有価証券報告書-第11期(2024/07/01-2025/06/30)
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度(2024年7月1日~2025年6月30日)における当社グループの経営成績、財政状態及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
当連結会計年度は、雇用及び所得環境の改善を背景に消費活動は緩やかに回復を続けております。しかし、非製造業を中心とした人手不足や、物価上昇の継続による個人消費への影響があり、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような状況下において、当社グループは、2025年6月期を初年度とする5か年を対象とした中期経営計画「NEXUS」を策定し、人財投資とDX投資を促進することで、世界中で「いつもの」をどこででも実現できるサービスの提供ができるよう事業活動に取り組んでおります。
以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上収益は25,543百万円(前年同期比3.2%増)、営業利益は1,685百万円(同20.3%減)、税引前利益は1,478百万円(同24.8%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益は1,022百万円(同21.4%減)となりました。
セグメント別の状況については以下のとおりであります。
<国内事業>国内事業では、消費活動の回復に伴う非製造業の人員需給が依然として逼迫しており、一部地域においてスタイリストの不足が見受けられます。しかしながら、店舗人財の適正配置を進め、新たな人財採用も実施したことにより、下期は積極的に出店いたしました。これにより総稼働席数は増加し、前年同期を上回る水準を維持しております。上期の天候による影響等は残るものの、新規の出店に加え、2025年2月の価格改定実施と併せて割引制度「ツキイチキャンペーン」を全年齢に拡大したこと等から、総じてカット需要は堅調に推移し、来店客数も前年同期を上回る水準となりました。
この結果、当セグメントの売上収益は20,641百万円(前年同期比2.8%増)、セグメント利益は1,529百万円(同26.2%減)となりました。
<海外事業>海外事業では、依然として厳しい市場環境が続いているものの、各国・地域において異なる課題と成果が見られた一年となりました。シンガポールでは来店客数が回復傾向に転じ、厳しい競争下でも一定の成果を上げました。香港では新規出店と価格改定が寄与し増収となりました。台湾では人財供給体制の強化を背景に新規出店が継続し、事業規模が着実に拡大しています。また、米国では約3年ぶりとなる新規出店を行い、カナダ、ベトナム及びマレーシアでは当地で1号店の出店を果たし、立ち上げコストが先行したものの、今後の成長に向けた基盤を築きました。
この結果、当セグメントの売上収益は4,908百万円(前年同期比4.8%増)、セグメント利益は156百万円(同254.4%増)となりました。
(単位:百万円)
② 財政状態の状況
当連結会計年度末における資産、負債及び資本の状況は次のとおりであります。
流動資産は、前連結会計年度末に比べ401百万円増加し、6,884百万円となりました。これは主として、現金及び現金同等物の増加569百万円、棚卸資産の減少111百万円等によるものであります。非流動資産は、前連結会計年度末に比べ1,512百万円増加し、27,327百万円となりました。これは主として、有形固定資産の増加189百万円、使用権資産の増加1,204百万円等によるものであります。その結果、資産は、前連結会計年度末に比べ1,914百万円増加し、34,211百万円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べ946百万円減少し、6,135百万円となりました。これは主として、借入金の減少700百万円、未払法人所得税等の減少231百万円等によるものであります。非流動負債は、前連結会計年度末に比べ2,347百万円増加し、13,392百万円となりました。これは主として、借入金の増加1,307百万円、リース負債の増加893百万円等によるものであります。その結果、負債は、前連結会計年度末に比べ1,401百万円増加し、19,528百万円となりました。
資本は、前連結会計年度末に比べ512百万円増加し、14,683百万円となりました。これは主として、資本剰余金の減少333百万円、利益剰余金の増加1,022百万円等によるものであります。
③ キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ569百万円増加し、5,271百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により増加した資金は、4,299百万円(前連結会計年度は5,058百万円の増加)となりました。これは主として、税引前利益1,478百万円、減価償却費及び償却費3,570百万円等の計上に対し、法人所得税の支払額706百万円等の資金減少要因があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により減少した資金は、1,306百万円(前連結会計年度は846百万円の減少)となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出1,049百万円、差入保証金の差入による支出225百万円等の資金減少要因があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により減少した資金は、2,263百万円(前連結会計年度は4,116百万円の減少)となりました。これは主として、長期借入れによる収入2,000百万円等の資金増加要因に対し、短期借入金の返済による支出600百万円、長期借入金の返済による支出800百万円、リース負債の返済による支出3,067百万円等の資金減少要因があったことによるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
(イ)生産実績及び受注実績
当社グループは、最終消費者へ直接ヘアカットサービスを提供しておりますので、生産実績及び受注実績は記載しておりません。
(ロ)販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメント毎に示すと、次のとおりであります。
(注)1.金額は外部顧客に対する売上収益を示しております。
2.IFRSに基づく金額を記載しております。また、上記金額は百万円未満を切り捨てて記載しております。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要性がある会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表等は、IFRSに基づき作成されております。IFRSに準拠した連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定の設定を行うことが義務付けられております。実際の業績は、これらの見積りとは異なる場合があります。
重要性がある会計方針及び見積りの詳細については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 3.重要性がある会計方針、4.重要な会計上の見積り及び判断」に記載しております。
② 経営成績等に関する分析
経営成績等に関する分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりです。
③ 資本の財源及び資金の流動性について
当社グループの資金需要は、営業活動に係る資金支出では、店舗スタッフ及び本社社員等の人件費、店舗賃料、広告宣伝費及び求人費等があります。また、投資活動に係る資金支出では、出店及びリニューアルに伴う店舗設備投資等があります。
当社グループの資金の源泉は主として、営業活動によるキャッシュ・フロー及び金融機関からの借入れによる資金調達であります。なお、当社グループの当座貸越契約1,000百万円と証書貸付契約を合わせた融資枠は3,000百万円となります。当該融資枠の当連結会計年度末における借入実行残高は2,000百万円であります。
④ 経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております。
⑤ 経営者の問題認識と今後の方針について
当社の経営者は、現在の事業環境及び入手可能な情報に基づき最善の経営方針を立案し、当社が今後さらなる成長と発展を遂げるため、厳しい環境の中様々な課題に対処しております。
具体的には、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しております。
当連結会計年度(2024年7月1日~2025年6月30日)における当社グループの経営成績、財政状態及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
当連結会計年度は、雇用及び所得環境の改善を背景に消費活動は緩やかに回復を続けております。しかし、非製造業を中心とした人手不足や、物価上昇の継続による個人消費への影響があり、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような状況下において、当社グループは、2025年6月期を初年度とする5か年を対象とした中期経営計画「NEXUS」を策定し、人財投資とDX投資を促進することで、世界中で「いつもの」をどこででも実現できるサービスの提供ができるよう事業活動に取り組んでおります。
以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上収益は25,543百万円(前年同期比3.2%増)、営業利益は1,685百万円(同20.3%減)、税引前利益は1,478百万円(同24.8%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益は1,022百万円(同21.4%減)となりました。
セグメント別の状況については以下のとおりであります。
<国内事業>国内事業では、消費活動の回復に伴う非製造業の人員需給が依然として逼迫しており、一部地域においてスタイリストの不足が見受けられます。しかしながら、店舗人財の適正配置を進め、新たな人財採用も実施したことにより、下期は積極的に出店いたしました。これにより総稼働席数は増加し、前年同期を上回る水準を維持しております。上期の天候による影響等は残るものの、新規の出店に加え、2025年2月の価格改定実施と併せて割引制度「ツキイチキャンペーン」を全年齢に拡大したこと等から、総じてカット需要は堅調に推移し、来店客数も前年同期を上回る水準となりました。
この結果、当セグメントの売上収益は20,641百万円(前年同期比2.8%増)、セグメント利益は1,529百万円(同26.2%減)となりました。
<海外事業>海外事業では、依然として厳しい市場環境が続いているものの、各国・地域において異なる課題と成果が見られた一年となりました。シンガポールでは来店客数が回復傾向に転じ、厳しい競争下でも一定の成果を上げました。香港では新規出店と価格改定が寄与し増収となりました。台湾では人財供給体制の強化を背景に新規出店が継続し、事業規模が着実に拡大しています。また、米国では約3年ぶりとなる新規出店を行い、カナダ、ベトナム及びマレーシアでは当地で1号店の出店を果たし、立ち上げコストが先行したものの、今後の成長に向けた基盤を築きました。
この結果、当セグメントの売上収益は4,908百万円(前年同期比4.8%増)、セグメント利益は156百万円(同254.4%増)となりました。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | |||
| 売上収益 | セグメント利益 | 売上収益 | セグメント利益 | |
| 国内事業 | 20,078 | 2,071 | 20,641 | 1,529 |
| 海外事業 | 4,683 | 44 | 4,908 | 156 |
② 財政状態の状況
当連結会計年度末における資産、負債及び資本の状況は次のとおりであります。
流動資産は、前連結会計年度末に比べ401百万円増加し、6,884百万円となりました。これは主として、現金及び現金同等物の増加569百万円、棚卸資産の減少111百万円等によるものであります。非流動資産は、前連結会計年度末に比べ1,512百万円増加し、27,327百万円となりました。これは主として、有形固定資産の増加189百万円、使用権資産の増加1,204百万円等によるものであります。その結果、資産は、前連結会計年度末に比べ1,914百万円増加し、34,211百万円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べ946百万円減少し、6,135百万円となりました。これは主として、借入金の減少700百万円、未払法人所得税等の減少231百万円等によるものであります。非流動負債は、前連結会計年度末に比べ2,347百万円増加し、13,392百万円となりました。これは主として、借入金の増加1,307百万円、リース負債の増加893百万円等によるものであります。その結果、負債は、前連結会計年度末に比べ1,401百万円増加し、19,528百万円となりました。
資本は、前連結会計年度末に比べ512百万円増加し、14,683百万円となりました。これは主として、資本剰余金の減少333百万円、利益剰余金の増加1,022百万円等によるものであります。
③ キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ569百万円増加し、5,271百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により増加した資金は、4,299百万円(前連結会計年度は5,058百万円の増加)となりました。これは主として、税引前利益1,478百万円、減価償却費及び償却費3,570百万円等の計上に対し、法人所得税の支払額706百万円等の資金減少要因があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により減少した資金は、1,306百万円(前連結会計年度は846百万円の減少)となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出1,049百万円、差入保証金の差入による支出225百万円等の資金減少要因があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により減少した資金は、2,263百万円(前連結会計年度は4,116百万円の減少)となりました。これは主として、長期借入れによる収入2,000百万円等の資金増加要因に対し、短期借入金の返済による支出600百万円、長期借入金の返済による支出800百万円、リース負債の返済による支出3,067百万円等の資金減少要因があったことによるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
(イ)生産実績及び受注実績
当社グループは、最終消費者へ直接ヘアカットサービスを提供しておりますので、生産実績及び受注実績は記載しておりません。
(ロ)販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメント毎に示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) | 前年同期比(%) |
| 国内事業(百万円) | 20,634 | 102.8% |
| 海外事業(百万円) | 4,908 | 104.8% |
| 合計(百万円) | 25,543 | 103.2% |
(注)1.金額は外部顧客に対する売上収益を示しております。
2.IFRSに基づく金額を記載しております。また、上記金額は百万円未満を切り捨てて記載しております。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要性がある会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表等は、IFRSに基づき作成されております。IFRSに準拠した連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定の設定を行うことが義務付けられております。実際の業績は、これらの見積りとは異なる場合があります。
重要性がある会計方針及び見積りの詳細については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 3.重要性がある会計方針、4.重要な会計上の見積り及び判断」に記載しております。
② 経営成績等に関する分析
経営成績等に関する分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりです。
③ 資本の財源及び資金の流動性について
当社グループの資金需要は、営業活動に係る資金支出では、店舗スタッフ及び本社社員等の人件費、店舗賃料、広告宣伝費及び求人費等があります。また、投資活動に係る資金支出では、出店及びリニューアルに伴う店舗設備投資等があります。
当社グループの資金の源泉は主として、営業活動によるキャッシュ・フロー及び金融機関からの借入れによる資金調達であります。なお、当社グループの当座貸越契約1,000百万円と証書貸付契約を合わせた融資枠は3,000百万円となります。当該融資枠の当連結会計年度末における借入実行残高は2,000百万円であります。
④ 経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております。
⑤ 経営者の問題認識と今後の方針について
当社の経営者は、現在の事業環境及び入手可能な情報に基づき最善の経営方針を立案し、当社が今後さらなる成長と発展を遂げるため、厳しい環境の中様々な課題に対処しております。
具体的には、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しております。