四半期報告書-第29期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)

【提出】
2020/02/13 15:19
【資料】
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【項目】
30項目
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期累計期間における国内の経済状況は、企業収益も堅調であり雇用情勢・所得環境の改善が続く等、緩やかな回復基調が続く一方で、米中貿易摩擦の長期化や欧州の不確実な政治情勢等による世界経済への減速懸念などもあり依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。
このような状況のなか、人手不足を背景とした合理化・省力化への投資などを中心に企業の設備投資が増加基調にあり、当社が事業を展開する情報サービス産業においては、クラウド・AI・IoTといった新しい分野での需要拡大が進んでいます。
このような環境下、当社のシステム開発及びインフラ・セキュリティサービス事業は主力とする事業領域において堅調な推移を見せた結果、当第3四半期累計期間の業績において、売上高は3,148,600千円(前年同期比6.1%増)となり、営業利益は250,519千円(同1.4%増)となりました。なお、東京証券取引所市場第二部への市場変更に伴い発生した営業外費用11,000千円により、経常利益は246,871千円(同8.7%増)、四半期純利益は167,969千円(同8.4%増)となりました。
当社は、システム開発及びインフラ・セキュリティサービス事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)財政状態の状況
① 資産の部
当第3四半期会計期間末の流動資産は1,803,327千円であり、前事業年度末に比べ152,989千円減少しました。主な要因は、仕掛品が123,538千円増加した一方、現金及び預金が170,250千円、売掛金が110,941千円減少したことによるものであります。
当第3四半期会計期間末の固定資産は229,854千円であり、前事業年度末に比べ4,638千円減少しました。主な要因は、有形固定資産が13,765千円増加した一方、投資その他の資産が14,722千円減少したことによるものであります。
② 負債の部
当第3四半期会計期間末の流動負債は665,460千円であり、前事業年度末に比べ48,569千円減少しました。主な要因は、未払金が30,687千円増加した一方、未払法人税等が43,373千円、賞与引当金が73,604千円減少したことによるものであります。
当第3四半期会計期間末の固定負債は101,610千円であり、前事業年度末に比べ20,761千円減少しました。主な要因は、長期借入金が23,335千円減少したことによるものであります。
③ 純資産の部
当第3四半期会計期間末の純資産は1,266,111千円であり、前事業年度末に比べ88,297千円減少しました。主な要因は、資本金及び資本剰余金がそれぞれ7,137千円、利益剰余金が9,054千円、自己株式が111,627千円増加したことによるものであります。
なお、自己資本比率は62.3%(前事業年度末は61.8%)となっております。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。