四半期報告書-第22期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当第3四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期累計期間(2021年4月1日から2021年12月31日まで)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が徐々に緩和される中で、各種政策の効果や海外経済の改善もあって持ち直しの動きが続いているものの、依然として先行き不透明な状況で推移しております。
当社が属する出版業界におきましては、紙と電子を合算した出版市場(推定販売金額)は、3年連続のプラス成長となりました。公益社団法人全国出版協会・出版科学研究所によると、2021年(1月から12月まで)の紙と電子出版を合算した推定販売金額は前年同期比3.6%増の1兆6,742億円となり、その内訳は、紙の出版物については同1.3%減の1兆2,080億円、電子出版については同18.6%増の4,662億円と、電子出版市場の拡大が続いております。
こうした環境の中、インターネット発の出版の先駆者である当社は、「これまでのやり方や常識に全くとらわれず」、「良いもの面白いもの望まれるものを徹底的に追求していく」というミッションの下、インターネット時代の新しいエンターテインメントを創造することを目的とし、インターネット上で話題となっている小説・漫画等のコンテンツを書籍化する事業に取り組んでまいりました。
当第3四半期累計期間における書籍のジャンル別の概況は以下の通りであります。
① ライトノベル
当第3四半期累計期間の刊行点数は153点(前年同期比2点増)となりました。シリーズ累計630万部を突破した当社の主力タイトル『ゲート』のシリーズ始まりのエピソードを描いた『ゲート0』を刊行し、当タイトルを筆頭に人気シリーズの続刊が好調に推移いたしました。また、電子書籍につきましては親和性の高い女性向け小説が引き続き好調を維持し、売上を牽引いたしました。
結果、当第3四半期累計期間の売上高は前年同期を上回る金額で着地いたしました。
② 漫画
当第3四半期累計期間の刊行点数は前年同期を大きく上回る106点(前年同期比18点増)となりました。各書籍の売れ行きにつきましては、『ゲート』、『THE NEW GATE』、『異世界ゆるり紀行』等、ライトノベルヒット作をコミカライズしたタイトルの続刊が堅調に推移いたしました。また、当ジャンルと親和性が非常に高い電子書籍販売につきましても、刊行点数の増加による新刊売上の増加に加え、新刊配信に伴って同シリーズの既刊売上が伸長したこと等により、売上は大幅に増加いたしました。
結果、当第3四半期累計期間の売上高は前年同期を大きく上回る金額で着地いたしました。
③ 文庫
当第3四半期累計期間の刊行点数は前年同期と同数の107点となりました。『ゲートSEASON2』、『ほっといて下さい』等のライトノベル人気作の文庫版が堅調に推移し、売上を牽引いたしました。さらに、キャラ文芸ジャンルから『あやかし鬼嫁婚姻譚』を刊行し、好調な売れ行きを示す等、引き続き取り扱いジャンルの拡大にも注力してまいりました。
しかし、刊行計画の関係から、刊行書籍1点あたりの発行部数は前年同期に及ばず、当第3四半期累計期間の売上高は前年同期を下回る結果となりました。
④ その他
当第3四半期累計期間の刊行点数は8点(前年同期比9点減)となりました。絵本ジャンルから、「第10回絵本・児童書大賞」の特別賞受賞作『メロンパンツ』、「絵本ひろば第1回読み聞かせ絵本大賞」の大賞受賞作『だいかぞく』を刊行し、同ジャンルの強化に注力してまいりました。また、当社Webサイトで人気のビジネス連載を書籍化した『人事はあなたのココを見ている!』を刊行する等、特定ジャンルに依存しない幅広いジャンルにおける書籍刊行を推進いたしました。
しかしながら、刊行計画の都合上、刊行点数が前年同期から減少した影響により、当第3四半期累計期間の売上高は前年同期を下回る金額で着地いたしました。
以上の活動の結果、当第3四半期累計期間の売上高は6,981,346千円(前年同期比22.0%増)となりました。
利益面におきましては、主に第2四半期会計期間に実施したテレビCM放映をはじめとした当社サービスの認知度向上に向けた大型成長投資により販売費及び一般管理費が大幅に増加しましたが、当第3四半期累計期間における売上高の増加により、営業利益は1,671,730千円(同4.8%増)、経常利益は1,677,824千円(同4.8%増)、四半期純利益は1,040,760千円(同3.2%増)と前年同期を上回る金額で着地いたしました。
また、特に当第3四半期会計期間において、営業利益、経常利益及び四半期純利益は、四半期単位でそれぞれ過去最高を更新いたしました。
なお、会計方針の変更として、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期会計期間の期首から適用しております。このため、前年同期比較は基準の異なる算定方法に基づいた数値を用いております。詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」をご参照下さい。
(注)シリーズ累計部数:同作品の続編に加え、同作品の漫画及び文庫を含み、部数は電子書籍販売数を含む。
(2)財政状態の分析
① 資産
当第3四半期会計期間末の流動資産は、前事業年度末と比較して616,845千円増加し、9,720,049千円となりました。これは主に、現金及び預金が増加(前事業年度末比313,566千円増)したこと並びに売掛金が増加(同259,965千円増)したことによるものであります。
固定資産は、前事業年度末と比較して39,821千円増加し、415,515千円となりました。これは主に、投資その他の資産が増加(同19,370千円増)したこと及び無形固定資産が増加(同18,100千円増)したことによるものであります。
② 負債
当第3四半期会計期間末の流動負債は、前事業年度末に比べ275,101千円減少し、1,678,028千円となりました。これは主に、未払法人税等が減少(前事業年度末比448,428千円減)したこと及び返品調整引当金が減少(同307,252千円減)した一方で、返金負債が増加(同427,503千円増)したこと及び未払金が増加(同96,006千円増)したことによるものであります。
固定負債は、前事業年度末に比べ15,202千円減少し、27,048千円となりました。これは主に、長期借入金の減少(同14,226千円減)によるものであります。
③ 純資産
当第3四半期会計期間末の純資産は、前事業年度末に比べ946,969千円増加し、8,430,487千円となりました。これは主に、四半期純利益の計上等に伴う利益剰余金の増加(前事業年度末比947,203千円増)によるものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)経営成績の状況
当第3四半期累計期間(2021年4月1日から2021年12月31日まで)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が徐々に緩和される中で、各種政策の効果や海外経済の改善もあって持ち直しの動きが続いているものの、依然として先行き不透明な状況で推移しております。
当社が属する出版業界におきましては、紙と電子を合算した出版市場(推定販売金額)は、3年連続のプラス成長となりました。公益社団法人全国出版協会・出版科学研究所によると、2021年(1月から12月まで)の紙と電子出版を合算した推定販売金額は前年同期比3.6%増の1兆6,742億円となり、その内訳は、紙の出版物については同1.3%減の1兆2,080億円、電子出版については同18.6%増の4,662億円と、電子出版市場の拡大が続いております。
こうした環境の中、インターネット発の出版の先駆者である当社は、「これまでのやり方や常識に全くとらわれず」、「良いもの面白いもの望まれるものを徹底的に追求していく」というミッションの下、インターネット時代の新しいエンターテインメントを創造することを目的とし、インターネット上で話題となっている小説・漫画等のコンテンツを書籍化する事業に取り組んでまいりました。
当第3四半期累計期間における書籍のジャンル別の概況は以下の通りであります。
① ライトノベル
当第3四半期累計期間の刊行点数は153点(前年同期比2点増)となりました。シリーズ累計630万部を突破した当社の主力タイトル『ゲート』のシリーズ始まりのエピソードを描いた『ゲート0』を刊行し、当タイトルを筆頭に人気シリーズの続刊が好調に推移いたしました。また、電子書籍につきましては親和性の高い女性向け小説が引き続き好調を維持し、売上を牽引いたしました。
結果、当第3四半期累計期間の売上高は前年同期を上回る金額で着地いたしました。
② 漫画
当第3四半期累計期間の刊行点数は前年同期を大きく上回る106点(前年同期比18点増)となりました。各書籍の売れ行きにつきましては、『ゲート』、『THE NEW GATE』、『異世界ゆるり紀行』等、ライトノベルヒット作をコミカライズしたタイトルの続刊が堅調に推移いたしました。また、当ジャンルと親和性が非常に高い電子書籍販売につきましても、刊行点数の増加による新刊売上の増加に加え、新刊配信に伴って同シリーズの既刊売上が伸長したこと等により、売上は大幅に増加いたしました。
結果、当第3四半期累計期間の売上高は前年同期を大きく上回る金額で着地いたしました。
③ 文庫
当第3四半期累計期間の刊行点数は前年同期と同数の107点となりました。『ゲートSEASON2』、『ほっといて下さい』等のライトノベル人気作の文庫版が堅調に推移し、売上を牽引いたしました。さらに、キャラ文芸ジャンルから『あやかし鬼嫁婚姻譚』を刊行し、好調な売れ行きを示す等、引き続き取り扱いジャンルの拡大にも注力してまいりました。
しかし、刊行計画の関係から、刊行書籍1点あたりの発行部数は前年同期に及ばず、当第3四半期累計期間の売上高は前年同期を下回る結果となりました。
④ その他
当第3四半期累計期間の刊行点数は8点(前年同期比9点減)となりました。絵本ジャンルから、「第10回絵本・児童書大賞」の特別賞受賞作『メロンパンツ』、「絵本ひろば第1回読み聞かせ絵本大賞」の大賞受賞作『だいかぞく』を刊行し、同ジャンルの強化に注力してまいりました。また、当社Webサイトで人気のビジネス連載を書籍化した『人事はあなたのココを見ている!』を刊行する等、特定ジャンルに依存しない幅広いジャンルにおける書籍刊行を推進いたしました。
しかしながら、刊行計画の都合上、刊行点数が前年同期から減少した影響により、当第3四半期累計期間の売上高は前年同期を下回る金額で着地いたしました。
以上の活動の結果、当第3四半期累計期間の売上高は6,981,346千円(前年同期比22.0%増)となりました。
利益面におきましては、主に第2四半期会計期間に実施したテレビCM放映をはじめとした当社サービスの認知度向上に向けた大型成長投資により販売費及び一般管理費が大幅に増加しましたが、当第3四半期累計期間における売上高の増加により、営業利益は1,671,730千円(同4.8%増)、経常利益は1,677,824千円(同4.8%増)、四半期純利益は1,040,760千円(同3.2%増)と前年同期を上回る金額で着地いたしました。
また、特に当第3四半期会計期間において、営業利益、経常利益及び四半期純利益は、四半期単位でそれぞれ過去最高を更新いたしました。
なお、会計方針の変更として、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期会計期間の期首から適用しております。このため、前年同期比較は基準の異なる算定方法に基づいた数値を用いております。詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」をご参照下さい。
(注)シリーズ累計部数:同作品の続編に加え、同作品の漫画及び文庫を含み、部数は電子書籍販売数を含む。
(2)財政状態の分析
① 資産
当第3四半期会計期間末の流動資産は、前事業年度末と比較して616,845千円増加し、9,720,049千円となりました。これは主に、現金及び預金が増加(前事業年度末比313,566千円増)したこと並びに売掛金が増加(同259,965千円増)したことによるものであります。
固定資産は、前事業年度末と比較して39,821千円増加し、415,515千円となりました。これは主に、投資その他の資産が増加(同19,370千円増)したこと及び無形固定資産が増加(同18,100千円増)したことによるものであります。
② 負債
当第3四半期会計期間末の流動負債は、前事業年度末に比べ275,101千円減少し、1,678,028千円となりました。これは主に、未払法人税等が減少(前事業年度末比448,428千円減)したこと及び返品調整引当金が減少(同307,252千円減)した一方で、返金負債が増加(同427,503千円増)したこと及び未払金が増加(同96,006千円増)したことによるものであります。
固定負債は、前事業年度末に比べ15,202千円減少し、27,048千円となりました。これは主に、長期借入金の減少(同14,226千円減)によるものであります。
③ 純資産
当第3四半期会計期間末の純資産は、前事業年度末に比べ946,969千円増加し、8,430,487千円となりました。これは主に、四半期純利益の計上等に伴う利益剰余金の増加(前事業年度末比947,203千円増)によるものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。