四半期報告書-第73期第1四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)

【提出】
2020/08/05 16:13
【資料】
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【項目】
19項目
(1) 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間の業績は、売上収益では前年同期比13.9%増の1,205億61百万円となりました。利益面では、営業利益は前年同期比102.3%増の174億52百万円、税引前四半期利益は前年同期比93.5%増の179億79百万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は、前年同期比108.5%増の120億95百万円となりました。
当社グループは2017年3月期からの5ヵ年を対象とする「中期経営計画2020」に基づき、「本業で稼ぐ力」と「資
本市場での価値」の向上を実現すべく、戦略テーマである①グローバルブランディングの促進、②海外重点地域への
集中、③国内収益基盤の盤石化、④第2の収益の柱の構築、⑤グローバル経営人材の育成・強化に取り組んでおりま
す。
<連結業績>
(単位:百万円)
区分2020年3月期2021年3月期対前年同期比
自 2019年4月1日
至 2019年6月30日
自 2020年4月1日
至 2020年6月30日
金額%
売上収益105,894120,56114,66613.9
営業利益8,62717,4528,825102.3
税引前四半期利益9,29217,9798,68793.5
親会社の所有者に帰属する四半期利益5,80012,0956,294108.5

報告セグメント別の業績の概況は、以下のとおりです。
①日清食品
日清食品㈱の販売状況は、カップめん類、袋めん類が売上を伸ばし、前年同期比で増収となりました。カップめん類では、濃厚な味噌スープが特長の「カップヌードル味噌」の売上が引き続き好調であったことに加え、「あっさりおいしいカップヌードル」シリーズ、「あっさりおだしがおいしいどん兵衛」シリーズが売上に貢献しました。袋めん類では、「チキンラーメン」、「出前一丁」、「お椀で食べる」シリーズ、「日清ラ王」シリーズが売上を伸ばし、売上に寄与しました。カップめん類、袋めん類ともに平時の需要に加え、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けた外出自粛による商品需要の増加も売上に貢献しました。利益面では、関西工場稼働に伴う減価償却費の増加、物流費の上昇等がありましたが、増収効果により増益となりました。
この結果、報告セグメントにおける日清食品の売上収益は、前年同期比10.7%増の480億63百万円となり、セグメント利益は、前年同期比87.0%増の87億30百万円となりました。
②明星食品
明星食品の販売状況は、袋めん類で主要ブランドの「明星 チャルメラ」シリーズが伸長し、減塩訴求商品の「明星 評判屋」シリーズも好調を維持したことで、前年同期比で増収となりました。カップめん類も主要ブランドの「明星 一平ちゃん夜店の焼そば」シリーズが堅調で、「明星 旨だし屋」をはじめとするオープン価格商品も好調を維持したことから、前年同期比で増収となりました。
利益面では、販売数量増加による増収効果と新型コロナの影響で広告費、促進費等の投入時期を見直したことによる費用の減少等により、前年同期比で増益となりました。
この結果、報告セグメントにおける明星食品の売上収益は、前年同期比15.1%増の96億59百万円となり、セグメント利益は、前年同期比162.7%増の16億10百万円となりました。
③低温事業
日清食品チルド㈱の販売状況は、新型コロナウイルス感染症対策に伴う巣ごもり需要の拡大により主力ブランド「行列のできる店のラーメン」シリーズ、「つけ麺の達人」シリーズ、「日清のラーメン屋さん」シリーズ、「太麺焼そば」シリーズを中心に売上が好調に推移し、前年同期比で増収増益となりました。
日清食品冷凍㈱の販売状況は、主力商品である「冷凍 日清もちっと生パスタ」、「冷凍 日清スパ王プレミアム」、「冷凍 日清中華」、「冷凍 日清具多」の各シリーズが引き続き好調に推移し、また、新型コロナウイルス感染症拡大を受けての巣ごもり需要もあり、前年同期比で増収となりました。利益面では、増収効果により前年同期比で増益となりました。
この結果、報告セグメントにおける低温事業の売上収益は、前年同期比15.7%増の157億4百万円となり、セグメント利益は、前年同期比116.6%増の15億66百万円となりました。
④米州地域
米州地域においては、既存商品の収益力の向上に加え、新たな需要の創造に向けた付加価値商品の提案強化に取
り組んでおります。
売上につきましては、ブラジルでは主力商品の「Nissin Lamen」が好調に推移したことに加え「CUP NOODLES」も順調に売上を伸ばしました。また、新型コロナウイルス感染症の拡大による需要の増加も売上に貢献しました。米国においても普及価格帯商品の売上が伸長し、高価格帯商品も販売推進により売上が引き続き好調に推移したのに加え、新型コロナウイルス感染症の拡大による商品需要の増加も売上に寄与し、セグメント全体で増収となりました。利益につきましては、高価格帯商品の販売増等の増収効果により増益となりました。
この結果、報告セグメントにおける米州地域の売上収益は、前年同期比17.3%増の177億43百万円となり、セグメント利益は、前年同期比36.8%増の19億10百万円となりました。
⑤中国地域
中国地域においては、中国大陸での高付加価値商品市場が拡大しており、販売エリア拡大と中国版カップヌードル「合味道」のブランド強化に取り組んでおります。また、新型コロナウイルス感染症により、自宅での喫食機会が増加し、需要が更に拡大しました。こうした状況の下、売上収益につきましては中国大陸及び香港における『合味道』や『出前一丁』のブランドを中心とした伸びが寄与し、前年同期比で増収となりました。利益につきましては中国大陸及び香港における販売数量の増加及びそれに伴うコスト低減により、前年同期比で増益となりました。
この結果、報告セグメントにおける中国地域の売上収益は、前年同期比19.5%増の115億12百万円となり、セグメント利益は、前年同期比91.6%増の16億7百万円となりました。
また、報告セグメントに含まれない事業セグメントである国内の菓子事業、飲料事業等及び欧州地域、アジア地域を含んだ「その他」の売上収益は前年同期比13.5%増の178億78百万円となり、セグメント利益は、前年同期比90.8%増の35億26百万円となりました。
(2) 財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末の当社グループの資産合計は、前連結会計年度末に比べ94億47百万円増加し、
5,860億69百万円となりました。当第1四半期連結会計期間末の資産、負債及び資本の状況は次のとおりでありま
す。
資産の増加につきましては、主に営業債権及びその他の債権が110億57百万円減少した一方、非流動資産のその他の金融資産が161億37百万円、棚卸資産が55億13百万円増加したことによるものであります。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ64億69百万円減少し、2,160億89百万円となりました。これは主に
繰延税金負債が16億99百万円増加した一方、その他の流動負債が41億33百万円、営業債務及びその他の債務が25億
23百万円減少したことによるものであります。
資本は、前連結会計年度末に比べ159億17百万円増加し、3,699億80百万円となりました。これは主にその他の資
本の構成要素が95億45百万円、利益剰余金が63億38百万円増加したことによるものであります。
この結果、親会社所有者帰属持分比率は前連結会計年度末の56.9%から58.7%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、資金という。)は、前第1四半期連結累計期間における25億44百万円の減少から、4億25百万円の増加となりました。当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
区分前第1四半期連結累計期間当第1四半期連結累計期間増減額
自 2019年4月1日
至 2019年6月30日
自 2020年4月1日
至 2020年6月30日
営業活動によるキャッシュ・フロー13,20619,6526,446
投資活動によるキャッシュ・フロー△12,029△10,3011,727
財務活動によるキャッシュ・フロー△2,255△8,400△6,145
現金及び現金同等物に係る換算差額△1,466△525940
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)△2,5444252,969
現金及び現金同等物の期首残高57,12560,1633,037
現金及び現金同等物の四半期末残高54,58160,5886,007

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は196億52百万円(前年同期比64億46百万円の資金の増加)となりました。これは主に棚卸資産の増減額が22億39百万円減少したものの、税引前四半期利益が86億87百万円増加したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は103億1百万円(前年同期比17億27百万円の資金の増加)となりました。これは主に定期預金の預入による支出の増加により資金が52億47百万円減少したものの、有形固定資産の取得による支出の減少により資金が39億3百万円、有価証券の取得による支出の減少により資金が36億98百万円増加したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は84億円(前年同期比61億45百万円の資金の減少)となりました。これは主に短期借入金の純増減額が41億22百万円、長期借入れによる収入が10億27百万円減少したことによるものであります。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、18億17百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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