四半期報告書-第15期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態の状況
(資産)
当第2四半期会計期間末における資産合計は4,184,478千円となり、前事業年度末に比べ191,518千円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が36,552千円減少したものの、前払費用が186,742千円、投資有価証券が41,399千円増加したことによるものです。
(負債)
当第2四半期会計期間末における負債合計は2,864,670千円となり、前事業年度末に比べ79,589千円増加いたしました。これは主に、未払金が144,947千円、長期借入金が63,582千円、未払消費税等が45,796千円減少したものの、前受収益が351,942千円増加したことによるものです。
(純資産)
当第2四半期会計期間末における純資産合計は1,319,808千円となり、前事業年度末に比べ111,929千円増加いたしました。これは、資本金が7,756千円、資本準備金が7,756千円、その他資本剰余金が2,252千円増加し、また、四半期純利益の計上94,166千円があったことによるものです。
(2)経営成績の状況
当社は、「“はたらく”にテクノロジーを実装し、個の力から社会の仕様を変える」というパーパスのもと、テクノロジーによって一人ひとりの個性や才能を理解することで、個人のキャリア形成や働き方が多様化される社会の実現を目指しております。その実現のため、「人材情報を一元化したデータプラットフォームを築く」というビジョンを掲げ、企業の人材情報をクラウド上で一元管理し、データ活用のプラットフォームとなるタレントマネジメントシステム『カオナビ』を提供しております。
生産年齢人口の減少を背景に、生産性の向上、多様な働き方への対応、人材の定着や離職防止、採用の強化など、企業はさまざまな人事課題を抱えております。その解決に向けて、タレントマネジメントシステムの導入ニーズは高まっており、その市場は今後さらなる拡大が見込まれております。
このような環境の中、当社は継続的な売上高成長の実現に向けて、サービス認知度向上を加速するためのテレビCMを始めとしたマーケティング活動、人材採用・育成などの組織体制の強化、顧客体験価値の向上に向けたプロダクトのアップデート、既存顧客に対するカスタマーサクセスに注力してまいりました。
この結果、当第2四半期会計期間末におけるARR(注1)は前年同期比32.6%増の5,537百万円、『カオナビ』の利用企業数は同23.3%増の2,729社、ARPU(注2)は同7.6%増の169千円となりました。また、解約率(注3)の直近12ヶ月平均は0.49%(同0.14ポイント減)となり、低い水準を維持しております。
また、当社は、新型コロナウイルス感染症が拡大する2020年3月からリモートワークを補助的な働き方として導入し、その後はリモートワークを中心としたハイブリッド型の働き方にシフトしてまいりました。さらに、働く場所や時間に縛られず自分にあった働き方を選択できる My Work Style 制度を導入し、従業員の働きがいや生産性の向上を図る取り組みも行っております。このような多様で柔軟な働き方を今後も継続・発展させていく中で、当社に適したオフィスの規模や機能、中長期的な固定費削減などを検討した結果、2023年7月に本社を移転する予定です。本移転に伴い、2022年9月より現本社の建物や敷金未償却部分の加速償却による費用を計上しております。
以上の結果、当第2四半期累計期間における当社の経営成績は売上高2,812,874千円(前年同四半期比35.9%増)、営業利益144,924千円(前年同四半期比47.1%増)、経常利益141,910千円(前年同四半期比50.1%増)、四半期純利益94,166千円(前年同四半期比50.4%増)となりました。
また、当社の事業はタレントマネジメントシステム『カオナビ』の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
(注)1.ARR
Annual Recurring Revenueの略で、四半期末のMRR(Monthly Recurring Revenueの略で月額利用料の合計)を12倍して算出しています。なお、MRRは管理会計上の数値です。
2.ARPU
Average Revenue Per Userの略で、四半期末のMRRを利用企業数で除して計算しています。
3.解約率
MRRの解約率を示しており、当月の解約により減少したMRRを前月末のMRRで除して計算しています。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ36,552千円減少し、2,798,605千円となりました。当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は135,247千円となりました。これは主に、前払費用の増加額189,075千円、未払金の減少額143,667千円等の資金の減少があったものの、前受収益の増加額351,942千円、税引前四半期純利益の計上141,910千円等の資金の増加があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は114,294千円となりました。これは主に、敷金の差入による支出48,888千円、投資有価証券の取得による支出41,399千円、有形固定資産の取得による支出24,665千円等の資金の減少があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は57,504千円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出63,582千円等の資金の減少があったことによるものであります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
(7)主要な設備
当第2四半期累計期間において、新たに確定した主要な設備の新設計画は以下のとおりであります。
(注)投資予定額については、建設工事費が未確定であるため、未定であります。また、着手年月は、着工予定年月を記載しております。
(1)財政状態の状況
(資産)
当第2四半期会計期間末における資産合計は4,184,478千円となり、前事業年度末に比べ191,518千円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が36,552千円減少したものの、前払費用が186,742千円、投資有価証券が41,399千円増加したことによるものです。
(負債)
当第2四半期会計期間末における負債合計は2,864,670千円となり、前事業年度末に比べ79,589千円増加いたしました。これは主に、未払金が144,947千円、長期借入金が63,582千円、未払消費税等が45,796千円減少したものの、前受収益が351,942千円増加したことによるものです。
(純資産)
当第2四半期会計期間末における純資産合計は1,319,808千円となり、前事業年度末に比べ111,929千円増加いたしました。これは、資本金が7,756千円、資本準備金が7,756千円、その他資本剰余金が2,252千円増加し、また、四半期純利益の計上94,166千円があったことによるものです。
(2)経営成績の状況
当社は、「“はたらく”にテクノロジーを実装し、個の力から社会の仕様を変える」というパーパスのもと、テクノロジーによって一人ひとりの個性や才能を理解することで、個人のキャリア形成や働き方が多様化される社会の実現を目指しております。その実現のため、「人材情報を一元化したデータプラットフォームを築く」というビジョンを掲げ、企業の人材情報をクラウド上で一元管理し、データ活用のプラットフォームとなるタレントマネジメントシステム『カオナビ』を提供しております。
生産年齢人口の減少を背景に、生産性の向上、多様な働き方への対応、人材の定着や離職防止、採用の強化など、企業はさまざまな人事課題を抱えております。その解決に向けて、タレントマネジメントシステムの導入ニーズは高まっており、その市場は今後さらなる拡大が見込まれております。
このような環境の中、当社は継続的な売上高成長の実現に向けて、サービス認知度向上を加速するためのテレビCMを始めとしたマーケティング活動、人材採用・育成などの組織体制の強化、顧客体験価値の向上に向けたプロダクトのアップデート、既存顧客に対するカスタマーサクセスに注力してまいりました。
この結果、当第2四半期会計期間末におけるARR(注1)は前年同期比32.6%増の5,537百万円、『カオナビ』の利用企業数は同23.3%増の2,729社、ARPU(注2)は同7.6%増の169千円となりました。また、解約率(注3)の直近12ヶ月平均は0.49%(同0.14ポイント減)となり、低い水準を維持しております。
また、当社は、新型コロナウイルス感染症が拡大する2020年3月からリモートワークを補助的な働き方として導入し、その後はリモートワークを中心としたハイブリッド型の働き方にシフトしてまいりました。さらに、働く場所や時間に縛られず自分にあった働き方を選択できる My Work Style 制度を導入し、従業員の働きがいや生産性の向上を図る取り組みも行っております。このような多様で柔軟な働き方を今後も継続・発展させていく中で、当社に適したオフィスの規模や機能、中長期的な固定費削減などを検討した結果、2023年7月に本社を移転する予定です。本移転に伴い、2022年9月より現本社の建物や敷金未償却部分の加速償却による費用を計上しております。
以上の結果、当第2四半期累計期間における当社の経営成績は売上高2,812,874千円(前年同四半期比35.9%増)、営業利益144,924千円(前年同四半期比47.1%増)、経常利益141,910千円(前年同四半期比50.1%増)、四半期純利益94,166千円(前年同四半期比50.4%増)となりました。
また、当社の事業はタレントマネジメントシステム『カオナビ』の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
(注)1.ARR
Annual Recurring Revenueの略で、四半期末のMRR(Monthly Recurring Revenueの略で月額利用料の合計)を12倍して算出しています。なお、MRRは管理会計上の数値です。
2.ARPU
Average Revenue Per Userの略で、四半期末のMRRを利用企業数で除して計算しています。
3.解約率
MRRの解約率を示しており、当月の解約により減少したMRRを前月末のMRRで除して計算しています。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ36,552千円減少し、2,798,605千円となりました。当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は135,247千円となりました。これは主に、前払費用の増加額189,075千円、未払金の減少額143,667千円等の資金の減少があったものの、前受収益の増加額351,942千円、税引前四半期純利益の計上141,910千円等の資金の増加があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は114,294千円となりました。これは主に、敷金の差入による支出48,888千円、投資有価証券の取得による支出41,399千円、有形固定資産の取得による支出24,665千円等の資金の減少があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は57,504千円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出63,582千円等の資金の減少があったことによるものであります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
(7)主要な設備
当第2四半期累計期間において、新たに確定した主要な設備の新設計画は以下のとおりであります。
事業所名 | 所在地 | 設備の内容 | 投資予定額 | 資金調達 方法 | 着手及び完了予定年月 | |
着手 | 完了 | |||||
本社 | 東京都 渋谷区 | 本社オフィス | 未定 | 自己資金 | 2023年6月 | 2023年7月 |
(注)投資予定額については、建設工事費が未確定であるため、未定であります。また、着手年月は、着工予定年月を記載しております。