四半期報告書-第79期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/11/12 9:14
【資料】
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【項目】
36項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社および連結子会社)が判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、輸出や個人消費が急減して、景気の低迷が続きました。需要の減少や設備投資の手控えなどにより製造業の多くは生産が落ち込み、非製造業は消費の激減でさらに厳しい事業環境が続き、景気回復への足取りは重い状況となりました。
当社グループの中核事業の一つである菓子・食品の市場におきましては、雇用や賃金への不安により家計消費の防衛意識が高まる一方で、巣ごもり生活による需要拡大もみられました。
こうした情勢のもと、当社グループは、新型コロナウイルス対策を徹底するなかで、商品の安全性確保と品質管理体制の強化に引き続き注力するとともに、高付加価値商品の提供や事業活動の効率化を推進してまいりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、前年同期と比べて5.0%増の10,962百万円となりました。営業利益につきましては、新チョコレート工場の減価償却費の負担は重いものの、売上高の増加に伴って売上原価率も改善して28百万円となりました。前年同期は508百万円の営業損失でありました。また、経常利益は、営業利益の改善に加えて受取配当金の増加や新工場の企業立地奨励金などにより、715百万円となりました。前年同期の経常利益は2百万円でありました。親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、特別利益に固定資産売却益155百万円を、特別損失に減損損失など82百万円を計上して、前年同期と比べて約8.5倍の591百万円となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
食品事業
当第2四半期連結累計期間におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により景気は依然として厳しい状況にあるなか、主力の菓子部門は巣ごもり消費による需要の高まりなどにより増収となりました。チョコレート類は、アルファベットチョコレート50周年企画などの販売促進活動を展開しましたところ、「アルファベットチョコレート」などのファミリーサイズの商品が売上を大きく伸ばして増収となりました。キャンディ類は、受託商品の売上が増加しましたが、自社商品の売上が落ち込み減収となりました。
粉末飲料部門は、テレビCMなどの販売施策に取り組みましたところ、分包アソートタイプの「スティックメイト」シリーズやココア類などの売上が拡大して増収となりました。
主として九州地区で製造・販売している冷菓部門は、自社商品の売上が堅調に推移して増収となりました。
そのほか、連結子会社の株式会社エースベーカリーは、主力のバウムクーヘン類が苦戦しましたが、ゼリー類が受託商品の売上を伸ばしたことなどにより増収となりました。
これらの結果、食品事業の売上高は前年同期に比べ4.8%増の9,739百万円となりました。営業損益につきましては、売上高の増加に伴う売上原価率の改善などにより128百万円の営業利益となりました。なお、前年同期は226百万円の営業損失でありました。
化成品事業
酵素部門につきましては、脂肪分解酵素「リパーゼ」が国内・海外ともに売上を伸ばしましたが、海外を主な市場としているチーズ用凝乳酵素「レンネット」が苦戦して売上を落とし微減収となりました。
また、薬品部門につきましては、医薬品関連用途での「デキストラン」の売上が拡大して増収となりました。
これらの結果、化成品事業の売上高は前年同期に比べ8.7%増の1,075百万円となりました。営業損益につきましては、売上原価率の改善や販売費の減少などにより155百万円の営業利益となりました。なお、前年同期は23百万円の営業損失でありました。
不動産事業
不動産事業につきましては、賃貸マンションの売却などにより、売上高は前年同期に比べ7.1%減の146百万円となり、営業利益は前年同期に比べ11.9%減の54百万円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ2,635百万円増加して69,584百万円となりました。また、負債は前連結会計年度末に比べ1,195百万円増加して26,870百万円となり、純資産は前連結会計年度末に比べ1,439百万円増加して42,714百万円となりました。この結果、自己資本比率は61.4%となりました。
増減の主なものとして、資産の部では、現金及び預金が759百万円増加して、受取手形及び売掛金が519百万円減少しました。また、保有する株式の株価の上昇などにより投資有価証券が1,849百万円増加しました。負債の部では、支払手形及び買掛金が784百万円増加して、長期借入金が224百万円減少しました。また、保有する株式の株価の上昇などにより繰延税金負債が550百万円増加しました。純資産の部では、その他有価証券評価差額金が1,277百万円増加しました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ759百万円増加し、4,604百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果得られた資金は、1,620百万円(前年同期は2,163百万円の収入)となりました。資金の主な増加要因は、減価償却費1,006百万円、税金等調整前四半期純利益788百万円および仕入債務の増加額784百万円であり、主な減少要因は、たな卸資産の増加額995百万円であります。
投資活動の結果使用した資金は、381百万円(前年同期は443百万円の支出)となりました。資金の主な増加要因は、有形固定資産の売却による収入254百万円であり、主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出493百万円および有価証券及び投資有価証券の取得による支出100百万円であります。
財務活動の結果使用した資金は、480百万円(前年同期は836百万円の支出)となりました。資金の主な増加要因は、長期借入れによる収入190百万円であり、主な減少要因は、長期借入金の返済による支出414百万円および配当金の支払額370百万円であります。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は346百万円であります。

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