四半期報告書-第97期第2四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)

【提出】
2021/11/10 14:59
【資料】
PDFをみる
【項目】
40項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績
① 事業全体の状況
当第2四半期連結累計期間の世界経済は、新型コロナウイルスワクチン普及や経済対策等の効果により一部に持ち直しの動きが見られましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により総じて景気は低迷し、依然として厳しい状況が続きました。
このような状況下で、当社グループは、中期経営計画(2021~2023年度)の基本方針「構造改革・構造転換を経て、成長領域への集中投資を加速、データの利活用でソリューションパートナーに」の下で、社業の発展に向けた各種施策の実行に鋭意注力するとともに、店舗・オフィス・物流・製造各領域の課題解決に貢献するソリューションパートナーとして、お客様とともに、SDGs(Sustainable Development Goals)達成に向けた取り組みを推進し、持続可能な社会への貢献に努めてまいりました。
当第2四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染拡大の影響が続くとともに、部品及び国際貨物輸送の需給逼迫や価格高騰の影響を受けましたが、経済活動が前年同期に比べて堅調に推移したことなどから、売上高は2,169億77百万円(前年同期比13%増)まで回復するとともに、損益については、営業利益は43億32百万円(前年同期は9億30百万円の営業損失)、経常利益は30億79百万円(前年同期は13億88百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は24億64百万円(前年同期は69億68百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となり、黒字化を達成いたしました。
② 各報告セグメントの状況
(リテールソリューション事業)
国内及び海外市場向けPOSシステム、国内市場向けオートIDシステム、並びにそれらの関連商品などを取り扱っているリテールソリューション事業は、新型コロナウイルス感染拡大の影響や、競合他社との競争激化が続く厳しい事業環境の中で、「流通業界でグローバルトップのソリューションパートナーに」を目指して、成長領域(データサービス・次世代店舗・決済・SCM)への集中投資、戦略的パートナーシップによる事業の拡大、海外市場におけるサービス事業の拡大などに取り組んでまいりました。
国内市場向けPOSシステムは、小売業・飲食業の投資意欲が落ち込む中で、新型コロナウイルス対策を意識して、決済端末、セミセルフ、セルフオーダーシステム等の拡販に鋭意注力した結果、売上は増加いたしました。
海外市場向けPOSシステムは、各地域で販売が堅調に推移したことから、売上は増加いたしました。
国内市場向けオートIDシステムは、部品の需給逼迫の影響もあってバーコードプリンタの販売が減少したことから、売上は減少いたしました。
この結果、リテールソリューション事業の売上高は、1,310億86百万円(前年同期比9%増)となりました。また、同事業の営業利益は、売上高は増加したものの、部品の需給逼迫の影響などを受けたこともあり、56億98百万円(前年同期比5%減)となりました。
(ワークプレイスソリューション事業)
国内及び海外市場向け複合機、海外市場向けオートIDシステム、国内及び海外市場向けインクジェットヘッド、並びにそれらの関連商品などを取り扱っているワークプレイスソリューション事業は、新型コロナウイルス感染拡大の影響や、競合他社との価格競争激化が続く厳しい事業環境の中で、「顧客接点の機能強化」と同時に「事業全体での体質強化」を進め、強靭でスリムなグローバル・オペレーション体制を構築し、目標達成に向け注力するとともに、DMS(Document Management System)/ECM(Enterprise Contents Management)ソリューションの強化、オートID事業の強化、クラウドソリューション基盤の強化などに取り組んでまいりました。
複合機は、米州、欧州、アジアなどの各地域で販売が増加したことから、売上は増加いたしました。
海外市場向けオートIDシステムは、多くの地域で販売が堅調に推移したことから、売上は増加いたしました。
インクジェットヘッドは、国内及び海外顧客向けの販売が増加したことから、売上は増加いたしました。
この結果、ワークプレイスソリューション事業の売上高は、878億36百万円(前年同期比22%増)となりました。また、同事業の損益は、売上高の増加により改善しましたが、部品及び国際貨物輸送の需給逼迫・価格高騰の影響を受けたこともあり、営業損失13億65百万円(前年同期は69億13百万円の営業損失)となりました。
(注)オートIDシステムとは、ハード・ソフトを含む機器により、自動的にバーコード、ICタグなどのデータを取り込み、内容を識別・管理するシステムをいいます。
(2)財政状態
当第2四半期連結会計期間の資産は、前連結会計年度に比べ46億54百万円増加し、2,939億67百万円となりました。これは、流動資産の「受取手形、売掛金及び契約資産」が41億45百万円減少しましたが、「現金及び預金」が104億38百万円増加したことなどによります。
負債は、前連結会計年度に比べ35億42百万円増加し、1,829億92百万円となりました。これは、固定負債の「退職給付に係る負債」が11億12百万円、「その他」が12億25百万円減少しましたが、流動負債の「支払手形及び買掛金」が59億87百万円増加したことなどによります。
純資産は、前連結会計年度に比べ11億12百万円増加し、1,109億74百万円となりました。これは主に、「利益剰余金」が親会社株主に帰属する四半期純利益により24億64百万円増加したこと、配当金の支払いにより11億円減少したこと、その他の包括利益累計額の「為替換算調整勘定」が7億8百万円増加したこと、「非支配株主持分」が11億25百万円減少したことなどによります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
営業活動については、税金等調整前四半期純利益が22億16百万円であり、減価償却費が79億58百万円、売上債権の減少額が67億2百万円、仕入債務の増加が53億37百万円となりましたが、棚卸資産の増加額が42億62百万円となったことなどから、167億22百万円の収入(前年同期は103億47百万円の支出)となりました。
投資活動については、有形固定資産並びに無形固定資産の取得による支出や投資有価証券の取得などにより、53億4百万円の支出(前年同期は52億24百万円の支出)となりました。
これによりフリー・キャッシュ・フローは114億18百万円の収入(前年同期は155億72百万円の支出)となりました。
財務活動については、ファイナンス・リース債務の返済や配当金の支払いなどにより、36億21百万円の支出(前年同期は21億41百万円の支出)となりました。
以上の結果、当第2四半期連結会計期間の当社グループの資金(四半期連結キャッシュ・フロー計算書の「現金及び現金同等物」)残高は、前連結会計年度と比べ83億92百万円増加し601億45百万円となりました。
(4)経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
また、当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の対処すべき課題はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費の総額は、113億34百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。