四半期報告書-第97期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)

【提出】
2022/02/08 10:00
【資料】
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【項目】
36項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期
首から適用しており、遡及適用後の数値で比較分析を行っております。詳細については、「第4 経理の状況 1
四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」をご参照ください。
(1) 財政状態の分析
資産、負債及び純資産の状況
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ56億19百万円増加し、1,194億20百万円とな
りました。
(資産)
流動資産は、受取手形、売掛金及び契約資産が38億72百万円減少したものの、電子記録債権が56億99百万円、現金及び預金が33億20百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ63億33百万円増の823億22百万円と
なりました。固定資産は、有形固定資産が4億34百万円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ7億14
百万円減の370億97百万円となりました。
(負債)
流動負債は、未払法人税等が13億14百万円減少したものの、支払手形及び買掛金が43億55百万円増加したこと
等により、前連結会計年度末に比べ29億15百万円増の423億48百万円となりました。固定負債は、前連結会計年度
末に比べ9百万円増の55億91百万円となりました。
(純資産)
純資産は、利益剰余金が22億70百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ26億94百万円増の714億
80百万円となりました。
(2) 経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、景気対策の効果や海外需要の回復等を追い風に、企業業績は
持ち直しの動きが見られました。しかし、新たな変異株の出現による新型コロナウイルス感染症の再拡大や原油高
による原材料価格の高騰等、依然として予断を許さない状況が続いております。
当社グループの主な関連業界では、住宅業界においては、新設住宅着工戸数は回復傾向で推移しました。また自
動車業界においては、回復基調が継続しましたが、半導体や部品の供給不足、世界的な物流網の混乱等を受け減産
傾向となりました。土木建設工事業界においては、建築物の補修・改修工事の需要および道路、鉄道などのインフ
ラ整備並びに維持修繕の需要は堅調に推移しました。
その結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの経営成績は、売上高837億65百万円(前年同四半期
比6.0%増)、営業利益54億93百万円(前年同四半期比10.8%増)、経常利益58億75百万円(前年同四半期比12.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益38億38百万円(前年同四半期比6.6%増)となりました。
セグメントの概況は次のとおりであります。
なお、当社グループは「ボンド」、「土木建設」、「化成品」を事業セグメントとしておりましたが、第1四半期連結会計期間より「土木建設」に含めておりました土木建設分野に使用される接着剤・補修材・シーリング材の事業を「ボンド」に移管し、事業セグメントを「ボンド」、「化成品」、「工事事業」として再編いたしました。これは、2021年4月より、社会インフラ、建築ストック市場の補修・改修・補強などの工事請負事業を、より一層強化するために経営体制の変更を行ったことによるものであります。
以下の前年同四半期比較については、変更後のセグメント区分に基づき作成した数値で比較しております。
(ボンド)
一般家庭用分野においては、コンビニエンスストア向け、ホームセンター向けともに、昨年の巣ごもり特需によ
る反動減もあり、回復傾向ではありましたが売上は減少しました。住関連分野においては、新設住宅着工戸数の回
復に伴い、内装工事用や内装建材用接着剤の売上は増加し、産業資材分野においても、紙関連用途向けの水性接着
剤や自動車・電子部品等に使用される弾性接着剤などが好調に推移し売上は増加しました。また、建築分野におい
ても、建築補修用に使用する材料や建築用シーリング材の売上が増加するなど、各分野とも感染症流行前の水準に
は届かなかったものの、売上は全体的に回復基調となり、好調に推移しました。土木分野においては、表面保護・
はく落防止工法が工期遅延の影響もありましたが、売上は前期並みに回復しました。しかしながら、接着剤やシー
リング材に使用される原材料の価格が、当第3四半期以降大きく高騰しており、製品価格への転嫁が追いついてお
らず、利益は減少傾向となりました。
以上の結果、売上高は479億82百万円(前年同四半期比9.4%増)、営業利益は37億31百万円(前年同四半期比3.8%増)となりました。
(化成品)
化学工業分野においては、エタノール関連商材の売上が昨年の特需による反動で減少したものの、樹脂原料の販
売は好調に推移し、売上は大きく増加しました。自動車分野においては、車載電子部品に使用される商材の売上は
大きく増加しました。また、電子電機分野における放熱封止材用の商材、塗料分野における商材においても、売上
は増加しました。丸安産業㈱は、半導体製造に使用される商材およびコンデンサ用商材が好調に推移したことにより、売上は大きく増加しました。
以上の結果、売上高は236億7百万円(前年同四半期比16.3%増)、営業利益は7億33百万円(前年同四半期比84.4%増)となりました。
(工事事業)
土木建設工事事業においては、昨年に大型工事案件があったため売上は減少しましたが、計画どおりに推移しま
した。また、公共事業を中心としたインフラおよびストック市場の補修・改修・補強工事の受注は、好調に推移し
ました。
以上の結果、売上高は120億27百万円(前年同四半期比18.2%減)、営業利益は9億88百万円(前年同四半期比22.1%増)となりました。
(その他)
その他は不動産賃貸業等となります。売上高は1億48百万円(前年同四半期比23.2%減)、営業利益は32百万円
(前年同四半期比77.7%減)となりました。
(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分
析」中の会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重
要な変更および新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は11億99百万円になりました。
なお、当第3四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設のうち、当第3四半期連結累計期間に完了したものは次のとおりであります。
会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容投資金額
(百万円)
調達方法完成年月
サンライズ㈱小山工場
(栃木県小山市)
ボンド製造設備668自己資金2021年6月

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