有価証券報告書-第19期(令和2年3月1日-令和3年2月28日)
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状況、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、 「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
当連結会計年度における我が国経済は、企業利益は新型コロナウイルス感染症の影響により非製造業では弱さがみられるものの、総じてみれば持ち直しの動きが続いています。上場企業の2020年10-12月期の決算をみると、経常利益は製造業は前年比で増益、非製造業は前年比で減益となりました。輸出は、アジア地域では緩やかに増加しており、特に中国では2020年10-12月のGDP成長率は前年同期比で6.5%増、アメリカでは個人消費や設備投資が増加したことなどから前期比で1.0%増、ユーロ圏では依然として厳しい状況にあるなかで、感染の再拡大の影響により経済活動が抑制され景気は弱い動きとなっており、前期比0.6%減となりました。各種政策の効果や海外経済の改善もあって、持ち直していくことが期待される一方、内外の感染の再拡大が経済拡大に与える影響によっては景気が下振れするリスクがあり、金融資本市場の変動等の影響を注視する必要があります。 当社グループが属する情報サービス分野におきましては、コロナ禍においてDXが急激に進み、企業ではリモートワーク・非接触・クラウド・モビリティー・AI/ML・サイバーセキュリティーなどの新たな動きや行動の変化が定着しました。このような変化を受け、企業は新たなビジネスモデルや競争優位性の確立のためにさらなる変革に取り組む可能性が高くなります。このようなビジネスの柔軟性と効率の向上に対するニーズの高まりと関連して、次世代のインフラやソフトウェア開発の革新などがITトレンドとなり、リアルタイムデータの収集やクラウド活用のために、スピードやスケーラブルな柔軟性を持ったインフラに対する需要は高まると予想されます。 このような状況の中で当社グループは、顧客ニーズや企業意識の変化による、問題や不安の解決に対して製品やサービスの可能性を新たな形にし、発信してまいりました。これらのご利用状況は、順調に推移しております。<製品について>・業務プロセス自動化ツール『Workato』による『kintoneコネクタ』の提供を開始(2020年8月) ・『WhiteSource』のOne Time Auditライセンスの取り扱いを開始(2020年8月) ・独自のクラウドサービスである『RickCloud』のセキュリティ強化のため、サイバートラスト株式会社と提携
し、『デバイスID連携オプション』の提供を開始(2021年2月)
<サポートについて>・Atlassianユーザー向け動画研修サービスのリリース(2020年9月)
・Slack Japan株式会社、Tableau,LLCと共催で「予測できないビジネス変化に対応するツール活用」について
のオンラインセミナーの実施(2020年9月) ・Mattermost社が提供するオンプレミス型コミュニケーションチャットツール『Mattermost』と、さまざまな
サービスを連携できる『Mattermostコネクタ』の無料公開(2020年9月) ・Atlassian社より発表されたサーバー製品のライセンス販売停止に対する、サーバー版からの移行に関する無
料簡易診断サービス窓口としてAtlassian製品移行ご相談センターを開設(2020年10月) ・Atlassian Cloud上で利用するクラウド版製品のサポートサービス『サポートプラス』の提供開始
(2021年1月)
以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高4,431,006千円(前連結会計年度比43.5%増)、営業利益601,875千円(同49.6%増)、経常利益601,388千円(同49.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益445,743千円(同54.3%増)となりました。
なお、当社グループはツールソリューション事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。
また、弊社は2021年2月26日に、ゴーツーラボ株式会社のAtlassian製品販売、SIサービス事業を譲受すること
を公表いたしました(2021年3月1日付)。本件は、顧客層と販売力の拡大にダイレクトに繋がると考えており
ます。
今後も全役職員が一丸となり、既存顧客の深耕と新規顧客の獲得による受注拡大を図ってまいります。
② 財政状態の状況
(資産)
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ1,247,103千円増加し、3,168,918千円(前連結会計年度比64.9%増)となりました。主な要因は、売掛金が747,409千円、現金及び預金が485,626千円増加したことによります。
(負債)
当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べ783,599千円増加し、1,267,974千円(前連結会計年度比161.8%増)となりました。主な要因は、買掛金が599,110千円、未払法人税等が63,552千円増加したことによります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ463,504千円増加し、1,900,943千円(前連結会計年度比32.2%増)となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が445,743千円増加したことによります。
③ キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は、前期末と比べ485,626千円増加し1,944,022千円(前連結会計年度比33.3%増)となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動の結果、収入は477,758千円(前連結会計年度比51.2%増)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益601,388千円及び仕入債務の増加599,272千円があった一方で、売上債権の増加743,512千円、法人税等の支払額106,801千円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動の結果、支出は8,360千円(前連結会計年度比80.5%減)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出8,826千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動の結果、収入は18,652千円(前連結会計年度比87.8%減)となりました。これは主に、新株予約権の行使による株式の発行による収入が18,733千円があったことによるものであります。
④ 生産、受注及び販売の状況
a.生産実績
当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。
b.受注実績
当連結会計年度における受注実績をサービスごとに示すと、以下のとおりであります。
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
c.販売実績
当連結会計年度における販売実績をサービスごとに示すと、以下のとおりであります。
(注) 1.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
2.上記金額には消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
当社グループの財政状況、経営成績及びキャッシュ・フローの状況分析は、以下のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。連結財務諸表の作成に当たっては、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告数値に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、過去の実績などを勘案して合理的な見積りを行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は、これらの見積りと異なる場合があります。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績
(売上高)
売上高は、前連結会計年度に比べ1,342,463千円増加し、4,431,006千円(前連結会計年度比43.5%増)となりました。これは主に、Atlassian製品ライセンス売上の増加によるものであります。
(売上原価)
売上原価は、前連結会計年度に比べ963,909千円増加し、2,868,405千円(前連結会計年度比50.6%増)となりました。これは主に、売上に伴うAtlassian製品ライセンスの仕入の増加によるものであります。この結果、売上総利益は1,562,601千円(前連結会計年度比32.0%増)となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ179,082千円増加し、960,725千円(前連結会計年度比22.9%増)となりました。これは主に、人件費及び研究開発費の増加によるものであります。この結果、営業利益は601,875千円(前連結会計年度比49.6%増)となりました。
(営業外収益、営業外費用、経常利益)
営業外収益は主に販売奨励金の減少により、前連結会計年度に比べ7,564千円減少し、1,184千円(前連結会計年度比86.5%減)、営業外費用は主に為替差損の減少により、前連結会計年度に比べ6,665千円減少し、1,671千円(前連結会計年度比80.0%減)となりました。この結果、経常利益は601,388千円(前連結会計年度比49.3%増)となりました。
(特別損益、親会社株主に帰属する当期純利益)
特別損益については、該当事項はありません。法人税、住民税及び事業税171,769千円の計上により、親会社株主に帰属する当期純利益は445,743千円(前連結会計年度比54.3%増)となりました。
b.財政状態
財政状態の状況の分析については、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②財政状態の状況」をご参照ください。
③ キャッシュ・フローの分析
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因については、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
④ 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの主な資金需要は、ライセンス仕入高等、労務費、経費並びに販売費及び一般管理費等の運転資金となります。これらにつきましては、基本的に営業活動によるキャッシュ・フローや自己資金で対応していくこととしております。なお、現在の現金及び現金同等物の残高、営業活動から得る現金及び現金同等物の水準については、当面事業を継続していくうえで十分な流動性を確保しているものと考えております。
⑤ 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループは「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおり、事業環境、事業内容等、様々なリスク要因が当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。
そのため、当社グループは常に業界動向に留意しつつ、優秀な人材を確保し市場のニーズに合ったサービスを展開していくことにより、経営成績に重要な影響を与えるリスク要因を分散・低減し、適切に対応を行ってまいります。
⑥ 経営者の問題認識と今後の方針について
当社グループが今後の業容を拡大し、より良いサービスを継続的に展開していくために、経営者は「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載の様々な課題に対処していくことが必要であると認識しております。それらの課題に対応するために、経営者は、常に外部環境の構造やその変化に関する情報の入手及び分析を行い、現在及び将来における事業環境を確認し、その間の課題を認識すると同時に最適な解決策を実施していく方針であります。
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状況、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、 「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
当連結会計年度における我が国経済は、企業利益は新型コロナウイルス感染症の影響により非製造業では弱さがみられるものの、総じてみれば持ち直しの動きが続いています。上場企業の2020年10-12月期の決算をみると、経常利益は製造業は前年比で増益、非製造業は前年比で減益となりました。輸出は、アジア地域では緩やかに増加しており、特に中国では2020年10-12月のGDP成長率は前年同期比で6.5%増、アメリカでは個人消費や設備投資が増加したことなどから前期比で1.0%増、ユーロ圏では依然として厳しい状況にあるなかで、感染の再拡大の影響により経済活動が抑制され景気は弱い動きとなっており、前期比0.6%減となりました。各種政策の効果や海外経済の改善もあって、持ち直していくことが期待される一方、内外の感染の再拡大が経済拡大に与える影響によっては景気が下振れするリスクがあり、金融資本市場の変動等の影響を注視する必要があります。 当社グループが属する情報サービス分野におきましては、コロナ禍においてDXが急激に進み、企業ではリモートワーク・非接触・クラウド・モビリティー・AI/ML・サイバーセキュリティーなどの新たな動きや行動の変化が定着しました。このような変化を受け、企業は新たなビジネスモデルや競争優位性の確立のためにさらなる変革に取り組む可能性が高くなります。このようなビジネスの柔軟性と効率の向上に対するニーズの高まりと関連して、次世代のインフラやソフトウェア開発の革新などがITトレンドとなり、リアルタイムデータの収集やクラウド活用のために、スピードやスケーラブルな柔軟性を持ったインフラに対する需要は高まると予想されます。 このような状況の中で当社グループは、顧客ニーズや企業意識の変化による、問題や不安の解決に対して製品やサービスの可能性を新たな形にし、発信してまいりました。これらのご利用状況は、順調に推移しております。<製品について>・業務プロセス自動化ツール『Workato』による『kintoneコネクタ』の提供を開始(2020年8月) ・『WhiteSource』のOne Time Auditライセンスの取り扱いを開始(2020年8月) ・独自のクラウドサービスである『RickCloud』のセキュリティ強化のため、サイバートラスト株式会社と提携
し、『デバイスID連携オプション』の提供を開始(2021年2月)
<サポートについて>・Atlassianユーザー向け動画研修サービスのリリース(2020年9月)
・Slack Japan株式会社、Tableau,LLCと共催で「予測できないビジネス変化に対応するツール活用」について
のオンラインセミナーの実施(2020年9月) ・Mattermost社が提供するオンプレミス型コミュニケーションチャットツール『Mattermost』と、さまざまな
サービスを連携できる『Mattermostコネクタ』の無料公開(2020年9月) ・Atlassian社より発表されたサーバー製品のライセンス販売停止に対する、サーバー版からの移行に関する無
料簡易診断サービス窓口としてAtlassian製品移行ご相談センターを開設(2020年10月) ・Atlassian Cloud上で利用するクラウド版製品のサポートサービス『サポートプラス』の提供開始
(2021年1月)
以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高4,431,006千円(前連結会計年度比43.5%増)、営業利益601,875千円(同49.6%増)、経常利益601,388千円(同49.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益445,743千円(同54.3%増)となりました。
なお、当社グループはツールソリューション事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。
また、弊社は2021年2月26日に、ゴーツーラボ株式会社のAtlassian製品販売、SIサービス事業を譲受すること
を公表いたしました(2021年3月1日付)。本件は、顧客層と販売力の拡大にダイレクトに繋がると考えており
ます。
今後も全役職員が一丸となり、既存顧客の深耕と新規顧客の獲得による受注拡大を図ってまいります。
② 財政状態の状況
(資産)
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ1,247,103千円増加し、3,168,918千円(前連結会計年度比64.9%増)となりました。主な要因は、売掛金が747,409千円、現金及び預金が485,626千円増加したことによります。
(負債)
当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べ783,599千円増加し、1,267,974千円(前連結会計年度比161.8%増)となりました。主な要因は、買掛金が599,110千円、未払法人税等が63,552千円増加したことによります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ463,504千円増加し、1,900,943千円(前連結会計年度比32.2%増)となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が445,743千円増加したことによります。
③ キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は、前期末と比べ485,626千円増加し1,944,022千円(前連結会計年度比33.3%増)となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動の結果、収入は477,758千円(前連結会計年度比51.2%増)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益601,388千円及び仕入債務の増加599,272千円があった一方で、売上債権の増加743,512千円、法人税等の支払額106,801千円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動の結果、支出は8,360千円(前連結会計年度比80.5%減)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出8,826千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動の結果、収入は18,652千円(前連結会計年度比87.8%減)となりました。これは主に、新株予約権の行使による株式の発行による収入が18,733千円があったことによるものであります。
④ 生産、受注及び販売の状況
a.生産実績
当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。
b.受注実績
当連結会計年度における受注実績をサービスごとに示すと、以下のとおりであります。
| サービスの名称 | 受注高(千円) | 前年同期比(%) | 受注残高(千円) | 前年同期比(%) |
| ライセンス&SIサービス | 3,862,432 | 145.5 | 80,746 | 91.4 |
| クラウドサービス | 319,908 | 106.7 | 151,045 | 118.8 |
| 自社ソフト開発 | 264,981 | 144.5 | ― | ― |
| 合計 | 4,447,322 | 141.7 | 231,792 | 107.6 |
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
c.販売実績
当連結会計年度における販売実績をサービスごとに示すと、以下のとおりであります。
| サービスの名称 | 販売高(千円) | 前年同期比(%) |
| ライセンス&SIサービス | 3,870,007 | 145.8 |
| クラウドサービス | 296,017 | 117.7 |
| 自社ソフト開発 | 264,981 | 144.5 |
| 合計 | 4,431,006 | 143.5 |
(注) 1.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 販売高(千円) | 割合(%) | 販売高(千円) | 割合(%) | |
| 株式会社デンソー | 351,796 | 11.4 | 449,143 | 10.1 |
2.上記金額には消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
当社グループの財政状況、経営成績及びキャッシュ・フローの状況分析は、以下のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。連結財務諸表の作成に当たっては、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告数値に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、過去の実績などを勘案して合理的な見積りを行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は、これらの見積りと異なる場合があります。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績
(売上高)
売上高は、前連結会計年度に比べ1,342,463千円増加し、4,431,006千円(前連結会計年度比43.5%増)となりました。これは主に、Atlassian製品ライセンス売上の増加によるものであります。
(売上原価)
売上原価は、前連結会計年度に比べ963,909千円増加し、2,868,405千円(前連結会計年度比50.6%増)となりました。これは主に、売上に伴うAtlassian製品ライセンスの仕入の増加によるものであります。この結果、売上総利益は1,562,601千円(前連結会計年度比32.0%増)となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ179,082千円増加し、960,725千円(前連結会計年度比22.9%増)となりました。これは主に、人件費及び研究開発費の増加によるものであります。この結果、営業利益は601,875千円(前連結会計年度比49.6%増)となりました。
(営業外収益、営業外費用、経常利益)
営業外収益は主に販売奨励金の減少により、前連結会計年度に比べ7,564千円減少し、1,184千円(前連結会計年度比86.5%減)、営業外費用は主に為替差損の減少により、前連結会計年度に比べ6,665千円減少し、1,671千円(前連結会計年度比80.0%減)となりました。この結果、経常利益は601,388千円(前連結会計年度比49.3%増)となりました。
(特別損益、親会社株主に帰属する当期純利益)
特別損益については、該当事項はありません。法人税、住民税及び事業税171,769千円の計上により、親会社株主に帰属する当期純利益は445,743千円(前連結会計年度比54.3%増)となりました。
b.財政状態
財政状態の状況の分析については、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②財政状態の状況」をご参照ください。
③ キャッシュ・フローの分析
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因については、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
④ 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの主な資金需要は、ライセンス仕入高等、労務費、経費並びに販売費及び一般管理費等の運転資金となります。これらにつきましては、基本的に営業活動によるキャッシュ・フローや自己資金で対応していくこととしております。なお、現在の現金及び現金同等物の残高、営業活動から得る現金及び現金同等物の水準については、当面事業を継続していくうえで十分な流動性を確保しているものと考えております。
⑤ 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループは「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおり、事業環境、事業内容等、様々なリスク要因が当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。
そのため、当社グループは常に業界動向に留意しつつ、優秀な人材を確保し市場のニーズに合ったサービスを展開していくことにより、経営成績に重要な影響を与えるリスク要因を分散・低減し、適切に対応を行ってまいります。
⑥ 経営者の問題認識と今後の方針について
当社グループが今後の業容を拡大し、より良いサービスを継続的に展開していくために、経営者は「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載の様々な課題に対処していくことが必要であると認識しております。それらの課題に対応するために、経営者は、常に外部環境の構造やその変化に関する情報の入手及び分析を行い、現在及び将来における事業環境を確認し、その間の課題を認識すると同時に最適な解決策を実施していく方針であります。