厳しい状況にあり、感染拡大の防止策の実施やワクチン接種の促進に加え各種政策の効果や海外経済の改善もあって持ち直しの動きが続いているものの、一部で弱さが増しており、依然として先行き不透明な状況で推移しております。
当社が属する出版業界におきましては、紙と電子を合算した出版市場(推定販売金額)は、プラス成長となりました。全国出版協会・出版科学研究所によると、2021年上半期(1月から6月まで)の紙と電子出版を合算した推定販売金額は前年同期比8.6%増の8,632億円となり、その内訳は、紙の出版物については同4.2%増となる6,445億円、電子出版については同24.1%増の2,187億円と、電子出版市場が順調な成長を続けております。
こうした環境の中、インターネット発の出版の先駆者である当社は、「これまでのやり方や常識に全くとらわれず」、「良いもの面白いもの望まれるものを徹底的に追求していく」というミッションの下、インターネット時代の新しいエンターテインメントを創造することを目的とし、インターネット上で話題となっている小説・漫画等のコンテンツを書籍化する事業に取り組んでまいりました。
当第2四半期累計期間における書籍のジャンル別の概況は以下の通りであります。
① ライトノベル
当第2四半期累計期間の刊行点数は98点(前年同期比2点減)となりました。各書籍の売れ行きにつきましては、『異世界ゆるり紀行』等の人気シリーズの続刊が引き続き好調に推移いたしました。また、2021年7月からTVアニメ放送を開始した『月が導く異世界道中』の原作最新巻となる第17巻を9月に刊行し、好調な売れ行きを示したことに加え、同シリーズ既刊の電子書籍販売が大幅に伸長したことが売上を大きく牽引いたしました。
結果、当第2四半期累計期間の売上高は前年同期を上回る金額で着地いたしました。
② 漫画
当第2四半期累計期間の刊行点数は前年同期を大きく上回る69点(前年同期比15点増)となりました。ライトノベルのヒット作をコミカライズした『自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。』、『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』、『素材採取家の異世界旅行記』等、複数の人気シリーズの続刊が堅調に推移いたしました。また、当ジャンルと親和性が非常に高い電子書籍販売につきましても、これらの人気シリーズが好調に推移したことに加え、TVアニメ化した『月が導く異世界道中』が新規読者の獲得により既刊の販売数を大きく伸ばしたことから、売上は大幅に増加いたしました。
結果、当第2四半期累計期間の売上高は前年同期を大きく上回る金額で着地いたしました。
③ 文庫
当第2四半期累計期間の刊行点数は前年同期を上回る71点(前年同期比2点増)となりました。シリーズ累計126万部を突破した人気タイトル『居酒屋ぼったくり』の著者による初の時代小説『きよのお江戸料理日記』の第2巻を刊行し、同タイトルが売上を牽引いたしました。さらに、キャラ文芸ジャンルからは『迦国あやかし後宮譚』の続巻を刊行する等、引き続き取り扱いジャンルの拡大に注力してまいりました。
しかしながら、刊行計画の関係から、刊行書籍1点あたりの発行部数は前年同期に届かず、当第2四半期累計期間の売上高は前年同期を下回る結果となりました。
④ その他
当第2四半期累計期間の刊行点数は5点(前年同期比7点減)となりました。当社のWebコンテンツ大賞である第12回絵本・児童書大賞において優秀賞を受賞した絵本『だんごむしコーロコロ』を刊行し、絵本ジャンルの強化等を推進してまいりました。
しかし、刊行計画の都合上、刊行点数が前年同期から減少した影響等により、当第2四半期累計期間の売上高は前年同期を下回る金額で着地いたしました。
以上の活動の結果、当第2四半期累計期間の売上高は4,499,318千円(前年同期比18.9%増)となり、過去最高を更新いたしました。
一方利益面におきましては、当第2四半期累計期間においてテレビCM放映をはじめとした当社サービスの認知度向上に向けた大型成長投資を実施したこと等により販売費及び一般管理費が大幅に増加し、営業利益は953,685千円(同8.6%減)、経常利益は957,451千円(同8.6%減)、四半期純利益は593,620千円(同10.0%減)となりました。
なお、会計方針の変更として、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期会計期間の期首から適用しております。このため、前年同期比較は基準の異なる算定方法に基づいた数値を用いております。詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」をご参照下さい。
(注)シリーズ累計部数:同作品の続編に加え、同作品の漫画及び文庫を含み、部数は電子書籍販売数を含む。
(2)財政状態の分析
① 資産
当第2四半期会計期間末の流動資産は、前事業年度末と比較して553,932千円増加し、9,657,136千円となりました。これは主に、売掛金が増加(前事業年度末比290,297千円増)したこと並びに現金及び預金が増加(同218,923千円増)したことによるものであります。
固定資産は、前事業年度末と比較して57,511千円増加し、433,206千円となりました。これは主に、投資その他の資産が増加(同37,444千円増)したこと及び無形固定資産が増加(同21,809千円増)したことによるものであります。
② 負債
当第2四半期会計期間末の流動負債は、前事業年度末に比べ122,201千円増加し、2,075,330千円となりました。これは主に、返品調整引当金が減少(前事業年度末比307,252千円減)したこと、未払法人税等が減少(同280,999千円減)したこと及びその他が減少(同115,206千円減)した一方で、返金負債が増加(同459,007千円増)したこと及び未払金が増加(同363,375千円増)したことによるものであります。
固定負債は、前事業年度末に比べ10,693千円減少し、31,557千円となりました。これは主に、長期借入金の減少(同10,044千円減)によるものであります。
③ 純資産
当第2四半期会計期間末の純資産は、前事業年度末に比べ499,936千円増加し、7,983,454千円となりました。これは主に、四半期純利益の計上等に伴う利益剰余金の増加(前事業年度末比500,062千円増)によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における、現金及び現金同等物の残高は、前事業年度末に比べ218,923千円増加し、6,307,392千円となりました。当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは271,580千円の収入(前年同期は587,770千円の収入)となりました。主な増加要因は、税引前四半期純利益の計上及び未払金の増加によるものであります。また、主な減少要因は、売上債権の増加及び法人税等の支払によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは41,847千円の支出(前年同期は959千円の支出)となりました。主な減少要因は、無形固定資産の取得及び出資金の払込によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは10,809千円の支出(前年同期は10,770千円の支出)となりました。主な減少要因は、長期借入金の返済によるものであります。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。