四半期報告書-第105期第3四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、第2四半期連結会計期間より、出向者関係費のうち連結会社に対するものの表示区分を営業外費用から販売費及び一般管理費へ変更し、表示方法の変更の内容を反映させた組替後の数値で前年同四半期連結累計期間との比較、分析を行っております。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、米中貿易摩擦の長期化に伴う中国経済の減速等により、世界経済の不確実性が高まりましたものの、企業収益や雇用・所得環境の改善を背景に、民間設備投資や個人消費が増加するなど、景気は緩やかに回復してまいりました。
このような経済情勢のもと、当社グループにおきましては、資源事業及び機械・環境事業等における増収により、売上高は938億4千2百万円(前年同四半期比5.8%増)と前年同四半期に比べ増加いたしました。
損益につきましては、金属部門の減益等により、営業利益は75億9千8百万円(前年同四半期比0.3%減)と前年同四半期なみにとどまり、経常利益は持分法による投資損益が悪化しましたことから、76億3千4百万円(前年同四半期比6.4%減)と前年同四半期に比べ減少いたしました。
一方、親会社株主に帰属する四半期純利益は、保有株式の売却益を計上しましたことから、51億9千9百万円(前年同四半期比1.5%増)と前年同四半期なみの業績をおさめました。
セグメントごとの業績は次のとおりであります。
[資源事業]
(鉱石部門)
鉱石部門につきましては、主力生産品である石灰石の販売数量の増加に加え、原油価格の上昇に伴う石油製品の増収により、売上高は436億5千2百万円と前年同四半期に比べ20億5千2百万円(4.9%)増加し、営業利益は61億5千6百万円と前年同四半期に比べ3億4千7百万円(6.0%)増加いたしました。
(金属部門)
金属部門につきましては、銅精鉱等の販売数量の増加により、売上高は379億8千4百万円と前年同四半期に比べ15億5千9百万円(4.3%)増加しましたものの、営業利益は銅鉱石の買鉱条件悪化等により、7億6千9百万円と前年同四半期に比べ3億8千5百万円(33.4%)減少いたしました。
[機械・環境事業]
機械・環境事業につきましては、環境部門の主力商品である水処理剤及び機械部門における販売が順調でありましたことから、売上高は86億5千9百万円と前年同四半期に比べ13億3千万円(18.2%)増加し、営業利益は7億6千1百万円と前年同四半期に比べ3億2千4百万円(74.4%)増加いたしました。
[不動産事業]
不動産事業につきましては、賃貸物件の稼働状況が概ね順調に推移しましたことから、売上高は20億4千9百万円と前年同四半期に比べ2千3百万円(1.2%)増加しましたものの、修繕費が増加しました結果、営業利益は10億8千9百万円と前年同四半期に比べ8千8百万円(7.5%)減少いたしました。
[再生可能エネルギー事業]
再生可能エネルギー事業につきましては、地熱部門が堅調に推移しましたことに加え、新たに太陽光発電所が稼働しましたことから、売上高は14億9千5百万円と前年同四半期に比べ1億7千9百万円(13.6%)増加し、営業利益は3億4千4百万円と前年同四半期に比べ3千3百万円(10.8%)増加いたしました。
(2) 財政状態の状況
① 資産の部
当第3四半期連結会計期間末における資産の部の合計は、前連結会計年度末に比べ4億6千4百万円(0.3%)減少し、1,722億5千2百万円となりました。
流動資産につきましては、仕掛品が減少しましたものの、売掛金及び原材料の増加等により、前連結会計年度末に比べ21億9千9百万円(2.8%)増加し、794億9千5百万円となりました。
固定資産につきましては、保有株式の時価下落に伴う投資有価証券の減少等により、前連結会計年度末に比べ26億6千3百万円(2.8%)減少し、927億5千6百万円となりました。
② 負債の部
当第3四半期連結会計期間末における負債の部の合計は、前連結会計年度末に比べ20億5千1百万円(3.1%)減少し、643億6百万円となりました。
流動負債につきましては、短期借入金の減少等により、前連結会計年度末に比べ34億3千6百万円(7.9%)減少し、398億3千2百万円となりました。
固定負債につきましては、長期借入金の増加等により、前連結会計年度末に比べ13億8千5百万円(6.0%)増加し、244億7千3百万円となりました。
③ 純資産の部
当第3四半期連結会計期間末における純資産の部の合計は、利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末に比べ15億8千7百万円(1.5%)増加し、1,079億4千5百万円となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、5億5百万円であります。
(5) 主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設計画は次のとおりであります。
提出会社
なお、第2四半期連結会計期間より、出向者関係費のうち連結会社に対するものの表示区分を営業外費用から販売費及び一般管理費へ変更し、表示方法の変更の内容を反映させた組替後の数値で前年同四半期連結累計期間との比較、分析を行っております。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、米中貿易摩擦の長期化に伴う中国経済の減速等により、世界経済の不確実性が高まりましたものの、企業収益や雇用・所得環境の改善を背景に、民間設備投資や個人消費が増加するなど、景気は緩やかに回復してまいりました。
このような経済情勢のもと、当社グループにおきましては、資源事業及び機械・環境事業等における増収により、売上高は938億4千2百万円(前年同四半期比5.8%増)と前年同四半期に比べ増加いたしました。
損益につきましては、金属部門の減益等により、営業利益は75億9千8百万円(前年同四半期比0.3%減)と前年同四半期なみにとどまり、経常利益は持分法による投資損益が悪化しましたことから、76億3千4百万円(前年同四半期比6.4%減)と前年同四半期に比べ減少いたしました。
一方、親会社株主に帰属する四半期純利益は、保有株式の売却益を計上しましたことから、51億9千9百万円(前年同四半期比1.5%増)と前年同四半期なみの業績をおさめました。
セグメントごとの業績は次のとおりであります。
[資源事業]
(鉱石部門)
鉱石部門につきましては、主力生産品である石灰石の販売数量の増加に加え、原油価格の上昇に伴う石油製品の増収により、売上高は436億5千2百万円と前年同四半期に比べ20億5千2百万円(4.9%)増加し、営業利益は61億5千6百万円と前年同四半期に比べ3億4千7百万円(6.0%)増加いたしました。
(金属部門)
金属部門につきましては、銅精鉱等の販売数量の増加により、売上高は379億8千4百万円と前年同四半期に比べ15億5千9百万円(4.3%)増加しましたものの、営業利益は銅鉱石の買鉱条件悪化等により、7億6千9百万円と前年同四半期に比べ3億8千5百万円(33.4%)減少いたしました。
[機械・環境事業]
機械・環境事業につきましては、環境部門の主力商品である水処理剤及び機械部門における販売が順調でありましたことから、売上高は86億5千9百万円と前年同四半期に比べ13億3千万円(18.2%)増加し、営業利益は7億6千1百万円と前年同四半期に比べ3億2千4百万円(74.4%)増加いたしました。
[不動産事業]
不動産事業につきましては、賃貸物件の稼働状況が概ね順調に推移しましたことから、売上高は20億4千9百万円と前年同四半期に比べ2千3百万円(1.2%)増加しましたものの、修繕費が増加しました結果、営業利益は10億8千9百万円と前年同四半期に比べ8千8百万円(7.5%)減少いたしました。
[再生可能エネルギー事業]
再生可能エネルギー事業につきましては、地熱部門が堅調に推移しましたことに加え、新たに太陽光発電所が稼働しましたことから、売上高は14億9千5百万円と前年同四半期に比べ1億7千9百万円(13.6%)増加し、営業利益は3億4千4百万円と前年同四半期に比べ3千3百万円(10.8%)増加いたしました。
(2) 財政状態の状況
① 資産の部
当第3四半期連結会計期間末における資産の部の合計は、前連結会計年度末に比べ4億6千4百万円(0.3%)減少し、1,722億5千2百万円となりました。
流動資産につきましては、仕掛品が減少しましたものの、売掛金及び原材料の増加等により、前連結会計年度末に比べ21億9千9百万円(2.8%)増加し、794億9千5百万円となりました。
固定資産につきましては、保有株式の時価下落に伴う投資有価証券の減少等により、前連結会計年度末に比べ26億6千3百万円(2.8%)減少し、927億5千6百万円となりました。
② 負債の部
当第3四半期連結会計期間末における負債の部の合計は、前連結会計年度末に比べ20億5千1百万円(3.1%)減少し、643億6百万円となりました。
流動負債につきましては、短期借入金の減少等により、前連結会計年度末に比べ34億3千6百万円(7.9%)減少し、398億3千2百万円となりました。
固定負債につきましては、長期借入金の増加等により、前連結会計年度末に比べ13億8千5百万円(6.0%)増加し、244億7千3百万円となりました。
③ 純資産の部
当第3四半期連結会計期間末における純資産の部の合計は、利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末に比べ15億8千7百万円(1.5%)増加し、1,079億4千5百万円となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、5億5百万円であります。
(5) 主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設計画は次のとおりであります。
提出会社
事業所名 (所在地) | セグメント の名称 | 設備の名称 | 設備の内容 | 投資予定額(百万円) | 着手及び完了予定 | |
着手 | 完了 | |||||
鳥形山鉱業所 (高知県吾川郡仁淀川町) | 鉱石部門 | 第3立坑建設工事 (Ⅱ期工事及びⅢ期工事の一部繰上) | 石灰石生産設備 (破砕室、連絡坑道等) | 5,747 | 平成30年12月 | 平成34年1月 |