四半期報告書-第19期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境が改善する中で、景気は緩やかな回復基調が続いておりますが、米中貿易摩擦の長期化、英国のEU離脱問題、中東情勢の緊迫化など世界経済の不確実性に対する懸念から、先行きは不透明な状況にあります。
当社グループの顧客が属する医薬品業界では、世界人口の増加と新興国の所得水準の向上を背景として市場は成長しておりますが、特許切れによる後発薬の台頭、新薬開発の長期化等により製薬企業の収益性は厳しさを増しております。一方で、潤沢な資金を持つ大手製薬企業は、新たな収益源を求めて有望なパイプラインには積極的に投資する等、M&Aによる業界再編が活発な状況にあります。このような状況を背景に、製薬企業では新薬開発を迅速かつ効率的に実施するために、臨床試験等の開発業務を外部のCRO(開発業務受託機関)へ委託するケースが増えており、当社がターゲットとしている前臨床試験におきましても製薬企業の外部委託は拡大傾向にあります。
このような状況のもと、当社グループはマウスの肝臓の70%以上がヒトの肝細胞に置き換えられたヒト肝細胞キメラマウス(当社製品名:PXBマウス)を用いた受託試験サービスを提供しており、世界の大手製薬企業が研究開発拠点を置く米国を中心とした海外市場の拡大に注力してまいりました。
現在、肝炎関連試験が主力となっている薬効薬理分野においては、一部海外製薬企業の開発状況に停滞感が見られ、前期から続いていた良好な受注環境は一服しました。また、上半期に予定していた受託試験のずれ込みも発生したことから、売上高は前年同期を下回る水準となりました。一方、多くの新薬が対象となることから当社グループの成長分野として位置付ける安全性等分野においては、海外市場で核酸医薬品関連の受注が伸びており、受注高及び売上高は前年同期を上回っております。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は521,862千円(前年同期比22.3%増)、営業損失は165,039千円(前年同期は営業損失265,588千円)、経常損失は155,437千円(前年同期は経常損失249,858千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は156,752千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失251,056千円)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は1,098,382千円となり、前連結会計年度末に比べ36,620千円減少いたしました。これは主に仕掛品が45,797千円増加した一方で、売掛金が103,548千円減少したことによるものです。また固定資産は837,177千円となり、前連結会計年度末に比べ66,881千円増加いたしました。これは主に一部在外子会社においてIFRS第16号「リース」の適用に伴い、使用権資産が81,305千円増加した一方で、のれん償却額等の計上によりのれんが13,097千円減少したことによるものです。この結果、資産合計は1,935,560千円となり、前連結会計年度末に比べ30,261千円増加となりました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は428,772千円となり、前連結会計年度末に比べ124,388千円増加いたしました。これは主に前受金が110,941千円増加したことによるものです。また固定負債は107,632千円となり、前連結会計年度末に比べ49,372千円増加いたしました。これは主にリース債務の増加によりその他が59,342千円増加したことによるものです。この結果、負債合計は536,404千円となり、前連結会計年度末に比べ173,761千円増加となりました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は1,399,155千円となり、前連結会計年度末に比べ143,500千円減少いたしました。これは主に譲渡制限付株式の発行により資本金が5,412千円、資本剰余金が5,412千円、それぞれ増加した一方で、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上により利益剰余金が156,752千円減少したことによるものです。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,223千円減少し、655,466千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は34,327千円(前年同期は89,353千円の使用)となりました。これは主に税金等調整前四半期純損失155,546千円があった一方で、前受金の増加110,941千円、売上債権の減少103,678千円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は757千円(前年同期は8,737千円)となりました。これは主に子会社になったKMT Hepatech,Inc.株式の取得価格修正による収入14,594千円があった一方で、有形固定資産の取得による支出15,577千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は30,023千円(前年同期は32,234千円)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出16,002千円、リース債務の返済による支出12,253千円があったことによるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、105,579千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境が改善する中で、景気は緩やかな回復基調が続いておりますが、米中貿易摩擦の長期化、英国のEU離脱問題、中東情勢の緊迫化など世界経済の不確実性に対する懸念から、先行きは不透明な状況にあります。
当社グループの顧客が属する医薬品業界では、世界人口の増加と新興国の所得水準の向上を背景として市場は成長しておりますが、特許切れによる後発薬の台頭、新薬開発の長期化等により製薬企業の収益性は厳しさを増しております。一方で、潤沢な資金を持つ大手製薬企業は、新たな収益源を求めて有望なパイプラインには積極的に投資する等、M&Aによる業界再編が活発な状況にあります。このような状況を背景に、製薬企業では新薬開発を迅速かつ効率的に実施するために、臨床試験等の開発業務を外部のCRO(開発業務受託機関)へ委託するケースが増えており、当社がターゲットとしている前臨床試験におきましても製薬企業の外部委託は拡大傾向にあります。
このような状況のもと、当社グループはマウスの肝臓の70%以上がヒトの肝細胞に置き換えられたヒト肝細胞キメラマウス(当社製品名:PXBマウス)を用いた受託試験サービスを提供しており、世界の大手製薬企業が研究開発拠点を置く米国を中心とした海外市場の拡大に注力してまいりました。
現在、肝炎関連試験が主力となっている薬効薬理分野においては、一部海外製薬企業の開発状況に停滞感が見られ、前期から続いていた良好な受注環境は一服しました。また、上半期に予定していた受託試験のずれ込みも発生したことから、売上高は前年同期を下回る水準となりました。一方、多くの新薬が対象となることから当社グループの成長分野として位置付ける安全性等分野においては、海外市場で核酸医薬品関連の受注が伸びており、受注高及び売上高は前年同期を上回っております。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は521,862千円(前年同期比22.3%増)、営業損失は165,039千円(前年同期は営業損失265,588千円)、経常損失は155,437千円(前年同期は経常損失249,858千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は156,752千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失251,056千円)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は1,098,382千円となり、前連結会計年度末に比べ36,620千円減少いたしました。これは主に仕掛品が45,797千円増加した一方で、売掛金が103,548千円減少したことによるものです。また固定資産は837,177千円となり、前連結会計年度末に比べ66,881千円増加いたしました。これは主に一部在外子会社においてIFRS第16号「リース」の適用に伴い、使用権資産が81,305千円増加した一方で、のれん償却額等の計上によりのれんが13,097千円減少したことによるものです。この結果、資産合計は1,935,560千円となり、前連結会計年度末に比べ30,261千円増加となりました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は428,772千円となり、前連結会計年度末に比べ124,388千円増加いたしました。これは主に前受金が110,941千円増加したことによるものです。また固定負債は107,632千円となり、前連結会計年度末に比べ49,372千円増加いたしました。これは主にリース債務の増加によりその他が59,342千円増加したことによるものです。この結果、負債合計は536,404千円となり、前連結会計年度末に比べ173,761千円増加となりました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は1,399,155千円となり、前連結会計年度末に比べ143,500千円減少いたしました。これは主に譲渡制限付株式の発行により資本金が5,412千円、資本剰余金が5,412千円、それぞれ増加した一方で、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上により利益剰余金が156,752千円減少したことによるものです。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,223千円減少し、655,466千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は34,327千円(前年同期は89,353千円の使用)となりました。これは主に税金等調整前四半期純損失155,546千円があった一方で、前受金の増加110,941千円、売上債権の減少103,678千円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は757千円(前年同期は8,737千円)となりました。これは主に子会社になったKMT Hepatech,Inc.株式の取得価格修正による収入14,594千円があった一方で、有形固定資産の取得による支出15,577千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は30,023千円(前年同期は32,234千円)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出16,002千円、リース債務の返済による支出12,253千円があったことによるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、105,579千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。