四半期報告書-第120期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)
(1) 財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
第19次中期経営計画の最終年度となる当連結会計年度は、成長戦略「リコー挑戦」の2年目として、引き続き、基盤事業の収益力強化と成長事業の拡大を進め、2020年度からの「リコー飛躍」に向けて成長戦略の実行、資本収益性の向上、そして、コーポレート・ガバナンス改革を推進しております。
当第2四半期連結累計期間の世界経済は、深刻化する貿易摩擦や地政学的緊張の高まりによって先行きの不透明感が増しています。日本、米国では緩やかな経済成長が続いているものの、米国では、製造業を中心に景気減速感が高まっています。欧州はBrexit(英国のEU離脱)や自国主義の拡がりなどによる先行きの不透明感が続いています。中国は米中貿易摩擦の影響を受けて景気の減速が継続しています。
主要通貨の平均為替レートは、対米ドルが 108.72円(前第2四半期連結累計期間に比べ 1.62円の円高)、対ユーロが 121.48円(同 8.42円の円高)となりました。
このような状況の中、当第2四半期連結累計期間の売上高は、9,947億円と前第2四半期連結累計期間に比べ 0.7%増加しました。オフィスプリンティング分野は、採算重視販売による商談の絞り込み、契約見直しの継続によるMIF(市場稼働台数)減少などの影響により、海外を中心に関連消耗品等の売上高が減少したものの、オフィスサービス分野をはじめ商用印刷分野、産業印刷分野で売上が増加しました。物流子会社の株式譲渡に伴う連結子会社から持分法適用会社への移行、加えてRicoh India Limited(以下、リコーインド)を連結範囲から除外したことなどに伴う売上高減少影響及び為替を除く売上高では、前第2四半期連結累計期間比 4.0%の増加となりました。
地域別では、国内は企業の働き方改革推進に伴いIT機器需要拡大や業種業務ソリューション・サービスなどの売上が拡大するなど、オフィスサービス分野を中心に引き続き堅調に推移し、国内売上高全体で前第2四半期連結累計期間に比べ 8.7%の増加となりました。
米州においては商用印刷分野などが成長したものの、採算重視販売による商談絞り込みを行うオフィスプリンティング分野が減少し、前第2四半期連結累計期間比 3.4%の減少となりました(為替影響を除くと 1.9%の減少)。欧州・中東・アフリカにおいてはオフィスサービス分野が成長したものの、米州と同様に採算重視販売による商談絞り込みを行うオフィスプリンティング分野が減少し、前第2四半期連結累計期間比 6.7%の減少(同 0.2%の減少)となりました。その他地域は、産業印刷分野が成長したものの、オフィスプリンティング分野が減少し、前第2四半期連結累計期間比 4.0%の減少となりました(同 0.5%の減少)。
以上の結果、海外売上高全体では前第2四半期連結累計期間に比べ 4.7%の減少となりました。なお、為替変動による影響を除いた試算では、海外売上高は前第2四半期連結累計期間に比べ 1.1%の減少となります。
売上総利益は、前第2四半期連結累計期間に比べ 4.3%減少し 3,673億円となりました。売上高と同様に為替による減少影響を受けました(為替影響を除くと 1.2%の減少)。事業別にはオフィスサービス分野の拡大による利益増加はあったものの、オフィスプリンティング分野において、採算性を重視した販売による商談の絞り込み継続によるMIF(市場稼働台数)の減少に伴い、消耗品等ノンハードの売上減少の影響などを受けました。また、その他分野において、物流子会社の持分法適用会社への移行及び連結除外に伴う影響などにより、前第2四半期連結累計期間比減益となりました。
販売費及び一般管理費は、構造改革効果の創出、業務プロセス改革による経費支出の抑制を継続して進めた結果、前第2四半期連結累計期間に比べ 8.6%減少し 3,237億円となりました。
その他の収益は、当第2四半期連結累計期間にリコーインダストリー株式会社旧埼玉事業所の土地及び建物の売却益等を計上しました。なお、前第2四半期連結累計期間にはリコーロジスティクス株式の譲渡益等を計上しており、前第2四半期連結累計期間に比べると大幅に減少しました。
以上の結果、営業利益は前第2四半期連結累計期間に比べ 6.5%減少し 486億円となりました。なお、構造改革費用、一過性収益などの特殊要因を除く営業利益としては 489億円となり、前第2四半期連結累計期間と比べて18億円増加しました。
金融収益及び金融費用は、受取利息の増加及び為替差損の減少等により、前第2四半期連結累計期間に比べ金融収支が改善しました。
税引前四半期利益は前第2四半期連結累計期間に比べ 6.5%減少し 468億円となりました。
以上の結果、親会社の所有者に帰属する四半期利益は、前第2四半期連結累計期間に比べ 18.8%減少し 292億円となりました。
四半期包括利益は、在外営業活動体の換算差額の減少等により、前第2四半期連結累計期間に比べ 92.8%減少し 40億円となりました。
上述の国内・海外別売上高は以下のとおりです。
(単位:百万円)
事業の種類別セグメントの業績は次のとおりです。
(単位:百万円)
上記にはファイナンス事業として以下が含まれております。
(単位:百万円)
オフィスプリンティング分野の売上高は、前第2四半期連結累計期間に比べ 5.4%減少し 5,094億円となりました(為替影響を除くと 2.9%の減少)。第19次中期経営計画で推し進める採算重視販売において、海外を中心により収益性の高い商談に絞り込む販売活動を行い、一部のMIF(市場稼働台数)が減少したことで、関連消耗品等の売上高、売上総利益が減少しました。販売費及び一般管理費は構造改革の効果等により減少し、結果として、オフィスプリンティング分野全体の営業利益は前第2四半期連結累計期間に比べ 3.3%減少し 553億円となりました。
オフィスサービス分野の売上高は、前第2四半期連結累計期間に比べ 16.9%増加し 2,705億円となりました(為替影響を除くと 18.7%の増加)。国内及び欧州・中東・アフリカで業種業務ソリューションやITサービス等が伸長しました。結果として、オフィスサービス分野全体の営業利益は前第2四半期連結累計期間に比べ 115.4%増加し 134億円となりました。
商用印刷分野の売上高は、前第2四半期連結累計期間に比べ 1.2%増加し 875億円となりました(為替影響を除くと 4.2%の増加)。主に米州にてカットシートのカラー機が伸長し、結果として、商用印刷分野全体の営業利益は前第2四半期連結累計期間に比べ 4.0%増加し 116億円となりました。
産業印刷分野の売上高は、前第2四半期連結累計期間に比べ 19.8%増加し 117億円となりました(為替影響を除くと 21.5%の増加)。主力のインクジェットヘッドの需要が増加傾向にあるものの、先行投資による経費の増加等もあり、結果として、産業印刷分野全体の営業損益は 20億円(損失)となりました。(前第2四半期連結累計期間 営業損益 20億円(損失))
サーマル分野の売上高は、前第2四半期連結累計期間に比べ 4.1%減少し 316億円となりました(為替影響を除くと 0.6%の減少)。物流業向けラベル需要が増加しているものの、特に中国市場における競争激化等により売上が減少しました。経費削減により営業費用は減少したものの、サーマル分野全体の営業利益は前第2四半期連結累計期間に比べ 9.9%減少し 15億円となりました。
その他分野の売上高は、前第2四半期連結累計期間に比べ 5.8%減少し 838億円となりました(為替影響を除くと 5.5%の減少)。物流子会社の持分法適用に伴い売上が減少しました。また、前第2四半期連結累計期間に物流子会社株式の譲渡益を計上したことの影響により、その他分野全体の営業利益は前第2四半期連結累計期間に比べ 83.5%減少し 25億円となりました。
②財政状態の状況
総資産は、前連結会計年度末に比べて 1,268億円増加し 28,519億円となりました。資産の部ではIFRS第16号「リース」適用による使用権資産の計上を開始したことに加え、その他の金融資産等が増加しました。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ 1,349億円増加し 18,410億円となりました。負債の部では、IFRS第16号「リース」適用によりリース負債が大幅に増加したことに加え、ファイナンス事業の拡大に伴って関連子会社による負債が増加したことから、社債及び借入金が増加しました。
資本の部では、前連結会計年度末に比べ 80億円減少し 10,109億円となりました。四半期利益の増加により利益剰余金が増加したものの、在外活動営業体の換算差額の減少に伴いその他の資本の構成要素が減少しました。
結果として親会社の所有者に帰属する持分は、前連結会計年度末に比べ 86億円減少し 9,239億円となりました。株主資本比率は 32.4%と引き続き安全な水準を維持しています。
(2) キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、前第2四半期連結累計期間に比べ現金収入が 27億円増加し 302億円の収入となりました。営業債権及びその他の債権の減少や棚卸資産の増加金額が前第2四半期連結累計期間に比べ縮小した結果、収入額が増加しました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、前第2四半期連結累計期間に比べ現金支出が 927億円増加し 838億円の支出となりました。成長領域の1つとして掲げるデジタルビジネスの拡大に向けて、企業のドキュメント管理やワークフローの自動化を支援するクラウド型・オンプレミス型CSP(Contents Service Platform)を開発・販売するDocuWare GmbHの買収を実施しました。また、前第2四半期連結累計期間には、コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス株式会社の株式売却及びリコーロジスティクス株式会社の株式売却に伴う一過性の現金収入があり、投資活動全体では支出額が大幅に増加となりました。
以上の結果、営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローの合計となるフリー・キャッシュ・フローは、前第2四半期連結累計期間に比べ現金収入が900億円減少し 535億円の支出となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、前第2四半期連結累計期間に比べ現金収入が 625億円増加し 652億円の収入となりました。前連結会計年度の期末配当金の増加により支払配当金の支出が増加した一方、ファイナンス事業の拡大に伴う関連子会社による調達が増加しました。
以上の結果、当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物残高は、前連結会計年度末に比べ 58億円増加し 2,459億円となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はありません。
(4) 研究開発活動
当社グループ(当社及び連結子会社)では開発投資の一部について資産化を行い、無形資産に計上しております。無形資産に計上された開発費(7,614百万円)を含む当第2四半期連結累計期間の研究開発投資は 51,615百万円です。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
①経営成績の状況
第19次中期経営計画の最終年度となる当連結会計年度は、成長戦略「リコー挑戦」の2年目として、引き続き、基盤事業の収益力強化と成長事業の拡大を進め、2020年度からの「リコー飛躍」に向けて成長戦略の実行、資本収益性の向上、そして、コーポレート・ガバナンス改革を推進しております。
当第2四半期連結累計期間の世界経済は、深刻化する貿易摩擦や地政学的緊張の高まりによって先行きの不透明感が増しています。日本、米国では緩やかな経済成長が続いているものの、米国では、製造業を中心に景気減速感が高まっています。欧州はBrexit(英国のEU離脱)や自国主義の拡がりなどによる先行きの不透明感が続いています。中国は米中貿易摩擦の影響を受けて景気の減速が継続しています。
主要通貨の平均為替レートは、対米ドルが 108.72円(前第2四半期連結累計期間に比べ 1.62円の円高)、対ユーロが 121.48円(同 8.42円の円高)となりました。
このような状況の中、当第2四半期連結累計期間の売上高は、9,947億円と前第2四半期連結累計期間に比べ 0.7%増加しました。オフィスプリンティング分野は、採算重視販売による商談の絞り込み、契約見直しの継続によるMIF(市場稼働台数)減少などの影響により、海外を中心に関連消耗品等の売上高が減少したものの、オフィスサービス分野をはじめ商用印刷分野、産業印刷分野で売上が増加しました。物流子会社の株式譲渡に伴う連結子会社から持分法適用会社への移行、加えてRicoh India Limited(以下、リコーインド)を連結範囲から除外したことなどに伴う売上高減少影響及び為替を除く売上高では、前第2四半期連結累計期間比 4.0%の増加となりました。
地域別では、国内は企業の働き方改革推進に伴いIT機器需要拡大や業種業務ソリューション・サービスなどの売上が拡大するなど、オフィスサービス分野を中心に引き続き堅調に推移し、国内売上高全体で前第2四半期連結累計期間に比べ 8.7%の増加となりました。
米州においては商用印刷分野などが成長したものの、採算重視販売による商談絞り込みを行うオフィスプリンティング分野が減少し、前第2四半期連結累計期間比 3.4%の減少となりました(為替影響を除くと 1.9%の減少)。欧州・中東・アフリカにおいてはオフィスサービス分野が成長したものの、米州と同様に採算重視販売による商談絞り込みを行うオフィスプリンティング分野が減少し、前第2四半期連結累計期間比 6.7%の減少(同 0.2%の減少)となりました。その他地域は、産業印刷分野が成長したものの、オフィスプリンティング分野が減少し、前第2四半期連結累計期間比 4.0%の減少となりました(同 0.5%の減少)。
以上の結果、海外売上高全体では前第2四半期連結累計期間に比べ 4.7%の減少となりました。なお、為替変動による影響を除いた試算では、海外売上高は前第2四半期連結累計期間に比べ 1.1%の減少となります。
売上総利益は、前第2四半期連結累計期間に比べ 4.3%減少し 3,673億円となりました。売上高と同様に為替による減少影響を受けました(為替影響を除くと 1.2%の減少)。事業別にはオフィスサービス分野の拡大による利益増加はあったものの、オフィスプリンティング分野において、採算性を重視した販売による商談の絞り込み継続によるMIF(市場稼働台数)の減少に伴い、消耗品等ノンハードの売上減少の影響などを受けました。また、その他分野において、物流子会社の持分法適用会社への移行及び連結除外に伴う影響などにより、前第2四半期連結累計期間比減益となりました。
販売費及び一般管理費は、構造改革効果の創出、業務プロセス改革による経費支出の抑制を継続して進めた結果、前第2四半期連結累計期間に比べ 8.6%減少し 3,237億円となりました。
その他の収益は、当第2四半期連結累計期間にリコーインダストリー株式会社旧埼玉事業所の土地及び建物の売却益等を計上しました。なお、前第2四半期連結累計期間にはリコーロジスティクス株式の譲渡益等を計上しており、前第2四半期連結累計期間に比べると大幅に減少しました。
以上の結果、営業利益は前第2四半期連結累計期間に比べ 6.5%減少し 486億円となりました。なお、構造改革費用、一過性収益などの特殊要因を除く営業利益としては 489億円となり、前第2四半期連結累計期間と比べて18億円増加しました。
金融収益及び金融費用は、受取利息の増加及び為替差損の減少等により、前第2四半期連結累計期間に比べ金融収支が改善しました。
税引前四半期利益は前第2四半期連結累計期間に比べ 6.5%減少し 468億円となりました。
以上の結果、親会社の所有者に帰属する四半期利益は、前第2四半期連結累計期間に比べ 18.8%減少し 292億円となりました。
四半期包括利益は、在外営業活動体の換算差額の減少等により、前第2四半期連結累計期間に比べ 92.8%減少し 40億円となりました。
上述の国内・海外別売上高は以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 区分 | 前第2四半期連結累計期間 自 2018年4月1日 至 2018年9月30日 | 当第2四半期連結累計期間 自 2019年4月1日 至 2019年9月30日 | 増減 | ||||
| 金額 | 構成比(%) | 金額 | 構成比(%) | 金額 | 伸び率(%) | ||
| 国内 | 395,095 | 40.0 | 429,591 | 43.2 | 34,496 | 8.7 | |
| 米州 | 278,485 | 28.2 | 269,048 | 27.0 | △9,437 | △3.4 | |
| 欧州・中東・アフリカ | 223,353 | 22.6 | 208,500 | 21.0 | △14,853 | △6.7 | |
| その他 | 91,323 | 9.2 | 87,640 | 8.8 | △3,683 | △4.0 | |
| 海外 | 593,161 | 60.0 | 565,188 | 56.8 | △27,973 | △4.7 | |
| 合計 | 988,256 | 100.0 | 994,779 | 100.0 | 6,523 | 0.7 | |
事業の種類別セグメントの業績は次のとおりです。
(単位:百万円)
| 前第2四半期連結累計期間 自 2018年4月1日 至 2018年9月30日 | 当第2四半期連結累計期間 自 2019年4月1日 至 2019年9月30日 | 増減 | |||||
| 金額 | 構成比(%) | 金額 | 構成比(%) | 金額 | 伸び率(%) | ||
| オフィス プリンティング 分野 | 売上高 | 538,577 | 100.0 | 509,473 | 100.0 | △29,104 | △5.4 |
| 営業損益 | 57,239 | 10.6 | 55,372 | 10.9 | △1,867 | △3.3 | |
| オフィス サービス 分野 | 売上高 | 231,367 | 100.0 | 270,525 | 100.0 | 39,158 | 16.9 |
| 営業損益 | 6,223 | 2.7 | 13,405 | 5.0 | 7,182 | 115.4 | |
| 商用印刷分野 | 売上高 | 86,513 | 100.0 | 87,537 | 100.0 | 1,024 | 1.2 |
| 営業損益 | 11,190 | 12.9 | 11,642 | 13.3 | 452 | 4.0 | |
| 産業印刷分野 | 売上高 | 9,786 | 100.0 | 11,726 | 100.0 | 1,940 | 19.8 |
| 営業損益 | △2,020 | △20.6 | △2,049 | △17.5 | △29 | - | |
| サーマル分野 | 売上高 | 33,070 | 100.0 | 31,698 | 100.0 | △1,372 | △4.1 |
| 営業損益 | 1,753 | 5.3 | 1,580 | 5.0 | △173 | △9.9 | |
| その他分野 | 売上高 | 117,085 | 100.0 | 96,844 | 100.0 | △20,241 | △17.3 |
| 外部顧客向け | 88,943 | 83,820 | △5,123 | △5.8 | |||
| 営業損益 | 15,795 | 13.5 | 2,599 | 2.7 | △13,196 | △83.5 | |
上記にはファイナンス事業として以下が含まれております。
(単位:百万円)
| 前第2四半期連結累計期間 自 2018年4月1日 至 2018年9月30日 | 当第2四半期連結累計期間 自 2019年4月1日 至 2019年9月30日 | 増減 | |||||
| 金額 | 構成比(%) | 金額 | 構成比(%) | 金額 | 伸び率(%) | ||
| ファイナンス事業 | 売上高 | 77,869 | 100.0 | 83,959 | 100.0 | 6,090 | 7.8 |
| 営業損益 | 15,413 | 19.8 | 16,775 | 20.0 | 1,362 | 8.8 | |
オフィスプリンティング分野の売上高は、前第2四半期連結累計期間に比べ 5.4%減少し 5,094億円となりました(為替影響を除くと 2.9%の減少)。第19次中期経営計画で推し進める採算重視販売において、海外を中心により収益性の高い商談に絞り込む販売活動を行い、一部のMIF(市場稼働台数)が減少したことで、関連消耗品等の売上高、売上総利益が減少しました。販売費及び一般管理費は構造改革の効果等により減少し、結果として、オフィスプリンティング分野全体の営業利益は前第2四半期連結累計期間に比べ 3.3%減少し 553億円となりました。
オフィスサービス分野の売上高は、前第2四半期連結累計期間に比べ 16.9%増加し 2,705億円となりました(為替影響を除くと 18.7%の増加)。国内及び欧州・中東・アフリカで業種業務ソリューションやITサービス等が伸長しました。結果として、オフィスサービス分野全体の営業利益は前第2四半期連結累計期間に比べ 115.4%増加し 134億円となりました。
商用印刷分野の売上高は、前第2四半期連結累計期間に比べ 1.2%増加し 875億円となりました(為替影響を除くと 4.2%の増加)。主に米州にてカットシートのカラー機が伸長し、結果として、商用印刷分野全体の営業利益は前第2四半期連結累計期間に比べ 4.0%増加し 116億円となりました。
産業印刷分野の売上高は、前第2四半期連結累計期間に比べ 19.8%増加し 117億円となりました(為替影響を除くと 21.5%の増加)。主力のインクジェットヘッドの需要が増加傾向にあるものの、先行投資による経費の増加等もあり、結果として、産業印刷分野全体の営業損益は 20億円(損失)となりました。(前第2四半期連結累計期間 営業損益 20億円(損失))
サーマル分野の売上高は、前第2四半期連結累計期間に比べ 4.1%減少し 316億円となりました(為替影響を除くと 0.6%の減少)。物流業向けラベル需要が増加しているものの、特に中国市場における競争激化等により売上が減少しました。経費削減により営業費用は減少したものの、サーマル分野全体の営業利益は前第2四半期連結累計期間に比べ 9.9%減少し 15億円となりました。
その他分野の売上高は、前第2四半期連結累計期間に比べ 5.8%減少し 838億円となりました(為替影響を除くと 5.5%の減少)。物流子会社の持分法適用に伴い売上が減少しました。また、前第2四半期連結累計期間に物流子会社株式の譲渡益を計上したことの影響により、その他分野全体の営業利益は前第2四半期連結累計期間に比べ 83.5%減少し 25億円となりました。
②財政状態の状況
総資産は、前連結会計年度末に比べて 1,268億円増加し 28,519億円となりました。資産の部ではIFRS第16号「リース」適用による使用権資産の計上を開始したことに加え、その他の金融資産等が増加しました。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ 1,349億円増加し 18,410億円となりました。負債の部では、IFRS第16号「リース」適用によりリース負債が大幅に増加したことに加え、ファイナンス事業の拡大に伴って関連子会社による負債が増加したことから、社債及び借入金が増加しました。
資本の部では、前連結会計年度末に比べ 80億円減少し 10,109億円となりました。四半期利益の増加により利益剰余金が増加したものの、在外活動営業体の換算差額の減少に伴いその他の資本の構成要素が減少しました。
結果として親会社の所有者に帰属する持分は、前連結会計年度末に比べ 86億円減少し 9,239億円となりました。株主資本比率は 32.4%と引き続き安全な水準を維持しています。
(2) キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、前第2四半期連結累計期間に比べ現金収入が 27億円増加し 302億円の収入となりました。営業債権及びその他の債権の減少や棚卸資産の増加金額が前第2四半期連結累計期間に比べ縮小した結果、収入額が増加しました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、前第2四半期連結累計期間に比べ現金支出が 927億円増加し 838億円の支出となりました。成長領域の1つとして掲げるデジタルビジネスの拡大に向けて、企業のドキュメント管理やワークフローの自動化を支援するクラウド型・オンプレミス型CSP(Contents Service Platform)を開発・販売するDocuWare GmbHの買収を実施しました。また、前第2四半期連結累計期間には、コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス株式会社の株式売却及びリコーロジスティクス株式会社の株式売却に伴う一過性の現金収入があり、投資活動全体では支出額が大幅に増加となりました。
以上の結果、営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローの合計となるフリー・キャッシュ・フローは、前第2四半期連結累計期間に比べ現金収入が900億円減少し 535億円の支出となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、前第2四半期連結累計期間に比べ現金収入が 625億円増加し 652億円の収入となりました。前連結会計年度の期末配当金の増加により支払配当金の支出が増加した一方、ファイナンス事業の拡大に伴う関連子会社による調達が増加しました。
以上の結果、当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物残高は、前連結会計年度末に比べ 58億円増加し 2,459億円となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はありません。
(4) 研究開発活動
当社グループ(当社及び連結子会社)では開発投資の一部について資産化を行い、無形資産に計上しております。無形資産に計上された開発費(7,614百万円)を含む当第2四半期連結累計期間の研究開発投資は 51,615百万円です。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。