四半期報告書-第107期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により世界経済が大きく落ち込む中、緊急事態宣言の解除後は個人消費や生産に持ち直しの動きがみられたものの、企業収益は依然として大幅な減少が続くなど、景気は極めて厳しい状況で推移してまいりました。
このような経済情勢のもと、当社グループにおきましては、鉱石部門等における減収により、売上高は558億9千6百万円(前年同期比5.1%減)と前年同期に比べ減少いたしました。
損益につきましては、鉱石部門等の減益により、営業利益は36億4千1百万円(前年同期比14.4%減)と前年同期に比べ減少しましたものの、経常利益は持分法による投資利益等が増加しましたことから、46億1千万円(前年同期比0.5%増)と前年同期なみの業績をおさめました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、特別損失の減少等により、29億4千3百万円(前年同期比9.1%増)と前年同期に比べ増加いたしました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
[資源事業]
(鉱石部門)
鉱石部門につきましては、主力生産品である石灰石の販売数量の減少等により、売上高は238億6千9百万円と前年同期に比べ35億3千5百万円(12.9%)減少し、営業利益は27億5千万円と前年同期に比べ9億5千2百万円(25.7%)減少いたしました。
(金属部門)
金属部門につきましては、電気銅の販売数量の増加等により、売上高は239億2千9百万円と前年同期に比べ7億5千4百万円(3.3%)増加いたしました。
一方、営業利益はアタカマ銅鉱山の減益により、2億2千4百万円と前年同期に比べ2千4百万円(9.9%)減少いたしました。
[機械・環境事業]
機械・環境事業につきましては、環境部門の主力商品である水処理剤及び機械部門における販売が振わず、売上高は57億6千1百万円と前年同期に比べ9千1百万円(1.6%)減少し、営業利益は4億7千7百万円と前年同期に比べ8千4百万円(15.0%)減少いたしました。
[不動産事業]
不動産事業につきましては、売上高は14億1百万円と前年同期に比べ2百万円(0.2%)減少しましたものの、修繕費の減少等により、営業利益は8億2千9百万円と前年同期に比べ1千9百万円(2.4%)増加いたしました。
[再生可能エネルギー事業]
再生可能エネルギー事業につきましては、地熱部門及び太陽光発電部門ともに減収となりましたことから、売上高は9億3千4百万円と前年同期に比べ9千7百万円(9.5%)減少し、営業利益は2億7千3百万円と前年同期に比べ4千1百万円(13.1%)減少いたしました。
(2) 財政状態の状況
① 資産の部
当第2四半期連結会計期間末における資産の部の合計は、前連結会計年度末に比べ23億7千2百万円(1.4%)減少し、1,715億8千2百万円となりました。
流動資産につきましては、売掛金及び仕掛品の減少等により、前連結会計年度末に比べ62億8千9百万円(7.5%)減少し、775億8百万円となりました。
固定資産につきましては、保有株式の時価上昇に伴う投資有価証券の増加等により、前連結会計年度末に比べ39億1千6百万円(4.3%)増加し、940億7千3百万円となりました。
② 負債の部
当第2四半期連結会計期間末における負債の部の合計は、前連結会計年度末に比べ62億3千4百万円(9.1%)減少し、625億1千1百万円となりました。
流動負債につきましては、買掛金の減少等により、前連結会計年度末に比べ73億2千万円(16.1%)減少し、381億1千9百万円となりました。
固定負債につきましては、長期借入金の増加等により、前連結会計年度末に比べ10億8千6百万円(4.7%)増加し、243億9千2百万円となりました。
③ 純資産の部
当第2四半期連結会計期間末における純資産の部の合計は、利益剰余金及びその他有価証券評価差額金の増加等により、前連結会計年度末に比べ38億6千2百万円(3.7%)増加し、1,090億7千万円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ6億1千8百万円(1.8%)減少し、328億6千6百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益44億2千3百万円、減価償却費24億3千6百万円の計上に加えて、売上債権の減少等の収入要因がありましたものの、仕入債務の減少等の支出要因により、営業活動によって得られた資金は36億8千5百万円となり、前年同期に比べ2千9百万円(0.8%)減少いたしました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出等により、投資活動に要した資金は42億5千9百万円となり、前年同期に比べ7億4千1百万円(21.1%)増加いたしました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れによる収入等により、財務活動で得られた資金は1億8千8百万円となりました(前年同期は12億4千9百万円の支出)。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、3億1千7百万円であります。
当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により世界経済が大きく落ち込む中、緊急事態宣言の解除後は個人消費や生産に持ち直しの動きがみられたものの、企業収益は依然として大幅な減少が続くなど、景気は極めて厳しい状況で推移してまいりました。
このような経済情勢のもと、当社グループにおきましては、鉱石部門等における減収により、売上高は558億9千6百万円(前年同期比5.1%減)と前年同期に比べ減少いたしました。
損益につきましては、鉱石部門等の減益により、営業利益は36億4千1百万円(前年同期比14.4%減)と前年同期に比べ減少しましたものの、経常利益は持分法による投資利益等が増加しましたことから、46億1千万円(前年同期比0.5%増)と前年同期なみの業績をおさめました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、特別損失の減少等により、29億4千3百万円(前年同期比9.1%増)と前年同期に比べ増加いたしました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
[資源事業]
(鉱石部門)
鉱石部門につきましては、主力生産品である石灰石の販売数量の減少等により、売上高は238億6千9百万円と前年同期に比べ35億3千5百万円(12.9%)減少し、営業利益は27億5千万円と前年同期に比べ9億5千2百万円(25.7%)減少いたしました。
(金属部門)
金属部門につきましては、電気銅の販売数量の増加等により、売上高は239億2千9百万円と前年同期に比べ7億5千4百万円(3.3%)増加いたしました。
一方、営業利益はアタカマ銅鉱山の減益により、2億2千4百万円と前年同期に比べ2千4百万円(9.9%)減少いたしました。
[機械・環境事業]
機械・環境事業につきましては、環境部門の主力商品である水処理剤及び機械部門における販売が振わず、売上高は57億6千1百万円と前年同期に比べ9千1百万円(1.6%)減少し、営業利益は4億7千7百万円と前年同期に比べ8千4百万円(15.0%)減少いたしました。
[不動産事業]
不動産事業につきましては、売上高は14億1百万円と前年同期に比べ2百万円(0.2%)減少しましたものの、修繕費の減少等により、営業利益は8億2千9百万円と前年同期に比べ1千9百万円(2.4%)増加いたしました。
[再生可能エネルギー事業]
再生可能エネルギー事業につきましては、地熱部門及び太陽光発電部門ともに減収となりましたことから、売上高は9億3千4百万円と前年同期に比べ9千7百万円(9.5%)減少し、営業利益は2億7千3百万円と前年同期に比べ4千1百万円(13.1%)減少いたしました。
(2) 財政状態の状況
① 資産の部
当第2四半期連結会計期間末における資産の部の合計は、前連結会計年度末に比べ23億7千2百万円(1.4%)減少し、1,715億8千2百万円となりました。
流動資産につきましては、売掛金及び仕掛品の減少等により、前連結会計年度末に比べ62億8千9百万円(7.5%)減少し、775億8百万円となりました。
固定資産につきましては、保有株式の時価上昇に伴う投資有価証券の増加等により、前連結会計年度末に比べ39億1千6百万円(4.3%)増加し、940億7千3百万円となりました。
② 負債の部
当第2四半期連結会計期間末における負債の部の合計は、前連結会計年度末に比べ62億3千4百万円(9.1%)減少し、625億1千1百万円となりました。
流動負債につきましては、買掛金の減少等により、前連結会計年度末に比べ73億2千万円(16.1%)減少し、381億1千9百万円となりました。
固定負債につきましては、長期借入金の増加等により、前連結会計年度末に比べ10億8千6百万円(4.7%)増加し、243億9千2百万円となりました。
③ 純資産の部
当第2四半期連結会計期間末における純資産の部の合計は、利益剰余金及びその他有価証券評価差額金の増加等により、前連結会計年度末に比べ38億6千2百万円(3.7%)増加し、1,090億7千万円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ6億1千8百万円(1.8%)減少し、328億6千6百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益44億2千3百万円、減価償却費24億3千6百万円の計上に加えて、売上債権の減少等の収入要因がありましたものの、仕入債務の減少等の支出要因により、営業活動によって得られた資金は36億8千5百万円となり、前年同期に比べ2千9百万円(0.8%)減少いたしました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出等により、投資活動に要した資金は42億5千9百万円となり、前年同期に比べ7億4千1百万円(21.1%)増加いたしました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れによる収入等により、財務活動で得られた資金は1億8千8百万円となりました(前年同期は12億4千9百万円の支出)。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、3億1千7百万円であります。