四半期報告書-第22期第1四半期(平成30年4月1日-平成30年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、企業収益の改善や雇用の拡大が続き、緩やかな景気回復傾向にある一方、海外における貿易摩擦のリスクの高まりや原材料価格の上昇が懸念されるなど、景気の先行きは不透明な状況となっております。
当社事業につきましては、チタン事業では、輸出向けについては引き続き航空機の製造が堅調、また、国内向けにつきましても一般産業用途のプレート式熱交換器、発電プラント向け等の需要は回復に転じておりますが、一部顧客向けの出荷時期のずれ等により売上高が減少いたしました。この結果、チタン事業の売上高は6,224百万円(前年同期比9.9%減)となりました。
ポリシリコン事業では、出荷が当事業年度の後半に集中していることから販売数量が減少し、ポリシリコン事業の売上高は397百万円(前年同期比73.4%減)となりました。
高機能材料事業では、チタン合金粉末等の販売数量の増加により、売上高は565百万円(前年同期比1.5%増)となりました。
以上の結果、当第1四半期累計期間の売上高は7,186百万円(前年同期比19.8%減)となりました。
一方、利益につきましては、販売量の減少などにより、営業利益は1百万円(前年同期比99.2%減)、円安による外貨建売掛債権の為替差益を営業外収益に計上したため、経常利益は442百万円(前年同期比68.6%増)、また、大阪北部地震の影響により特別損失を計上したことから、四半期純損失は6百万円(前年同期は
158百万円の利益)となりました。
(2)財政状態の分析
資産、負債及び純資産の状況
①資産
当第1四半期会計期間末の総資産の残高は、89,859百万円と前事業年度末と比べ2,802百万円減少いたしました。これは、現金及び預金、商品及び製品が増加したものの、売掛金及び有形固定資産が減少したことが主な要因であります。
②負債
当第1四半期会計期間末の負債の残高は、54,212百万円と前事業年度末と比べ2,235百万円減少いたしました。これは、支払手形及び買掛金が増加したものの、借入金が減少したことが主な要因であります。
③純資産
当第1四半期会計期間末の純資産の残高は、35,646百万円と前事業年度末と比べ567百万円減少いた
しました。これは、配当金の支払いにより利益剰余金が減少したことが主な要因であります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期累計期間の研究開発費の総額は、99百万円であります。なお、当第1四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)経営成績の分析
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、企業収益の改善や雇用の拡大が続き、緩やかな景気回復傾向にある一方、海外における貿易摩擦のリスクの高まりや原材料価格の上昇が懸念されるなど、景気の先行きは不透明な状況となっております。
当社事業につきましては、チタン事業では、輸出向けについては引き続き航空機の製造が堅調、また、国内向けにつきましても一般産業用途のプレート式熱交換器、発電プラント向け等の需要は回復に転じておりますが、一部顧客向けの出荷時期のずれ等により売上高が減少いたしました。この結果、チタン事業の売上高は6,224百万円(前年同期比9.9%減)となりました。
ポリシリコン事業では、出荷が当事業年度の後半に集中していることから販売数量が減少し、ポリシリコン事業の売上高は397百万円(前年同期比73.4%減)となりました。
高機能材料事業では、チタン合金粉末等の販売数量の増加により、売上高は565百万円(前年同期比1.5%増)となりました。
以上の結果、当第1四半期累計期間の売上高は7,186百万円(前年同期比19.8%減)となりました。
一方、利益につきましては、販売量の減少などにより、営業利益は1百万円(前年同期比99.2%減)、円安による外貨建売掛債権の為替差益を営業外収益に計上したため、経常利益は442百万円(前年同期比68.6%増)、また、大阪北部地震の影響により特別損失を計上したことから、四半期純損失は6百万円(前年同期は
158百万円の利益)となりました。
(参考)事業別売上高 | (単位:百万円) |
当第1四半期累計期間 | 前第1四半期累計期間 | 増減率(%) | ||
チタン事業 | 国 内 | 2,776 | 2,953 | △6.0 |
輸 出 | 3,448 | 3,954 | △12.8 | |
計 | 6,224 | 6,907 | △9.9 | |
ポリシリコン事業 | 397 | 1,492 | △73.4 | |
高機能材料事業 | 565 | 556 | 1.5 | |
合 計 | 7,186 | 8,956 | △19.8 |
(2)財政状態の分析
資産、負債及び純資産の状況
①資産
当第1四半期会計期間末の総資産の残高は、89,859百万円と前事業年度末と比べ2,802百万円減少いたしました。これは、現金及び預金、商品及び製品が増加したものの、売掛金及び有形固定資産が減少したことが主な要因であります。
②負債
当第1四半期会計期間末の負債の残高は、54,212百万円と前事業年度末と比べ2,235百万円減少いたしました。これは、支払手形及び買掛金が増加したものの、借入金が減少したことが主な要因であります。
③純資産
当第1四半期会計期間末の純資産の残高は、35,646百万円と前事業年度末と比べ567百万円減少いた
しました。これは、配当金の支払いにより利益剰余金が減少したことが主な要因であります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期累計期間の研究開発費の総額は、99百万円であります。なお、当第1四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。