四半期報告書-第22期第2四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、企業収益の改善や雇用の拡大が続き、緩やかな景気回復傾向にある一方、豪雨、台風、地震などの自然災害の発生や海外における貿易摩擦リスクの高まり、原材料価格の上昇が生じているなど、景気の先行きは不透明な状況となっております。
当社事業につきましては、チタン事業では、輸出向けについては引き続き航空機の製造が堅調、また、国内向けにつきましても一般産業用途のプレート式熱交換器、発電プラント向け等の需要が回復基調にあり、チタン事業の売上高は14,701百万円(前年同期比4.1%増)となりました。
ポリシリコン事業では、前年同期において一部顧客向けの出荷時期ずれがあったことから、ポリシリコン事業の売上高は3,754百万円(前年同期比29.3%増)となりました。
高機能材料事業では、液晶パネル用途のチタン粉末(TILOP)及びチタン合金粉末の販売数量の増加はあったものの、高純度チタンの出荷時期ずれ等により、売上高は前年同期並みの1,101百万円(前年同期比0.2%減)となりました。
以上の結果、当第2四半期累計期間の売上高は19,556百万円(前年同期比7.9%増)となりました。
利益につきましては、販売量の増加などにより、営業利益は817百万円(前年同期比95.9%増)、円安による外貨建売掛債権の為替差益を営業外収益に計上したため、経常利益は1,305百万円(前年同期比
215.5%増)となりました。一方、大阪北部地震等の影響を特別損失に計上したことから、四半期純利益は
362百万円(前年同期比50.4%増)となりました。
(2)財政状態の分析
資産、負債及び純資産の状況
①資産
当第2四半期会計期間末の総資産の残高は、88,874百万円と前事業年度末と比べ3,787百万円減少いたしました。これは、現金及び預金が増加したものの、売掛金及び有形固定資産が減少したことが主な要因であります。
②負債
当第2四半期会計期間末の負債の残高は、52,851百万円と前事業年度末と比べ3,596百万円減少いたしました。これは、借入金及び未払金が減少したことが主な要因であります。
③純資産
当第2四半期会計期間末の純資産の残高は、36,023百万円と前事業年度末と比べ190百万円減少いたしました。これは、四半期純利益により利益剰余金が増加したものの、配当金の支払いにより利益剰余金が減少したことが主な要因であります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前事業年度末と比べ1,459百万円増加し、当第2四半期会計期間末には6,078百万円となりました。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、減価償却費や売上債権の減少による資金の増加により、5,775百万円の収入となりました(前年同四半期は4,694百万円の収入)。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出等により653百万円の支出となりました(前年同四半期は488百万円の支出)。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金の返済による支出及び未払金の減少等により3,829百万円の支出となりました(前年同四半期は3,361百万円の支出)。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期累計期間の研究開発費の総額は、231百万円であります。なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)経営成績の分析
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、企業収益の改善や雇用の拡大が続き、緩やかな景気回復傾向にある一方、豪雨、台風、地震などの自然災害の発生や海外における貿易摩擦リスクの高まり、原材料価格の上昇が生じているなど、景気の先行きは不透明な状況となっております。
当社事業につきましては、チタン事業では、輸出向けについては引き続き航空機の製造が堅調、また、国内向けにつきましても一般産業用途のプレート式熱交換器、発電プラント向け等の需要が回復基調にあり、チタン事業の売上高は14,701百万円(前年同期比4.1%増)となりました。
ポリシリコン事業では、前年同期において一部顧客向けの出荷時期ずれがあったことから、ポリシリコン事業の売上高は3,754百万円(前年同期比29.3%増)となりました。
高機能材料事業では、液晶パネル用途のチタン粉末(TILOP)及びチタン合金粉末の販売数量の増加はあったものの、高純度チタンの出荷時期ずれ等により、売上高は前年同期並みの1,101百万円(前年同期比0.2%減)となりました。
以上の結果、当第2四半期累計期間の売上高は19,556百万円(前年同期比7.9%増)となりました。
利益につきましては、販売量の増加などにより、営業利益は817百万円(前年同期比95.9%増)、円安による外貨建売掛債権の為替差益を営業外収益に計上したため、経常利益は1,305百万円(前年同期比
215.5%増)となりました。一方、大阪北部地震等の影響を特別損失に計上したことから、四半期純利益は
362百万円(前年同期比50.4%増)となりました。
(参考)事業別売上高 | (単位:百万円) | ||||
当第2四半期累計期間 | 前第2四半期累計期間 | 増減率(%) | |||
チタン事業 | 国 内 | 6,130 | 6,156 | △0.4 | |
輸 出 | 8,570 | 7,960 | 7.7 | ||
計 | 14,701 | 14,117 | 4.1 | ||
ポリシリコン事業 | 3,754 | 2,902 | 29.3 | ||
高機能材料事業 | 1,101 | 1,102 | △0.2 | ||
合 計 | 19,556 | 18,122 | 7.9 |
(2)財政状態の分析
資産、負債及び純資産の状況
①資産
当第2四半期会計期間末の総資産の残高は、88,874百万円と前事業年度末と比べ3,787百万円減少いたしました。これは、現金及び預金が増加したものの、売掛金及び有形固定資産が減少したことが主な要因であります。
②負債
当第2四半期会計期間末の負債の残高は、52,851百万円と前事業年度末と比べ3,596百万円減少いたしました。これは、借入金及び未払金が減少したことが主な要因であります。
③純資産
当第2四半期会計期間末の純資産の残高は、36,023百万円と前事業年度末と比べ190百万円減少いたしました。これは、四半期純利益により利益剰余金が増加したものの、配当金の支払いにより利益剰余金が減少したことが主な要因であります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前事業年度末と比べ1,459百万円増加し、当第2四半期会計期間末には6,078百万円となりました。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、減価償却費や売上債権の減少による資金の増加により、5,775百万円の収入となりました(前年同四半期は4,694百万円の収入)。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出等により653百万円の支出となりました(前年同四半期は488百万円の支出)。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金の返済による支出及び未払金の減少等により3,829百万円の支出となりました(前年同四半期は3,361百万円の支出)。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期累計期間の研究開発費の総額は、231百万円であります。なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。