四半期報告書-第29期第2四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)

【提出】
2019/02/14 9:13
【資料】
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【項目】
28項目
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前事業年度末の数値で比較を行っております。
(1)経営成績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、概ね堅調に推移しました。
国内製造業は、製造工程の効率化や省力化、多品種少量生産対応のための生産設備新設・改造などにより、引き続き堅調な設備投資を行いました。設備投資に伴い、機械・治具・金型・工具などの仕事も動きが出ました。ここ数年、総じて好調を維持してきた国内外の景気を背景に、製造業全般の生産活動も増加傾向となりました。一方で昨年末にかけて中国で自動車販売やスマートフォンなどの電子デバイスの売上が減少したことを受けて、製品在庫調整のため減産の動きが出て、電子部品・半導体の受注減少に繋がりました。中国向けを中心に工作機械や半導体製造装置の受注減少がありました。
世界的な金融緩和状態が景気を浮揚させてきましたが、好景気がしばらく継続し金利上昇局面へと変化し資金の流れが逆流し始め、新興国の通貨安や資産価格・株式市場の下落の兆しが出てきています。また米中貿易問題などで世界を取り巻くものの流れ、価格が変動し始めていて、国内製造業にも一部で受注減少が起きてきました。
このような状況を受け、当第2四半期累計期間の売上高は1,055,605千円(前年同期比6.6%増)、営業利益は328,327千円(前年同期比13.5%増)、経常利益は334,270千円(前年同期比12.2%増)、四半期純利益は230,423千円(前年同期比1.1%減)となりました。
セグメント別の状況は次のとおりであります。
<コレットチャック部門>当社の製造するコレットチャックは、主にCNC小型自動旋盤による精密部品加工に使用される工具であり、他には専用機、一般産業用機械にも使用されるものもあります。量産加工される精密部品に関わるものであり、工具の種類が多く精度が要求されるため、当社の対応力を高め高品質を維持することで受注確保が可能と考えております。
当セグメントでは、今までの好調だった世界景気を背景に受注は増加しました。様々な業種で使用される小型精密部品加工が好調だったことで月を追うごとに増加となりました。
この結果、当セグメントの当第2四半期累計期間の売上高は749,910千円(前年同期比8.6%増)、セグメント利益は406,275千円(前年同期比18.1%増)となりました。
<切削工具部門>切削工具は製造業の部品加工において、材料を削るときに幅広く使用される工具であり、様々な業種で数多く使用されます。加工する部品の品質を左右する重要な工具であり、多様化する顧客の要求に柔軟に対応することで、当社の受注を拡大していくことができると判断しております。
当セグメントでは、9月頃から単品加工や電子部品加工などで動きが鈍くなるところもあり、市販切削工具の再研磨は僅かに減少しました。難易度の高い精密部品加工は一定の動きがあり、特注の切削工具は堅調な受注となりました。
この結果、当セグメントの当第2四半期累計期間の売上高は293,050千円(前年同期比1.9%増)、セグメント利益は、今後の受注増に対応するため早めの設備投資を実施したことで、減価償却費が増加し減益要因となり、74,323千円(前年同期比17.9%減)となりました。
<自動旋盤用カム部門>自動旋盤用カムは、主にカム式自動旋盤で使用される工具であり、大量生産部品加工に使用されるものであります。機械自体がほとんど新規で製造されていないため、現存する既存機械に使用されるための受注に限定されています。ただ当社の製造コストも限定されており、一定の受注が確保できれば利益を出せるものと判断しております。
当セグメントでは、カム式自動旋盤を使用する部品加工が堅調に推移し、当社への受注が増加したことで、売上は緩やかに増加しました。
この結果、当セグメントの当第2四半期累計期間の売上高は12,644千円(前年同期比3.8%増)、セグメント利益は4,890千円(前年同期比2.3%増)となりました。
(2)財政状態の分析
財政状態においては、当社の事業活動に大きな変化はなく、経常的な範囲内での動きとなりました。その内容は以下のとおりです。
(資産)
当第2四半期会計期間末における流動資産の残高は、7,148,150千円(前事業年度末は6,716,736千円)となり431,414千円の増加となりました。これは、受取手形及び売掛金が6,363千円、製品が600千円減少しましたが、現金及び預金が430,749千円、原材料が3,868千円、仕掛品が3,243千円増加したこと等によるものであります。
また当第2四半期会計期間末における固定資産の残高は、1,626,547千円(前事業年度末は1,995,450千円)となり368,902千円の減少となりました。これは、繰延税金資産が14,911千円増加しましたが、長期預金が301,727千円、機械装置及び運搬具が42,854千円、投資有価証券が22,120千円、建物及び構築物が16,680千円減少したこと等によるものであります。
この結果、当第2四半期会計期間末における総資産は、8,774,698千円(前事業年度末は8,712,186千円)となりました。
(負債)
当第2四半期会計期間末における流動負債の残高は、294,886千円(前事業年度末は296,588千円)となり1,701千円の減少となりました。これは、その他が17,873千円増加しましたが、未払金が8,402千円、役員賞与引当金が6,750千円、未払法人税等が3,418千円、買掛金が1,003千円減少したことによるものであります。
また、当第2四半期会計期間末における固定負債の残高は、470,913千円(前事業年度末は453,712千円)となり17,201千円の増加となりました。これは、退職給付引当金が9,121千円、役員退職慰労引当金が8,080千円増加したことによるものであります。
この結果、当第2四半期会計期間末における負債合計は、765,800千円(前事業年度末は750,300千円)となりました。
(純資産)
当第2四半期会計期間末における純資産の残高は、8,008,897千円(前事業年度末は7,961,886千円)となり47,011千円の増加となりました。これは、その他有価証券評価差額金が15,462千円減少しましたが、利益剰余金が62,476千円増加したこと等によるものであります。

(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間末における現金及び現金同等物は、前事業年度と比べ271,074千円減少し、653,232千円となりました。なお、当第2四半期累計期間末におけるキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間末における営業活動によるキャッシュ・フローは、324,348千円の増加(前年同期比は362,956千円の増加)となりました。これは法人税等の支払額が115,958千円、役員賞与引当金の減少額が6,750千円、たな卸資産の増加額が6,511千円、未払金の減少額が6,370千円ありましたが、税引前四半期純利益が334,270千円、減価償却費が85,087千円、その他が17,613千円あったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間末における投資活動によるキャッシュ・フローは、427,540千円の減少(前年同期比は30,931千円の減少)となりました。これは、定期預金の増加額が400,096千円、有形固定資産の取得による支出が27,443千円あったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間末における財務活動によるキャッシュ・フローは、167,883千円の減少(前年同期比は144,055千円の減少)となりました。これは、配当金の支払額が167,880千円あったこと等によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。

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