四半期報告書-第84期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間において、当社グループでは「ドラゴンボール」シリーズ、「ワンピース」、「プリキュア」シリーズといった主力作品群からの安定的な収益の確保・拡大を図るとともに、特に海外での版権事業及び映像配信事業に引き続き注力しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は、425億22百万円(前年同期比13.0%増)、営業利益は143億31百万円(同20.4%増)、経常利益は144億78百万円(同19.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は100億50百万円(同16.5%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります(セグメント間取引金額を含む)。
なお、セグメント損益は、営業利益及び営業損失ベースの数値であります。
① 映像製作・販売事業
劇場アニメ部門では、3月に「映画ヒーリングっど♥プリキュア」、6月に「ジャーニー」、8月に「東映まんがまつり」、10月に「映画トロピカル~ジュ!プリキュア」を公開しました。前年同期に「美少女戦士セーラームーンEternal」「魔女見習いをさがして」等複数作品の製作収入を計上した反動減から、大幅な減収となりました。
テレビアニメ部門では、「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」、「ワンピース」、「トロピカル~ジュ!プリキュア」、「デジモンアドベンチャー:」、「ワールドトリガー」、「デジモンゴーストゲーム」、「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」、「おしりたんてい」の8作品を放映しました。放映本数が増えたこと等により、前年同期と比較して大幅な増収となりました。
コンテンツ部門では、前年同期好調に稼働した劇場版「ONE PIECE STAMPEDE」のブルーレイ・DVDの反動減により、大幅な減収となりました。
海外映像部門では、アジア向け映像配信権販売が好調に稼働したものの、前年同期にあったサウジアラビア向け劇場作品納品の反動減等から、ほぼ横ばいとなりました。
その他部門では、国内の映像配信権販売が引き続き好調に稼働したことから、大幅な増収となりました。
この結果、映像製作・販売事業全体では、収益性の高い映像配信事業が国内外で好調に稼働したこと等から、売上高は162億69百万円(前年同期比11.4%増)、セグメント利益は49億43百万円(同18.3%増)と大幅な増収増益となりました。
② 版権事業
国内版権部門では、「ワンピース」等の商品化権販売が好調に稼働したものの、「ドラゴンボール」シリーズのゲーム化権販売が前年同期の勢いには至らなかったこと等から、減収となりました。
海外版権部門では、「ドラゴンボール」シリーズや「ワンピース」のゲーム化権販売に加え、「ドラゴンボール」シリーズや「ワンピース」、「デジモンアドベンチャー」シリーズの商品化権販売が好調に稼働したことから、大幅な増収となりました。
この結果、版権事業全体では、売上高は242億11百万円(前年同期比14.2%増)、セグメント利益は121億23百万円(同16.7%増)と大幅な増収増益となりました。
③ 商品販売事業
商品販売部門では、台湾において「おジャ魔女どれみ」の期間限定ショップが好調に稼働したことから、増収となりました。
この結果、売上高は16億57百万円(前年同期比3.1%増)、セグメント損失は96百万円(前年同期は、1億59百万円のセグメント損失)となりました。
④ その他事業
その他部門では、催事イベントやキャラクターショー等を展開しました。「プリキュア」シリーズや「デジモンアドベンチャー」シリーズの催事が好調に稼働し、大幅な増収となりましたが、新型コロナウイルスの影響の長期化による複数の催事イベントの規模縮小により、全体の収益性は低下しました。
この結果、売上高は4億40百万円(前年同期比62.0%増)、セグメント損失は2億61百万円(前年同期は、1億39百万円のセグメント損失)と増収減益となりました。
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて25.1%増加し、810億98百万円となりました。これは、現金及び預金が107億93百万円、受取手形及び売掛金が8億35百万円、仕掛品が40億78百万円、流動資産のその他が4億99百万円それぞれ増加したこと等によるものです。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて12.2%減少し、356億74百万円となりました。これは、有形固定資産が1億20百万円、投資有価証券が10億40百万円、投資その他の資産のその他が38億74百万円それぞれ減少したこと等によるものです。
この結果、総資産は前連結会計年度末に比べて10.7%増加し、1,167億72百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて22.2%増加し、215億38百万円となりました。これは、支払手形及び買掛金が41億90百万円、流動負債その他が8億29百万円それぞれ増加し、未払法人税等が9億9百万円、賞与引当金が1億95百万円それぞれ減少したこと等によるものです。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて9.3%増加し、29億86百万円となりました。これは、固定負債のその他が1億41百万円増加したこと等によるものです。
この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べて20.5%増加し、245億24百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて8.4%増加し、922億47百万円となりました。これは、利益剰余金が71億86百万円、為替換算調整勘定が5億8百万円それぞれ増加し、その他有価証券評価差額金が5億61百万円減少したこと等によるものです。
(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動
該当事項はありません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間において、当社グループでは「ドラゴンボール」シリーズ、「ワンピース」、「プリキュア」シリーズといった主力作品群からの安定的な収益の確保・拡大を図るとともに、特に海外での版権事業及び映像配信事業に引き続き注力しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は、425億22百万円(前年同期比13.0%増)、営業利益は143億31百万円(同20.4%増)、経常利益は144億78百万円(同19.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は100億50百万円(同16.5%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります(セグメント間取引金額を含む)。
なお、セグメント損益は、営業利益及び営業損失ベースの数値であります。
① 映像製作・販売事業
劇場アニメ部門では、3月に「映画ヒーリングっど♥プリキュア」、6月に「ジャーニー」、8月に「東映まんがまつり」、10月に「映画トロピカル~ジュ!プリキュア」を公開しました。前年同期に「美少女戦士セーラームーンEternal」「魔女見習いをさがして」等複数作品の製作収入を計上した反動減から、大幅な減収となりました。
テレビアニメ部門では、「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」、「ワンピース」、「トロピカル~ジュ!プリキュア」、「デジモンアドベンチャー:」、「ワールドトリガー」、「デジモンゴーストゲーム」、「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」、「おしりたんてい」の8作品を放映しました。放映本数が増えたこと等により、前年同期と比較して大幅な増収となりました。
コンテンツ部門では、前年同期好調に稼働した劇場版「ONE PIECE STAMPEDE」のブルーレイ・DVDの反動減により、大幅な減収となりました。
海外映像部門では、アジア向け映像配信権販売が好調に稼働したものの、前年同期にあったサウジアラビア向け劇場作品納品の反動減等から、ほぼ横ばいとなりました。
その他部門では、国内の映像配信権販売が引き続き好調に稼働したことから、大幅な増収となりました。
この結果、映像製作・販売事業全体では、収益性の高い映像配信事業が国内外で好調に稼働したこと等から、売上高は162億69百万円(前年同期比11.4%増)、セグメント利益は49億43百万円(同18.3%増)と大幅な増収増益となりました。
② 版権事業
国内版権部門では、「ワンピース」等の商品化権販売が好調に稼働したものの、「ドラゴンボール」シリーズのゲーム化権販売が前年同期の勢いには至らなかったこと等から、減収となりました。
海外版権部門では、「ドラゴンボール」シリーズや「ワンピース」のゲーム化権販売に加え、「ドラゴンボール」シリーズや「ワンピース」、「デジモンアドベンチャー」シリーズの商品化権販売が好調に稼働したことから、大幅な増収となりました。
この結果、版権事業全体では、売上高は242億11百万円(前年同期比14.2%増)、セグメント利益は121億23百万円(同16.7%増)と大幅な増収増益となりました。
③ 商品販売事業
商品販売部門では、台湾において「おジャ魔女どれみ」の期間限定ショップが好調に稼働したことから、増収となりました。
この結果、売上高は16億57百万円(前年同期比3.1%増)、セグメント損失は96百万円(前年同期は、1億59百万円のセグメント損失)となりました。
④ その他事業
その他部門では、催事イベントやキャラクターショー等を展開しました。「プリキュア」シリーズや「デジモンアドベンチャー」シリーズの催事が好調に稼働し、大幅な増収となりましたが、新型コロナウイルスの影響の長期化による複数の催事イベントの規模縮小により、全体の収益性は低下しました。
この結果、売上高は4億40百万円(前年同期比62.0%増)、セグメント損失は2億61百万円(前年同期は、1億39百万円のセグメント損失)と増収減益となりました。
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて25.1%増加し、810億98百万円となりました。これは、現金及び預金が107億93百万円、受取手形及び売掛金が8億35百万円、仕掛品が40億78百万円、流動資産のその他が4億99百万円それぞれ増加したこと等によるものです。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて12.2%減少し、356億74百万円となりました。これは、有形固定資産が1億20百万円、投資有価証券が10億40百万円、投資その他の資産のその他が38億74百万円それぞれ減少したこと等によるものです。
この結果、総資産は前連結会計年度末に比べて10.7%増加し、1,167億72百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて22.2%増加し、215億38百万円となりました。これは、支払手形及び買掛金が41億90百万円、流動負債その他が8億29百万円それぞれ増加し、未払法人税等が9億9百万円、賞与引当金が1億95百万円それぞれ減少したこと等によるものです。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて9.3%増加し、29億86百万円となりました。これは、固定負債のその他が1億41百万円増加したこと等によるものです。
この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べて20.5%増加し、245億24百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて8.4%増加し、922億47百万円となりました。これは、利益剰余金が71億86百万円、為替換算調整勘定が5億8百万円それぞれ増加し、その他有価証券評価差額金が5億61百万円減少したこと等によるものです。
(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動
該当事項はありません。