四半期報告書-第20期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)

【提出】
2020/02/13 15:46
【資料】
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【項目】
27項目
文中の将来に関する事項は、当第3四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期累計期間(2019年4月1日から2019年12月31日まで)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中、各種政策の効果もあって緩やかな回復基調が続いておりますが、通商問題を巡る動向、中国経済の先行き、英国EU離脱等の海外経済の動向や金融資本市場の変動による影響に加え、消費税率引上げ後の消費者マインドの動向等の懸念により、景気は依然として先行き不透明な状況で推移しております。
当社が属する出版業界におきましては、紙の出版物の市場は引き続き縮小傾向にあるものの、一方で電子出版の市場は順調な成長を続けております。出版科学研究所によると、2019年(1月から12月まで)の紙と電子出版を合算した推定販売金額は、前年比0.2%増となる1兆5,432億円となり、その内訳は、紙の出版物については同4.3%減となる1兆2,360億円、電子出版については同23.9%増の3,072億円となっております。
こうした環境の中、インターネット発の出版の先駆者である当社は、「これまでのやり方や常識に全くとらわれず」、「良いもの面白いもの望まれるものを徹底的に追求していく」というミッションの下、インターネット時代の新しいエンターテインメントを創造することを目的とし、インターネット上で話題となっている小説・漫画等のコンテンツを書籍化する事業に取り組んでまいりました。
当第3四半期累計期間における書籍のジャンル別の概況は以下の通りであります。
① ライトノベル
当第3四半期累計期間の刊行点数は149点(前年同期比8点減)となりました。『ゲート SEASON2』や『とあるおっさんのVRMMO活動記』等の当社主力タイトルの続刊や、『いずれ最強の錬金術師?』等の当社投稿サイト発の人気シリーズの続刊が好調に推移いたしました。また、電子書籍につきましては親和性の高い女性向け小説が引き続き好調を維持し、売上を牽引いたしました。
結果、当第3四半期累計期間における刊行点数が前年同期から減少したこと等により、当第3四半期累計期間の売上高は前年同期を僅かばかり下回る着地となりました。
② 漫画
当第3四半期累計期間の刊行点数は前年同期を上回る68点(前年同期比8点増)となりました。シリーズ累計490万部を突破した『ゲート』を筆頭に、人気シリーズの続刊が好調に推移いたしました。また、当ジャンルと親和性が高い電子書籍販売につきましても、人気シリーズの新刊配信により既刊書籍を含めたシリーズ全体の販売数が大きく伸び、売上は大幅に増加いたしました。
結果、当第3四半期累計期間の売上高は前年同期を大きく上回り、当第3四半期会計期間における四半期ベースの売上高は過去最高を大幅に更新いたしました。
③ 文庫
当第3四半期累計期間の刊行点数は102点(前年同期比10点減)となりました。人気シリーズ『居酒屋ぼったくり』や『Eランクの薬師』等の文庫版が好調に推移し、売上を牽引いたしました。また、『谷中・幽霊料理人』や『神様の学校』等、キャラ文芸小説の刊行に注力し、新たなジャンルの強化に取り組んでまいりました。
しかしながら、刊行点数の減少を主因として、当第3四半期累計期間の売上高は前年同期を下回る結果となりました。
④ その他
当第3四半期累計期間の刊行点数は17点(前年同期比1点減)となりました。シリーズ累計100万部を超えた『居酒屋ぼったくり』の番外編を刊行し、同タイトルが売上を牽引いたしました。また、『必ず成功する起業の心得』や『欧米エリートが使っている人類最強の伝える技術』等、ビジネス分野の書籍を積極的に刊行する等、取り扱いジャンルの拡大に向けた取り組みに注力してまいりました。
結果、当第3四半期累計期間の売上高は前年同期を上回る金額で着地いたしました。
以上の活動の結果、当第3四半期累計期間の売上高は3,979,839千円(前年同期比12.0%増)、営業利益は1,053,414千円(同7.6%増)、経常利益は1,053,221千円(同7.6%増)、四半期純利益は644,267千円(同2.8%増)となり、特に当第3四半期会計期間においては、売上高、利益ともに四半期単位で過去最高を更新いたしました。
(2)財政状態の分析
① 資産
当第3四半期会計期間末の流動資産は、前事業年度末と比較して220,780千円増加し、6,893,078千円となりました。これは主に、現金及び預金が増加(前事業年度末比136,599千円増)したこと、その他に含まれる前払費用が増加(同31,801千円増)したこと並びに仕掛品が増加(同26,314千円増)したことによるものであります。
固定資産は、前事業年度末と比較して62,257千円増加し、268,097千円となりました。これは主に、投資その他の資産が増加(同68,514千円増)したことによるものであります。
② 負債
当第3四半期会計期間末の流動負債は、前事業年度末に比べ388,260千円減少し、1,183,512千円となりました。これは主に、未払法人税等が減少(前事業年度末比340,752千円減)したこと及び返品調整引当金が減少(同56,981千円減)したことによるものであります。
固定負債は、前事業年度末に比べ27,124千円増加し、64,654千円となりました。これは主に、長期借入金の増加(同28,214千円増)によるものであります。
③ 純資産
当第3四半期会計期間末の純資産は、前事業年度末に比べ644,175千円増加し、5,913,009千円となりました。これは主に、四半期純利益の計上に伴う利益剰余金の増加(前事業年度末比644,267千円増)によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。

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