四半期報告書-第78期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)

【提出】
2019/11/13 9:05
【資料】
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【項目】
34項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社および連結子会社)が判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、米中の貿易摩擦などに起因する海外経済の減速により、製造業の景況感が冷え込み、景気の下振れへの不安が強まりました。外需の低迷に加え個人消費にも勢いがなく、企業の投資活動への影響が懸念されるようになりました。
当社グループの中核事業の一つである菓子・食品の市場におきましては、生活防衛意識による消費マインドの冷え込みが見られるなかで、市場獲得競争激化による販売促進費などの負担も重く、厳しい事業環境が続きました。
こうした情勢のもと、当社グループは、昨年9月に稼働させた愛知県瀬戸市の新チョコレート工場への第2期移転工事も終了して生産能力を増強させるとともに、商品の安全性確保と品質の向上のため品質管理体制を強化するなかで、高付加価値商品の上市ならびに精力的な営業活動を推進してまいりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、前年同期と比べて1.5%減の10,440百万円となりました。営業損益につきましては、新工場の稼働による減価償却費の増加などにより、508百万円の営業損失となりました。前年同期は128百万円の営業利益でありました。また、経常利益は、投資有価証券売却益などを計上しましたが、営業利益の減少により、前年同期と比べて99.4%減の2百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、前年同期と比べて77.6%減の68百万円となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
食品事業
当第2四半期連結累計期間におきましては、消費者心理の冷え込みが強まるなか、主力の菓子部門は新商品を投入して販売促進活動を展開しましたところ、売上が堅調に推移して増収となりました。チョコレート類は、「アルファベットチョコレート」などのファミリーサイズの商品や、パーティーサイズの商品などが売上を伸ばして増収となりました。キャンディ類は自社商品の売上が落ち込みましたが、受託商品の売上が増加したことにより前年同期並みの売上となりました。
粉末飲料部門は、分包アソートタイプの「スティックメイト」シリーズや、「ロイヤルミルクティー」などの売上が拡大して増収となりました。
主として九州地区で製造・販売している冷菓部門は、自社商品の売上が減少したものの、受託商品の売上が伸びて増収となりました。
そのほか、連結子会社の株式会社エースベーカリーは、企業間競争の激化や天候要因の影響などにより、主力のバウムクーヘン類やゼリー類が売上を落として減収となりました。
これらの結果、食品事業の売上高は前年同期に比べ0.3%減の9,291百万円となりました。営業損益につきましては、減価償却費や固定資産税の増加などにより226百万円の営業損失となりました。なお、前年同期は326百万円の営業利益でありました。
化成品事業
酵素部門につきましては、一部の輸出相手国の政情・経済状況の悪化や市場競争の激化などにより、チーズ用凝乳酵素「レンネット」および脂肪分解酵素「リパーゼ」が売上を落として減収となりました。
また、薬品部門につきましては、医薬品、X線フィルムなどの原料用の「デキストラン」の売上が落ち込み減収となりました。
これらの結果、化成品事業の売上高は前年同期に比べ10.9%減の990百万円となりました。営業損益につきましては、売上高の減少や売上原価率の上昇などにより23百万円の営業損失となりました。なお、前年同期は71百万円の営業利益でありました。
不動産事業
不動産事業につきましては、売上高は前年同期に比べ2.8%減の158百万円となり、営業利益は前年同期に比べ2.6%減の61百万円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ3,008百万円減少して69,098百万円となりました。また、負債は前連結会計年度末に比べ372百万円減少して27,771百万円となり、純資産は前連結会計年度末に比べ2,636百万円減少して41,326百万円となりました。この結果、自己資本比率は59.8%となりました。
増減の主なものとして、資産の部では、受取手形及び売掛金が1,006百万円減少し、流動資産のその他に含まれる未収消費税等が832百万円減少し、有価証券が800百万円増加しました。また、保有する株式の株価の下落や売却などにより投資有価証券が3,416百万円減少しました。負債の部では、流動負債のその他に含まれる未払金が1,250百万円増加しました。また、保有する株式の株価の下落などにより繰延税金負債が1,104百万円減少しました。純資産の部では、その他有価証券評価差額金が2,353百万円減少しました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ884百万円増加し、3,479百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果得られた資金は、2,163百万円(前年同期は558百万円の支出)となりました。資金の主な増加要因は、減価償却費1,165百万円および売上債権の減少額1,006百万円であり、主な減少要因は、たな卸資産の増加額633百万円であります。
投資活動の結果使用した資金は、443百万円(前年同期は3,758百万円の支出)となりました。資金の主な増加要因は、有価証券及び投資有価証券の売却及び償還による収入243百万円であり、主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出559百万円および有価証券及び投資有価証券の取得による支出109百万円であります。
財務活動の結果使用した資金は、836百万円(前年同期は1,215百万円の収入)となりました。資金の主な減少要因は、長期借入金の返済による支出414百万円および配当金の支払額336百万円であります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は354百万円であります。

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