四半期報告書-第71期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)

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2020/02/14 16:29
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34項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における世界経済環境は、総じて景気は緩やかな回復基調が続いています。一方では、米国とイラン間の地政学的緊張の高まり、米中貿易摩擦も一定の合意で妥結との発表がありましたが、根本的な解決は長期化する見通しで景気の不透明感は継続しています。米国は、好調な雇用や個人消費など全般に堅調に推移しましたが、中国との通商交渉の先行きは不透明な状況で推移しております。欧州は、英国のEU離脱合意が実現しましたが不安定な状態は解消されておりません。中国は、消費や投資にも弱さがみられ引き続き先行きの見通しにくい情勢となっております。国内経済においては、為替の円高基調により製造業の生産活動は停滞傾向にあり、輸出の伸び悩みとインバウンド需要の下振れにより景気に足踏み感がみられます。
このような状況のなか、当社グループは、将来の成長に向けた戦略投資を行いつつ、経営体質を抜本的に強化するため、開発・生産・販売にわたる業務プロセス改革、仕組み改革を実施し、収益力向上に取り組んでおりますが、情報画像関連機器事業において、為替の円高傾向や主力の大判インクジェットプリンタ分野への大手資本の参入による価格競争の激化により海外地域の販売が伸び悩みました。
大判インクジェットプリンタにおいては、従来からの主力分野であるサイン市場に加え、成長分野と位置付ける産業向けプリント市場に注力しております。
10月には多様なメディアに対応するMPインク搭載プリンタ「VJ-628MP」および「VJ-1627MH」とプルーフィング市場で実績のあるCGS社(独)のカラーマネジメントソフトウェアと連携し、一般商業印刷、紙器パッケージ印刷、軟包装印刷向けに「印刷本紙対応プルーフィングシステム」の提供を開始いたしました。当社独自のMPインクを用い、低価格でありながら高品質・高精度な印刷本紙によるプルーフを実現しました。
また、高い発色性とメンテナンス性に優れた新エコソルベントインク「MS41」インクは、世界で最も厳しい化学物質放散の規格に基づく認証プログラムであるUL GREENGUARDにおいて最上位レベルのWallcovering/壁紙用途での「GOLD認証」を取得し、環境に配慮が必要な学校やヘルスケア施設などでも「MS41」インクを使用した製品の使用が受け入れやすくなりました。
この1月には、オーダーグッズ、ノベルティ、少ロット多品種用途などの印刷業界向けに省スペース型フラットベッドLED-UVプリンタの新製品「XpertJet 461UF」「XpertJet 661UF」の2機種を同時発売いたしました。MUTOH新開発の「LED-UVランプ ローカルディミング制御技術」(特許出願中)を採用したことで、より質感の細やかな調整が可能となり、手軽に艶やかなグロス表現や加飾などのリアルでワンランク上の高付加価値印刷を提供いたします。
3Dプリンタにおいては、卓上タイプの高精細光造形3Dプリンタ「ML-100」「ML-80」を発売。吊り下げ積層方式と高精細Full-HD規格のデジタルプロジェクタ方式を使ったUV光硬化方式により、緻密な宝飾品デザインから製造業における精細な部品試作など、高い精度の要求される造形に適しております。MUTOHは、製造業の3DPソリューション・パートナーとしてお客様の期待にお応えいたします。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高は、情報サービス事業、設計計測機器事業、不動産賃貸事業の国内販売が好調に推移しておりますが、為替の円高や情報画像関連機器事業の海外地域の販売減により、121億48百万円(前年同期比14.4%減)となりました。営業損益は、売上高の減少による売上総利益の減少により、3億50百万円の損失(前年同期は1億4百万円の利益)となりました。経常損益は、受取配当金、為替差損益、その他営業外費用等の計上により、3億43百万円の損失(前年同期は1億49百万円の利益)となりました。親会社株主に帰属する四半期純損益は、投資有価証券売却益、投資有価証券評価損、法人税等の計上により、3億39百万円の損失(前年同期は1億60百万円の利益)となりました。
①財政状態に関する分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産は285億11百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億96百万円の減少となりました。
流動資産は150億96百万円となり、11億78百万円の減少となりました。その主な要因は、現金及び預金の減少8億69百万円、受取手形及び売掛金の減少6億74百万円、たな卸資産の増加7億10百万円、その他流動資産の減少3億57百万円等であります。
固定資産は134億14百万円となり、7億82百万円の増加となりました。その主な要因は、建物及び構築物の増加2億79百万円、工具器具及び備品の増加1億82百万円、機械装置及び運搬具の増加10百万円、建設仮勘定の増加85百万円、無形固定資産の増加1億76百万円、投資有価証券の増加9百万円等であります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債は67億2百万円となり、前連結会計年度末に比べ67百万円の増加となりました。
流動負債は44億32百万円となり、52百万円の増加となりました。その主な要因は、支払手形及び買掛金の減少1億71百万円、未払金の減少2億9百万円、未払法人税等の減少53百万円、賞与引当金の減少54百万円、その他流動負債の増加5億50百万円等であります。
固定負債は22億70百万円となり、14百万円の増加となりました。その主な要因は、退職給付に係る負債の減少30百万円、その他固定負債の増加46百万円等であります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は218億8百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億63百万円の減少となりました。その主な要因は、配当金の支払い1億59百万円と親会社株主に帰属する四半期純損失3億39百万円の計上等による利益剰余金の減少4億98百万円、その他有価証券評価差額金の増加66百万円、為替換算調整勘定の減少90百万円、退職給付に係る調整累計額の増加68百万円、非支配株主持分の減少9百万円等であります。
②経営成績の状況の分析
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高は121億48百万円(前年同期比14.4%減)となり、営業損失は3億50百万円(前年同期は1億4百万円の利益)、経常損失3億43百万円(前年同期は1億49百万円の利益)となりました。親会社株主に帰属する四半期純損失は3億39百万円(前年同期は1億60百万円の利益)となりました。
(売上高)
当第3四半期連結累計期間の売上高は121億48百万円(前第3四半期連結累計期間141億84百万円)で20億35百万円の減収となりました。
国内販売は好調に推移しておりますが、情報画像関連機器事業の海外販売においては、成長市場と位置付ける産業向けプリント市場への転換を推進しているものの、為替の円高傾向や従来からのサイン市場における大手メーカーの参入による競争激化の影響により販売が減少し、売上高は前年を下回る結果となりました。
(営業費用)
当第3四半期連結累計期間の売上原価は81億68百万円(前第3四半期累計期間95億34百万円)で13億66百万円の減少となり、売上原価率は67.2%となりました。販売費及び一般管理費は、物流構造改革による物流コストの削減と開発資源の選択と集中による効率化、その他継続的な経費削減により43億30百万円(前第3四半期累計期間45億45百万円)で2億14百万円の減少となりました。
(営業外損益)
当第3四半期連結累計期間の営業外収益は43百万円(前第3四半期連結累計期間70百万円)で27百万円の減少、営業外費用は36百万円(前第3四半期連結累計期間25百万円)で10百万円の増加となりました。主な要因は、受取和解金の減少と支払補償費の増加によるものです。
(特別損益)
当第3四半期連結累計期間の特別利益は1億15百万円(前第3四半期連結累計期間1億78百万円)で62百万円の減少、特別損失は23百万円(前第3四半期連結累計期間71百万円)で48百万円の減少となりました。主な要因は、固定資産売却益の減少と投資有価証券売却益の減少、固定資産廃棄損の減少と投資有価証券売却損の減少によるものです。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
[情報画像関連機器(アジア・北アメリカ・ヨーロッパ)]
アジア地域においては、国内は堅調に推移しましたが米中貿易摩擦の影響等により他のアジア地域が振るわず、売上高34億68百万円(前年同期比22.2%減)、セグメント損失3億97百万円(前年同期は40百万円の利益)となりました。
北アメリカにおいては、市場環境の激化による価格下落の影響等により、売上高19億52百万円(前年同期比22.6%減)、セグメント損失78百万円(前年同期は43百万円の利益)となりました。
ヨーロッパにおいては、為替の円高傾向、販売価格の下落の影響等により、売上高35億17百万円(前年同期比18.2%減)、セグメント損失71百万円(前年同期は69百万円の利益)となりました。
[情報サービス]
収益性向上施策の取り組みにより増収増益となり、売上高17億48百万円(前年同期比13.9%増)、セグメント利益1億95百万円(前年同期比108.8%増)となりました。
[設計計測機器]
収益性向上施策の取り組み、販管費の削減等により増収増益となり、売上高9億39百万円(前年同期比10.8%増)、セグメント利益1億57百万円(前年同期比28.3%増)となりました。
[不動産賃貸]
賃料改定等並びに販管費の削減等により増収増益となり、売上高2億61百万円(前年同期比11.2%増)、セグメント利益1億80百万円(前年同期比8.9%増)となりました。
[その他]
販売は若干減少したものの仕入原価の低減と販管費の削減により損失額は減少し、売上高2億61百万円(前年同期比8.3%減)、セグメント損失5百万円(前年同期は33百万円の損失)となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は7億67百万円となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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