有価証券報告書-第67期(平成29年9月21日-平成30年9月20日)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュフロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概況は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益の回復や雇用環境の改善を背景に、緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、国際情勢におきましては、米国の保護主義政策による貿易摩擦の懸念など、先行き不透明な状況が続いております。
食品業界におきましては、個人消費の持ち直しの動きは力強さを欠き、依然として節約志向が根強い中、企業間の価格競争の激化や製造変動費の増加など、引き続き厳しい状況が続いております。
みそ業界におきましては、海外への輸出や業務用の出荷が堅調に推移し、近年は出荷量の下げ止まりがみられるものの、国内での生みその需要減退が課題となっております。
豆乳業界におきましては、健康志向の高まりを背景として、料理などへの汎用性の高い無調整豆乳を中心に、堅調に推移しております。
このような環境の中で、当社グループは「健康で明るい生活へのお手伝い」を企業理念とし、安全で安心できる製品の供給に努めるとともに、原価高騰に対して、事業の効率化やコスト削減等に努め、経営基盤の強化に取り組んでまいりました。
この結果、売上高は、豆乳が順調に推移したため263億40百万円(前年同期比3.9%増)、営業利益は、運賃、水道光熱費及び子会社であるマルサンアイ鳥取株式会社の減価償却費等の製造原価の増加により3億79百万円(前年同期比46.6%減)、経常利益は、営業利益が減少したため4億14百万円(前年同期比55.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は、マルサンアイ鳥取株式会社に対する補助金収入12億83百万円があったため11億46百万円(前年同期比177.3%増)となりました。
なお、持分法適用関連会社のアメリカン・ソイ・プロダクツINC.及び海寧市裕豊醸造有限公司につきましては、持分法による投資利益39百万円を営業外収益に計上しております。また、アメリカン・ソイ・プロダクツINC.につきましては、2018年6月に当社の保有する同社の株式を全て売却し、当社の持分法適用関連会社の範囲から除外されております。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
a.みそ事業
生みそが堅調に推移したほか、2017年9月に発売した液状みその売上が寄与し、売上高は、47億80百万円(前年同期比4.0%増)となりました。
<生みそ>海外向けのみそや、業務用みそが拡大したほか、メディアで特集された影響で赤だしの出荷が増加したため、売上高は、38億24百万円(前年同期比2.3%増)となりました。
<調理みそ>主力製品である「酢みそ」、「からし酢みそ」等の売上が減少したため、売上高は、3億75百万円(前年同期比5.5%減)となりました。
<即席みそ>「懐石仕立本場赤だし6食」及びカップ即席みそ汁が好調に推移したものの、フリーズドライ製品の売上が減少したため、売上高は、4億11百万円(前年同期比1.3%減)となりました。
2018年3月に、人気のサンリオキャラクター「ぐでたま」をパッケージに採用した「ぐでたまのかき玉みそ汁4食入り」をリニューアルいたしました。新たにサンリオのキャラクターショップ等でも取り扱われるなど、販売ルートの拡大に努めました。
2018年9月には「緑黄色野菜のみそ汁4食」を発売いたしました。具材に栄養豊富で彩り豊かな緑黄色野菜(カボチャ、チンゲンサイ、ニンジン)を使用しており、野菜の甘みと食感が味わえます。又、抗ストレス、リラックス効果があると言われる大麦乳酸発酵ギャバを、1食当たり30mg配合いたしました。
<液状みそ>2017年9月に発売した鮮度ボトル入り液状みそ「香りつづくとろける味噌」シリーズの販売促進に努めた結果、売上高は、1億69百万円(前年同期比291.8%増)となりました。
2018年3月に「香りつづくとろける味噌減塩だし入りあわせ410g/205g」と、「香りつづくとろける味噌 あわせ、こしこうじ、赤だし」の205gタイプを発売いたしました。美味しさと便利を両立した本製品は、核家族化や有職女性の増加という社会環境の変化による、基礎調味料離れや料理時間の短縮等のニーズに応えた、新しい形のみそ生活をご提案する製品です。みそ自体の使いにくさ、保存のしにくさ、容器の不便さ等のみそに対する困りごとを解決した、開封後も常温で90日間鮮度を保つ液状だし入りみそです。誰でも簡単にお好みの量や濃さでおいしいみそ汁がつくれる上に、今まで作りにくかった炒め物や煮物もすぐに作ることができます。発売から1年で、本シリーズの出荷数量は100万本を突破いたしました。
2018年9月には、ロングセラー商品「純正こうじみそ」と同じ原料を使用した「鮮度のこうじみそ410g」、あごだしの旨味を引き立たせた、化学調味料無添加の「香りつづくとろける味噌あごだし205g」を発売し、更なるラインナップの充実を図りました。
b.豆乳飲料事業
豆乳が順調に推移したため、売上高は、194億6百万円(前年同期比4.0%増)となりました。
<豆乳>無調整豆乳、海外向け製品及び200mlタイプの製品が好調に推移し、売上高は、170億26百万円(前年同期比9.3%増)となりました。
2018年3月に、昭文社の人気旅行ガイドブック「ことりっぷ」編集部が監修した「ことりっぷ豆乳飲料」シリーズ品として「瀬戸内レモン」を発売いたしました。ことりっぷは20~40代の女性に支持されており、200mlパック飲料のメインターゲットと親和性があります。2018年9月にはシリーズ品「黒ごまさつま」を新たに発売し、現在は3品を展開しております。スーパー等の既存ルートだけでなくコンビニエンスストア等にも導入され、好評を博しております。
2018年3月に「豆乳飲料冷たいコーンスープ200ml」を発売いたしました。クラッシュコーンの入った、業界では珍しい固形物入りの豆乳飲料です。スープ売場にも展開することで、新規ユーザーの獲得を目指しました。化学調味料を使用せず、ビタミンEと食物繊維を加えて栄養バランスを整えた、朝食にも適した栄養機能食品です。
2018年9月には若い女性に訴求するため、サンリオとコラボした「ハローキティ豆乳飲料りんごはちみつ/紅茶200ml」の2品を発売いたしました。豆乳初心者でもおいしく飲める、10~20代向けの栄養素を強化した栄養機能食品の豆乳飲料です。ハローキティ愛好者や訪日外国人旅行者等にも訴求できる本商品は、サンリオのキャラクターショップでも取扱われております。
2017年9月に発売した「タニタカフェ監修オーガニック豆乳」シリーズは好評を博しており、発売から1年で、新製品としては異例の売上3億4千万円を達成いたしました。
<飲料>「あまざけ」が順調に推移したものの、受託製造品が減少したため、売上高は、23億80百万円(前年同期比22.8%減)となりました。
2018年3月に「タニタカフェ監修オーガニック豆乳」シリーズの姉妹品として、オーガニックアーモンドペーストを使用した「タニタカフェ監修アーモンドミルク リラックス/ナチュラル」200mlと1000mlを発売いたしました。成長の見込める植物性ミルク市場にいち早く取り組んだメーカーとして、安全と健康を追求した商品を開発いたしました。アーモンドの含有量にもこだわり、香料を使用していないのでアーモンドの風味そのものを味わっていただけます。現在はタニタカフェの店舗でも、豆乳とともにメニューに使用されております。
2018年9月には「あまざけ200ml/1000ml」のシリーズ品として、「あまざけ生姜200ml」を発売いたしました。甘酒と相性のよい生姜フレーバーで、植物性乳酸菌を1,000億個配合しております。「第3のミルク」市場はメディアにも取り上げられる機会が増えており、年々需要が増加しております。
c.その他食品事業
「豆乳グルト400g」や水煮大豆の売上が順調に推移したため、売上高は、21億35百万円(前年同期比3.0%増)となりました。
好調な「豆乳グルト400g」の姉妹品として、2018年9月に「国産大豆の豆乳使用 豆乳グルト400g」を発売いたしました。ご要望の多かった、国産大豆を使用した豆乳で作った豆乳グルトであり、大豆固形分を9%とし、国産大豆のおいしさを味わえます。
鍋スープでは2018年9月に、ストレート鍋スープ「まつやとり野菜みそ鍋スープ」を発売いたしました。今まで販売していたコラボ品ではなく、元祖「まつやとり野菜みそ」をストレート鍋スープとして商品化し、鍋スープ売場での定着を図ってまいります。
その他には「魚介系らーめん仕立て真鯛寄せ鍋スープ/海老味噌鍋スープ750g」の2品を発売いたしました。日本のソウルフードの代表格であるらーめんのスープ風に仕立て、鍋と同時に〆も楽しむという食べ方をご提案しております。万人がイメージしやすい「ラーメンスープの味わい」、「和風トレンドだし」、「減塩」をコンセプトとした、大人から子どもまで家族全員に楽しんでもらえる減塩鍋スープです。
又、中部・関西地区限定で「どかっ鍋 キムチ鍋スープ/寄せ鍋スープ1kg」を発売いたしました。鍋スープの分量が少ない、足りないというご意見をもとに開発した、業界最大容量である1kgの鍋スープです。なお、おなじみの定番ストレート鍋スープ750gシリーズ5品(ちゃんこ鍋、寄せ鍋、豆乳鍋、キムチ鍋、ごまみそ鍋)のデザインリニューアルを実施いたしました。
d.技術指導料その他
技術指導料及び受取ロイヤリティーとして、売上高18百万円(前年同期比0.6%増)を計上いたしました。
財政状態の状況は次のとおりであります。
(資産)
流動資産は、103億68百万円となり、前連結会計年度末に比べ8百万円増加いたしました。増加の主な要因といたしましては、その他に含まれる未収消費税等の減少4億40百万円等があったものの、現金及び預金の増加3億45百万円、受取手形及び売掛金の増加1億62百万円等によるものであります。
固定資産は、131億6百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億77百万円減少いたしました。減少の主な要因といたしましては、投資有価証券の減少3億13百万円等によるものであります。
この結果、資産合計は、234億75百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億69百万円減少いたしました。
(負債)
流動負債は、131億47百万円となり、前連結会計年度末に比べ34億16百万円減少いたしました。減少の主な要因といたしましては、1年内返済予定の長期借入金の減少17億62百万円、短期借入金の減少15億90百万円等によるものであります。
固定負債は、50億50百万円となり、前連結会計年度末に比べ18億73百万円増加いたしました。増加の主な要因といたしましては、長期借入金の増加15億68百万円等によるものであります。
この結果、負債合計は、181億98百万円となり、前連結会計年度末に比べ15億42百万円減少いたしました。
(純資産)
純資産合計は、52億76百万円となり、前連結会計年度末に比べ10億73百万円増加いたしました。増加の主な要因といたしましては、利益剰余金の増加10億9百万円等によるものであります。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ3億10百万円増加し、29億12百万円(前連結会計年度比11.9%増)となりました。各キャッシュ・フローの状況と主な要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、29億40百万円(前連結会計年度は13億48百万円の資金増加)となりました。これは、税金等調整前当期純利益18億61百万円及び減価償却費13億22百万円等の資金増加によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、6億64百万円(前連結会計年度は46億83百万円の資金減少)となりました。これは、投資有価証券の売却による収入8億21百万円等の資金増加に対し、有形固定資産の取得による支出14億47百万円等の資金減少によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、19億66百万円(前連結会計年度は39億65百万円の資金増加)となりました。これは、長期借入れによる収入38億90百万円等の資金増加に対し、長期借入金の返済による支出40億84百万円及び短期借入金の純減少額15億90百万円等によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の状況
a. 生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 金額は販売価格によるものであり、消費税等は含まれておりません。
当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 金額は実際仕入価格によるものであり、消費税等は含まれておりません。
b.受注状況
当社グループは、すべて見込み生産によっているため、該当事項はありません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
2 金額には消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たり必要と思われる見積りは、合理的な基準に基づいて実施しております。
なお、詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 (1) 連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績の分析
<売上高>みそ事業では、生みそが堅調に推移したほか、2017年9月に発売した液状みその売上が寄与し、売上高は、47億80百万円(前年同期比4.0%増)となりました。
豆乳飲料事業では、豆乳が順調に推移したため、売上高は、194億6百万円(前年同期比4.0%増)となりました。
その他食品事業では「豆乳グルト400g」や水煮大豆の売上が順調に推移したため、売上高は、21億35百万円(前年同期比3.0%増)となりました。
技術指導料その他では、技術指導料及び受取ロイヤリティーとして、売上高18百万円(前年同期比0.6%増)を計上いたしました。
その結果、当連結会計年度における売上高は263億40百万円となり、前連結会計年度と比べ9億94百万円増加いたしました。
<営業利益>当連結会計年度における営業利益は、3億79百万円となり、前連結会計年度に比べ3億30百万円減少いたしました。運賃、水道光熱費及び子会社であるマルサンアイ鳥取株式会社の減価償却費等の製造原価が増加したためであります。
<経常利益>当連結会計年度における経常利益は、4億14百万円となり、前連結会計年度に比べ5億7百万円減少いたしました。主に営業利益が減少したためであります。
<親会社株主に帰属する当期純利益>当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は、11億46百万円となり、前連結会計年度に比べ7億33百万円増加いたしました。マルサンアイ鳥取株式会社に対する補助金収入12億83百万円があったためであります。
b.財政状態の分析
財政状態の分析につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。
c.キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュフロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概況は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益の回復や雇用環境の改善を背景に、緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、国際情勢におきましては、米国の保護主義政策による貿易摩擦の懸念など、先行き不透明な状況が続いております。
食品業界におきましては、個人消費の持ち直しの動きは力強さを欠き、依然として節約志向が根強い中、企業間の価格競争の激化や製造変動費の増加など、引き続き厳しい状況が続いております。
みそ業界におきましては、海外への輸出や業務用の出荷が堅調に推移し、近年は出荷量の下げ止まりがみられるものの、国内での生みその需要減退が課題となっております。
豆乳業界におきましては、健康志向の高まりを背景として、料理などへの汎用性の高い無調整豆乳を中心に、堅調に推移しております。
このような環境の中で、当社グループは「健康で明るい生活へのお手伝い」を企業理念とし、安全で安心できる製品の供給に努めるとともに、原価高騰に対して、事業の効率化やコスト削減等に努め、経営基盤の強化に取り組んでまいりました。
この結果、売上高は、豆乳が順調に推移したため263億40百万円(前年同期比3.9%増)、営業利益は、運賃、水道光熱費及び子会社であるマルサンアイ鳥取株式会社の減価償却費等の製造原価の増加により3億79百万円(前年同期比46.6%減)、経常利益は、営業利益が減少したため4億14百万円(前年同期比55.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は、マルサンアイ鳥取株式会社に対する補助金収入12億83百万円があったため11億46百万円(前年同期比177.3%増)となりました。
なお、持分法適用関連会社のアメリカン・ソイ・プロダクツINC.及び海寧市裕豊醸造有限公司につきましては、持分法による投資利益39百万円を営業外収益に計上しております。また、アメリカン・ソイ・プロダクツINC.につきましては、2018年6月に当社の保有する同社の株式を全て売却し、当社の持分法適用関連会社の範囲から除外されております。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
a.みそ事業
生みそが堅調に推移したほか、2017年9月に発売した液状みその売上が寄与し、売上高は、47億80百万円(前年同期比4.0%増)となりました。
<生みそ>海外向けのみそや、業務用みそが拡大したほか、メディアで特集された影響で赤だしの出荷が増加したため、売上高は、38億24百万円(前年同期比2.3%増)となりました。
<調理みそ>主力製品である「酢みそ」、「からし酢みそ」等の売上が減少したため、売上高は、3億75百万円(前年同期比5.5%減)となりました。
<即席みそ>「懐石仕立本場赤だし6食」及びカップ即席みそ汁が好調に推移したものの、フリーズドライ製品の売上が減少したため、売上高は、4億11百万円(前年同期比1.3%減)となりました。
2018年3月に、人気のサンリオキャラクター「ぐでたま」をパッケージに採用した「ぐでたまのかき玉みそ汁4食入り」をリニューアルいたしました。新たにサンリオのキャラクターショップ等でも取り扱われるなど、販売ルートの拡大に努めました。
2018年9月には「緑黄色野菜のみそ汁4食」を発売いたしました。具材に栄養豊富で彩り豊かな緑黄色野菜(カボチャ、チンゲンサイ、ニンジン)を使用しており、野菜の甘みと食感が味わえます。又、抗ストレス、リラックス効果があると言われる大麦乳酸発酵ギャバを、1食当たり30mg配合いたしました。
<液状みそ>2017年9月に発売した鮮度ボトル入り液状みそ「香りつづくとろける味噌」シリーズの販売促進に努めた結果、売上高は、1億69百万円(前年同期比291.8%増)となりました。
2018年3月に「香りつづくとろける味噌減塩だし入りあわせ410g/205g」と、「香りつづくとろける味噌 あわせ、こしこうじ、赤だし」の205gタイプを発売いたしました。美味しさと便利を両立した本製品は、核家族化や有職女性の増加という社会環境の変化による、基礎調味料離れや料理時間の短縮等のニーズに応えた、新しい形のみそ生活をご提案する製品です。みそ自体の使いにくさ、保存のしにくさ、容器の不便さ等のみそに対する困りごとを解決した、開封後も常温で90日間鮮度を保つ液状だし入りみそです。誰でも簡単にお好みの量や濃さでおいしいみそ汁がつくれる上に、今まで作りにくかった炒め物や煮物もすぐに作ることができます。発売から1年で、本シリーズの出荷数量は100万本を突破いたしました。
2018年9月には、ロングセラー商品「純正こうじみそ」と同じ原料を使用した「鮮度のこうじみそ410g」、あごだしの旨味を引き立たせた、化学調味料無添加の「香りつづくとろける味噌あごだし205g」を発売し、更なるラインナップの充実を図りました。
b.豆乳飲料事業
豆乳が順調に推移したため、売上高は、194億6百万円(前年同期比4.0%増)となりました。
<豆乳>無調整豆乳、海外向け製品及び200mlタイプの製品が好調に推移し、売上高は、170億26百万円(前年同期比9.3%増)となりました。
2018年3月に、昭文社の人気旅行ガイドブック「ことりっぷ」編集部が監修した「ことりっぷ豆乳飲料」シリーズ品として「瀬戸内レモン」を発売いたしました。ことりっぷは20~40代の女性に支持されており、200mlパック飲料のメインターゲットと親和性があります。2018年9月にはシリーズ品「黒ごまさつま」を新たに発売し、現在は3品を展開しております。スーパー等の既存ルートだけでなくコンビニエンスストア等にも導入され、好評を博しております。
2018年3月に「豆乳飲料冷たいコーンスープ200ml」を発売いたしました。クラッシュコーンの入った、業界では珍しい固形物入りの豆乳飲料です。スープ売場にも展開することで、新規ユーザーの獲得を目指しました。化学調味料を使用せず、ビタミンEと食物繊維を加えて栄養バランスを整えた、朝食にも適した栄養機能食品です。
2018年9月には若い女性に訴求するため、サンリオとコラボした「ハローキティ豆乳飲料りんごはちみつ/紅茶200ml」の2品を発売いたしました。豆乳初心者でもおいしく飲める、10~20代向けの栄養素を強化した栄養機能食品の豆乳飲料です。ハローキティ愛好者や訪日外国人旅行者等にも訴求できる本商品は、サンリオのキャラクターショップでも取扱われております。
2017年9月に発売した「タニタカフェ監修オーガニック豆乳」シリーズは好評を博しており、発売から1年で、新製品としては異例の売上3億4千万円を達成いたしました。
<飲料>「あまざけ」が順調に推移したものの、受託製造品が減少したため、売上高は、23億80百万円(前年同期比22.8%減)となりました。
2018年3月に「タニタカフェ監修オーガニック豆乳」シリーズの姉妹品として、オーガニックアーモンドペーストを使用した「タニタカフェ監修アーモンドミルク リラックス/ナチュラル」200mlと1000mlを発売いたしました。成長の見込める植物性ミルク市場にいち早く取り組んだメーカーとして、安全と健康を追求した商品を開発いたしました。アーモンドの含有量にもこだわり、香料を使用していないのでアーモンドの風味そのものを味わっていただけます。現在はタニタカフェの店舗でも、豆乳とともにメニューに使用されております。
2018年9月には「あまざけ200ml/1000ml」のシリーズ品として、「あまざけ生姜200ml」を発売いたしました。甘酒と相性のよい生姜フレーバーで、植物性乳酸菌を1,000億個配合しております。「第3のミルク」市場はメディアにも取り上げられる機会が増えており、年々需要が増加しております。
c.その他食品事業
「豆乳グルト400g」や水煮大豆の売上が順調に推移したため、売上高は、21億35百万円(前年同期比3.0%増)となりました。
好調な「豆乳グルト400g」の姉妹品として、2018年9月に「国産大豆の豆乳使用 豆乳グルト400g」を発売いたしました。ご要望の多かった、国産大豆を使用した豆乳で作った豆乳グルトであり、大豆固形分を9%とし、国産大豆のおいしさを味わえます。
鍋スープでは2018年9月に、ストレート鍋スープ「まつやとり野菜みそ鍋スープ」を発売いたしました。今まで販売していたコラボ品ではなく、元祖「まつやとり野菜みそ」をストレート鍋スープとして商品化し、鍋スープ売場での定着を図ってまいります。
その他には「魚介系らーめん仕立て真鯛寄せ鍋スープ/海老味噌鍋スープ750g」の2品を発売いたしました。日本のソウルフードの代表格であるらーめんのスープ風に仕立て、鍋と同時に〆も楽しむという食べ方をご提案しております。万人がイメージしやすい「ラーメンスープの味わい」、「和風トレンドだし」、「減塩」をコンセプトとした、大人から子どもまで家族全員に楽しんでもらえる減塩鍋スープです。
又、中部・関西地区限定で「どかっ鍋 キムチ鍋スープ/寄せ鍋スープ1kg」を発売いたしました。鍋スープの分量が少ない、足りないというご意見をもとに開発した、業界最大容量である1kgの鍋スープです。なお、おなじみの定番ストレート鍋スープ750gシリーズ5品(ちゃんこ鍋、寄せ鍋、豆乳鍋、キムチ鍋、ごまみそ鍋)のデザインリニューアルを実施いたしました。
d.技術指導料その他
技術指導料及び受取ロイヤリティーとして、売上高18百万円(前年同期比0.6%増)を計上いたしました。
財政状態の状況は次のとおりであります。
(資産)
流動資産は、103億68百万円となり、前連結会計年度末に比べ8百万円増加いたしました。増加の主な要因といたしましては、その他に含まれる未収消費税等の減少4億40百万円等があったものの、現金及び預金の増加3億45百万円、受取手形及び売掛金の増加1億62百万円等によるものであります。
固定資産は、131億6百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億77百万円減少いたしました。減少の主な要因といたしましては、投資有価証券の減少3億13百万円等によるものであります。
この結果、資産合計は、234億75百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億69百万円減少いたしました。
(負債)
流動負債は、131億47百万円となり、前連結会計年度末に比べ34億16百万円減少いたしました。減少の主な要因といたしましては、1年内返済予定の長期借入金の減少17億62百万円、短期借入金の減少15億90百万円等によるものであります。
固定負債は、50億50百万円となり、前連結会計年度末に比べ18億73百万円増加いたしました。増加の主な要因といたしましては、長期借入金の増加15億68百万円等によるものであります。
この結果、負債合計は、181億98百万円となり、前連結会計年度末に比べ15億42百万円減少いたしました。
(純資産)
純資産合計は、52億76百万円となり、前連結会計年度末に比べ10億73百万円増加いたしました。増加の主な要因といたしましては、利益剰余金の増加10億9百万円等によるものであります。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ3億10百万円増加し、29億12百万円(前連結会計年度比11.9%増)となりました。各キャッシュ・フローの状況と主な要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、29億40百万円(前連結会計年度は13億48百万円の資金増加)となりました。これは、税金等調整前当期純利益18億61百万円及び減価償却費13億22百万円等の資金増加によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、6億64百万円(前連結会計年度は46億83百万円の資金減少)となりました。これは、投資有価証券の売却による収入8億21百万円等の資金増加に対し、有形固定資産の取得による支出14億47百万円等の資金減少によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、19億66百万円(前連結会計年度は39億65百万円の資金増加)となりました。これは、長期借入れによる収入38億90百万円等の資金増加に対し、長期借入金の返済による支出40億84百万円及び短期借入金の純減少額15億90百万円等によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の状況
a. 生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 金額(千円) | 前年同期比(%) |
| みそ事業 | 4,785,516 | 103.7 |
| 豆乳飲料事業 | 19,495,025 | 103.9 |
| その他食品事業 | 1,957,876 | 108.5 |
| 合計 | 26,238,418 | 104.2 |
(注) 金額は販売価格によるものであり、消費税等は含まれておりません。
当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 金額(千円) | 前年同期比(%) |
| みそ事業 | 188,521 | 223.9 |
| 豆乳飲料事業 | 2,700 | 74.8 |
| その他食品事業 | 194,472 | 91.6 |
| 合計 | 385,694 | 128.5 |
(注) 金額は実際仕入価格によるものであり、消費税等は含まれておりません。
b.受注状況
当社グループは、すべて見込み生産によっているため、該当事項はありません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 金額(千円) | 前年同期比(%) |
| みそ事業 | 4,780,007 | 104.0 |
| 豆乳飲料事業 | 19,406,842 | 104.0 |
| その他食品事業 | 2,135,673 | 103.0 |
| その他 | 18,055 | 100.6 |
| 合計 | 26,340,579 | 103.9 |
(注) 1 最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 2016年9月21日 至 2017年9月20日) | 当連結会計年度 (自 2017年9月21日 至 2018年9月20日) | ||
| 伊藤忠商事株式会社 | 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) |
| 7,825,576 | 30.9 | 8,565,744 | 32.5 | |
2 金額には消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たり必要と思われる見積りは、合理的な基準に基づいて実施しております。
なお、詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 (1) 連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績の分析
<売上高>みそ事業では、生みそが堅調に推移したほか、2017年9月に発売した液状みその売上が寄与し、売上高は、47億80百万円(前年同期比4.0%増)となりました。
豆乳飲料事業では、豆乳が順調に推移したため、売上高は、194億6百万円(前年同期比4.0%増)となりました。
その他食品事業では「豆乳グルト400g」や水煮大豆の売上が順調に推移したため、売上高は、21億35百万円(前年同期比3.0%増)となりました。
技術指導料その他では、技術指導料及び受取ロイヤリティーとして、売上高18百万円(前年同期比0.6%増)を計上いたしました。
その結果、当連結会計年度における売上高は263億40百万円となり、前連結会計年度と比べ9億94百万円増加いたしました。
<営業利益>当連結会計年度における営業利益は、3億79百万円となり、前連結会計年度に比べ3億30百万円減少いたしました。運賃、水道光熱費及び子会社であるマルサンアイ鳥取株式会社の減価償却費等の製造原価が増加したためであります。
<経常利益>当連結会計年度における経常利益は、4億14百万円となり、前連結会計年度に比べ5億7百万円減少いたしました。主に営業利益が減少したためであります。
<親会社株主に帰属する当期純利益>当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は、11億46百万円となり、前連結会計年度に比べ7億33百万円増加いたしました。マルサンアイ鳥取株式会社に対する補助金収入12億83百万円があったためであります。
b.財政状態の分析
財政状態の分析につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。
c.キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載しております。