四半期報告書-第77期第2四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)

【提出】
2018/11/13 9:22
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【項目】
27項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社および連結子会社)が判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、国内外の堅調な需要に支えられて景気の拡大を続けてきましたが、消費者の節約志向は根強く、また天候不順や多発した自然災害が影響し、さらに過熱する米中の貿易摩擦も懸念されて、景気の持続力に陰りが生じて減速不安が強まることとなりました。
当社グループの中核事業の一つである菓子・食品の市場におきましては、消費者の健康志向を背景とした高機能商品への需要が堅調である一方で、エネルギーコストや物流費の高騰、さらに販売促進費などの負担が増加して、厳しい事業環境が続きました。
こうした情勢のもと、当社グループは、生産能力の増強と商品の品質向上に注力した愛知県瀬戸市の新チョコレート工場を本年9月に本稼働させるとともに、精力的な営業活動を推進してまいりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、前年同期と比べて0.1%減の10,594百万円となりました。営業利益につきましては、減価償却費や販売費などのコストの増加により、前年同期と比べて59.5%減の128百万円となりました。また、経常利益は、営業利益の減少に加え新工場の試運転費用の計上により、前年同期と比べて42.4%減の373百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、前年同期と比べて39.0%減の307百万円となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
食品事業
当第2四半期連結累計期間におきましては、主力の菓子部門は積極的な販売活動を展開しましたところ、売上が堅調に推移して増収となりました。チョコレート類は、「アーモンドチョコレート カカオ73」などのファミリータイプの商品や、受託商品などが売上を伸ばして増収となりました。キャンディ類は受託商品が売上を落として減収となりました。
粉末飲料部門は、分包タイプの「スティックメイト」シリーズの売上は伸長しましたが、主力の「レモンティー」などが苦戦して減収となりました。
主として九州地区で製造・販売している冷菓部門は、受託商品の売上が落ち込んだことなどにより減収となりました。
そのほか、連結子会社の株式会社エースベーカリーは、積極的な商品提案を継続しましたところ、バウムクーヘン類やゼリー類が売上を落としましたが、ケーキ類が売上を伸ばして増収となりました。
これらの結果、食品事業の売上高は前年同期に比べ0.3%増の9,320百万円となりました。営業利益につきましては、瀬戸工場の稼働などに伴う減価償却費の増加や物流コストの上昇などにより前年同期に比べ24.2%減の326百万円となりました。
化成品事業
酵素部門につきましては、脂肪分解酵素「リパーゼ」は売上を伸ばしましたが、海外を主な市場としているチーズ用凝乳酵素「レンネット」は輸出相手国の経済状況の悪化などにより売上が低下し、減収となりました。
また、薬品部門につきましては、医薬品、X線フィルムなどの原料用の「デキストラン」の売上は増加しましたが、乳癌転移検出用医療機器で使用される「デキストランマグネタイト」が前年同期にまとまった受注があったため当期はその反動で減少し、減収となりました。
これらの結果、化成品事業の売上高は前年同期に比べ3.6%減の1,111百万円となりました。営業利益につきましては、販売費や研究費の増加などにより前年同期に比べ53.6%減の71百万円となりました。
不動産事業
不動産事業につきましては、事務所や駐車場の賃貸契約の増加などにより、売上高は前年同期に比べ2.8%増の162百万円となり、営業利益は前年同期に比べ3.5%増の63百万円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ9,236百万円増加して76,813百万円となりました。また、負債は前連結会計年度末に比べ5,864百万円増加して29,424百万円となり、純資産は前連結会計年度末に比べ3,371百万円増加して47,388百万円となりました。この結果、自己資本比率は61.7%となりました。
増減の主なものとして、資産の部では、新工場の建設などにより建物及び構築物が6,550百万円増加し、機械装置及び運搬具が4,749百万円増加して、現金及び預金が3,100百万円減少し、有形固定資産のその他に含まれる建設仮勘定が5,266百万円減少しました。また、保有する株式の株価の上昇などにより投資有価証券が4,921百万円増加しました。負債の部では、新工場の建設などにより流動負債のその他に含まれる未払金が2,755百万円増加し、長期借入金が1,341百万円増加しました。また、保有する株式の株価の上昇などにより繰延税金負債が1,527百万円増加しました。純資産の部では、その他有価証券評価差額金が3,401百万円増加しました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ3,100百万円減少し、1,504百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果使用した資金は、558百万円(前年同期は628百万円の収入)となりました。資金の主な増加要因は、減価償却費755百万円および売上債権の減少額413百万円であり、主な減少要因は、未収消費税等の増加額936百万円およびたな卸資産の増加額795百万円であります。
投資活動の結果使用した資金は、3,758百万円(前年同期は1,514百万円の支出)となりました。資金の主な増加要因は、有価証券及び投資有価証券の売却及び償還による収入100百万円であり、主な減少要因は、新工場の建設などに伴う有形固定資産の取得による支出3,857百万円であります。
財務活動の結果得られた資金は、1,215百万円(前年同期は451百万円の支出)となりました。資金の主な増加要因は、長期借入れによる収入1,580百万円であり、主な減少要因は、配当金の支払額336百万円であります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は395百万円であります。
(5) 主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の新設等について、当第2四半期連結累計期間において完成したものは、次のとおりであります。
会社名所在地セグメントの名称設備の内容投資総額
(百万円)
資金調達方法完成年月
提出会社愛知県瀬戸市食品事業チョコレート
製造設備
14,200自己資金および
借入金
平成30年8月

(注)上記の金額には消費税等は含まれておりません。

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