四半期報告書-第13期第3四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日)

【提出】
2019/08/14 15:55
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30項目
文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善が続き、全体として緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、各国間の通商問題、金融資本市場の動向など世界経済の不確実性や、近隣諸国との地政学リスクの高まりなど、日本経済の先行きは依然として不透明な状況が続いております。国内の雇用情勢につきましては、企業の採用意欲は、引き続き活発であり、2019年6月の有効求人倍率は1.61倍(季節調整値)と前年同時期と同じ高い水準、完全失業率(季節調整値)は2.3%と前年同時期と比較して0.02ポイント低下しております。
このような環境のもと、当社グループの業績におきましては、全体としては堅調に推移しました。売上高においては、引き続き、メディア&テクノロジー事業における各採用マッチングサービスの伸びが顕著でした。2019年3月にスタートした、デリバリーサービス『出前館』を運営する夢の街創造委員会株式会社との業務提携を背景に生まれた「ショットワークスデリバリー」も順調な滑り出しとなりました。
利益面においては、引き続き、スタッフィング事業での構造改革による収益改善に加えて、HRマネジメント事業におけるRPO(採用代行)サービスにおいても、2019年4月にリリースしたchatbot(※)等を活用したRPOパッケージサービス『とれロボ』を展開すること等により、収益改善が進捗しております。一方で、2019年6月におこなったユメックス株式会社の全株式取得も含め、成長のためのM&A、事業投資等を積極的に進めており、のれん及びM&Aに関連する費用の計上により、連結業績としては前年比で減益となりました。
ユメックス株式会社については、日本国内においては、数少ない成長が見込まれる労働力である、シニア・主婦層、あるいは、同ターゲットを採用する企業へのリーチ力を有する企業として、大きな成長を見込んでいます。そのために、積極的な投資を行うことにより、将来の当社グループの業績に大きく寄与する存在になると考えております。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高7,064,551千円(前年同期比10.9%増)、営業利益150,009千円(前年同期比13.8%減)、経常利益136,640千円(前年同期比28.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益19,816千円(前年同期比71.5%減)となりました。なお、当第3四半期連結累計期間のEBITDAは342,478千円(前年同期比0.7%減)となりました。
(※)「対話(chat)」する「ロボット(bot)」を組み合わせた言葉で、人工知能を活用した「自動会話プログラム」のこと。
当グループ各セグメント別の業績は以下のとおりであります。
第1四半期連結会計期間から報告セグメントの区分を変更しております。詳細は「第4「経理の状況」「注記事項」(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。
(HRマネジメント事業)
HRマネジメント事業におきましては、主力のRPOサービス領域に加え、スタッフの離職防止サービスを提供する定着領域、原稿制作や社内イベントを受託する業務代行領域、派遣スタッフの研修店舗を兼ねたコンビニ店舗を運営するコンビニ領域があります。
RPOサービス領域では、前年度に大きく売上実績を伸ばした顧客からの反動減の影響もあり、アルバイト・パートの採用アウトソーシングサービスでは、前年同期比100.4%と伸び率が鈍化しました。コンビニ領域では、3月に新規オープンした店舗での販売収入により、売上高で前年同期比119.2%の成長を遂げました。
利益面においては、前述のRPOパッケージ「とれロボ」のリリース、業務プロセスの自動化(RPA)など、システム投資及びBPRを行ってきたこと等により、第3四半期連結会計期間においては、前年同期比で51,350千円の増益となりました。ただし、第2四半期連結累計期間までの減益幅(△85,232千円)を補うには至らず、第3四半期連結累計期間においては減益となりました。
これらの結果、HRマネジメント事業における売上高は4,336,087千円(前年同期比1.2%減)、営業利益は36,919千円(前年同期比47.9%減)となりました。
(メディア&テクノロジー事業)
メディア&テクノロジー事業におきましては、求人メディアを含むマッチングサービスと、HR領域でのIT技術を活かした、いわゆるHR-TECHサービスの提供を行っております。
短期専門アルバイト求人サイト「ショットワークス」関連サービスでは、「ショットワークスコンビニ」が、サービス提供エリアの拡大と各エリアでのTV-CMなどの放映効果もあり、大きな成長を遂げるとともに、前述の「ショットワークスデリバリー」がリリースされたことにより、売上高で前年同期比113.8%の成長を遂げました。また、働きたい曜日と時間で探せるアルバイト情報サイト「シフトワークス」では、積極的な集客プロモーション効果などもあり、外国人留学生向けの「ニホンdeバイト」、中高年向けの「はた楽求人navi」などの関連サービスを含めると、売上高は前年同期比148.8%の成長を遂げました。さらに、ビッグデータと広告配信技術を用いた求人サービス「ダイレクトマッチング」も順調に推移しました。その他、中高年層同様に、成長が見込まれる労働力である外国人雇用、とりわけベトナム人に対して就業支援サービスを手掛ける株式会社asegoniaは、2019年6月に在留資格「特定技能」の外国人雇用における「登録支援機関」として登録認定を受けました。新たに許可された特定技能14業種の各分野(外食業、宿泊産業等)への人材採用支援を開始する事で、さらなる事業拡大に繋げていきます。
利益面では、売上の伸長にあわせて広告宣伝費用が増加したこと、2018年10月のRegulus Technologies株式会社の買収にともなうのれん負担の増加、同社の赤字の影響等により、減益となりました。
これらの結果、メディア&テクノロジー事業においては、売上高は1,814,888千円(前年同期比30.6%増)、営業利益は131,960千円(前年同期比11.8%減)となりました。
(スタッフィング事業)
スタッフィング事業におきましては、東北エリア・関東エリア・北陸エリアを中心とした派遣事業を展開しております。また、新たな人材供給サービスとして日々紹介事業を開始いたしました。
前年までの課題であった派遣登録者の獲得数、稼働率及び定着率の向上については、改善傾向にあるものの、主要顧客の一時的なオーダー数の減少に加え、新規派遣先の獲得が計画に達しなかったことなどを受け、成長率は若干鈍化しました。一方で、新たにはじめた日々紹介事業は、派遣サービスではカバーできなかった短期単発ニーズに対応可能なことから、3月より営業を開始して、6月末時点で契約店舗数は100店舗を超えており、業績に一部寄与しております。
利益面では、のれんの増加に加え、7月1日に設立しました株式会社シーアールイーとの合弁会社、株式会社倉庫人材派遣センターの設立にともなう費用等の影響もあり、赤字ではありますが、前述の効率改善効果などにより、対前年では赤字額は減少しております。
これらの結果、売上高1,130,701千円(前年同期比43.0%増)、営業損失は24,369千円(前年同期は営業損失 69,482千円)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末と比べ2,419,324千円増加し、5,944,969千円となりました。これは主に受取手形及び売掛金が543,044千円増加したことやのれんが1,194,137千円増加したことによるものです。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末と比べ2,417,312千円増加し、4,600,389千円となりました。これは主に短期借入金が301,260千円増加したことや長期借入金が1,003,058千円増加したことによるものです。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末と比べ2,011千円増加し、1,344,580千円となりました。これは主にその他利益剰余金が5,156千円増加したことや非支配株主持分が3,987千円減少したことによるものです。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及適用後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。

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