有価証券報告書-第69期(平成30年3月1日-平成31年2月28日)
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
なお、連結財務諸表の作成のための重要な会計基準等は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。
(2) 経営成績
連結業績
当連結会計年度の経営成績は、売上高が2,226億64百万円(前年同期比0.1%減)、営業利益が71億90百万円(前年同期比43.7%増)、経常利益が73億45百万円(前年同期比35.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が38億90百万円(前年同期比350.3%増)となりました。
また、EBITDAは153億17百万円(前年同期比1.2%増)、のれん償却前EPSは110.42円(前年同期比6.9%減)となりました。(※)
国内売上高につきましては、4月から5月にかけて夏物商品の販売が苦戦したものの、夏物セールと晩夏商品投入時期の前倒しや、意思決定・情報共有の環境を整備して商品力を強化したことなどの対策が奏功し、6月以降は概ね回復基調となった結果、通期の売上高は前期とほぼ同じ水準となりました。ブランド別では、「ニコアンド」が年間を通じて好調を維持したほか、秋冬商戦以降は、「グローバルワーク」、「ローリーズファーム」が復調し、これらの基幹ブランドが全体の売上を牽引いたしました。
海外売上高につきましては、前年同期比4.8%の増加となりました。台湾と韓国で売上を伸ばした一方、香港と中国事業のリストラを進めた影響でアジア地域の売上高が減少しましたが、前期に実施した米国Velvet,LLCの連結子会社化に伴う売上の寄与があったものです。
店舗展開につきましては、91店舗の出店(内、海外11店舗)、167店舗の退店(内、海外53店舗)などの結果、当連結会計年度末における当社グループの店舗数は、1,427店舗(内、海外85店舗)となりました。特に香港・中国事業においては、前期に策定した事業再構築の方針に沿って、不採算店を順調に閉鎖いたしました。
収益面につきましては、上述の通り夏物商品の販売が苦戦したことによる値下げ販売の影響が尾を引き、売上総利益率は53.9%(前年同期比0.3ポイント減)となりました。
販売費及び一般管理費につきましては、前期に発生した本部の移転費用の負担が無くなったことや、株式会社トリニティアーツ(現 当社)の連結子会社化に伴うのれんの償却が第2四半期末で完了したことなどにより、前年同期比で29億59百万円減少した結果、販管費率は50.7%(前年同期比1.3ポイント減)となり、営業利益率は3.2%(前年同期比1.0ポイント増)となりました。
特別損益につきましては、特別利益として、投資有価証券売却益2億1百万円を計上した一方、特別損失として、店舗の減損損失9億85百万円を計上いたしました。
なお、当社グループは、衣料品並びに関連商品の企画・販売を単一の報告セグメントとしております。その他の事業については、量的に重要性が乏しいため、記載を省略しております。
(※)2014年2月期以降、現預金の流出を伴わない費用であるのれん償却額の影響により、キャッシュ・フローの増減と、営業利益以下の利益項目の増減に大きな乖離が発生しております。また、各国の会計基準によって計上方法が異なるため、海外企業との適切な比較も困難になっております。これらの点を考慮し、「EBITDA」及び「のれん償却前EPS」を参考指標として開示しております。
「EBITDA」
営業利益 + 減価償却費 + のれん償却額(販管費)
「のれん償却前EPS」
(親会社株主に帰属する当期純利益 + のれん償却額(販管費、特別損失)+ 減損損失(のれん))
÷ 期中平均株式数
(3) 仕入及び販売の状況
当社グループは、衣料品並びに関連商品の企画・販売を単一の報告セグメントとしているため、セグメント情報ごとに記載しておりません。なお、仕入実績につきましては、商品部門別に区分して記載しており、販売実績につきましては、商品部門別、ブランド別、地域別及び単位当たりに区分して記載しております。
① 仕入実績
当連結会計年度の仕入実績は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
(注) 1.金額は仕入価格によっております。
2.上記の金額は外部仕入先からによるもので、連結会社相互間の内部仕入高は含まれておりません。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
② 販売実績
当連結会計年度の販売実績は、次のとおりであります。
イ.商品部門別販売実績
(単位:百万円)
(注) 1.雑貨・その他は、ポイント引当金繰入額等が含まれております。
2.上記の金額は外部顧客に対するもので、連結会社相互間の内部売上高は含まれておりません。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
ロ.ブランド別販売実績
(注)1.店舗を運営管理しているブランド営業部・地域別に集計しております。
2.上記の金額は外部顧客に対するもので、連結会社相互間の内部売上高は含まれておりません。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
4.2018年8月1日付で、株式会社アリシアのページボーイ事業など3事業を当社に承継する吸収分割を
実施しております。なお、同日付で株式会社アリシアは株式会社BUZZWITに商号変更しております。
5.2018年3月1日付で、当社のバンヤードストーム事業及びバビロン事業を株式会社エレメントルールに承継する吸収分割を実施しております。
なお、店舗出退店等の状況は、次のとおりであります。
(注) 1.店舗を運営管理しているブランド営業部・地域別に集計しております。
2.店舗数は、他社WEBストア、自社WEBストアを含めて集計しております。
3.2018年8月1日付で、株式会社アリシアのページボーイ事業など3事業を当社に承継する吸収分割を
実施しております。なお、同日付で株式会社アリシアは株式会社BUZZWITに商号変更しております。
4.2018年3月1日付で、当社のバンヤードストーム事業及びバビロン事業を株式会社エレメントルールに承継する吸収分割を実施しております。
ハ.地域別販売実績
(注) 1.上記の金額は外部顧客に対するもので、連結会社相互間の内部売上高は含まれておりません。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3.2018年8月1日付で、株式会社アリシアのページボーイ事業など3事業を当社に承継する吸収分割を実施しております。なお、同日付で株式会社アリシアは株式会社BUZZWITに商号変更しております。
4.2018年3月1日付で、当社のバンヤードストーム事業及びバビロン事業を株式会社エレメントルールに承継する吸収分割を実施しております。
ニ.単位当たり販売実績
(注) 1.従業員数は臨時雇用者(年間平均人員:1日8時間換算)を含めております。
2.上記の金額は外部顧客に対するもので、連結会社相互間の内部売上高は含まれておりません。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(4) 財政状態
① 資産
流動資産は、前連結会計年度末に比べて、3億31百万円増加して501億16百万円となりました。これは主に、現金及び預金が7億19百万円、たな卸資産が4億81百万円それぞれ減少した一方で、受取手形及び売掛金が9億69百万円、その他(未収入金など)が4億1百万円それぞれ増加したことによるものです。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて、1億68百万円減少して411億69百万円となりました。これは主に、茨城西物流センターの拡張工事の完了を主因に建物及び構築物(純額)が22億33百万円増加した一方で、のれんが13億10百万円、敷金及び保証金が13億16百万円それぞれ減少したことによるものです。
この結果、当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べて、1億62百万円増加して912億85百万円となりました。
② 負債
流動負債は、前連結会計年度末に比べて、16億17百万円減少して368億29百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金が9億59百万円、事業整理損失引当金が11億41百万円それぞれ減少したことによるものです。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて、1億48百万円減少して14億96百万円となりました。これは主に、その他(リース債務など)が1億87百万円減少したことによるものです。
この結果、当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて、17億66百万円減少して383億26百万円となりました。
③ 純資産
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて、19億28百万円増加して529億59百万円となりました。これは主に、利益剰余金が22億24百万円増加したことによるものです。
(5) キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」といいます。)は、前年同期に比べて、7億33百万円減少して186億47百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果得られた資金は、99億4百万円(前年同期比7億81百万円減)となりました。これは主に、売上債権の増加が10億18百万円、仕入債務の減少が12億円、法人税等の支払額が31億47百万円それぞれあった一方で、税金等調整前当期純利益が65億62百万円、減価償却費が70億20百万円、のれん償却額が13億6百万円それぞれあったことによるものです。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果使用した資金は、86億86百万円(前年同期比12億81百万円増)となりました。これは主に、敷金及び保証金の回収による収入が13億72百万円あった一方で、有形固定資産の取得による支出が74億7百万円、無形固定資産の取得による支出が21億50百万円それぞれあったことによるものです。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果使用した資金は、18億90百万円(前年同期比27億38百万円減)となりました。これは主に、配当金の支払額が16億65百万円あったことによるものです。
(6) 資本の財源及び資金の流動性について
当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりであります。
当社グループの運転資金需要は主に、商品仕入の他、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。また、長期性の資金需要は、店舗投資、システム投資及び更なる成長に向けたM&Aを含む成長投資等によるものであります。
運転資金及び長期性資金は、主に営業活動によって得られた自己資金を充当し、必要に応じて借入金等による資金調達を実施する方針としております。また、グループの資金は、当社にて一括運用・調達を行うことにより、グループの資金効率の向上を図っております。
(7) 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループでは、2021年2月期を最終年度とした3ヶ年計画を策定しており、2021年2月期の数値目標を、営業利益率8.0%、ROE15%前後と定めております。
本3ヶ年計画の初年度である2019年2月期は、目標達成に向けた準備のフェーズとして、海外事業再構築のための不採算店舗閉鎖や、オムニチャネルサービス導入のためのシステム関連投資などを計画どおり実施致しました。その結果、2019年2月期の営業利益率は3.2%、ROEは7.5%となりました。
本3ヶ年計画の2年目となる2020年2月期は、成長戦略に基づく重点施策を着実に実行することで、最終年度の目標達成を目指すとともに、更にその先の長期的な成長に向けた投資も継続してまいります。2020年2月期は営業利益率4.4%、ROE11%を目標としております。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
なお、連結財務諸表の作成のための重要な会計基準等は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。
(2) 経営成績
連結業績
2018年2月期 連結会計年度 | 2019年2月期 連結会計年度 | 増減 | 増減率 | ||
(2017年3月1日から | (2018年3月1日から | ||||
2018年2月28日まで) | 2019年2月28日まで) | ||||
売上高 | (百万円) | 222,787 | 222,664 | △123 | △0.1% |
営業利益 | (百万円) | 5,005 | 7,190 | 2,184 | 43.7% |
経常利益 | (百万円) | 5,428 | 7,345 | 1,916 | 35.3% |
親会社株主に帰属する当期純利益 | (百万円) | 863 | 3,890 | 3,026 | 350.3% |
EBITDA | (百万円) | 15,141 | 15,317 | 175 | 1.2% |
のれん償却前EPS | (円) | 118.54 | 110.42 | △8.12 | △6.9% |
当連結会計年度の経営成績は、売上高が2,226億64百万円(前年同期比0.1%減)、営業利益が71億90百万円(前年同期比43.7%増)、経常利益が73億45百万円(前年同期比35.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が38億90百万円(前年同期比350.3%増)となりました。
また、EBITDAは153億17百万円(前年同期比1.2%増)、のれん償却前EPSは110.42円(前年同期比6.9%減)となりました。(※)
国内売上高につきましては、4月から5月にかけて夏物商品の販売が苦戦したものの、夏物セールと晩夏商品投入時期の前倒しや、意思決定・情報共有の環境を整備して商品力を強化したことなどの対策が奏功し、6月以降は概ね回復基調となった結果、通期の売上高は前期とほぼ同じ水準となりました。ブランド別では、「ニコアンド」が年間を通じて好調を維持したほか、秋冬商戦以降は、「グローバルワーク」、「ローリーズファーム」が復調し、これらの基幹ブランドが全体の売上を牽引いたしました。
海外売上高につきましては、前年同期比4.8%の増加となりました。台湾と韓国で売上を伸ばした一方、香港と中国事業のリストラを進めた影響でアジア地域の売上高が減少しましたが、前期に実施した米国Velvet,LLCの連結子会社化に伴う売上の寄与があったものです。
店舗展開につきましては、91店舗の出店(内、海外11店舗)、167店舗の退店(内、海外53店舗)などの結果、当連結会計年度末における当社グループの店舗数は、1,427店舗(内、海外85店舗)となりました。特に香港・中国事業においては、前期に策定した事業再構築の方針に沿って、不採算店を順調に閉鎖いたしました。
収益面につきましては、上述の通り夏物商品の販売が苦戦したことによる値下げ販売の影響が尾を引き、売上総利益率は53.9%(前年同期比0.3ポイント減)となりました。
販売費及び一般管理費につきましては、前期に発生した本部の移転費用の負担が無くなったことや、株式会社トリニティアーツ(現 当社)の連結子会社化に伴うのれんの償却が第2四半期末で完了したことなどにより、前年同期比で29億59百万円減少した結果、販管費率は50.7%(前年同期比1.3ポイント減)となり、営業利益率は3.2%(前年同期比1.0ポイント増)となりました。
特別損益につきましては、特別利益として、投資有価証券売却益2億1百万円を計上した一方、特別損失として、店舗の減損損失9億85百万円を計上いたしました。
なお、当社グループは、衣料品並びに関連商品の企画・販売を単一の報告セグメントとしております。その他の事業については、量的に重要性が乏しいため、記載を省略しております。
(※)2014年2月期以降、現預金の流出を伴わない費用であるのれん償却額の影響により、キャッシュ・フローの増減と、営業利益以下の利益項目の増減に大きな乖離が発生しております。また、各国の会計基準によって計上方法が異なるため、海外企業との適切な比較も困難になっております。これらの点を考慮し、「EBITDA」及び「のれん償却前EPS」を参考指標として開示しております。
「EBITDA」
営業利益 + 減価償却費 + のれん償却額(販管費)
「のれん償却前EPS」
(親会社株主に帰属する当期純利益 + のれん償却額(販管費、特別損失)+ 減損損失(のれん))
÷ 期中平均株式数
(3) 仕入及び販売の状況
当社グループは、衣料品並びに関連商品の企画・販売を単一の報告セグメントとしているため、セグメント情報ごとに記載しておりません。なお、仕入実績につきましては、商品部門別に区分して記載しており、販売実績につきましては、商品部門別、ブランド別、地域別及び単位当たりに区分して記載しております。
① 仕入実績
当連結会計年度の仕入実績は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
商品部門 | 当連結会計年度 (自 2018年3月1日 至 2019年2月28日) | 前連結会計年度比 (%) |
メンズボトムス | 2,981 | 2.7 |
メンズトップス | 11,245 | 4.0 |
レディースボトムス | 18,242 | 5.2 |
レディーストップス | 46,407 | 0.4 |
雑貨・その他 | 23,028 | △13.0 |
合計 | 101,905 | △1.8 |
(注) 1.金額は仕入価格によっております。
2.上記の金額は外部仕入先からによるもので、連結会社相互間の内部仕入高は含まれておりません。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
② 販売実績
当連結会計年度の販売実績は、次のとおりであります。
イ.商品部門別販売実績
(単位:百万円)
商品部門 | 当連結会計年度 (自 2018年3月1日 至 2019年2月28日) | 前連結会計年度比 (%) |
メンズボトムス | 6,894 | 2.9 |
メンズトップス | 24,831 | 0.8 |
レディースボトムス | 42,106 | 2.5 |
レディーストップス | 105,206 | 0.3 |
雑貨・その他 | 43,624 | △4.1 |
合計 | 222,664 | △0.1 |
(注) 1.雑貨・その他は、ポイント引当金繰入額等が含まれております。
2.上記の金額は外部顧客に対するもので、連結会社相互間の内部売上高は含まれておりません。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
ロ.ブランド別販売実績
ブランド・地域 | 当連結会計年度 (自 2018年3月1日 至 2019年2月28日) | 前連結会計年度比 (%) | ||
売上高(百万円) | 構成比(%) | |||
グローバルワーク | 40,871 | 18.4 | 1.8 | |
ニコアンド | 30,956 | 13.9 | 9.0 | |
スタディオクリップ | 23,641 | 10.6 | △2.8 | |
ローリーズファーム | 22,491 | 10.1 | △7.9 | |
レプシィム | 14,806 | 6.7 | △3.3 | |
ジーナシス | 12,373 | 5.6 | 0.1 | |
ベイフロー | 8,783 | 3.9 | 11.1 | |
レイジブルー | 7,823 | 3.5 | △12.1 | |
その他(注4、5) | 30,587 | 13.7 | △17.1 | |
当社 計 | 192,336 | 86.4 | △3.2 | |
株式会社BUZZWIT(注4) | 5,805 | 2.6 | △39.1 | |
株式会社エレメントルール(注5) | 9,239 | 4.1 | ― | |
その他連結子会社 | 3 | 0.0 | ― | |
国内合計 | 207,385 | 93.1 | △0.4 | |
海外合計 | 15,279 | 6.9 | 4.8 | |
グループ合計 | 222,664 | 100.0 | △0.1 |
(注)1.店舗を運営管理しているブランド営業部・地域別に集計しております。
2.上記の金額は外部顧客に対するもので、連結会社相互間の内部売上高は含まれておりません。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
4.2018年8月1日付で、株式会社アリシアのページボーイ事業など3事業を当社に承継する吸収分割を
実施しております。なお、同日付で株式会社アリシアは株式会社BUZZWITに商号変更しております。
5.2018年3月1日付で、当社のバンヤードストーム事業及びバビロン事業を株式会社エレメントルールに承継する吸収分割を実施しております。
なお、店舗出退店等の状況は、次のとおりであります。
ブランド・地域 | 店 舗 数 | |||||||
前連結会計 年度末 | 当連結会計年度 (自 2018年3月1日 至 2019年2月28日) | 当連結会計 年度末 | ||||||
吸収分割 (注3、4) | 出 店 | 変 更 | 退店等 | 増 減 | ||||
グローバルワーク | 210 | ― | 8 | ― | △5 | 3 | 213 | |
ニコアンド | 132 | ― | 9 | ― | △2 | 7 | 139 | |
スタディオクリップ | 195 | ― | 3 | ― | △8 | △5 | 190 | |
ローリーズファーム | 149 | ― | 3 | ― | △13 | △10 | 139 | |
レプシィム | 138 | ― | 2 | ― | △8 | △6 | 132 | |
ジーナシス | 76 | ― | 1 | ― | △4 | △3 | 73 | |
ベイフロー | 39 | ― | 10 | ― | ― | 10 | 49 | |
レイジブルー | 57 | ― | 4 | ― | △3 | 1 | 58 | |
その他 (注3、4) | 279 | 14 | 26 | △1 | △49 | △10 | 269 | |
当社 計 | 1,275 | 14 | 66 | △1 | △92 | △13 | 1,262 | |
株式会社BUZZWIT (注3) | 100 | △82 | 4 | 2 | △19 | △95 | 5 | |
株式会社エレメントルール (注4) | ― | 68 | 10 | ― | △3 | 75 | 75 | |
国内合計 | 1,375 | ― | 80 | 1 | △114 | △33 | 1,342 | |
香港 | 24 | ― | 3 | ― | △7 | △4 | 20 | |
中国 | 49 | ― | ― | 1 | △40 | △39 | 10 | |
台湾 | 31 | ― | 7 | ― | △4 | 3 | 34 | |
韓国 | 11 | ― | 1 | ― | ― | 1 | 12 | |
米国 | 11 | ― | ― | ― | △2 | △2 | 9 | |
海外合計 | 126 | ― | 11 | 1 | △53 | △41 | 85 | |
グループ合計 | 1,501 | ― | 91 | 2 | △167 | △74 | 1,427 |
(注) 1.店舗を運営管理しているブランド営業部・地域別に集計しております。
2.店舗数は、他社WEBストア、自社WEBストアを含めて集計しております。
3.2018年8月1日付で、株式会社アリシアのページボーイ事業など3事業を当社に承継する吸収分割を
実施しております。なお、同日付で株式会社アリシアは株式会社BUZZWITに商号変更しております。
4.2018年3月1日付で、当社のバンヤードストーム事業及びバビロン事業を株式会社エレメントルールに承継する吸収分割を実施しております。
ハ.地域別販売実績
地域別 | 前連結会計年度 (自 2017年3月1日 至 2018年2月28日) | 当連結会計年度 (自 2018年3月1日 至 2019年2月28日) | ||||||
売上高 (百万円) | 期末店舗数 (店) | 売上高 (百万円) | 店舗異動状況 | 期末店舗数 (店) | ||||
出店等 (店) | 閉鎖・変更 (店) | |||||||
北海道 | 5,253 | 39 | 5,156 | 3 | △4 | 38 | ||
青森県 | 893 | 7 | 890 | ― | ― | 7 | ||
岩手県 | 742 | 6 | 752 | ― | ― | 6 | ||
秋田県 | 770 | 6 | 768 | ― | ― | 6 | ||
宮城県 | 3,432 | 27 | 3,396 | ― | △1 | 26 | ||
山形県 | 385 | 3 | 405 | ― | ― | 3 | ||
福島県 | 717 | 6 | 726 | ― | ― | 6 | ||
北海道・東北地区計 | 12,195 | 94 | 12,097 | 3 | △5 | 92 | ||
栃木県 | 2,260 | 16 | 2,148 | 1 | △1 | 16 | ||
茨城県 | 2,773 | 19 | 2,566 | ― | 1 | 20 | ||
群馬県 | 2,265 | 19 | 2,230 | ― | △1 | 18 | ||
千葉県 | 8,643 | 69 | 8,225 | 2 | △9 | 62 | ||
山梨県 | 808 | 8 | 1,050 | ― | 1 | 9 | ||
埼玉県 | 10,970 | 83 | 10,431 | 2 | △6 | 79 | ||
東京都 | 23,680 | 167 | 20,112 | 13 | △18 | 162 | ||
神奈川県 | 12,129 | 88 | 10,805 | 6 | △13 | 81 | ||
関東地区計 | 63,530 | 469 | 57,572 | 24 | △46 | 447 | ||
静岡県 | 5,181 | 39 | 4,964 | ― | △1 | 38 | ||
新潟県 | 1,842 | 14 | 1,813 | ― | ― | 14 | ||
長野県 | 1,714 | 14 | 1,817 | ― | △2 | 12 | ||
富山県 | 1,258 | 9 | 1,303 | ― | ― | 9 | ||
石川県 | 2,411 | 20 | 2,320 | ― | ― | 20 | ||
愛知県 | 10,220 | 72 | 9,688 | 7 | △7 | 72 | ||
岐阜県 | 2,276 | 17 | 2,197 | ― | ― | 17 | ||
福井県 | 380 | 3 | 446 | ― | ― | 3 | ||
中部地区計 | 25,286 | 188 | 24,552 | 7 | △10 | 185 | ||
三重県 | 2,542 | 17 | 2,397 | 3 | △1 | 19 | ||
京都府 | 3,923 | 32 | 3,756 | 1 | △3 | 30 | ||
大阪府 | 15,439 | 109 | 14,665 | 4 | △7 | 106 | ||
兵庫県 | 7,359 | 54 | 6,554 | 1 | △7 | 48 | ||
奈良県 | 1,657 | 14 | 1,699 | ― | ― | 14 | ||
和歌山県 | 898 | 8 | 865 | ― | ― | 8 | ||
滋賀県 | 1,788 | 13 | 1,777 | ― | △1 | 12 | ||
近畿地区計 | 33,610 | 247 | 31,716 | 9 | △19 | 237 | ||
岡山県 | 2,430 | 19 | 2,251 | ― | △1 | 18 | ||
広島県 | 4,700 | 39 | 4,467 | ― | 2 | 41 | ||
鳥取県 | 288 | 3 | 261 | ― | ― | 3 | ||
島根県 | 798 | 8 | 758 | ― | △1 | 7 | ||
山口県 | 385 | 4 | 393 | ― | ― | 4 | ||
愛媛県 | 1,191 | 8 | 1,146 | ― | 1 | 9 | ||
香川県 | 1,322 | 11 | 1,282 | ― | ― | 11 | ||
高知県 | 781 | 5 | 733 | ― | ― | 5 | ||
徳島県 | 778 | 5 | 1,010 | 1 | ― | 6 | ||
中国・四国地区計 | 12,677 | 102 | 12,305 | 1 | 1 | 104 |
地域別 | 前連結会計年度 (自 2017年3月1日 至 2018年2月28日) | 当連結会計年度 (自 2018年3月1日 至 2019年2月28日) | ||||||
売上高 (百万円) | 期末店舗数 (店) | 売上高 (百万円) | 店舗異動状況 | 期末店舗数 (店) | ||||
出店等 (店) | 閉鎖・変更 (店) | |||||||
福岡県 | 8,543 | 56 | 9,051 | 6 | 1 | 63 | ||
長崎県 | 889 | 7 | 928 | ― | 1 | 8 | ||
佐賀県 | 1,446 | 7 | 1,566 | 1 | 1 | 9 | ||
熊本県 | 2,283 | 16 | 2,202 | 1 | △1 | 16 | ||
大分県 | 1,947 | 14 | 1,765 | ― | ― | 14 | ||
宮崎県 | 697 | 4 | 981 | 3 | 1 | 8 | ||
鹿児島県 | 1,813 | 11 | 1,695 | 1 | △1 | 11 | ||
沖縄県 | 1,891 | 16 | 1,841 | ― | ― | 16 | ||
九州・沖縄地区計 | 19,512 | 131 | 20,032 | 12 | 2 | 145 | ||
WEBサイト | 31,863 | 44 | 34,059 | 10 | △2 | 52 | ||
当社 計 | 198,675 | 1,275 | 192,336 | 66 | △79 | 1,262 | ||
株式会社BUZZWIT (注3) | 9,526 | 100 | 5,805 | 4 | △99 | 5 | ||
株式会社エレメントルール(注4) | ― | ― | 9,239 | 10 | 65 | 75 | ||
その他連結子会社 | ― | ― | 3 | ― | ― | ― | ||
国内合計 | 208,201 | 1,375 | 207,385 | 80 | △113 | 1,342 | ||
香港 | 6,255 | 24 | 5,300 | 3 | △7 | 20 | ||
中国 | 1,992 | 49 | 1,416 | ― | △39 | 10 | ||
台湾 | 1,885 | 31 | 2,413 | 7 | △4 | 34 | ||
韓国 | 956 | 11 | 1,207 | 1 | ― | 12 | ||
米国 | 3,496 | 11 | 4,940 | ― | △2 | 9 | ||
海外合計 | 14,586 | 126 | 15,279 | 11 | △52 | 85 | ||
グループ合計 | 222,787 | 1,501 | 222,664 | 91 | △165 | 1,427 |
(注) 1.上記の金額は外部顧客に対するもので、連結会社相互間の内部売上高は含まれておりません。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3.2018年8月1日付で、株式会社アリシアのページボーイ事業など3事業を当社に承継する吸収分割を実施しております。なお、同日付で株式会社アリシアは株式会社BUZZWITに商号変更しております。
4.2018年3月1日付で、当社のバンヤードストーム事業及びバビロン事業を株式会社エレメントルールに承継する吸収分割を実施しております。
ニ.単位当たり販売実績
区分 | 前連結会計年度 (自 2017年3月1日 至 2018年2月28日) | 当連結会計年度 (自 2018年3月1日 至 2019年2月28日) | |
売上高(百万円) | 222,787 | 222,664 | |
1㎡当たり売上高 | 売場面積(月平均)(㎡) 1㎡当たり期間売上高(千円) | 302,131 737 | 304,529 731 |
1人当たり売上高 | 従業員数(月平均)※(人) 1人当たり期間売上高(千円) | 11,491 19,388 | 11,431 19,479 |
(注) 1.従業員数は臨時雇用者(年間平均人員:1日8時間換算)を含めております。
2.上記の金額は外部顧客に対するもので、連結会社相互間の内部売上高は含まれておりません。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(4) 財政状態
① 資産
流動資産は、前連結会計年度末に比べて、3億31百万円増加して501億16百万円となりました。これは主に、現金及び預金が7億19百万円、たな卸資産が4億81百万円それぞれ減少した一方で、受取手形及び売掛金が9億69百万円、その他(未収入金など)が4億1百万円それぞれ増加したことによるものです。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて、1億68百万円減少して411億69百万円となりました。これは主に、茨城西物流センターの拡張工事の完了を主因に建物及び構築物(純額)が22億33百万円増加した一方で、のれんが13億10百万円、敷金及び保証金が13億16百万円それぞれ減少したことによるものです。
この結果、当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べて、1億62百万円増加して912億85百万円となりました。
② 負債
流動負債は、前連結会計年度末に比べて、16億17百万円減少して368億29百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金が9億59百万円、事業整理損失引当金が11億41百万円それぞれ減少したことによるものです。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて、1億48百万円減少して14億96百万円となりました。これは主に、その他(リース債務など)が1億87百万円減少したことによるものです。
この結果、当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて、17億66百万円減少して383億26百万円となりました。
③ 純資産
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて、19億28百万円増加して529億59百万円となりました。これは主に、利益剰余金が22億24百万円増加したことによるものです。
(5) キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」といいます。)は、前年同期に比べて、7億33百万円減少して186億47百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果得られた資金は、99億4百万円(前年同期比7億81百万円減)となりました。これは主に、売上債権の増加が10億18百万円、仕入債務の減少が12億円、法人税等の支払額が31億47百万円それぞれあった一方で、税金等調整前当期純利益が65億62百万円、減価償却費が70億20百万円、のれん償却額が13億6百万円それぞれあったことによるものです。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果使用した資金は、86億86百万円(前年同期比12億81百万円増)となりました。これは主に、敷金及び保証金の回収による収入が13億72百万円あった一方で、有形固定資産の取得による支出が74億7百万円、無形固定資産の取得による支出が21億50百万円それぞれあったことによるものです。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果使用した資金は、18億90百万円(前年同期比27億38百万円減)となりました。これは主に、配当金の支払額が16億65百万円あったことによるものです。
(6) 資本の財源及び資金の流動性について
当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりであります。
当社グループの運転資金需要は主に、商品仕入の他、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。また、長期性の資金需要は、店舗投資、システム投資及び更なる成長に向けたM&Aを含む成長投資等によるものであります。
運転資金及び長期性資金は、主に営業活動によって得られた自己資金を充当し、必要に応じて借入金等による資金調達を実施する方針としております。また、グループの資金は、当社にて一括運用・調達を行うことにより、グループの資金効率の向上を図っております。
(7) 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループでは、2021年2月期を最終年度とした3ヶ年計画を策定しており、2021年2月期の数値目標を、営業利益率8.0%、ROE15%前後と定めております。
本3ヶ年計画の初年度である2019年2月期は、目標達成に向けた準備のフェーズとして、海外事業再構築のための不採算店舗閉鎖や、オムニチャネルサービス導入のためのシステム関連投資などを計画どおり実施致しました。その結果、2019年2月期の営業利益率は3.2%、ROEは7.5%となりました。
本3ヶ年計画の2年目となる2020年2月期は、成長戦略に基づく重点施策を着実に実行することで、最終年度の目標達成を目指すとともに、更にその先の長期的な成長に向けた投資も継続してまいります。2020年2月期は営業利益率4.4%、ROE11%を目標としております。
2019年2月期 実績 | 2020年2月期 公表予想 | 2021年2月期 目標 | |
営業利益率 | 3.2% | 4.4% | 8.0% |
ROE | 7.5% | 11.0% | 15%前後 |