四半期報告書-第109期第1四半期(平成30年4月1日-平成30年6月30日)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1) 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間(平成30年4月1日~6月30日)における当社グループの事業環境は、米国や欧州の景気は堅調に推移し、中国の景気も回復基調で推移しました。また、環インド洋や東アジア地域でも景気は概ね堅調に推移しました。わが国経済も、生産や輸出の伸長、設備投資の増加などにより、緩やかな回復が続きました。
このような状況のもと、当第1四半期連結累計期間の受注高は59,451百万円(前年同期比9.6%増)、売上高は55,480百万円(同11.2%増)となりました。
損益につきましては、営業利益は5,440百万円(同25.6%増)、経常利益は5,778百万円(同17.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4,218百万円(同33.8%増)となりました。
当社グループは、「中期経営計画2020」達成に向けて、市場ニーズに徹底対応した商品開発やモノづくり、グループ総合力を生かしたビジネスの拡大に取り組み、持続的成長力を強化していきます。
なお、セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
[チェーン]
チェーンにつきましては、日本国内における動力伝動用チェーンや搬送用チェーンなどの販売が好調に推移しました。また、東アジアや環インド洋地域における各種チェーンの販売は横ばいであったものの、米州や欧州における動力伝動用チェーン、搬送用チェーン、ケーブル・ホース支持案内装置などの販売が好調に推移したことなどから、前年同期比で増収となりました。
以上により、チェーンの受注高は17,546百万円(前年同期比6.0%増)、売上高は16,994百万円(同8.4%増)、営業利益は2,513百万円(同40.5%増)となりました。
[精機]
精機につきましては、日本国内における減速機や締結具、クラッチの販売が好調であったことに加え、環インド洋地域におけるクラッチや中国における減速機などの販売が好調に推移したことなどから、前年同期比で増収となりました。
以上により、精機の受注高は6,724百万円(前年同期比13.0%増)、売上高は6,105百万円(同8.4%増)、営業利益は911百万円(同32.0%増)となりました。
[自動車部品]
自動車部品につきましては、米国における自動車エンジン用タイミングドライブシステムの販売はやや減少したものの、日本、欧州、タイ、中国、韓国、メキシコなどの拠点において同商品の販売が好調であったことから、前年同期比で増収となりました。
以上により、自動車部品の受注高は20,459百万円(前年同期比3.6%増)、売上高は20,379百万円(同3.3%増)となりましたが、生産能力増強に向けた設備投資の増加に伴う減価償却費の増加などにより営業利益は2,529百万円(同5.6%減)となりました。
[マテハン]
マテハンにつきましては、日本国内における物流業界向けシステムや新聞業界向けシステム、金属屑搬送・クーラント処理装置などの売上が増加したことに加え、欧州における金属屑搬送・クーラント処理装置の売上が増加したことなどから、前年同期比で増収となりました。
以上により、マテハンの受注高は13,972百万円(前年同期比22.7%増)、売上高は11,335百万円(同36.9%増)となり、損益については223百万円の営業損失(前年同期は448百万円の営業損失)となりました。
[その他]
その他の受注高は748百万円(前年同期比18.5%増)、売上高は665百万円(同17.7%増)となりましたが、損益については27百万円の営業損失(前年同期は23百万円の営業損失)となりました。
(2) 財政状態の状況
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末と比較して19,688百万円増加し、303,263百万円となりました。
流動資産は、現金及び預金が1,140百万円減少したことや譲渡性預金の減少などにより有価証券が1,025百万円減少した一方で、受取手形及び売掛金が7,025百万円増加したことなどから、前連結会計年度末と比較して5,718百万円増加し、137,863百万円となりました。
固定資産は、連結子会社であるU.S. TSUBAKI HOLDINGS, INC.が、Central Conveyor Company, LLCの全持分を取得したことなどによりのれんが12,902百万円増加したことなどから、前連結会計年度末と比較して13,969百万円増加し、165,399百万円となりました。
(負債)
負債は、Central Conveyor Company, LLCの持分取得資金調達のために借入を実行したことなどにより借入金が16,386百万円増加したことなどから、前連結会計年度末と比較して18,145百万円増加し、131,954百万円となりました。
(純資産)
純資産は、為替の変動により為替換算調整勘定が366百万円減少した一方で、利益剰余金が1,758百万円増加したことなどから、前連結会計年度末と比較して1,543百万円増加の171,308百万円となり、自己資本比率は55.9%となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1,212百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1) 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間(平成30年4月1日~6月30日)における当社グループの事業環境は、米国や欧州の景気は堅調に推移し、中国の景気も回復基調で推移しました。また、環インド洋や東アジア地域でも景気は概ね堅調に推移しました。わが国経済も、生産や輸出の伸長、設備投資の増加などにより、緩やかな回復が続きました。
このような状況のもと、当第1四半期連結累計期間の受注高は59,451百万円(前年同期比9.6%増)、売上高は55,480百万円(同11.2%増)となりました。
損益につきましては、営業利益は5,440百万円(同25.6%増)、経常利益は5,778百万円(同17.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4,218百万円(同33.8%増)となりました。
当社グループは、「中期経営計画2020」達成に向けて、市場ニーズに徹底対応した商品開発やモノづくり、グループ総合力を生かしたビジネスの拡大に取り組み、持続的成長力を強化していきます。
なお、セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
[チェーン]
チェーンにつきましては、日本国内における動力伝動用チェーンや搬送用チェーンなどの販売が好調に推移しました。また、東アジアや環インド洋地域における各種チェーンの販売は横ばいであったものの、米州や欧州における動力伝動用チェーン、搬送用チェーン、ケーブル・ホース支持案内装置などの販売が好調に推移したことなどから、前年同期比で増収となりました。
以上により、チェーンの受注高は17,546百万円(前年同期比6.0%増)、売上高は16,994百万円(同8.4%増)、営業利益は2,513百万円(同40.5%増)となりました。
[精機]
精機につきましては、日本国内における減速機や締結具、クラッチの販売が好調であったことに加え、環インド洋地域におけるクラッチや中国における減速機などの販売が好調に推移したことなどから、前年同期比で増収となりました。
以上により、精機の受注高は6,724百万円(前年同期比13.0%増)、売上高は6,105百万円(同8.4%増)、営業利益は911百万円(同32.0%増)となりました。
[自動車部品]
自動車部品につきましては、米国における自動車エンジン用タイミングドライブシステムの販売はやや減少したものの、日本、欧州、タイ、中国、韓国、メキシコなどの拠点において同商品の販売が好調であったことから、前年同期比で増収となりました。
以上により、自動車部品の受注高は20,459百万円(前年同期比3.6%増)、売上高は20,379百万円(同3.3%増)となりましたが、生産能力増強に向けた設備投資の増加に伴う減価償却費の増加などにより営業利益は2,529百万円(同5.6%減)となりました。
[マテハン]
マテハンにつきましては、日本国内における物流業界向けシステムや新聞業界向けシステム、金属屑搬送・クーラント処理装置などの売上が増加したことに加え、欧州における金属屑搬送・クーラント処理装置の売上が増加したことなどから、前年同期比で増収となりました。
以上により、マテハンの受注高は13,972百万円(前年同期比22.7%増)、売上高は11,335百万円(同36.9%増)となり、損益については223百万円の営業損失(前年同期は448百万円の営業損失)となりました。
[その他]
その他の受注高は748百万円(前年同期比18.5%増)、売上高は665百万円(同17.7%増)となりましたが、損益については27百万円の営業損失(前年同期は23百万円の営業損失)となりました。
(2) 財政状態の状況
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末と比較して19,688百万円増加し、303,263百万円となりました。
流動資産は、現金及び預金が1,140百万円減少したことや譲渡性預金の減少などにより有価証券が1,025百万円減少した一方で、受取手形及び売掛金が7,025百万円増加したことなどから、前連結会計年度末と比較して5,718百万円増加し、137,863百万円となりました。
固定資産は、連結子会社であるU.S. TSUBAKI HOLDINGS, INC.が、Central Conveyor Company, LLCの全持分を取得したことなどによりのれんが12,902百万円増加したことなどから、前連結会計年度末と比較して13,969百万円増加し、165,399百万円となりました。
(負債)
負債は、Central Conveyor Company, LLCの持分取得資金調達のために借入を実行したことなどにより借入金が16,386百万円増加したことなどから、前連結会計年度末と比較して18,145百万円増加し、131,954百万円となりました。
(純資産)
純資産は、為替の変動により為替換算調整勘定が366百万円減少した一方で、利益剰余金が1,758百万円増加したことなどから、前連結会計年度末と比較して1,543百万円増加の171,308百万円となり、自己資本比率は55.9%となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1,212百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。