四半期報告書-第162期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/11/16 14:50
【資料】
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【項目】
36項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間は、新型コロナウイルス感染症拡大による未曽有の経済活動停滞が事業活動全般に大きく影響を及ぼした結果、連結売上高は13,950百万円と前年同期と比べ1,609百万円の減収(前年同期比10.3%減)となりました。なお、前連結会計年度末に加わった新規連結子会社2社の影響を除くと、連結売上高は11,824百万円と前年同期と比べ3,735百万円の減収となりました。
利益面では、事業活動の大幅な制限を余儀なくされる中で、昨年末に実施した抄紙製造設備の一部停機による固定費削減効果などがあったものの、販売減少による減益や生産調整による工場稼働率低下の影響などを打ち消すまでには至らず、営業損益は865百万円の損失(前年同期は110百万円の利益)となり、経常損益も812百万円の損失(前年同期は89百万円の利益)となりました。なお、新規連結子会社2社の影響を除く営業損益は、979百万円の損失となりました。
また親会社株主に帰属する四半期純損益は、北米トナー工場での生産停止に伴う関係会社事業構造改革費用を特別損失に計上したことや、新型コロナウイルス感染症による通期業績見通しの大幅悪化に伴い繰延税金資産の取崩しを行ったことなどから1,674百万円の損失(前年同期は183百万円の損失)となりました。
なお、上記数値に含まれる新型コロナウイルス感染による影響は、売上高で約3,000百万円の減少、営業損益で約800百万円の減益と見積っております。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、新製品創出の加速及び製販一体化に基づく収益管理力強化と業務生産性の改善を目的とした2020年4月1日付の組織変更に伴い、報告セグメントを従来の「プラスチック材料加工事業」、「製紙・塗工紙関連事業」及び「セキュリティメディア事業」の3区分から、「トナー事業」、「電子材料事業」、「機能紙事業」、「セキュリティメディア事業」及び「新規開発事業」の5区分に変更しております。
また、前第2四半期連結累計期間のセグメント情報は、組織変更後の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。
a.トナー事業
一部海外市場での回復の兆しも見られるものの、主要市場におけるロックダウン影響が継続し低調な販売となりました。
利益面では、事業活動の大幅な制限を余儀なくされる中で、販売減少による減益や生産調整による工場稼働率の低下が影響しました。
この結果、売上高は4,477百万円(前年同期比31.5%減)となり、セグメント(営業)損失は457百万円(前年同期は78百万円の利益)となりました。
b.電子材料事業
関連部材が使われる業界の需要回復が見られ7月以降の販売は増加したものの、新型コロナウイルス感染症拡大影響から前年同期比で減収となりました。
利益面では、固定費抑制を進めたものの前年同期比で減益となりました。
この結果、売上高は2,401百万円(前年同期比21.8%減)となり、セグメント(営業)損失は1百万円(前年同期は93百万円の利益)となりました。
c.機能紙事業
既存事業の縮小が進む機能紙事業では、新型コロナウイルス感染症に伴い急速な市場環境変化も重なった中で、原価低減活動を進め利益率の改善に努めました。併せて、前期に実施した抄紙製造設備の一部停機による固定費削減効果などがあったものの、販売減少による減益や生産調整による工場稼働率の低下が損益に影響しました。
この結果、売上高は4,786百万円(前年同期比19.1%減)となり、セグメント(営業)損失は389百万円(前年同期は87百万円の損失)となりました。
d.セキュリティメディア事業
カード関連の販売が減少したものの、固定費抑制を進めたことなどから、売上高は2,193百万円となり、セグメント(営業)利益は121百万円となりました。
e.新規開発事業
主にiCas関連製品の開発と販売を進める中で、新製品上市が始まりつつあり、売上高は26百万円となり、セグメント(営業)損失は194百万円となりました。
f.その他の事業
売上高は65百万円(前年同期比50.9%増)となり、セグメント(営業)利益は21百万円(前年同期比41.1%増)となりました。
②財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、40,834百万円で、前連結会計年度末に比べ3,352百万円の減少となりました。流動資産は18,585百万円で、前連結会計年度末に比べ2,681百万円の減少となり、その主な要因は現金及び預金が増加したものの、受取手形及び売掛金や製品が減少したことなどによるものです。固定資産は22,248百万円で、前連結会計年度末に比べ670百万円の減少となり、その主な要因は投資有価証券が増加したものの、減損損失及び減価償却による有形固定資産の減少があったことなどによるものです。
負債合計は、29,937百万円で、前連結会計年度末に比べ1,844百万円の減少となりました。流動負債は18,905百万円で、前連結会計年度末に比べ1,375百万円の減少となり、その主な要因は短期借入金が増加したものの支払手形及び買掛金などが減少したことによるものです。固定負債は11,031百万円で、前連結会計年度末に比べ468百万円の減少となり、その主な要因は長期借入金の減少によるものです。なお、当第2四半期連結会計期間末における有利子負債残高は19,381百万円と、前連結会計年度末に比べ496百万円の増加となりました。
また、純資産は10,896百万円で、前連結会計年度末に比べ1,508百万円の減少となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況は、仕入債務の減少及び長期借入金の返済による支出があったものの、売上債権の減少及び短期借入金の増加があったことなどにより、当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物は、3,598百万円と前連結会計年度末に比べ209百万円の増加となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は649百万円(前年同四半期は142百万円の使用)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純損失1,371百万円に仕入債務の減少1,822百万円があったものの、減価償却費902百万円の計上や、売上債権の減少1,768百万円に加え、たな卸資産の減少1,273百万円があったことなどによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は899百万円(35.8%減)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が778百万円あったことなどによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は475百万円(67.3%減)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出1,944百万円があったものの、短期借入金の純増加額が1,710百万円、長期借入れによる収入が854百万円あったことなどによるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について変更があった事項は次のとおりです。
「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」に記載の通り、当社グループは、本年9月に契約満了となった貸出コミットメントライン契約に対し、従来と同額である5,000百万円の貸出コミットメントライン契約により資金調達を行っており、また、10月に1,253百万円の借換えも行っていることから、当面の運転資金は確保できていると判断しております。これら資金は短期の借入によるものではありますが、今後も取引金融機関から引き続き支援を得られる見通しであります。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、452百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。
(7)主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、主要な設備に関し、新設、休止、大規模改修、除却、売却等により著しい変動があったものは、次のとおりであります。
当社は、2020年7月15日開催の取締役会において、当社グループのトナー製造・販売会社の一つである連結子会社のTOMOEGAWA(U.S.A.)INC.におけるトナー生産を終了することを決定し、同社における生産設備の稼動を2020年9月30日に停止いたしました。
なお、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (四半期連結損益及び包括利益計算書関係)」に記載のとおり、当第2四半期連結累計期間において、同社の生産設備に係る減損損失を関係会社事業構造改革費用として特別損失に計上しております。

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