四半期報告書-第20期第1四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大による経済活動の低迷から、段階的な経済活動の再開や各種政策の効果等により持ち直しの動きも見られました。しかしながら、2021年4月には大都市圏を中心に緊急事態宣言が再発令されるなど、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いております。
当社グループが属する在宅マッサージ業界及び訪問看護業界におきましては、少子高齢化が加速する一方で、医療機関における病床数の減少が見込まれるとともに、特別養護老人ホーム等の介護施設の待機者数は、年々増加傾向にあり、政府による地域包括ケアシステムの構築の推進活動と相俟って、在宅療養の重要性がますます高まってきております。
このような状況のもと、当社グループが訪問してサービス提供する対象の一部には介護施設が含まれておりますが、多くの介護施設では新型コロナウイルス感染拡大防止を目的として、外部者の施設への立ち入りを一時的に禁止するなどといった措置がとられております。一方で、ワクチン接種状況の進展に伴い、緊急事態宣言が発出されていない期間及び地域については、外部者の施設への立ち入りを再開する介護施設も増えつつあります。
また、団塊の世代が75 歳以上の後期高齢者に達する2025 年頃には、国民の3人に1人が65歳以上の高齢者、5人に1人が75 歳以上の後期高齢者になるといういわゆる「2025年問題」の到来が見込まれる環境下において、介護施設等の法人営業を強化することによるサービス利用者のさらなる増大を通じて、「2025年問題」の解決企業として当社グループが事業を遂行していくことを実現すべく、フランチャイズ加盟店の新規開拓を通じて、マーケットシェア及びサービス提供エリアがより一層拡充いたしました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は1,027,817千円(前年同四半期比40.2%増)、営業利益は67,310千円(前年同四半期△175,081千円)、経常利益は67,262千円(前年同四半期△171,094千円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は51,719千円(前年同四半期△132,763千円)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
①マッサージ直営事業
マッサージ直営事業では、新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴い、多くの介護施設で外部者の施設への立ち入りを一時的に禁止された影響による減収が続いておりましたが、ワクチン接種状況の進展及び緊急事態宣言の解除に伴い、介護施設に向けてサービスの再開を訴求してまいりました。また、サービス休止中に筋麻痺や関節拘縮といった症状が進んでしまった利用者に対して、日常生活動作能力(ADL能力)の向上を目的として、従前よりも高頻度なサービス提供を提案することで、サービス提供回数の増加に取り組んでまいりました。また、介護施設への営業を強化するなど、引き続き当社グループのサービスの認知度向上を図ってまいりました。
以上の結果、売上高は804,798千円(前年同四半期比29.9%増)、セグメント利益は198,802千円(前年同四半期△30,919千円)となりました。
②マッサージフランチャイズ事業
マッサージフランチャイズ事業は、前期に株式会社オルテンシアハーモニーが当社グループに加わったことにより、マッサージフランチャイズ事業の大幅な拡大が行われました。
以上の結果、売上高は139,267千円(前年同四半期比223.3%増)、セグメント利益は44,893千円(前年同四半期比540.1%増)となりました。
③その他の事業
その他の事業セグメントに含まれる主な事業である訪問看護事業は、新型コロナウイルス感染拡大による大きな影響はなく、地域のケアマネジャーに対する営業の強化を通じて、当社グループのサービスの認知活動を推進してまいりました。一方、訪問看護事業所の新設や看護小規模多機能型居宅介護の事業展開のため、人員体制の整備費用等が発生いたしました。
以上の結果、売上高は83,751千円(前年同四半期比18.5%増)、セグメント損失は9,717千円(前年同四半期は、セグメント利益 3,126千円)となりました。
(2) 財政状態の状況
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は、2,540,273千円(前期比0.2%増)となりました。主な内訳は、現金及び預金が1,216,300千円(前期比0.5%減)及び売掛金が929,812千円(前期比4.3%増)であります。
また、固定資産は、644,037千円(前期比1.5%減)となりました。主な内訳は、のれんが247,148千円(前期比1.2%増)、契約関連無形資産が274,999千円(前期比2.1%減)及び投資その他の資産が62,841千円(前期比11.0%減)であります。
この結果、総資産は3,184,310千円(前期比0.1%減)となりました。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は621,365千円(前期比1.0%減)となりました。主な内訳は、1年内返済予定の長期借入金が310,534千円(前期比3.3%減)、未払金が91,857千円(前期比14.8%増)であります。
また、固定負債は948,345千円(前期比5.4%減)となりました。主な内訳は、長期借入金が640,807千円(前期比9.2%減)であります。
この結果、負債合計は1,569,710千円(前期比3.7%減)となりました。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は1,614,599千円(前期比3.5%増)となりました。主な内訳は、利益剰余金が1,039,578千円(前期比5.2%増)であります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(1) 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大による経済活動の低迷から、段階的な経済活動の再開や各種政策の効果等により持ち直しの動きも見られました。しかしながら、2021年4月には大都市圏を中心に緊急事態宣言が再発令されるなど、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いております。
当社グループが属する在宅マッサージ業界及び訪問看護業界におきましては、少子高齢化が加速する一方で、医療機関における病床数の減少が見込まれるとともに、特別養護老人ホーム等の介護施設の待機者数は、年々増加傾向にあり、政府による地域包括ケアシステムの構築の推進活動と相俟って、在宅療養の重要性がますます高まってきております。
このような状況のもと、当社グループが訪問してサービス提供する対象の一部には介護施設が含まれておりますが、多くの介護施設では新型コロナウイルス感染拡大防止を目的として、外部者の施設への立ち入りを一時的に禁止するなどといった措置がとられております。一方で、ワクチン接種状況の進展に伴い、緊急事態宣言が発出されていない期間及び地域については、外部者の施設への立ち入りを再開する介護施設も増えつつあります。
また、団塊の世代が75 歳以上の後期高齢者に達する2025 年頃には、国民の3人に1人が65歳以上の高齢者、5人に1人が75 歳以上の後期高齢者になるといういわゆる「2025年問題」の到来が見込まれる環境下において、介護施設等の法人営業を強化することによるサービス利用者のさらなる増大を通じて、「2025年問題」の解決企業として当社グループが事業を遂行していくことを実現すべく、フランチャイズ加盟店の新規開拓を通じて、マーケットシェア及びサービス提供エリアがより一層拡充いたしました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は1,027,817千円(前年同四半期比40.2%増)、営業利益は67,310千円(前年同四半期△175,081千円)、経常利益は67,262千円(前年同四半期△171,094千円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は51,719千円(前年同四半期△132,763千円)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
①マッサージ直営事業
マッサージ直営事業では、新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴い、多くの介護施設で外部者の施設への立ち入りを一時的に禁止された影響による減収が続いておりましたが、ワクチン接種状況の進展及び緊急事態宣言の解除に伴い、介護施設に向けてサービスの再開を訴求してまいりました。また、サービス休止中に筋麻痺や関節拘縮といった症状が進んでしまった利用者に対して、日常生活動作能力(ADL能力)の向上を目的として、従前よりも高頻度なサービス提供を提案することで、サービス提供回数の増加に取り組んでまいりました。また、介護施設への営業を強化するなど、引き続き当社グループのサービスの認知度向上を図ってまいりました。
以上の結果、売上高は804,798千円(前年同四半期比29.9%増)、セグメント利益は198,802千円(前年同四半期△30,919千円)となりました。
②マッサージフランチャイズ事業
マッサージフランチャイズ事業は、前期に株式会社オルテンシアハーモニーが当社グループに加わったことにより、マッサージフランチャイズ事業の大幅な拡大が行われました。
以上の結果、売上高は139,267千円(前年同四半期比223.3%増)、セグメント利益は44,893千円(前年同四半期比540.1%増)となりました。
③その他の事業
その他の事業セグメントに含まれる主な事業である訪問看護事業は、新型コロナウイルス感染拡大による大きな影響はなく、地域のケアマネジャーに対する営業の強化を通じて、当社グループのサービスの認知活動を推進してまいりました。一方、訪問看護事業所の新設や看護小規模多機能型居宅介護の事業展開のため、人員体制の整備費用等が発生いたしました。
以上の結果、売上高は83,751千円(前年同四半期比18.5%増)、セグメント損失は9,717千円(前年同四半期は、セグメント利益 3,126千円)となりました。
(2) 財政状態の状況
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は、2,540,273千円(前期比0.2%増)となりました。主な内訳は、現金及び預金が1,216,300千円(前期比0.5%減)及び売掛金が929,812千円(前期比4.3%増)であります。
また、固定資産は、644,037千円(前期比1.5%減)となりました。主な内訳は、のれんが247,148千円(前期比1.2%増)、契約関連無形資産が274,999千円(前期比2.1%減)及び投資その他の資産が62,841千円(前期比11.0%減)であります。
この結果、総資産は3,184,310千円(前期比0.1%減)となりました。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は621,365千円(前期比1.0%減)となりました。主な内訳は、1年内返済予定の長期借入金が310,534千円(前期比3.3%減)、未払金が91,857千円(前期比14.8%増)であります。
また、固定負債は948,345千円(前期比5.4%減)となりました。主な内訳は、長期借入金が640,807千円(前期比9.2%減)であります。
この結果、負債合計は1,569,710千円(前期比3.7%減)となりました。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は1,614,599千円(前期比3.5%増)となりました。主な内訳は、利益剰余金が1,039,578千円(前期比5.2%増)であります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。