四半期報告書-第85期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間において、当社グループでは「ドラゴンボール」シリーズ、「ワンピース」、「デジモンアドベンチャー」シリーズといった主力作品群からの安定的な収益の確保・拡大を図りました。特に、6月公開の映画「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」、8月公開の映画「ONE PIECE FILM RED」、12月公開の映画「THE FIRST SLAM DUNK」を梃子とした営業活動に注力しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は、650億64百万円(前年同期比53.0%増)、営業利益は218億5百万円(同52.1%増)、経常利益は227億96百万円(同57.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は165億2百万円(同64.2%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります(セグメント間取引金額を含む)。
なお、セグメント利益は、営業利益ベースの数値であります。
① 映像製作・販売事業
劇場アニメ部門では、3月に「映画おしりたんてい シリアーティ」、6月に映画「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」、8月に映画「ONE PIECE FILM RED」、9月に「映画デリシャスパーティ♡プリキュア 夢みる♡お子さまランチ!」、12月に映画「THE FIRST SLAM DUNK」を公開しました。映画「THE FIRST SLAM DUNK」、映画「ONE PIECE FILM RED」の記録的ヒット等により、前年同期と比較して大幅な増収となりました。
テレビアニメ部門では、「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」、「ワンピース」、「デリシャスパーティ♡プリキュア」、「デジモンゴーストゲーム」、「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」、「おしりたんてい」の6作品を放映しました。ゲーム向け音声製作は好調に稼働したものの、前年同期と比較して放映作品数が減少したこと等から、大幅な減収となりました。
コンテンツ部門では、前年同期好調に稼働した映画「魔女見習いをさがして」、「映画ヒーリングっど♡プリキュア」等のブルーレイ・DVDの反動減等により、減収となりました。
海外映像部門では、映画「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」、映画「ONE PIECE FILM RED」、映画「THE FIRST SLAM DUNK」の海外上映権販売に加えて、海外映像配信権販売が好調に稼働したことから、前年同期と比較して大幅な増収となりました。
その他部門では、国内の映像配信権販売が好調に稼働したことから、前年同期と比較して大幅な増収となりました。
この結果、映像製作・販売事業全体では、売上高は292億77百万円(前年同期比80.0%増)、セグメント利益は85億34百万円(同72.6%増)と大幅な増収増益となりました。
② 版権事業
国内版権部門では、映画「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」、映画「ONE PIECE FILM RED」の公開と連動した販売促進により、両作品とも商品化権、ゲーム化権が好調に稼働したこと等から、大幅な増収となりました。
海外版権部門では、「ドラゴンボール」シリーズ、「ワンピース」のゲーム化権販売に加え、「デジモンアドベンチャー」シリーズや「ワンピース」、「ドラゴンボール」シリーズの商品化権販売が好調に稼働したことから、大幅な増収となりました。
この結果、版権事業全体では、売上高は312億54百万円(前年同期比29.1%増)、セグメント利益は157億11百万円(同29.6%増)と大幅な増収増益となりました。
③ 商品販売事業
商品販売部門では、「ワンピース」のショップ事業や映画「THE FIRST SLAM DUNK」の商品販売が好調に稼働したこと等から大幅な増収となりました。
この結果、売上高は35億19百万円(前年同期比112.3%増)、セグメント利益は2億4百万円(前年同期は、96百万円のセグメント損失)となりました。
④ その他事業
その他部門では、催事イベントやキャラクターショー等を展開しました。「ワンピース」や「プリキュア」シリーズの催事が好調に稼働したことから大幅な増収となりました。
この結果、売上高は11億86百万円(前年同期比169.0%増)、セグメント利益は48百万円(前年同期は、2億61百万円のセグメント損失)となりました。
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて12.6%増加し、1,046億52百万円となりました。これは、現金及び預金が30億37百万円、受取手形及び売掛金が86億41百万円、商品及び製品が11億56百万円、流動資産のその他が7億10百万円それぞれ増加し、仕掛品が17億3百万円減少したこと等によるものです。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて15.1%増加し、390億65百万円となりました。これは、無形固定資産が3億45百万円、投資その他の資産のその他が53億76百万円増加し、有形固定資産が1億75百万円、投資有価証券が4億33百万円それぞれ減少したこと等によるものです。
この結果、総資産は前連結会計年度末に比べて13.3%増加し、1,437億17百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて11.6%増加し、334億54百万円となりました。これは、支払手形及び買掛金が31億22百万円、未払法人税等が14億17百万円それぞれ増加し、賞与引当金が1億70百万円、流動負債のその他が8億81百万円それぞれ減少したこと等によるものです。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて25.3%減少し、6億51百万円となりました。これは、固定負債のその他が3億26百万円減少したこと等によるものです。
この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べて10.6%増加し、341億5百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて14.1%増加し、1,096億11百万円となりました。これは、利益剰余金が126億55百万円、為替換算調整勘定が17億49百万円それぞれ増加し、その他有価証券評価差額金が6億95百万円減少したこと等によるものです。
(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動
該当事項はありません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間において、当社グループでは「ドラゴンボール」シリーズ、「ワンピース」、「デジモンアドベンチャー」シリーズといった主力作品群からの安定的な収益の確保・拡大を図りました。特に、6月公開の映画「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」、8月公開の映画「ONE PIECE FILM RED」、12月公開の映画「THE FIRST SLAM DUNK」を梃子とした営業活動に注力しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は、650億64百万円(前年同期比53.0%増)、営業利益は218億5百万円(同52.1%増)、経常利益は227億96百万円(同57.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は165億2百万円(同64.2%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります(セグメント間取引金額を含む)。
なお、セグメント利益は、営業利益ベースの数値であります。
① 映像製作・販売事業
劇場アニメ部門では、3月に「映画おしりたんてい シリアーティ」、6月に映画「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」、8月に映画「ONE PIECE FILM RED」、9月に「映画デリシャスパーティ♡プリキュア 夢みる♡お子さまランチ!」、12月に映画「THE FIRST SLAM DUNK」を公開しました。映画「THE FIRST SLAM DUNK」、映画「ONE PIECE FILM RED」の記録的ヒット等により、前年同期と比較して大幅な増収となりました。
テレビアニメ部門では、「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」、「ワンピース」、「デリシャスパーティ♡プリキュア」、「デジモンゴーストゲーム」、「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」、「おしりたんてい」の6作品を放映しました。ゲーム向け音声製作は好調に稼働したものの、前年同期と比較して放映作品数が減少したこと等から、大幅な減収となりました。
コンテンツ部門では、前年同期好調に稼働した映画「魔女見習いをさがして」、「映画ヒーリングっど♡プリキュア」等のブルーレイ・DVDの反動減等により、減収となりました。
海外映像部門では、映画「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」、映画「ONE PIECE FILM RED」、映画「THE FIRST SLAM DUNK」の海外上映権販売に加えて、海外映像配信権販売が好調に稼働したことから、前年同期と比較して大幅な増収となりました。
その他部門では、国内の映像配信権販売が好調に稼働したことから、前年同期と比較して大幅な増収となりました。
この結果、映像製作・販売事業全体では、売上高は292億77百万円(前年同期比80.0%増)、セグメント利益は85億34百万円(同72.6%増)と大幅な増収増益となりました。
② 版権事業
国内版権部門では、映画「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」、映画「ONE PIECE FILM RED」の公開と連動した販売促進により、両作品とも商品化権、ゲーム化権が好調に稼働したこと等から、大幅な増収となりました。
海外版権部門では、「ドラゴンボール」シリーズ、「ワンピース」のゲーム化権販売に加え、「デジモンアドベンチャー」シリーズや「ワンピース」、「ドラゴンボール」シリーズの商品化権販売が好調に稼働したことから、大幅な増収となりました。
この結果、版権事業全体では、売上高は312億54百万円(前年同期比29.1%増)、セグメント利益は157億11百万円(同29.6%増)と大幅な増収増益となりました。
③ 商品販売事業
商品販売部門では、「ワンピース」のショップ事業や映画「THE FIRST SLAM DUNK」の商品販売が好調に稼働したこと等から大幅な増収となりました。
この結果、売上高は35億19百万円(前年同期比112.3%増)、セグメント利益は2億4百万円(前年同期は、96百万円のセグメント損失)となりました。
④ その他事業
その他部門では、催事イベントやキャラクターショー等を展開しました。「ワンピース」や「プリキュア」シリーズの催事が好調に稼働したことから大幅な増収となりました。
この結果、売上高は11億86百万円(前年同期比169.0%増)、セグメント利益は48百万円(前年同期は、2億61百万円のセグメント損失)となりました。
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて12.6%増加し、1,046億52百万円となりました。これは、現金及び預金が30億37百万円、受取手形及び売掛金が86億41百万円、商品及び製品が11億56百万円、流動資産のその他が7億10百万円それぞれ増加し、仕掛品が17億3百万円減少したこと等によるものです。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて15.1%増加し、390億65百万円となりました。これは、無形固定資産が3億45百万円、投資その他の資産のその他が53億76百万円増加し、有形固定資産が1億75百万円、投資有価証券が4億33百万円それぞれ減少したこと等によるものです。
この結果、総資産は前連結会計年度末に比べて13.3%増加し、1,437億17百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて11.6%増加し、334億54百万円となりました。これは、支払手形及び買掛金が31億22百万円、未払法人税等が14億17百万円それぞれ増加し、賞与引当金が1億70百万円、流動負債のその他が8億81百万円それぞれ減少したこと等によるものです。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて25.3%減少し、6億51百万円となりました。これは、固定負債のその他が3億26百万円減少したこと等によるものです。
この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べて10.6%増加し、341億5百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて14.1%増加し、1,096億11百万円となりました。これは、利益剰余金が126億55百万円、為替換算調整勘定が17億49百万円それぞれ増加し、その他有価証券評価差額金が6億95百万円減少したこと等によるものです。
(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動
該当事項はありません。