四半期報告書-第72期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間の業績は、売上収益では前年同期比3.1%増の2,213億61百万円となりました。利益面では、営業利益は前年同期比12.5%減の197億21百万円、税引前四半期利益は前年同期比12.7%減の204億27百万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は、前年同期比11.1%減の134億69百万円となりました。
当社グループは2017年3月期からの5ヵ年を対象とする「中期経営計画2020」に基づき、「本業で稼ぐ力」と「資本市場での価値」の向上を実現すべく、戦略テーマである①グローバルブランディングの促進、②海外重点地域への集中、③国内収益基盤の盤石化、④第2の収益の柱の構築、⑤グローバル経営人材の育成・強化に取り組んでおります。
<連結業績>(単位:百万円)
報告セグメント別の業績の概況は、以下のとおりです。
①日清食品
日清食品㈱の販売状況は、カップめん類が売上を伸ばし、前年同期比で増収となりました。
カップめん類では、濃厚な味噌スープが特長の「カップヌードル 味噌」の売上が好調であったことに加え、「あっさりおいしいカップヌードル」シリーズ、「カップヌードル ビッグ」シリーズが売上に貢献し、前年同期比で増収となりました。袋めん類では、「チキンラーメン」に関するさまざまな意見を「説」として紹介したTVCMが好評を博し、売上に貢献しました。また、「お椀で食べる」シリーズも引き続き好調を維持しましたが、袋めん類では、2019年6月に実施した価格改定の影響を受け、販売数量が一時的に減少し、前年同期比で減収となりました。利益面では、売上の増加による利益の増加がありましたが、関西工場稼働に伴う減価償却費の増加、原材料価格、物流費の上昇等により減益となりました。
この結果、報告セグメントにおける日清食品の売上収益は、前年同期比3.3%増の924億65百万円となり、セグメント利益は、前年同期比4.3%減の117億36百万円となりました。
②明星食品
明星食品の販売状況は、カップめん類が売上を伸ばし前年同期比で増収となりました。
カップめん類で「明星 チャルメラ」「明星 中華三昧」シリーズが好調に推移したことに加え、「明星 旨だし屋」シリーズ、「明星 評判屋」シリーズ等オープン価格商品も伸長しました。利益面では、物流費の上昇等費用の増加があったものの、2019年6月に実施した価格改定の効果により前年同期比で増益となりました。
この結果、報告セグメントにおける明星食品の売上収益は、前年同期比6.8%増の170億97百万円となり、セグメント利益は、前年同期比5.9%増の13億32百万円となりました。
③低温事業
日清食品チルド㈱の販売状況は、新製品「そのまんま麺」シリーズが売上に貢献し、「行列のできる店のラーメン」シリーズ、「つけ麺の達人」シリーズも順調に推移しました。しかしながら天候不順による冷しめん類の需要低迷及び焼そば類の販売減により前年同期比で減収となりました。
日清食品冷凍㈱の販売状況は、主力商品である「日清もちっと生パスタ」、「冷凍 日清スパ王プレミアム」シリーズ、「冷凍 日清中華 上海焼そば 大盛り」、「冷凍 日清中華 汁なし担々麺 大盛り」が順調に売上を伸ばし、増収となりました。しかしながら原材料価格、物流費等が上昇していることにより、前年同期比で減益となりました。
この結果、報告セグメントにおける低温事業の売上収益は、前年同期比0.9%増の279億21百万円となり、セグメント利益は、前年同期比12.1%減の10億20百万円となりました。
④米州地域
米州地域においては、既存商品の収益力の向上に加え、新たな需要の創造に向けた付加価値商品の提案強化に取り組んでおります。
売上につきましては、ブラジルでは「CUP NOODLES」の売上が大きく伸長しました。米国については既存品の売上が堅調なことに加え、高価格帯商品の販売推進により売上が好調に推移し、セグメント全体で増収となりました。利益につきましては、価格改定効果、高価格帯商品の販売増等により増益となりました。
この結果、報告セグメントにおける米州地域の売上収益は、前年同期比7.9%増の315億69百万円となり、セグメント利益は、前年同期比26億72百万円増の24億2百万円となりました。
⑤中国地域
中国地域においては、中国大陸での高付加価値商品市場が拡大しており、販売エリア拡大と中国版カップヌードル「合味道」のブランド強化に取り組んでおります。そのような中、売上につきましては「合味道」ブランドを中心としたカップめん類が好調に推移し、前年同期比で増収となりました。利益につきましては中国国内における販売数量の増加及びそれに伴うコスト低減により、前年同期比で増益となりました。
この結果、報告セグメントにおける中国地域の売上収益は、前年同期比3.1%増の209億67百万円となり、セグメント利益は、前年同期比31.4%増の22億91百万円となりました。
また、報告セグメントに含まれない事業セグメントである国内の菓子事業、飲料事業等及び欧州地域、アジア地域を含んだ「その他」の売上収益は前年同期比1.5%減の313億39百万円となり、セグメント利益は、前年同期比58.8%減の37億65百万円となりました。
(2) 財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末の当社グループの資産合計は、前連結会計年度末に比べ27億66百万円増加し、5,603億44百万円となりました。当第2四半期連結会計期間末の資産、負債及び資本の状況は次のとおりであります。
資産の増加につきましては、主に非流動資産のその他の金融資産が98億5百万円、現金及び現金同等物が61億74百万円減少した一方、有形固定資産が185億4百万円増加したことによるものであります。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ57億13百万円増加し、2,107億45百万円となりました。これは主に流動負債の借入金が221億円、営業債務及びその他の債務が121億49百万円減少した一方、非流動負債の借入金が296億37百万円、非流動負債のその他の金融負債が121億18百万円増加したことによるものであります。
資本は、前連結会計年度末に比べ29億46百万円減少し、3,495億99百万円となりました。これは主に利益剰余金が77億10百万円増加した一方、その他の資本の構成要素が102億87百万円減少したことによるものであります。
この結果、親会社所有者帰属持分比率は前連結会計年度末の58.6%から57.9%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、資金という。)は、前第2四半期連結累計期間における123億63百万円の増加から、61億74百万円の減少となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は206億6百万円(前年同期比19億3百万円の資金の増加)となりました。これは主に営業債務及びその他の債務の増減額が75億78百万円減少したものの、固定資産除売却損益が49億76百万円、営業債権及びその他の債権の増減額が48億35百万円増加したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は244億34百万円(前年同期比60億14百万円の資金の減少)となりました。これは主に定期預金の預入による支出の減少により資金が75億82百万円増加したものの、有形固定資産の売却による収入が減少したことにより資金が87億25百万円、定期預金の払戻による収入が減少したことにより資金が78億61百万円減少したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の増加は4億32百万円(前年同期比164億14百万円の資金の減少)となりました。これは主に長期借入金による収入の増加により資金が282億47百万円増加したものの、短期借入金の純増減額が423億86百万円減少したことによるものです。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、37億36百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間の業績は、売上収益では前年同期比3.1%増の2,213億61百万円となりました。利益面では、営業利益は前年同期比12.5%減の197億21百万円、税引前四半期利益は前年同期比12.7%減の204億27百万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は、前年同期比11.1%減の134億69百万円となりました。
当社グループは2017年3月期からの5ヵ年を対象とする「中期経営計画2020」に基づき、「本業で稼ぐ力」と「資本市場での価値」の向上を実現すべく、戦略テーマである①グローバルブランディングの促進、②海外重点地域への集中、③国内収益基盤の盤石化、④第2の収益の柱の構築、⑤グローバル経営人材の育成・強化に取り組んでおります。
<連結業績>(単位:百万円)
| 区分 | 2019年3月期 | 2020年3月期 | 対前年同期比 | |
| 自 2018年4月1日 至 2018年9月30日 | 自 2019年4月1日 至 2019年9月30日 | 金額 | % | |
| 売上収益 | 214,662 | 221,361 | +6,698 | +3.1 |
| 営業利益 | 22,537 | 19,721 | △2,816 | △12.5 |
| 税引前四半期利益 | 23,387 | 20,427 | △2,959 | △12.7 |
| 親会社の所有者に帰属する四半期利益 | 15,150 | 13,469 | △1,680 | △11.1 |
報告セグメント別の業績の概況は、以下のとおりです。
①日清食品
日清食品㈱の販売状況は、カップめん類が売上を伸ばし、前年同期比で増収となりました。
カップめん類では、濃厚な味噌スープが特長の「カップヌードル 味噌」の売上が好調であったことに加え、「あっさりおいしいカップヌードル」シリーズ、「カップヌードル ビッグ」シリーズが売上に貢献し、前年同期比で増収となりました。袋めん類では、「チキンラーメン」に関するさまざまな意見を「説」として紹介したTVCMが好評を博し、売上に貢献しました。また、「お椀で食べる」シリーズも引き続き好調を維持しましたが、袋めん類では、2019年6月に実施した価格改定の影響を受け、販売数量が一時的に減少し、前年同期比で減収となりました。利益面では、売上の増加による利益の増加がありましたが、関西工場稼働に伴う減価償却費の増加、原材料価格、物流費の上昇等により減益となりました。
この結果、報告セグメントにおける日清食品の売上収益は、前年同期比3.3%増の924億65百万円となり、セグメント利益は、前年同期比4.3%減の117億36百万円となりました。
②明星食品
明星食品の販売状況は、カップめん類が売上を伸ばし前年同期比で増収となりました。
カップめん類で「明星 チャルメラ」「明星 中華三昧」シリーズが好調に推移したことに加え、「明星 旨だし屋」シリーズ、「明星 評判屋」シリーズ等オープン価格商品も伸長しました。利益面では、物流費の上昇等費用の増加があったものの、2019年6月に実施した価格改定の効果により前年同期比で増益となりました。
この結果、報告セグメントにおける明星食品の売上収益は、前年同期比6.8%増の170億97百万円となり、セグメント利益は、前年同期比5.9%増の13億32百万円となりました。
③低温事業
日清食品チルド㈱の販売状況は、新製品「そのまんま麺」シリーズが売上に貢献し、「行列のできる店のラーメン」シリーズ、「つけ麺の達人」シリーズも順調に推移しました。しかしながら天候不順による冷しめん類の需要低迷及び焼そば類の販売減により前年同期比で減収となりました。
日清食品冷凍㈱の販売状況は、主力商品である「日清もちっと生パスタ」、「冷凍 日清スパ王プレミアム」シリーズ、「冷凍 日清中華 上海焼そば 大盛り」、「冷凍 日清中華 汁なし担々麺 大盛り」が順調に売上を伸ばし、増収となりました。しかしながら原材料価格、物流費等が上昇していることにより、前年同期比で減益となりました。
この結果、報告セグメントにおける低温事業の売上収益は、前年同期比0.9%増の279億21百万円となり、セグメント利益は、前年同期比12.1%減の10億20百万円となりました。
④米州地域
米州地域においては、既存商品の収益力の向上に加え、新たな需要の創造に向けた付加価値商品の提案強化に取り組んでおります。
売上につきましては、ブラジルでは「CUP NOODLES」の売上が大きく伸長しました。米国については既存品の売上が堅調なことに加え、高価格帯商品の販売推進により売上が好調に推移し、セグメント全体で増収となりました。利益につきましては、価格改定効果、高価格帯商品の販売増等により増益となりました。
この結果、報告セグメントにおける米州地域の売上収益は、前年同期比7.9%増の315億69百万円となり、セグメント利益は、前年同期比26億72百万円増の24億2百万円となりました。
⑤中国地域
中国地域においては、中国大陸での高付加価値商品市場が拡大しており、販売エリア拡大と中国版カップヌードル「合味道」のブランド強化に取り組んでおります。そのような中、売上につきましては「合味道」ブランドを中心としたカップめん類が好調に推移し、前年同期比で増収となりました。利益につきましては中国国内における販売数量の増加及びそれに伴うコスト低減により、前年同期比で増益となりました。
この結果、報告セグメントにおける中国地域の売上収益は、前年同期比3.1%増の209億67百万円となり、セグメント利益は、前年同期比31.4%増の22億91百万円となりました。
また、報告セグメントに含まれない事業セグメントである国内の菓子事業、飲料事業等及び欧州地域、アジア地域を含んだ「その他」の売上収益は前年同期比1.5%減の313億39百万円となり、セグメント利益は、前年同期比58.8%減の37億65百万円となりました。
(2) 財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末の当社グループの資産合計は、前連結会計年度末に比べ27億66百万円増加し、5,603億44百万円となりました。当第2四半期連結会計期間末の資産、負債及び資本の状況は次のとおりであります。
資産の増加につきましては、主に非流動資産のその他の金融資産が98億5百万円、現金及び現金同等物が61億74百万円減少した一方、有形固定資産が185億4百万円増加したことによるものであります。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ57億13百万円増加し、2,107億45百万円となりました。これは主に流動負債の借入金が221億円、営業債務及びその他の債務が121億49百万円減少した一方、非流動負債の借入金が296億37百万円、非流動負債のその他の金融負債が121億18百万円増加したことによるものであります。
資本は、前連結会計年度末に比べ29億46百万円減少し、3,495億99百万円となりました。これは主に利益剰余金が77億10百万円増加した一方、その他の資本の構成要素が102億87百万円減少したことによるものであります。
この結果、親会社所有者帰属持分比率は前連結会計年度末の58.6%から57.9%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、資金という。)は、前第2四半期連結累計期間における123億63百万円の増加から、61億74百万円の減少となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 区分 | 前第2四半期連結累計期間 | 当第2四半期連結累計期間 | 増減額 |
| 自 2018年4月1日 至 2018年9月30日 | 自 2019年4月1日 至 2019年9月30日 | ||
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 18,703 | 20,606 | +1,903 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △18,420 | △24,434 | △6,014 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | 16,846 | 432 | △16,414 |
| 現金及び現金同等物に係る換算差額 | △4,766 | △2,778 | +1,988 |
| 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | 12,363 | △6,174 | △18,537 |
| 現金及び現金同等物の期首残高 | 49,620 | 57,125 | +7,504 |
| 現金及び現金同等物の四半期末残高 | 61,984 | 50,951 | △11,032 |
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は206億6百万円(前年同期比19億3百万円の資金の増加)となりました。これは主に営業債務及びその他の債務の増減額が75億78百万円減少したものの、固定資産除売却損益が49億76百万円、営業債権及びその他の債権の増減額が48億35百万円増加したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は244億34百万円(前年同期比60億14百万円の資金の減少)となりました。これは主に定期預金の預入による支出の減少により資金が75億82百万円増加したものの、有形固定資産の売却による収入が減少したことにより資金が87億25百万円、定期預金の払戻による収入が減少したことにより資金が78億61百万円減少したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の増加は4億32百万円(前年同期比164億14百万円の資金の減少)となりました。これは主に長期借入金による収入の増加により資金が282億47百万円増加したものの、短期借入金の純増減額が423億86百万円減少したことによるものです。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、37億36百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。