有価証券報告書-第14期(令和2年7月1日-令和3年6月30日)

【提出】
2021/09/29 9:59
【資料】
PDFをみる
【項目】
123項目
(業績等の概要)
(1) 経営成績等の状況の概要
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により経済活動の停滞が長期化し、極めて厳しい状況が続きました。ワクチン接種の普及により収束が期待されたものの、変異株による感染の再拡大や、半導体不足による自動車関連産業への影響が懸念されるなど、依然として先行き不透明な状況が続いております。
当社グループにおきましては、店舗における感染防止対策を徹底するとともに、営業時間の短縮やWeb会議等の活用、在宅勤務の拡充などのコロナ禍に適応した業務運営を継続しながら、事業活動を行ってまいりました。
2020年12月に、「ジャガー・ランドローバー・アプルーブド湘南」「ジャガー・ランドローバー湘南サービス」を新築移転、2021年2月にMINI正規ディーラーとして福岡東地区の初出店となる「MINI NEXT福岡東」を、また、神奈川県に広域からアクセスが可能な好立地に「ジャガー・ランドローバー相模原」をそれぞれ新規オープンいたしました。更に同年2月「フィアット/アバルト平塚」を移転改装オープンし、3月には「ジープ藤沢湘南」、「アルファロメオ藤沢湘南」をリニューアルオープン、5月に「フィアット/アバルト池袋」をリニューアルオープンする等、グループ内の資産を有効に活用しながら積極的な店舗投資を行ってまいりました。これらは全て各ブランドの最新CIに準拠する店舗となっており、最新の店舗での商談や試乗という特別感のある体験を提供することによって、お客様満足度の向上を図っております。
車輌販売につきましては、世界的な感染症拡大により新車の供給時期の遅れの影響があったものの、店舗投資効果に加え、ジャガー・ランドローバーやポルシェブランドのニューモデルの販売が堅調に推移し、車輌売上高は前期比18.6%増加の34,378百万円となりました。店舗数や車輌売上高の増加に伴い、ストック型ビジネスである車輌整備や保険手数料収入も前期比増となり、連結売上高は前期比16.3%増加の40,776百万円と過去最高となりました。
比較的原価率の低い中古車売上の割合が増加したことや、利益率改善を図る取組みを継続したこと等により、売上総利益は前期比20.8%増加の8,255百万円となり、営業利益は前期比97.3%増加の2,290百万円、経常利益は92.3%増加の2,301百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比91.1%増加の1,533百万円と、利益面でも過去最高となりました。
当連結会計年度における資産合計は、主に商品が減少した一方で現金及び預金や有形固定資産の増加により前期比326百万円増加の16,972百万円となりました。買掛金や借入金の減少により負債合計は前連結会計年度末に比べ1,080百万円減少の9,441百万円となりました。純資産は前連結会計年度末に比べ1,407百万円増加の7,530百万円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より854百万円(前期比33.9%)増加し、3,376百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により獲得した資金は、2,890百万円(前連結会計年度は1,717百万円の獲得)となりました。これは、資金の減少要因である仕入債務の減少が1,121百万円、法人税等の支払額が385百万円あったものの、税引等調整前当期純利益が2,313百万円、減価償却費が1,100百万円、たな卸資産の減少が176百万円、前受金の増加が546百万円、のれんの償却額が73百万円の資金の増加要因があったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、676百万円(前連結会計年度は1,201百万円の使用)となりました。これは、移転やCI変更による店舗改装に伴う固定資産の取得による支出が708百万円、店舗移転等による敷金及び保証金の支出が41百万円あった一方で、M&Aで事業継承した際に取得した土地を売却したことによる収入が83百万円あったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は1,359百万円(前連結会計年度は594百万円の獲得)となりました。これは主に、短期借入金の返済が700百万円、長期借入金の返済が531百万円、配当金の支払額が133百万円あったこと等によるものであります。
③生産、受注及び販売の状況
当社グループは、輸入車販売関連事業の単一セグメントであり、商品品目別に記載しております。
(A) 仕入実績
当連結会計年度における仕入実績を品目ごとに示すと、次のとおりであります。
品目の名称仕入高(千円)前期比(%)
新車21,894,066100.5
中古車5,917,681195.9
その他2,262,255112.4
合計30,074,003112.2

(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(B) 販売実績
当連結会計年度における販売実績を品目ごとに示すと、次のとおりであります。
品目の名称販売高(千円)前期比(%)
新車20,477,945115.3
中古車10,238,126130.0
業販3,662,648109.5
車輌小計34,378,721118.6
車輌整備4,709,070106.4
その他1,688,491101.4
合計40,776,283116.3

(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.主な相手先別販売実績及び当該販売実績に対する割合については、その割合が100分の10以上に該当する相手先がないため、記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
当連結会計年度の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、以下のとおりであります。
なお、本項における将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものであります。
①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
A)経営成績等の状況に関する分析
(売上高)
当連結会計年度におきましては、店舗投資効果に加え、ジャガー・ランドローバーブランドやポルシェブランドのニューモデルの販売が堅調に推移し、新車売上高は前期比15.3%増加の20,477百万円となりました。また、安全な移動手段としての自動車への関心の高まりや、新車の供給時期が不安定だったこと等により、中古車売上高は前期比30.0%増の10,238百万円、車輌売上高合計では前期比18.6%増の34,378百万円となりました。
車輌売上高の増加に伴い、ストック型ビジネスである車輌整備や保険代理店手数料も前期比増となり、売上高は前期比16.3%増加の40,776百万円と過去最高となりました。
(営業利益)
当連結会計年度における売上総利益は、売上高の増加に伴う増加に加え、比較的原価率の低い中古車売上高の全体に占める割合が増加したことや、利益改善を図る取組みを継続したこと等により、前期比20.8%増加の8,255百万円となりました。販売費及び一般管理費は、店舗数や人員数の増加に伴う人件費、地代家賃が前期比増となったほか、店舗出店や改装に伴う費用の発生等により5.1%増加の5,965百万円となりましたが、新型コロナウイルス感染防止のため、会議や研修の大半をWeb上で実施したこと等により旅費交通費や研修費が減少したことに加え、書類の電子化や従来の業務フローの見直し等により業務効率化を図り、無駄の削減に取り組んだ結果、販管比率は前期比1.6ポイント減少の14.6%となりました。この結果、営業利益は、前期比97.3%増加の2,290百万円となりました。
(経常利益)
当連結会計年度における営業外収益は、主に、店舗取得に伴う支援金収入の減少により前期比51.9%減少の26百万円となりました。営業外費用は、主に、借入金の減少に伴い支払利息が減少したこと等により前期比20.5%減少の14百万円となりました。この結果、経常利益は前期比92.3%増加の2,301百万円となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
当連結会計年度における特別利益は、M&Aで事業継承した際に取得した土地を売却したことにより固定資産売却益13百万円が発生いたしました。特別損失は、店舗の改装や移転に伴い固定資産除却損が発生いたしましたが、前連結会計年度は仮店舗からの移転等により固定資産除却損の金額が大きかったため、前期比81.6%減少の1百万円となりました。この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前年比91.1%増加の1,533百万円となりました。
B)財政状態及びキャッシュ・フローの状況に関する分析
a)財政状態の分析
資産、負債及び純資産の状況は、以下のとおりであります。
(資産)
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ、326百万円増加し、16,972百万円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べ、219百万円増加し、9,488百万円となりました。これは、新車供給が不安定なことや、中古車市場の活況により商品が760百万円減少した一方で、業容の拡大に伴い、原材料及び貯蔵品、仕掛品等が増加、現金及び預金が854百万円増加したこと等によるものであります。
固定資産は前連結会計年度末に比べ107百万円増加し、7,483百万円となりました。これは新規出店や移転改装に伴う店舗設備の取得により有形固定資産が191百万円増加した一方で、償却によりのれんが73百万円減少したこと等によるものであります。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べ750百万円減少し、8,510百万円となりました。これは主に、お客様からの受注が増加していることに伴い前受金が546百万円増加、業容の拡大により未払法人税等、未払消費税等がそれぞれ355百万円、158百万円増加した一方で、資金の回転率を改善する取組みにより買掛金が1,122百万円減少、短期借入金及び1年内返済予定長期借入金が700百万円、103百万円それぞれ減少したことによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ330百万円減少し、930百万円となりました。これは、店舗設備等の取得に伴う資産除去債務が78百万円増加、目標に対する営業利益の達成度が高かったことにより役員株式給付引当金が21百万円増加した一方で、約定返済により長期借入金が428百万円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
純資産は、前連結会計年度末に比べ、1,407百万円増加し、7,530百万円となりました。これは、新株予約権の権利行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ4百万円増加したこと、また、配当金支払が133百万円あったものの、親会社株主に帰属する当期純利益が1,533百万円あったことにより利益剰余金が増加したこと等によるものであります。
b)キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況については、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。
C)資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の資本政策としましては、当社グループの業容の拡大に向けた財務体質の強化及びM&A資金並びに店舗設備等への投資のために内部留保の拡充を図りながら、株主の皆様への還元も安定的に継続して実施していくこととしております。
当社グループの主な資金需要は、商品仕入れや人件費等の費用等に係る運転資金と店舗設備投資用資金であります。これらの資金需要については、営業キャッシュ・フローである自己資金により充当することを基本的な方針としておりますが、多額な店舗投資やM&A等の戦略的投資については、必要に応じて金融機関からの借入を実施しております。
また、複数の金融機関との間で当座貸越契約を締結しており、機動的な戦略的投資ができる体制となっております。
D)経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)目標とする経営指標」に記載しております。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。