四半期報告書-第158期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)

【提出】
2022/02/03 15:05
【資料】
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【項目】
43項目
文中の将来に関する事項は、本四半期報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
第1四半期連結会計期間より、報告セグメントに変更がありました。詳細は、「第4 経理の状況 1要約四半期連結財務諸表 要約四半期連結財務諸表注記 5.事業セグメント」に記載のとおりであります。前第3四半期連結累計期間との比較にあたっては、前第3四半期連結累計期間の数値を変更後のセグメント区分に組替えて行っております。
(1) 経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年12月31日)は、映像事業においては、半導体不足等による供給問題が顕在化し、デジタルカメラ市場は十分な供給量が確保できない状況にありました。精機事業においては、FPD関連分野は大型パネル用、中小型パネル用、いずれも設備投資は堅調に推移しました。また、半導体関連分野の設備投資は拡大基調となりました。ヘルスケア事業においては、ライフサイエンスソリューション及びアイケアソリューション分野の市況が総じて好調に推移しました。コンポーネント事業においては、デジタルソリューションズ事業では、光学部品・光学コンポーネントやエンコーダ関連市場が堅調に推移し、カスタムプロダクツ事業では、EUV関連市場が好調に推移しました。
このような状況の下、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上収益は4,063億45百万円、前年同期比800億87百万円(24.5%)の増収、営業利益は469億51百万円(前年同期は367億62百万円の営業損失)、税引前四半期利益は525億56百万円(前年同期は279億31百万円の税引前四半期損失)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は390億73百万円(前年同期は234億34百万円の親会社の所有者に帰属する四半期損失)となりました。
セグメント情報は次のとおりです。
映像事業では、「ニコン Z シリーズ」初のフラッグシップモデル、フルサイズミラーレスカメラ「Z 9」を発売し、高い評価を得ました。また、ミラーレスカメラ用交換レンズのラインナップを拡充させ、プロ・趣味層向け中高級機の拡販に努めた結果、半導体不足等による供給問題の制約を受けながらも、為替の影響もあり、増収増益となりました。
精機事業では、FPD露光装置分野は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う渡航制限の影響がある中でも据付作業は順調に進み、大型パネル用装置、中小型パネル用装置ともに販売台数が増加し、当第3四半期連結累計期間として増収増益となりました。半導体露光装置分野では、新品装置の販売台数が減少しましたが、中古装置の販売台数増加及びサービスビジネスの増益により、廃棄・評価損を計上した前年同期と比べて、増益となりました。この結果、事業全体では大幅な増益となりました。
ヘルスケア事業では、新型コロナウイルス感染症の影響からの回復基調が継続し、ライフサイエンスソリューション及びアイケアソリューション分野で大幅な増収増益となりました。
コンポーネント事業では、デジタルソリューションズ事業は、光学部品・光学コンポーネントやエンコーダの販売が好調に推移し、増収増益となりました。カスタムプロダクツ事業は、EUV関連コンポーネントの販売が大きく伸び、増収増益となりました。

(2) 当第3四半期連結会計期間末の財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における資産の残高は、前連結会計年度末に比べて316億12百万円増加し、1兆213億49百万円となりました。これは主に、棚卸資産が34億55百万円減少した一方、現金及び現金同等物が155億66百万円、有形固定資産、使用権資産、のれん及び無形資産が138億10百万円、売上債権及びその他の債権が75億98百万円それぞれ増加したためです。
当第3四半期連結会計期間末における負債の残高は、前連結会計年度末に比べて158億11百万円減少し、4,351億99百万円となりました。これは主に、未払法人所得税が121億25百万円、リース負債の増加等により流動負債及び非流動負債に含まれるその他の金融負債が91億11百万円それぞれ増加した一方、前受金が336億98百万円、退職給付に係る負債が42億35百万円それぞれ減少したためです。
当第3四半期連結会計期間末における資本の残高は、前連結会計年度末に比べて474億24百万円増加し、5,861億50百万円となりました。これは主に、親会社の所有者に帰属する四半期利益の計上等により利益剰余金が389億65百万円、保有する株式の時価上昇等によりその他の資本の構成要素が69億91百万円、Morf3D Inc.の子会社化等により非支配持分が12億99百万円それぞれ増加したためです。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、主に税引前四半期利益525億56百万円、減価償却費及び償却費183億66百万円の計上に加えて、棚卸資産の減少があった一方、前受金の減少、売上債権及びその他の債権の増加、法人所得税の支払があり、174億67百万円の収入(前年同期は115億54百万円の収入)となりました。
当第3四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、主に有形固定資産、無形資産、投資有価証券の取得による支出があった一方、投資有価証券の売却による収入が204億59百万円、有形固定資産の売却による収入が50億円あり、70億25百万円の収入(前年同期は10億78百万円の支出)となりました。
当第3四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、主に短期借入金の増加が34億44百万円あった一方、リース負債の返済による支出、配当金の支払があり、136億88百万円の支出(前年同期は70億44百万円の収入)となりました。
また、現金及び現金同等物に係る換算差額は47億61百万円の増加となりました。
この結果、当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は前連結会計年度末に比べ155億66百万円増加し、3,673億64百万円となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当社グループは開発投資の一部について資産化を行っており、研究開発投資には無形資産に計上された開発費を含んでおります。無形資産に計上された開発費を含む当第3四半期連結累計期間の研究開発投資は433億1百万円であります。

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