四半期報告書-第72期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)

【提出】
2021/02/15 16:05
【資料】
PDFをみる
【項目】
36項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における世界経済環境は、世界中に拡大している新型コロナウイルス感染症に収束の兆しが見えない中、段階的に経済活動が再開されておりましたが、感染症再拡大によって経済活動が制限される国や地域が出てくるなど、先行きは非常に不透明となっております。米国経済は、製造業の生産が持ち直し傾向にあるものの、活動規制の強化により雇用と消費の回復は停滞しております。欧州においてはユーロ圏主要国において新型コロナウイルスの感染再拡大の影響により、上向きつつあった景気は再び減速に転じ、英国では昨春並みの厳格なロックダウンを実施するなど、厳しい情勢が続いています。中国は、活動制限により個人消費の回復は遅れているものの、政府の経済対策や外需の回復による輸出拡大が景気を下支えし、GDPは新型コロナウイルス感染症の拡大前の水準を上回るまで回復しております。国内経済においては、景気は一部に持ち直しの動きがみられましたが、再度の感染拡大により、経済活動の停滞は長期化傾向にあります。
このような状況の中、当社グループは、生産調整、流通在庫・保有資産の圧縮、経費の抜本的見直しなどキャッシュ・フローを重視した施策を推進して参りました。さらに新型コロナウイルス感染症の感染拡大の長期化をにらみ、稼ぐ、削る、防ぐ、の3つの視点で開発・製造・販売を行うと共に、働き方改革に取り組み、新常態下での新しい経営の姿を模索しています。
大判インクジェットプリンタ事業においては、当社初の自社開発RIPソフトウェア『VerteLith』を2020年11月より市場投入しました。今後とも進化・発展する同製品の併用により、当社プリンタの性能・操作性を最大限に引き出すと共に、ユーザーのワークフロー全体の効率性・利便性を高めて参ります。また、米国にて6つの製品が『2020 Product of the Year Awards』(PRINTING United Alliance主催)を受賞し、9年連続での同賞の受賞に続いて、欧州にて小型フラットベッドUV LEDプリンタの「XPJ-461UF/661UF」の2機種が欧州デジタルプレス協会(EDP)における『Best Object Printer』賞を受賞いたしました。同賞は、デジタル制作プロセスに焦点を当てた欧州の主要な20の業界誌が、欧州市場に導入されたその年の最優秀製品を評価、審査、表彰したものです。スピード、品質、使いやすさ、機能性の向上につながる技術のイノベーション、あるいは、環境負荷やユーザーコストの低減につながるイノベーションなど、製品が提供する新しい技術的価値を評価、判定しています。MUTOHはこれからも最先端の技術と特徴のある製品を展開し、新しいアプリケーションを提供して参ります。
3Dプリンタ並びに設計計測機器においては、従来の商流での販売活動減退を補うためにインターネット販売に注力するとともに、オンラインの特性を活かした海外の著名アーティストと3Dプリンタの可能性に関するディスカッションセミナーの開催や、当社グループ製品での実際の活用事例セミナーなど積極的に展開しております。また、外部委託している生産の一部を自社生産に移行し、工場稼働率の改善と物流の集約による収益力の強化に取り組んでおります。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高は、新型コロナウイルスの世界的感染拡大の影響による経済活動制限の影響を強く受け、販売が減少したことにより100億67百万円(前年同期比17.1%減)となり、営業損益は、販管費を前年同期に比べ7億70百万削減したものの、販売減の影響を吸収しきれず5億91百万円の損失(前年同期は3億50百万円の損失)となりました。経常損益は、助成金収入および為替差益等の計上により、4億25百万円の損失(前年同期は3億43百万円の損失)となりました。親会社株主に帰属する四半期純損益は、特別損失で減損損失5億82百万円、法人税等63百万円などの計上により、11億46百万円の損失(前年同期は3億39百万円の損失)となりました。
①財政状態に関する分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産は240億54百万円となり、前連結会計年度末に比べ28億15百万円の減少となりました。
流動資産は142億70百万円となり、14億48百万円の減少となりました。その主な要因は、受取手形及び売掛金の減少2億69百万円、たな卸資産の減少11億38百万円等であります。
固定資産は97億83百万円となり、13億66百万円の減少となりました。その主な要因は、土地の減少7億67百万円、建物及び構築物の減少1億55百万円、無形固定資産の減少4億90百万円、投資有価証券の増加99百万円等であります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債は40億33百万円となり、前連結会計年度末に比べ17億22百万円の減少となりました。
流動負債は25億74百万円となり、18億円の減少となりました。その主な要因は、支払手形及び買掛金の減少13億10百万円、未払金の減少1億33百万円、未払法人税等の減少1億24百万円、賞与引当金の減少80百万円、製品保証引当金の減少31百万円等であります。
固定負債は14億59百万円となり、78百万円の増加となりました。その主な要因は、退職給付に係る負債の増加37百万円、役員退職慰労引当金の減少31百万円、繰延税金負債の増加5百万円、その他固定負債の増加67百万円等であります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は200億20百万円となり、前連結会計年度末に比べ10億92百万円の減少となりました。その主な要因は、配当金の支払い1億59百万円と親会社株主に帰属する四半期純損失11億46百万円の計上等による利益剰余金の減少13億6百万円、その他有価証券評価差額金の増加1億8百万円、為替換算調整勘定の増加47百万円、退職給付に係る調整累計額の増加42百万円、非支配株主持分の増加7百万円等であります。
②経営成績の状況の分析
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高は100億67百万円(前年同期比17.1%減)となり、営業損失は5億91百万円(前年同期は3億50百万円の損失)、経常損失4億25百万円(前年同期は3億43百万円の損失)となりました。親会社株主に帰属する四半期純損失は11億46百万円(前年同期は3億39百万円の損失)となりました。
(売上高)
当第3四半期連結累計期間の業績は、新型コロナウイルスの世界的感染拡大の影響による経済活動制限の影響を強く受け、特に主力の大判インクジェットプリンタを含む情報画像関連機器事業において販売が減少し、売上高は100億67百万円(前第3四半期連結累計期間121億48百万円)で20億81百万円の減収となりました。
(営業費用)
当第3四半期連結累計期間の売上原価は70億97百万円(前第3四半期連結累計期間81億68百万円)で10億70百万円の減少となり、売上原価率は新型コロナウイルスの世界的感染拡大の影響による経済活動制限の影響を強く受け生産活動の停滞などから70.5%となりました。販売費及び一般管理費は、経費の抜本的見直しなどキャッシュ・フローを重視した施策を継続して推進し35億60百万円(前第3四半期連結累計期間43億30百万円)で7億70百万円の減少となりました。
(営業外損益)
当第3四半期連結累計期間の営業外収益は1億76百万円(前第3四半期連結累計期間43百万円)で1億32百万円の増加、営業外費用は10百万円(前第3四半期連結累計期間36百万円)で25百万円の減少となりました。主な営業外収益の要因は、雇用調整助成金の計上によるものです。
(特別損益)
当第3四半期連結累計期間の特別利益は37百万円(前第3四半期連結累計期間1億15百万円)で78百万円の減少、特別損失は6億44百万円(前第3四半期連結累計期間23百万円)で6億20百万円の増加となりました。特別損失の主な要因は、当社の連結子会社である武藤工業(株)の新型コロナウイルス感染症拡大をはじめとする直近の経営環境の変化等による収益性の低下により、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づく減損の兆候が認められたことから、同社および当社が保有するソフトウェアその他固定資産5億82百万円を減損損失として計上したことによるものです。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
[情報画像関連機器(アジア・北アメリカ・ヨーロッパ)]
当第3四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大が販売に大きく影響し北アメリカ地域を除き減収減益となり、第2四半期よりは改善傾向にあるものの事業全体で売上高71億92百万円(前年同期比20.0%減)、セグメント損失5億78百万円(前年同期は5億47百万円の損失)となりました。
地域別には、アジア地域は売上高26億72百万円(前年同期比23.0%減)、セグメント損失5億19百万円(前年同期は3億97百万円の損失)、北アメリカ地域は売上高18億78百万円(前年同期比3.8%減)、セグメント利益33百万円(前年同期は78百万円の損失)、ヨーロッパ地域は売上高26億41百万円(前年同期比24.9%減)、セグメント損失92百万円(前年同期は71百万円の損失)となりました。
[情報サービス]
当第3四半期連結累計期間においては、販売は前年より微減に推移したものの費用増により、売上高16億75百万円(前年同期比4.2%減)、セグメント利益79百万円(前年同期比59.1%減)となりました。
[設計計測機器]
当第3四半期連結累計期間においては、売上高8億83百万円(前年同期比6.0%減)、セグメント利益1億18百万円(前年同期比24.8%減)となりました。
[不動産賃貸]
当第3四半期連結累計期間においては、賃貸物件の売却による賃貸収入の減少により減収減益となり、売上高1億32百万円(前年同期比49.2%減)、セグメント利益1億24百万円(前年同期比30.7%減)となりました。
[その他]
当第3四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により販売が伸びず、売上高1億83百万円(前年同期比29.8%減)、セグメント損失15百万円(前年同期は5百万円の損失)となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は6億22百万円となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。