四半期報告書-第14期第2四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態の状況
(資産)
当第2四半期会計期間末における資産合計は3,289,569千円となり、前事業年度末に比べ276,016千円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が298,520千円増加したことによるものです。
(負債)
当第2四半期会計期間末における負債合計は2,246,107千円となり、前事業年度末に比べ193,503千円増加いたしました。これは主に、未払金が63,872千円、長期借入金が63,582千円減少したものの、前受収益が286,471千円、未払法人税等が30,656千円増加したことによるものです。
(純資産)
当第2四半期会計期間末における純資産合計は1,043,461千円となり、前事業年度末に比べ82,514千円増加いたしました。これは主に、資本金が50,011千円、資本準備金が50,011千円増加し、また、四半期純利益の計上62,620千円があったものの、収益認識に関する会計基準等の適用に伴う期首調整により繰越利益剰余金が80,170千円減少したことによるものです。
(2)経営成績の状況
少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少、労働生産性の低迷、多様な働き方への対応、テクノロジーの飛躍的進化など、日本の社会は大きく変容しています。当社は、こうした変化を適切に捉えながら、人や社会に必要とされる存在であり続けることを目指しており、職歴・学歴や年収など目に見える事項だけでひとを判断するのではなく、さまざまな情報を集めて人物像に奥行きをもたせることで、ひとの可能性を正しく理解できる世界をつくりたいと考えております。
このような考えに基づき、当社が長期的に目指す姿や持続的に社会へ提供していく価値を明らかにするため、社会的な存在意義を明文化したパーパスを新たに策定しました。
パーパス : “はたらく”にテクノロジーを実装し、個の力から社会の仕様を変える
テクノロジーによって一人ひとりの個性や才能を理解することで、個人のキャリア形成や働き方が多様化される社会をつくっていきたいという思いを込めております。また、これまでのミッションはパーパスに統合され、このパーパスと、「人材情報を一元化したデータプラットフォームを築く」というビジョンのもと、当社の社会的な役割を果たしてまいります。
当社は、企業の人材情報をクラウド上で一元管理し、データ活用のプラットフォームとなるタレントマネジメントシステム『カオナビ』を提供しております。
新型コロナウイルス感染症の影響により景気は依然として厳しい状況にありますが、企業が抱えるさまざまな人事課題の解決に向けて、タレントマネジメントシステムの導入ニーズは高まっており、その市場は今後さらなる拡大が見込まれております。
このような環境の中、当社は継続的な売上高成長の実現に向けて、人材採用・育成をはじめとした組織体制の強化、顧客体験価値の向上に向けたプロダクトのアップデート、既存顧客に対するカスタマーサクセスなどに注力してまいりました。
この結果、当第2四半期会計期間末におけるARR(注1)は前年同期比36.0%増の4,177百万円、『カオナビ』の利用企業数は同15.9%増の2,214社、ARPU(注2)は同17.4%増の157千円となりました。また、解約率(注3)の直近12ヶ月平均は0.63%(同0.02ポイント減)となり、低い水準を維持しております。
以上の結果、当第2四半期累計期間における当社の経営成績は売上高2,069,300千円(前年同四半期比31.3%増)、営業利益98,531千円(前年同四半期比38.8%減)、経常利益94,566千円(前年同四半期比40.6%減)、四半期純利益62,620千円(前年同四半期比27.5%減)となりました。
また、当社の事業セグメントはクラウド人材マネジメントシステム事業の単一セグメントですので、セグメント別の記載は省略しております。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期会計期間の期首から適用しております。詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期財務諸表 注記事項 会計方針の変更」をご参照ください。
(注)1.ARR
Annual Recurring Revenueの略で、四半期末のMRR(Monthly Recurring Revenueの略で月額利用料の合計)を12倍して算出しています。なお、MRRは管理会計上の数値です。
2.ARPU
Average Revenue Per Userの略で、四半期末のMRRを利用企業数で除して計算しています。前回までは四半期における期中平均値を開示していましたが、ARRの開示に合わせて、四半期末時点に変更しております。
3.解約率
MRRの解約率を示しており、当月の解約により減少したMRRを前月末のMRRで除して計算しています。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ298,520千円増加し、2,253,589千円となりました。当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は313,978千円となりました。これは主に、前受収益の増加額198,284千円、税引前四半期純利益の計上94,566千円等による資金の増加があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は285千円となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出281千円等による資金の減少があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は15,173千円となりました。これは主に、株式の発行による収入48,537千円による資金の増加があったものの、長期借入金の返済による支出63,582千円等による資金の減少があったことによるものであります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)財政状態の状況
(資産)
当第2四半期会計期間末における資産合計は3,289,569千円となり、前事業年度末に比べ276,016千円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が298,520千円増加したことによるものです。
(負債)
当第2四半期会計期間末における負債合計は2,246,107千円となり、前事業年度末に比べ193,503千円増加いたしました。これは主に、未払金が63,872千円、長期借入金が63,582千円減少したものの、前受収益が286,471千円、未払法人税等が30,656千円増加したことによるものです。
(純資産)
当第2四半期会計期間末における純資産合計は1,043,461千円となり、前事業年度末に比べ82,514千円増加いたしました。これは主に、資本金が50,011千円、資本準備金が50,011千円増加し、また、四半期純利益の計上62,620千円があったものの、収益認識に関する会計基準等の適用に伴う期首調整により繰越利益剰余金が80,170千円減少したことによるものです。
(2)経営成績の状況
少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少、労働生産性の低迷、多様な働き方への対応、テクノロジーの飛躍的進化など、日本の社会は大きく変容しています。当社は、こうした変化を適切に捉えながら、人や社会に必要とされる存在であり続けることを目指しており、職歴・学歴や年収など目に見える事項だけでひとを判断するのではなく、さまざまな情報を集めて人物像に奥行きをもたせることで、ひとの可能性を正しく理解できる世界をつくりたいと考えております。
このような考えに基づき、当社が長期的に目指す姿や持続的に社会へ提供していく価値を明らかにするため、社会的な存在意義を明文化したパーパスを新たに策定しました。
パーパス : “はたらく”にテクノロジーを実装し、個の力から社会の仕様を変える
テクノロジーによって一人ひとりの個性や才能を理解することで、個人のキャリア形成や働き方が多様化される社会をつくっていきたいという思いを込めております。また、これまでのミッションはパーパスに統合され、このパーパスと、「人材情報を一元化したデータプラットフォームを築く」というビジョンのもと、当社の社会的な役割を果たしてまいります。
当社は、企業の人材情報をクラウド上で一元管理し、データ活用のプラットフォームとなるタレントマネジメントシステム『カオナビ』を提供しております。
新型コロナウイルス感染症の影響により景気は依然として厳しい状況にありますが、企業が抱えるさまざまな人事課題の解決に向けて、タレントマネジメントシステムの導入ニーズは高まっており、その市場は今後さらなる拡大が見込まれております。
このような環境の中、当社は継続的な売上高成長の実現に向けて、人材採用・育成をはじめとした組織体制の強化、顧客体験価値の向上に向けたプロダクトのアップデート、既存顧客に対するカスタマーサクセスなどに注力してまいりました。
この結果、当第2四半期会計期間末におけるARR(注1)は前年同期比36.0%増の4,177百万円、『カオナビ』の利用企業数は同15.9%増の2,214社、ARPU(注2)は同17.4%増の157千円となりました。また、解約率(注3)の直近12ヶ月平均は0.63%(同0.02ポイント減)となり、低い水準を維持しております。
以上の結果、当第2四半期累計期間における当社の経営成績は売上高2,069,300千円(前年同四半期比31.3%増)、営業利益98,531千円(前年同四半期比38.8%減)、経常利益94,566千円(前年同四半期比40.6%減)、四半期純利益62,620千円(前年同四半期比27.5%減)となりました。
また、当社の事業セグメントはクラウド人材マネジメントシステム事業の単一セグメントですので、セグメント別の記載は省略しております。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期会計期間の期首から適用しております。詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期財務諸表 注記事項 会計方針の変更」をご参照ください。
(注)1.ARR
Annual Recurring Revenueの略で、四半期末のMRR(Monthly Recurring Revenueの略で月額利用料の合計)を12倍して算出しています。なお、MRRは管理会計上の数値です。
2.ARPU
Average Revenue Per Userの略で、四半期末のMRRを利用企業数で除して計算しています。前回までは四半期における期中平均値を開示していましたが、ARRの開示に合わせて、四半期末時点に変更しております。
3.解約率
MRRの解約率を示しており、当月の解約により減少したMRRを前月末のMRRで除して計算しています。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ298,520千円増加し、2,253,589千円となりました。当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は313,978千円となりました。これは主に、前受収益の増加額198,284千円、税引前四半期純利益の計上94,566千円等による資金の増加があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は285千円となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出281千円等による資金の減少があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は15,173千円となりました。これは主に、株式の発行による収入48,537千円による資金の増加があったものの、長期借入金の返済による支出63,582千円等による資金の減少があったことによるものであります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。