四半期報告書-第72期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上収益では前年同期比3.4%増の3,480億44百万円となりました。利益面で
は、営業利益は前年同期比2.2%増の355億33百万円、税引前四半期利益は前年同期比1.3%増の369億73百万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は、前年同期比3.8%増の256億48百万円となりました。
当社グループは2017年3月期からの5ヵ年を対象とする「中期経営計画2020」に基づき、「本業で稼ぐ力」と「資
本市場での価値」の向上を実現すべく、戦略テーマである①グローバルブランディングの促進、②海外重点地域への
集中、③国内収益基盤の盤石化、④第2の収益の柱の構築、⑤グローバル経営人材の育成・強化に取り組んでおりま
す。
<連結業績>
報告セグメント別の業績の概況は、以下のとおりです。
①日清食品
日清食品㈱の販売状況は、カップめん類が売上を伸ばし、前年同期比で増収となりました。カップめん類では、濃厚な味噌スープが特長の「カップヌードル 味噌」の売上が引き続き好調に推移、また、「あっさりおいしいカップヌードル」シリーズ、「カップヌードル ビッグ」シリーズが売上に貢献し、前年同期比で増収となりました。袋めん類では、もう一品にちょうどいい「お椀で食べる」シリーズが好調に推移しましたが、前年同期比で減収となりました。利益面では、関西工場稼働に伴う減価償却費の増加、原材料価格、物流費の上昇等がありましたが、売上の増加による利益の増加により増益となりました。
この結果、報告セグメントにおける日清食品の売上収益は、前年同期比3.6%増の1,507億69百万円となり、セグメント利益は、前年同期比3.0%増の224億12百万円となりました。
②明星食品
明星食品の販売状況は、カップめん類では「明星 チャルメラ」の好調に加え、消費の二極化に対応したオープン価格商品が伸長し、前年同期比で増収となりました。袋めん類においても、主要ブランドの「明星 チャルメラ」が伸長し、オープン価格商品の「明星 評判屋」も好調を維持し、前年同期比で増収となりました。
利益面では、物流費、人件費、原材料費等が増加したものの、2019年6月に実施した価格改定が順調に進んだほか、販売数量も伸び前年同期比で増益となりました。
この結果、報告セグメントにおける明星食品の売上収益は、前年同期比8.5%増の269億59百万円となり、セグメント利益は、前年同期比14.4%増の24億25百万円となりました。
③低温事業
日清食品チルド㈱の販売状況は、新製品「そのまんま麺」シリーズが売上に貢献し、リニューアルした「日清の
ラーメン屋さん」シリーズ、主力ブランド「つけ麺の達人」シリーズも順調に推移しました。しかしながら、冷夏
による夏場の冷しめん類の低迷及び暖冬による販売減により前年同期比で減収となりました。
日清食品冷凍㈱の販売状況は、主力商品である「冷凍 日清もちっと生パスタ」、「冷凍 日清スパ王プレミア
ム」シリーズ、「冷凍 日清中華 上海焼そば 大盛り」、「冷凍 日清具多」シリーズが順調に売上を伸ばし、増収
となりました。しかしながら原材料価格、物流費等が上昇していることにより、前年同期比で減益となりました。
この結果、報告セグメントにおける低温事業の売上収益は、前年同期比2.0%増の429億8百万円となり、セグメント利益は、前年同期比11.7%減の14億80百万円となりました。
④米州地域
米州地域においては、既存商品の収益力の向上に加え、新たな需要の創造に向けた付加価値商品の提案強化に取
り組んでおります。
売上につきましては、ブラジルでは主力商品の「Nissin Lamen」が堅調に推移したことに加え、「CUP NOODLES」
の売上が大きく伸長しました。米国においても普及価格帯商品の売上が堅調であることに加え、高価格帯商品の販
売推進により売上が好調に推移し、セグメント全体で増収となりました。利益につきましては、価格改定効果、高
価格帯商品の販売増等により増益となりました。
この結果、報告セグメントにおける米州地域の売上収益は、前年同期比5.4%増の484億92百万円となり、セグメント利益は、前年同期比37億39百万円増の36億14百万円となりました。
⑤中国地域
中国地域においては、中国大陸での高付加価値商品市場が拡大しており、販売エリア拡大と中国版カップヌードル「合味道」のブランド強化に取り組んでおります。そのような中、売上につきましては「合味道」ブランドを中心としたカップめん類が好調に推移し、前年同期比で増収となりました。利益につきましては中国国内における販売数量の増加及びそれに伴うコスト低減により、前年同期比で増益となりました。
この結果、報告セグメントにおける中国地域の売上収益は、前年同期比2.7%増の311億51百万円となり、セグメント利益は、前年同期比26.4%増の30億39百万円となりました。
また、報告セグメントに含まれない事業セグメントである国内の菓子事業、飲料事業等及び欧州地域、アジア地域を含んだ「その他」の売上収益は前年同期比0.5%減の477億61百万円となり、セグメント利益は、前年同期比39.3%減の67億22百万円となりました。
(2) 財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末の当社グループの資産合計は、前連結会計年度末に比べ322億72百万円増加し、
5,898億49百万円となりました。当第3四半期連結会計期間末の資産、負債及び資本の状況は次のとおりでありま
す。
資産の増加につきましては、主に有形固定資産が230億42百万円、営業債権及びその他の債権が85億4百万円、流
動資産のその他の金融資産が23億40百万円、持分法で会計処理されている投資が20億3百万円増加した一方、非流
動資産のその他の金融資産が42億59百万円減少したことによるものであります。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ213億85百万円増加し、2,264億17百万円となりました。これは主
に非流動負債の借入金が293億90百万円、非流動負債のその他の金融負債が117億77百万円、流動負債のその他の金
融負債が33億54百万円増加した一方、流動負債の借入金が221億88百万円減少したことによるものであります。
資本は、前連結会計年度末に比べ108億87百万円増加し、3,634億32百万円となりました。これは主に利益剰余金
が141億13百万円増加した一方、その他の資本の構成要素が37億95百万円減少したことによるものであります。
この結果、親会社所有者帰属持分比率は前連結会計年度末の58.6%から57.2%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、資金という。)は、前第3四半期連結累計期間における8億72百万円の増加から、4億13百万円の増加となりました。当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は414億11百万円(前年同期比99億1百万円の資金の増加)となりました。これは主に営業債務及びその他の債務の増減額が37億96百万円減少したものの、固定資産除売却損益が49億68百万円、減価償却費が40億73百万円、棚卸資産の増減額が13億25百万円増加したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は324億13百万円(前年同期比67億98百万円の資金の増加)となりました。これは主に定期預金の払戻による収入が減少したことにより資金が108億47百万円、有形固定資産の売却による収入が減少したことにより資金が88億26百万円減少したものの、有形固定資産の取得による支出の減少により資金が122億75百万円、定期預金の預入による支出の減少により資金が111億19百万円増加したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は70億60百万円(前年同期比208億11百万円の資金の減少)となりました。これは主に長期借入金による収入の増加により資金が272億38百万円増加したものの、短期借入金の純増減額が446億86百万円減少したことによるものです。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、56億16百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上収益では前年同期比3.4%増の3,480億44百万円となりました。利益面で
は、営業利益は前年同期比2.2%増の355億33百万円、税引前四半期利益は前年同期比1.3%増の369億73百万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は、前年同期比3.8%増の256億48百万円となりました。
当社グループは2017年3月期からの5ヵ年を対象とする「中期経営計画2020」に基づき、「本業で稼ぐ力」と「資
本市場での価値」の向上を実現すべく、戦略テーマである①グローバルブランディングの促進、②海外重点地域への
集中、③国内収益基盤の盤石化、④第2の収益の柱の構築、⑤グローバル経営人材の育成・強化に取り組んでおりま
す。
<連結業績>
| (単位:百万円) | ||||
| 区分 | 2019年3月期 | 2020年3月期 | 対前年同期比 | |
| 自 2018年4月1日 至 2018年12月31日 | 自 2019年4月1日 至 2019年12月31日 | 金額 | % | |
| 売上収益 | 336,759 | 348,044 | 11,285 | 3.4 |
| 営業利益 | 34,772 | 35,533 | 760 | 2.2 |
| 税引前四半期利益 | 36,500 | 36,973 | 472 | 1.3 |
| 親会社の所有者に帰属する四半期利益 | 24,708 | 25,648 | 939 | 3.8 |
報告セグメント別の業績の概況は、以下のとおりです。
①日清食品
日清食品㈱の販売状況は、カップめん類が売上を伸ばし、前年同期比で増収となりました。カップめん類では、濃厚な味噌スープが特長の「カップヌードル 味噌」の売上が引き続き好調に推移、また、「あっさりおいしいカップヌードル」シリーズ、「カップヌードル ビッグ」シリーズが売上に貢献し、前年同期比で増収となりました。袋めん類では、もう一品にちょうどいい「お椀で食べる」シリーズが好調に推移しましたが、前年同期比で減収となりました。利益面では、関西工場稼働に伴う減価償却費の増加、原材料価格、物流費の上昇等がありましたが、売上の増加による利益の増加により増益となりました。
この結果、報告セグメントにおける日清食品の売上収益は、前年同期比3.6%増の1,507億69百万円となり、セグメント利益は、前年同期比3.0%増の224億12百万円となりました。
②明星食品
明星食品の販売状況は、カップめん類では「明星 チャルメラ」の好調に加え、消費の二極化に対応したオープン価格商品が伸長し、前年同期比で増収となりました。袋めん類においても、主要ブランドの「明星 チャルメラ」が伸長し、オープン価格商品の「明星 評判屋」も好調を維持し、前年同期比で増収となりました。
利益面では、物流費、人件費、原材料費等が増加したものの、2019年6月に実施した価格改定が順調に進んだほか、販売数量も伸び前年同期比で増益となりました。
この結果、報告セグメントにおける明星食品の売上収益は、前年同期比8.5%増の269億59百万円となり、セグメント利益は、前年同期比14.4%増の24億25百万円となりました。
③低温事業
日清食品チルド㈱の販売状況は、新製品「そのまんま麺」シリーズが売上に貢献し、リニューアルした「日清の
ラーメン屋さん」シリーズ、主力ブランド「つけ麺の達人」シリーズも順調に推移しました。しかしながら、冷夏
による夏場の冷しめん類の低迷及び暖冬による販売減により前年同期比で減収となりました。
日清食品冷凍㈱の販売状況は、主力商品である「冷凍 日清もちっと生パスタ」、「冷凍 日清スパ王プレミア
ム」シリーズ、「冷凍 日清中華 上海焼そば 大盛り」、「冷凍 日清具多」シリーズが順調に売上を伸ばし、増収
となりました。しかしながら原材料価格、物流費等が上昇していることにより、前年同期比で減益となりました。
この結果、報告セグメントにおける低温事業の売上収益は、前年同期比2.0%増の429億8百万円となり、セグメント利益は、前年同期比11.7%減の14億80百万円となりました。
④米州地域
米州地域においては、既存商品の収益力の向上に加え、新たな需要の創造に向けた付加価値商品の提案強化に取
り組んでおります。
売上につきましては、ブラジルでは主力商品の「Nissin Lamen」が堅調に推移したことに加え、「CUP NOODLES」
の売上が大きく伸長しました。米国においても普及価格帯商品の売上が堅調であることに加え、高価格帯商品の販
売推進により売上が好調に推移し、セグメント全体で増収となりました。利益につきましては、価格改定効果、高
価格帯商品の販売増等により増益となりました。
この結果、報告セグメントにおける米州地域の売上収益は、前年同期比5.4%増の484億92百万円となり、セグメント利益は、前年同期比37億39百万円増の36億14百万円となりました。
⑤中国地域
中国地域においては、中国大陸での高付加価値商品市場が拡大しており、販売エリア拡大と中国版カップヌードル「合味道」のブランド強化に取り組んでおります。そのような中、売上につきましては「合味道」ブランドを中心としたカップめん類が好調に推移し、前年同期比で増収となりました。利益につきましては中国国内における販売数量の増加及びそれに伴うコスト低減により、前年同期比で増益となりました。
この結果、報告セグメントにおける中国地域の売上収益は、前年同期比2.7%増の311億51百万円となり、セグメント利益は、前年同期比26.4%増の30億39百万円となりました。
また、報告セグメントに含まれない事業セグメントである国内の菓子事業、飲料事業等及び欧州地域、アジア地域を含んだ「その他」の売上収益は前年同期比0.5%減の477億61百万円となり、セグメント利益は、前年同期比39.3%減の67億22百万円となりました。
(2) 財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末の当社グループの資産合計は、前連結会計年度末に比べ322億72百万円増加し、
5,898億49百万円となりました。当第3四半期連結会計期間末の資産、負債及び資本の状況は次のとおりでありま
す。
資産の増加につきましては、主に有形固定資産が230億42百万円、営業債権及びその他の債権が85億4百万円、流
動資産のその他の金融資産が23億40百万円、持分法で会計処理されている投資が20億3百万円増加した一方、非流
動資産のその他の金融資産が42億59百万円減少したことによるものであります。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ213億85百万円増加し、2,264億17百万円となりました。これは主
に非流動負債の借入金が293億90百万円、非流動負債のその他の金融負債が117億77百万円、流動負債のその他の金
融負債が33億54百万円増加した一方、流動負債の借入金が221億88百万円減少したことによるものであります。
資本は、前連結会計年度末に比べ108億87百万円増加し、3,634億32百万円となりました。これは主に利益剰余金
が141億13百万円増加した一方、その他の資本の構成要素が37億95百万円減少したことによるものであります。
この結果、親会社所有者帰属持分比率は前連結会計年度末の58.6%から57.2%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、資金という。)は、前第3四半期連結累計期間における8億72百万円の増加から、4億13百万円の増加となりました。当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
| (単位:百万円) | |||
| 区分 | 前第3四半期連結累計期間 | 当第3四半期連結累計期間 | 増減額 |
| 自 2018年4月1日 至 2018年12月31日 | 自 2019年4月1日 至 2019年12月31日 | ||
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 31,510 | 41,411 | 9,901 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △39,212 | △32,413 | 6,798 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | 13,751 | △7,060 | △20,811 |
| 現金及び現金同等物に係る換算差額 | △5,176 | △1,523 | 3,653 |
| 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | 872 | 413 | △458 |
| 現金及び現金同等物の期首残高 | 49,620 | 57,125 | 7,504 |
| 現金及び現金同等物の四半期末残高 | 50,493 | 57,539 | 7,046 |
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は414億11百万円(前年同期比99億1百万円の資金の増加)となりました。これは主に営業債務及びその他の債務の増減額が37億96百万円減少したものの、固定資産除売却損益が49億68百万円、減価償却費が40億73百万円、棚卸資産の増減額が13億25百万円増加したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は324億13百万円(前年同期比67億98百万円の資金の増加)となりました。これは主に定期預金の払戻による収入が減少したことにより資金が108億47百万円、有形固定資産の売却による収入が減少したことにより資金が88億26百万円減少したものの、有形固定資産の取得による支出の減少により資金が122億75百万円、定期預金の預入による支出の減少により資金が111億19百万円増加したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は70億60百万円(前年同期比208億11百万円の資金の減少)となりました。これは主に長期借入金による収入の増加により資金が272億38百万円増加したものの、短期借入金の純増減額が446億86百万円減少したことによるものです。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、56億16百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。