有価証券報告書-第11期(平成29年7月1日-平成30年6月30日)

【提出】
2018/09/28 9:52
【資料】
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【項目】
97項目
(業績等の概要)
(1) 経営成績等の状況の概要
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府や日本銀行主導による経済対策、金融緩和策により、企業業績の改善や堅調な雇用環境が続き、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で新興国の景気下振れの懸念や、米国政権による保護主義政策の動向、欧州、中東、東アジアにおける地政学リスクの高まり等により、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いております。
売業界におきましては、スポーツ用多目的車(SUV)の販売好調、各メーカーによるプラグインハイブリッド、クリーンディーゼル等の環境性能に優れた車種や、自動ブレーキ技術、自動運転等の先進の安全技術の投入により、自動車の高度化・多様化といった国内消費者ニーズに合致し、当連結会計年度の外国メーカー車の新車登録台数は、306,894台(対前年同期比2.1%増加)と増加しました。(出典:日本自動車輸入組合HP 統計情報輸入車登録台数の推移)
このような経営環境の下、当社グループにおきましては、平成29年9月に連結子会社のチェッカーモータース株式会社にて「アルファ ロメオ世田谷、フィアット/アバルト世田谷」を、帝欧オート株式会社にて「ボルボ・カー福岡南」を、それぞれリニューアルオープン、平成30年1月にチェッカーモータース株式会社にて「アルファ ロメオ大田」を新規オープン、「ジープ久留米」をリニューアルオープンいたしました。また、平成29年11月にはポルシェジャパン株式会社の正規ディーラー事業運営を目的に、当社100%出資の連結子会社としてウイルプラスアインス株式会社を設立いたしました。平成30年3月にはチェッカーモータース株式会社がジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社との間で正規ディーラー契約を締結し、同年4月に同社にて、更なる業容拡大及び収益基盤の強化を目的とし「ジャガー・ランドローバー湘南」の事業を譲り受けいたしました。
当社グループでは引き続き、車輌販売のみならず、車輌整備や損害保険の代理店業といった周辺事業においても業容の拡大に注力するとともに、更なる経費削減や人員の適正配置による効率化を図ってまいりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は25,770百万円(前期比9.3%増加)、営業利益は1,261百万円(前期比4.3%増加)、経常利益は1,255百万円(前期比4.8%増加)、親会社株主に帰属する当期純利益は815百万円(前期比9.6%増加)となり、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は前期を上回る結果となりました。
また、当連結会計年度末における資産合計は、主に商品と有形固定資産の増加により前連結会計年度末に比べ1,957百万円増加の11,312百万円となりました。負債合計は前連結会計年度末に比べ1,306百万円増加し、6,518百万円となりました。これは主に長期借入金及び買掛金の増加によるものであります。純資産は前連結会計年度末に比べ651百万円増加の4,793百万円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より47百万円(前期比131.0%)増加し、1,463百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
ります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により使用した資金は、161百万円(前連結会計年度は441百万円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が1,256百万円、減価償却費が553百万円、のれんの償却額が95百万円、仕入債務が206百万円等の資金増加要因があった一方で、たな卸資産の増加が1,848百万円、法人税の支払額が482百万円あったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、454百万円(前連結会計年度は672百万円の使用)となりました。これは主に、新規出店や店舗改装に伴う固定資産の取得に支出が254百万円、ジャガー・ランドローバーのディーラー事業譲受けに伴い商品等の取得が168百万円あったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、663百万円となりました。(前連結会計年度は267百万円の獲得)これは、短期借入による収入が300百万円、長期借入れによる収入が1,000百万円、新株予約権権利行使による収入が49百万円あった一方で、長期借入金の返済が471百万円、業績連動型役員株式報酬制度導入に伴う自己株式の取得が79百万円、配当金の支払額が133百万円あったこと等によるものであります。
③生産、受注及び販売の状況
当社グループは、輸入車販売関連事業の単一セグメントであり、商品品目別に記載しております。
(A) 仕入実績
当連結会計年度における仕入実績を品目ごとに示すと、次のとおりであります。
品目の名称仕入高(千円)前期比
(%)
新車16,549,722115.4
中古車2,595,431106.5
その他1,636,26595.3
合計20,781,420112.4

(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(B) 販売実績
当連結会計年度における販売実績を品目ごとに示すと、次のとおりであります。
品目の名称販売高(千円)前期比
(%)
新車12,955,162110.2
中古車5,209,878112.3
業販2,814,948107.7
車輌整備3,481,418106.6
その他1,308,988101.3
合計25,770,396109.3

(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.主な相手先別販売実績及び当該販売実績に対する割合については、その割合が100分の10以上に該当する相手先がないため、記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
当連結会計年度の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、以下のとおりであります。
なお、本項における将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表及び財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成にあたりましては、連結会計年度末における資産・負債及び連結会計年度の収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える会計上の見積りが必要となります。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、これらの見積りと異なる可能性があります。
なお、連結財務諸表の作成にあたり重要となる会計方針については、「第5 経理の状況」中、「1(1)連結財務諸表等」の「注記事項」に記載しております。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
A)経営成績等の状況に関する分析
(売上高)
当連結会計年度におきましては、「アルファ ロメオ大田」の新規出店や、ジャガー・ランドローバーのディーラー事業譲り受けにより新たなブランドの取扱いを始める等、着実に事業規模の拡大を図ってまいりました。また、店舗数や取扱いブランドが増加したことに加え、CS向上を図る取組みによる管理顧客の増加等により、自動車整備や損害保険代理店等の事業も堅調に推移いたしました。この結果、車輌販売、自動車整備、損害保険代理店業それぞれの売上高が前連結会計年度を上回り、連結売上高は前期比9.3%増加の25,770百万円となりました。
(営業利益)
当連結会計年度における販売費及び一般管理費は前期比10.6%増加の4,174百万円となりました。販売費及び一般管理費の増加要因は、新規出店や店舗改装等に伴う費用の発生や、これら新規店舗内装設備等の取得並びに保有するデモカーの種類が増加したこと等により減価償却費が前期比増となったこと、また店舗数増加に伴う人員数の増加により人件費が前期比増となったこと等によるものであります。この結果、営業利益は前期比4.3%増加の1,261百万円となりました。
(経常利益)
当連結会計年度における営業外収益は前期比4百万円増加の9百万円となりました。これは主に受取保険金の増加によるものであります。営業外費用は、前期比9.3%減少の15百万円となり、この結果、経常利益は前期比4.8%増加の1,255百万円となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
当連結会計年度における特別利益は、ジャガー・ランドローバーの事業譲受に伴う負ののれん発生益を計上したことにより、前期比14百万円の増加となりました。特別損失は、前期比21.2%減少の13百万円となりました。これは当連結会計年度において一部の営業店舗について減損損失を計上したものの、当連結会計年度に実施した店舗店舗改装が前連結会計年度に改装した店舗に比して比較的小規模であったため、固定資産除却損が8百万円減少したことによるものであります。この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前年比9.6%増加の815百万円となりました。
B)財政状態及びキャッシュフローの状況に関する分析
a)財政状態の分析
(資産)
当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末に比べて1,463百万円増加し、7,352百万円となりました。これは主に商品が1,186百万円増加したこと等によるものであります。
当連結会計年度末における固定資産は、前連結会計年度末に比べて494百万円増加し、3,959百万円となりました。これは主に新規出店や店舗改装に伴う店舗設備の取得により、有形固定資産が562百万円増加した一方で、のれんが償却により100百万円減少したこと等によるものであります。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末に比べて816百万円増加し、5,215百万円となりました。これは商品仕入の増加により買掛金が216百万円増加、短期借入金並びに1年内返済予定長期借入金がそれぞれ300百万円、88百万円増加、また業容の拡大に伴い前受金が104百万円増加したこと等によるものであります。
当連結会計年度末における固定負債は、前連結会計年度末に比べて490百万円増加し、1,302百万円となりました。これは主に長期借入金が440百万円増加、また店舗設備の新規取得に伴い資産除去債務が36百万円増加したこと等によるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べて651百万円増加し、4,793百万円となりました。これは利益剰余金が親会社株主に帰属する当期純利益の計上により815百万円増加した一方で、配当金の支払が134百万円あったこと等によるものであります。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度比1.9ポイント減少し、42.4%となりました。
b)キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況については、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。
C)資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の資本政策としましては、当社グループの業容の拡大に向けた財務体質の強化及びM&A資金並びに店舗設備等への投資のために内部留保の拡充を図りながら、株主の皆様への還元も安定的に継続して実施していくことしております。
当社グループの主な資金需要は、商品仕入れや人件費等の費用等に係る運転資金と店舗設備投資用資金であります。これらの資金需要については、営業キャッシュフローである自己資金により充当することを基本的な方針としておりますが、多額な店舗投資やM&A等の戦略的投資については、必要に応じて金融機関からの借入を実施しております。
また、複数の金融機関との間で当座貸越契約を締結しており、機動的な戦略的投資ができる体制となっております。
D)経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)目標とする経営指標」に記載しております。

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