有価証券報告書-第18期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(金融経済環境)
当連結会計年度の日本経済は、良好な雇用環境が続く中で個人消費や設備投資が堅調に推移し、総じて緩やかな回復基調を辿りましたが、年度末にかけては世界経済の減速から外需が伸び悩み、輸出や生産など一部に弱さがみられました。消費者物価指数は総じて緩やかな上昇基調で推移したものの、原油価格下落の影響もあり年末以降伸び悩みました。
米国経済は、着実な回復軌道を辿りましたが、世界経済の減速や政府機関の一時閉鎖の影響を受け、年度末にかけてはテンポが緩やかとなりました。良好な雇用環境のもとで消費マインドが改善し、個人消費、設備投資は増加しました。物価も緩やかに上昇しました。欧州経済は、中国経済の減速や英国のEU離脱を巡る警戒などから景況感が悪化し、ドイツにおいて2018年の実質GDP成長率が5年ぶりの低水準となるなど景気は減速しました。中国経済は、過剰債務問題への対応から政府が構造調整を進めた影響もあり弱含みで推移しました。年明けにかけては米中貿易摩擦の影響もあり、景況感が一段と悪化しました。
金融市場では、主要国の株価が堅調に推移し、日経平均株価は10月に2万4,000円台をつけましたが、年末にかけて世界経済の先行き不透明感が台頭する中で、市場のボラティリティが急速に高まり、一時2万円を割り込ました。年明け以降は経済先行きに対する過度な悲観が和らぎ、持ち直しました。米国長期金利はFRBが緩やかな利上げを続ける中、一時3.2%台まで上昇したものの、景気の先行き不透明感を受けてFRBの政策スタンスが次第に緩和的となる中で3月には一時2.3%台に低下しました。ドル円は10月にかけて緩やかに円安で推移し114円台をつけましたが、年初は急速に円高が進行する場面も見られました。日本長期金利は、7月の日銀金融政策決定会合で、長期金利操作の誘導目標を「上下にある程度変動しうる」とする文言が追加されたことを受け0.1%台前半に上昇しましたが、年末には2017年9月以来のマイナスとなる場面があり、年度末にかけ米金利につれて一段と低下しました。
(業績)
当連結会計年度の業務粗利益は、6,441億円と前連結会計年度比916億円増加しました。前連結会計年度の計数に株式会社関西アーバン銀行及び株式会社みなと銀行の同期間の各連結計数を加算した計数との比較(以下、「実質前期比」)では171億円の減少となります。預貸金利回り差の縮小等による資金利益の減少を、住宅ローン関連業務や一般貸出関連業務のフィー収益の増加により一部補完しました。また、外国債券等のポートフォリオの健全化を進め、その他業務利益に含まれる債券関係損益(先物込)は前連結会計年度比27億円減少し、78億円の損失となりました。経費は4,205億円と前連結会計年度比793億円増加しましたが、人件費の抑制等により実質前期比ではほぼ横ばいとなります。実質業務純益は、2,256億円と前連結会計年度比140億円増加しましたが、実質前期比では154億円の減少となります。株式等関係損益(先物込)は71億円の利益と前連結会計年度比59億円の減少となったほか、与信費用は前連結会計年度の147億円の戻入から13億円の費用と160億円増加しました。実質前期比では114億円の増加となります。また、株式会社関西みらいフィナンシャルグループ統合に伴う負ののれん発生益等(398億円)を特別利益に計上しました。一方、税金費用は前連結会計年度に計上した株式会社関西みらいフィナンシャルグループ統合等による税務影響の剥落により、前連結会計年度比783億円増加して573億円となりました。これらの結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度比610億円減少して1,751億円となりました。実質前期比では690億円の減少となります。
なお、1株当たり当期純利益は75円63銭となっております。
当社(単体)の経営成績については、営業収益はグループ銀行からの受取配当金の増加等により、前事業年度比295億円増加して1,041億円、経常利益は前事業年度比267億円増加して968億円、当期純利益は関西3行経営統合による税務影響の剥落等により、前事業年度比569億円減少して982億円となりました。
財政状態については、連結総資産は前連結会計年度末比8兆8,662億円増加して59兆1,100億円となりました。
資産の部では、有価証券は前連結会計年度末比1,093億円増加して5兆3,878億円に、貸出金は前連結会計年度末比7兆3,793億円増加して36兆1,344億円となりました。負債の部合計は、前連結会計年度末比8兆6,130億円増加して56兆7,538億円となり、内訳では預金が前連結会計年度末比8兆3,640億円増加して51兆1,086億円となりました。純資産の部合計は前連結会計年度末比2,532億円増加して2兆3,561億円となりました。前連結会計年度末の計数に株式会社関西アーバン銀行及び株式会社みなと銀行の各連結計数を加算した計数との比較では、有価証券は4,499億円減少しましたが、貸出金、預金はそれぞれ9,267億円、1兆672億円増加しております。また、信託財産は前連結会計年度末比6,003億円増加して27兆8,529億円となりました。 なお、1株当たり純資産は、911円17銭となっております。
連結自己資本比率(国内基準)は10.10%となりました。
セグメントごとの業績は、以下のとおりとなりました。
個人部門は、業務粗利益が前連結会計年度比133億円減少し2,060億円となり、与信費用控除後業務純益は住宅ローン関連業務の役務役務利益が好調であったことや与信費用が戻入となったことなどにより、89億円増加し542億円となりました。
法人部門は、業務粗利益が前連結会計年度比100億円減少し2,631億円となり、法人向け一般貸出業務の役務利益は好調でしたが与信費用の増加等により、与信費用控除後業務純益は108億円減少し1,199億円となりました。
市場部門は、外国債券等のポートフォリオの健全化を進めたこと等により、業務粗利益が前連結会計年度比367億円減少し272億円に、与信費用控除後業務純益は335億円減少し186億円となりました。
なお、当連結会計年度より、報告セグメントに「関西みらいフィナンシャルグループ」を追加しております。これにより、従来、「個人部門」、「法人部門」、「市場部門」に計上していた株式会社近畿大阪銀行等の計数については、当連結会計年度より「関西みらいフィナンシャルグループ」に計上しております。
当連結会計年度における「関西みらいファイナンシャルグループ」は、業務粗利益が1,464億円、与信費用控除後業務純益が249億円となっております。
(キャッシュ・フロー)
連結キャッシュ・フローの状況については、営業活動によるキャッシュ・フローは、3,244億円の収入となりました。これは主に預金が大きく増加した一方で、貸出金も増加したことなどによるものです。前連結会計年度比では5,986億円の減少となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、2,435億円の収入となりました。これは主として有価証券の売却及び償還による収入が、有価証券の取得による支出を上回ったことによるものです。前連結会計年度比では1,330億円の増加となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、536億円の支出となりました。これは主として配当金の支払によるものです。前連結会計年度比では、前連結会計年度に計上した劣後特約付社債償還による支出の剥落等により2,122億円の支出の減少となりました。また、当連結会計年度において株式会社関西みらいフィナンシャルグループに係る株式交換による現金及び現金同等物の増加が9,362億円ありました。これらの結果、現金及び現金同等物は当連結会計年度期首に比べ1兆4,506億円増加して14兆7,074億円となりました。
当グループの中核事業は銀行業であり、主に首都圏や関西圏のお客さまから預入れいただいた預金を貸出金や有価証券で運用しております。
なお、当面の店舗・システム等への設備投資、並びに株主還元等は自己資金で対応する予定であります。
(参考)
(1) 国内・海外別収支
当連結会計年度の資金運用収支は、国内では主に貸出金や有価証券の利息が増加したこと等により前連結会計年度比676億円増加して4,326億円となりました。海外では主に貸出金利息等が増加しましたが、預金等の資金調達費用が増加して前連結会計年度比ほぼ横ばいの34億円となりました。合計(相殺消去後)では675億円増加して4,359億円となりました。
信託報酬及び特定取引収支は国内のみであり、それぞれ192億円、60億円となりました。
また、役務取引等収支及びその他業務収支は国内がその大宗を占めておりそれぞれ、合計では1,745億円、83億円となりました。国内の役務取引等収支の内訳では主に預金・貸出金業務、為替業務、信託関連業務、証券関連業務に係る役務収益が増加しました。
(注) 1 「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。また、「海外」とは、海外連結子会社であります。
2 「相殺消去額」は、連結会社間の取引その他連結上の調整であります。
3 資金調達費用は、金銭の信託運用見合額の利息を控除しております。
(2) 国内・海外別資金運用/調達の状況
当連結会計年度の資金運用勘定平均残高は、貸出金を中心に51兆4,227億円(相殺消去前)となりました。
このうち国内は51兆3,034億円、海外は1,192億円となりました。
資金調達勘定平均残高は、預金を中心に55兆2,816億円(相殺消去前)となりました。
このうち国内は55兆1,715億円、海外は1,101億円となりました。
国内の貸出金平均残高、利息額は前連結会計年度比増加しました。
資金運用勘定の利回りは、国内は前連結会計年度比0.01ポイント増加して0.93%、海外は前連結会計年度比0.04ポイント増加して5.78%、合計では前連結会計年度比0.01ポイント増加して0.94%となりました。
資金調達勘定の利回りは、国内は前連結会計年度比0.02ポイント増加して0.08%、海外は前連結会計年度比0.03ポイント減少して3.14%、合計では前連結会計年度比0.02ポイント増加して0.08%となりました。
① 国内
(注) 1 「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。
2 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、一部の国内連結子会社については、月末毎又は半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。
3 資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高を、資金調達勘定は、金銭の信託運用見合額の平均残高及び利息をそれぞれ控除しております。
② 海外
(注) 1 「海外」とは、海外連結子会社であります。
2 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、一部の海外連結子会社については、月末毎又は半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。
3 資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高を、資金調達勘定は、金銭の信託運用見合額の平均残高及び利息をそれぞれ控除しております。
③ 合計
(注) 1 資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高を、資金調達勘定は、金銭の信託運用見合額の平均残高及び利息をそれぞれ控除しております。
2 「相殺消去額」は、連結会社間の取引その他連結上の調整であります。
(3) 国内・海外別役務取引の状況
当連結会計年度の役務取引等収益合計は2,444億円、役務取引等費用合計は699億円となり、役務取引等収支合計では1,745億円となりました。
なお、国内が役務取引等収支の大宗を占めております。
国内の役務取引等収益の主な内訳は、預金・貸出金業務が前連結会計年度比155億円増加して665億円に、為替業務が前連結会計年度比47億円増加して418億円に、信託関連業務が前連結会計年度比22億円増加して264億円に、証券関連業務が16億円増加して284億円となりました。
(注) 1 「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。また、「海外」とは、海外連結子会社であります。
2 「相殺消去額」は、連結会社間の取引その他連結上の調整であります。
(4) 国内・海外別特定取引の状況
① 特定取引収益・費用の内訳
当連結会計年度の特定取引収益は60億円となり、すべて国内で計上しております。
主な内訳は商品有価証券収益が前連結会計年度比1億円増加して4億円、特定金融派生商品収益が前連結会計年度比12億円減少して54億円となりました。
(注) 1 「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。また、「海外」とは、海外連結子会社であります。
2 「相殺消去額」は、連結会社間の取引その他連結上の調整であります。
② 特定取引資産・負債の内訳(末残)
当連結会計年度末の特定取引資産は3,280億円、特定取引負債は1,209億円となり、すべて国内で計上しております。
(注) 1 「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。また、「海外」とは、海外連結子会社であります。
2 「相殺消去額」は、連結会社間の取引その他連結上の調整であります。
(5) 国内・海外別預金残高の状況
○ 預金の種類別残高(末残)
(注) 1 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
定期性預金=定期預金+定期積金
2 「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。また、「海外」とは、海外連結子会社であります。
3 「相殺消去額」は、連結会社間の取引その他連結上の調整であります。
(6) 国内・海外別貸出金残高の状況
① 業種別貸出状況(末残・構成比)
(注1) 「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。また、「海外」とは、海外連結子会社であります。
(注2) 連結子会社である株式会社関西アーバン銀行の2010年3月1日の合併により発生した貸出金に係る時価変動額は控除しております。
② 外国政府等向け債権残高(国別)
(注) 「外国政府等」とは、外国政府、中央銀行、地方公共団体、政府関係機関又は国営企業及びこれらの所在する国の民間企業等であり、日本公認会計士協会銀行等監査特別委員会報告第4号に規定する特定海外債権引当勘定を計上している国に所在する外国政府等の債権残高を掲げております。
(7) 国内・海外別有価証券の状況
○ 有価証券残高(末残)
(注) 1 「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。また、「海外」とは、海外連結子会社であります。
2 「その他の証券」には、外国債券及び外国株式を含んでおります。
3 「相殺消去額」は、連結会社間の取引その他連結上の調整であります。
(8) 「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況
連結会社のうち、「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき信託業務を営む会社は、株式会社りそな銀行1社です。
① 信託財産の運用/受入状況(信託財産残高表)
資産
負債
(注) 1 上記残高表には、金銭評価の困難な信託を除いております。
2 共同信託他社管理財産
② 貸出金残高の状況(業種別貸出状況)
③ 有価証券残高の状況
④ 元本補塡契約のある信託の運用/受入状況
金銭信託
(注) 1 信託財産の運用のため再信託された信託を含みます。
2 リスク管理債権の状況
(参考)資産の査定
資産の査定は、貸出金等の各勘定について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。
1 破産更生債権及びこれらに準ずる債権
破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。
2 危険債権
危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。
3 要管理債権
要管理債権とは、3ヵ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。
4 正常債権
正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。
資産の査定の額
(自己資本比率の状況)
(参考)
自己資本比率は、銀行法第52条の25の規定に基づき、銀行持株会社が銀行持株会社及びその子会社の保有する資産等に照らしそれらの自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第20号)に定められた算式に基づき、連結ベースについて算出しております。
なお、当社は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては先進的内部格付手法、オペレーショナル・リスク相当額の算出においては粗利益配分手法を採用するとともに、マーケット・リスク規制を導入しております。
連結自己資本比率(国内基準)
(単位:億円、%)
(生産、受注及び販売の状況)
「生産、受注及び販売の状況」は、銀行持株会社としての業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。
(概要)
・当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度比610億円減少し1,751億円となり、2018年5月に公表した通期目標(2,000億円)に対する達成率は87.5%となりました。(ただし、2019年4月に業績目標を1,700億円に修正しており、それに対する達成率は103.0%になります。)なお、前連結会計年度の計数に株式会社関西アーバン銀行及び株式会社みなと銀行の同期間の各連結計数を加算した計数との比較(以下、「実質前期比」)では690億円の減少となります。一時的な利益増減要因としては、株式会社関西みらいフィナンシャルグループの統合に係る損益(△316億円)、前連結会計年度に計上した保証子会社再編影響剥落(△141億円)があります。また、有価証券ポートフォリオの健全化に伴う減益影響は227億円程度になります。
業務粗利益は6,441億円と前連結会計年度比916億円増加しました。実質前期比では171億円の減少となります。預貸金利回り差の縮小等による預貸金利益の減少を住宅ローン関連業務や一般貸出関連業務のフィー収益の増加により一部補完しました。経費は4,205億円と前連結会計年度比793億円増加しました。人件費の抑制等により実質前期比ではほぼ横ばいとなります。実質業務純益は、2,256億円と前連結会計年度比140億円増加しましたが、実質前期比では154億円の減少となります。与信費用は前連結会計年度の147億円の戻入から13億円の費用と160億円増加しました。実質前期比では114億円の増加となります。
財政状態については、連結総資産は前連結会計年度末比8兆8,662億円増加して59兆1,100億円となりました。
資産の部では、有価証券は前連結会計年度末比1,093億円増加して5兆3,878億円に、貸出金は前連結会計年度末比7兆3,793億円増加して36兆1,344億円となりました。負債の部合計は、前連結会計年度末比8兆6,130億円増加して56兆7,538億円となり、内訳では預金が前連結会計年度末比8兆3,640億円増加して51兆1,086億円となりました。純資産の部合計は前連結会計年度末比2,532億円増加して2兆3,561億円となりました。前連結会計年度末の計数に株式会社関西アーバン銀行及び株式会社みなと銀行の各連結計数を加算した計数との比較では、有価証券は4,499億円減少しましたが、貸出金、預金はそれぞれ9,267億円、1兆672億円増加しております。
また、信託財産は前連結会計年度末比6,003億円増加して27兆8,529億円となりました。
なお、当グループが目標とする主な経営指標の実績は以下の表のとおりとなりました。
(注) (親会社株主に帰属する当期純利益-優先配当相当額)÷(株主資本-優先株式残高)、期首・期末平均
・連結フィー収益比率は前連結会計年度比0.4%減少し30.0%、連結経費率は前連結会計年度比3.5%増加し65.2%、株主資本ROEは前連結会計年度比4.91%減少し10.85%となりました。また、普通株式等Tier1比率(その他有価証券評価差額金除き)は前連結会計年度比0.20%減少し9.30%となりました。目標に対して十分な水準を維持しております。
1 経営成績の分析
経営成績の概要[連結]
(注)金額が損失又は減益の項目には△を付しております。
(1) 業務粗利益
・業務粗利益は6,441億円と前連結会計年度比916億円増加しました。前連結会計年度の計数に株式会社関西アーバン銀行及び株式会社みなと銀行の同期間の各連結計数を加算した計数との比較(以下、「実質前期比」)では171億円の減少となります。
・資金利益は、4,359億円と675億円増加しました。実質前期比では預貸金利回り差の縮小等により183億円の減少となりました。
・信託報酬は、前連結会計年度比6億円増加し、192億円となりました。役務取引等利益は、保険販売収益や住宅ローン関連収益が全体をけん引し、前連結会計年度比251億円増加の1,745億円となりました。実質前期比では54億円の増加となります。信託報酬と役務取引等利益を合わせたフィー収益比率は30.0%となり、フィー収益は過去最高水準となりました。
(2) 経費(除く銀行臨時処理分)
・経費(除く銀行臨時処理分)は4,205億円と前連結会計年度比793億円増加しました。人件費の抑制等により実質前期比ではほぼ横ばいとなります。
経費の内訳
(3) 株式等関係損益
・株式関係損益は、前連結会計年度比66億円の減少し、101億円の利益になりました。
・政策保有株式については、中長期的な取引展望の実現可能性やリスク・リターンを検証しつつ判断しております。
株式等関係損益の内訳[連結]
その他有価証券で時価のある株式[連結]
(4) 与信費用
・与信費用は、新規引当の増加や、再生・成長支援も含めた債務者区分の改善等による戻入が減少したこと等により、前連結会計年度比160億円増加し、前連結会計年度の戻入益計上から一転して13億円の費用となりました。
・また、グループ銀行5行合算の当事業年度末における開示債権額は、4,422億円、不良債権比率は1.18%と引き続き低水準で推移しました。
不良債権処理の状況[連結]
金融再生法基準開示債権[5行合算、元本補塡契約のある信託勘定を含む]
(注) 1 株式会社りそな銀行、株式会社埼玉りそな銀行、株式会社関西アーバン銀行、株式会社近畿大阪銀行、株式会社みなと銀行の単体計数の単純合計を表示しております。
2 不良債権比率=A/(A+B)
2 財政状態の分析
(1) 貸出金
・貸出金残高(連結)は、前連結会計年度末比7兆3,793億円増加し、36兆1,344億円となりました。前連結会計年度末の計数に株式会社関西アーバン銀行及び株式会社みなと銀行の各連結計数を加算した計数との比較では、9,267億円増加しております。
・業種別の内訳をみますと、製造業が2兆9,512億円、卸売業,小売業が2兆7,882億円、不動産業が9兆5,665億円などとなっております。
貸出金の内訳[連結]
(注)前連結会計年度末は株式会社りそな銀行、株式会社埼玉りそな銀行、株式会社近畿大阪銀行の単体計数の単純合計、当連結会計年度末は株式会社りそな銀行、株式会社埼玉りそな銀行、株式会社関西アーバン銀行、株式会社近畿大阪銀行、株式会社みなと銀行の単体計数の単純合計を表示しております。
リスク管理債権の内訳[連結]
業種別等貸出金の状況[連結]
(2) 有価証券
・有価証券は、前連結会計年度末比1,093億円増加して、5兆3,878億円となりました。前連結会計年度末の計数に株式会社関西アーバン銀行及び株式会社みなと銀行の各連結計数を加算した計数との比較では4,499億円減少しました。
・なお、その他有価証券の評価差額(時価のあるもの)は、株式を中心にして、前連結会計年度末比809億円減少し、5,772億円となっております。
有価証券残高[連結]
その他有価証券の評価差額(時価のあるもの)[連結]
(注) 連結貸借対照表の「有価証券」のほか、「現金預け金」中の譲渡性預け金、「買入金銭債権」中の信託受益権を含めて記載しております。
(3) 繰延税金資産
・繰延税金資産の純額は、前連結会計年度末比230億円増加して12億円となりました。
・資産では貸倒引当金及び貸出金償却相当分が増加しましたが、税務上の繰越欠損金相当分、評価性引当額が減少しました。負債ではその他有価証券評価差額金相当が増加しました。
・なお、当社を連結納税親法人とした連結納税を前提に計算しております。
繰延税金資産[連結]
(4) 預金
・預金は、国内個人預金、法人預金ともに増加し、前連結会計年度末比8兆3,640億円増加して51兆1,086億円となりました。
・譲渡性預金は、前連結会計年度末比1,347億円増加して1兆1,953億円となりました。
預金・譲渡性預金残高[連結]
(注) 前連結会計年度末は株式会社りそな銀行、株式会社埼玉りそな銀行、株式会社近畿大阪銀行の単体計数の単純合計、当連結会計年度末は株式会社りそな銀行、株式会社埼玉りそな銀行、株式会社関西アーバン銀行、株式会社近畿大阪銀行、株式会社みなと銀行の単体計数の単純合計を表示しており、特別国際金融取引勘定を除いております。
(5) 純資産の部
・純資産の部合計は、その他有価証券評価差額金の減少がありましたが、利益の積上げや株式会社関西みらいフィナンシャルグループの統合に伴う非支配株主持分の増加などにより前連結会計年度末比2,532億円増加して2兆3,561億円となりました。
純資産の部の内訳[連結]
3 キャッシュ・フローの状況の分析
・営業活動によるキャッシュ・フローは、3,244億円の収入となりました。これは主に預金が大きく増加した一方で、貸出金も増加したことなどによるものです。前連結会計年度比では5,986億円の減少となりました。
・投資活動によるキャッシュ・フローは、2,435億円の収入となりました。これは主として有価証券の売却及び償還による収入が、有価証券の取得による支出を上回ったことによるものです。前連結会計年度比では1,330億円の増加となりました。
・財務活動によるキャッシュ・フローは、536億円の支出となりました。これは主として配当金の支払によるものです。前連結会計年度比では、前連結会計年度に計上した劣後特約付社債償還による支出の剥落等により2,122億円の支出の減少となりました。
・当連結会計年度において株式会社関西みらいフィナンシャルグループに係る株式交換による現金及び現金同等物の増加が9,362億円ありました。これらの結果、現金及び現金同等物は当期首に比べ1兆4,506億円増加して14兆7,074億円となりました。
・当グループの中核事業は銀行業であり、主に首都圏や関西圏のお客さまから預入れいただいた預金を貸出金や有価証券で運用しております。
・なお、当面の店舗・システム等への設備投資、並びに株主還元等は自己資金で対応する予定であります。
キャッシュ・フロー計算書[連結]
当連結会計年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(金融経済環境)
当連結会計年度の日本経済は、良好な雇用環境が続く中で個人消費や設備投資が堅調に推移し、総じて緩やかな回復基調を辿りましたが、年度末にかけては世界経済の減速から外需が伸び悩み、輸出や生産など一部に弱さがみられました。消費者物価指数は総じて緩やかな上昇基調で推移したものの、原油価格下落の影響もあり年末以降伸び悩みました。
米国経済は、着実な回復軌道を辿りましたが、世界経済の減速や政府機関の一時閉鎖の影響を受け、年度末にかけてはテンポが緩やかとなりました。良好な雇用環境のもとで消費マインドが改善し、個人消費、設備投資は増加しました。物価も緩やかに上昇しました。欧州経済は、中国経済の減速や英国のEU離脱を巡る警戒などから景況感が悪化し、ドイツにおいて2018年の実質GDP成長率が5年ぶりの低水準となるなど景気は減速しました。中国経済は、過剰債務問題への対応から政府が構造調整を進めた影響もあり弱含みで推移しました。年明けにかけては米中貿易摩擦の影響もあり、景況感が一段と悪化しました。
金融市場では、主要国の株価が堅調に推移し、日経平均株価は10月に2万4,000円台をつけましたが、年末にかけて世界経済の先行き不透明感が台頭する中で、市場のボラティリティが急速に高まり、一時2万円を割り込ました。年明け以降は経済先行きに対する過度な悲観が和らぎ、持ち直しました。米国長期金利はFRBが緩やかな利上げを続ける中、一時3.2%台まで上昇したものの、景気の先行き不透明感を受けてFRBの政策スタンスが次第に緩和的となる中で3月には一時2.3%台に低下しました。ドル円は10月にかけて緩やかに円安で推移し114円台をつけましたが、年初は急速に円高が進行する場面も見られました。日本長期金利は、7月の日銀金融政策決定会合で、長期金利操作の誘導目標を「上下にある程度変動しうる」とする文言が追加されたことを受け0.1%台前半に上昇しましたが、年末には2017年9月以来のマイナスとなる場面があり、年度末にかけ米金利につれて一段と低下しました。
(業績)
当連結会計年度の業務粗利益は、6,441億円と前連結会計年度比916億円増加しました。前連結会計年度の計数に株式会社関西アーバン銀行及び株式会社みなと銀行の同期間の各連結計数を加算した計数との比較(以下、「実質前期比」)では171億円の減少となります。預貸金利回り差の縮小等による資金利益の減少を、住宅ローン関連業務や一般貸出関連業務のフィー収益の増加により一部補完しました。また、外国債券等のポートフォリオの健全化を進め、その他業務利益に含まれる債券関係損益(先物込)は前連結会計年度比27億円減少し、78億円の損失となりました。経費は4,205億円と前連結会計年度比793億円増加しましたが、人件費の抑制等により実質前期比ではほぼ横ばいとなります。実質業務純益は、2,256億円と前連結会計年度比140億円増加しましたが、実質前期比では154億円の減少となります。株式等関係損益(先物込)は71億円の利益と前連結会計年度比59億円の減少となったほか、与信費用は前連結会計年度の147億円の戻入から13億円の費用と160億円増加しました。実質前期比では114億円の増加となります。また、株式会社関西みらいフィナンシャルグループ統合に伴う負ののれん発生益等(398億円)を特別利益に計上しました。一方、税金費用は前連結会計年度に計上した株式会社関西みらいフィナンシャルグループ統合等による税務影響の剥落により、前連結会計年度比783億円増加して573億円となりました。これらの結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度比610億円減少して1,751億円となりました。実質前期比では690億円の減少となります。
なお、1株当たり当期純利益は75円63銭となっております。
当社(単体)の経営成績については、営業収益はグループ銀行からの受取配当金の増加等により、前事業年度比295億円増加して1,041億円、経常利益は前事業年度比267億円増加して968億円、当期純利益は関西3行経営統合による税務影響の剥落等により、前事業年度比569億円減少して982億円となりました。
財政状態については、連結総資産は前連結会計年度末比8兆8,662億円増加して59兆1,100億円となりました。
資産の部では、有価証券は前連結会計年度末比1,093億円増加して5兆3,878億円に、貸出金は前連結会計年度末比7兆3,793億円増加して36兆1,344億円となりました。負債の部合計は、前連結会計年度末比8兆6,130億円増加して56兆7,538億円となり、内訳では預金が前連結会計年度末比8兆3,640億円増加して51兆1,086億円となりました。純資産の部合計は前連結会計年度末比2,532億円増加して2兆3,561億円となりました。前連結会計年度末の計数に株式会社関西アーバン銀行及び株式会社みなと銀行の各連結計数を加算した計数との比較では、有価証券は4,499億円減少しましたが、貸出金、預金はそれぞれ9,267億円、1兆672億円増加しております。また、信託財産は前連結会計年度末比6,003億円増加して27兆8,529億円となりました。 なお、1株当たり純資産は、911円17銭となっております。
連結自己資本比率(国内基準)は10.10%となりました。
セグメントごとの業績は、以下のとおりとなりました。
個人部門は、業務粗利益が前連結会計年度比133億円減少し2,060億円となり、与信費用控除後業務純益は住宅ローン関連業務の役務役務利益が好調であったことや与信費用が戻入となったことなどにより、89億円増加し542億円となりました。
法人部門は、業務粗利益が前連結会計年度比100億円減少し2,631億円となり、法人向け一般貸出業務の役務利益は好調でしたが与信費用の増加等により、与信費用控除後業務純益は108億円減少し1,199億円となりました。
市場部門は、外国債券等のポートフォリオの健全化を進めたこと等により、業務粗利益が前連結会計年度比367億円減少し272億円に、与信費用控除後業務純益は335億円減少し186億円となりました。
なお、当連結会計年度より、報告セグメントに「関西みらいフィナンシャルグループ」を追加しております。これにより、従来、「個人部門」、「法人部門」、「市場部門」に計上していた株式会社近畿大阪銀行等の計数については、当連結会計年度より「関西みらいフィナンシャルグループ」に計上しております。
当連結会計年度における「関西みらいファイナンシャルグループ」は、業務粗利益が1,464億円、与信費用控除後業務純益が249億円となっております。
(キャッシュ・フロー)
連結キャッシュ・フローの状況については、営業活動によるキャッシュ・フローは、3,244億円の収入となりました。これは主に預金が大きく増加した一方で、貸出金も増加したことなどによるものです。前連結会計年度比では5,986億円の減少となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、2,435億円の収入となりました。これは主として有価証券の売却及び償還による収入が、有価証券の取得による支出を上回ったことによるものです。前連結会計年度比では1,330億円の増加となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、536億円の支出となりました。これは主として配当金の支払によるものです。前連結会計年度比では、前連結会計年度に計上した劣後特約付社債償還による支出の剥落等により2,122億円の支出の減少となりました。また、当連結会計年度において株式会社関西みらいフィナンシャルグループに係る株式交換による現金及び現金同等物の増加が9,362億円ありました。これらの結果、現金及び現金同等物は当連結会計年度期首に比べ1兆4,506億円増加して14兆7,074億円となりました。
当グループの中核事業は銀行業であり、主に首都圏や関西圏のお客さまから預入れいただいた預金を貸出金や有価証券で運用しております。
なお、当面の店舗・システム等への設備投資、並びに株主還元等は自己資金で対応する予定であります。
(参考)
(1) 国内・海外別収支
当連結会計年度の資金運用収支は、国内では主に貸出金や有価証券の利息が増加したこと等により前連結会計年度比676億円増加して4,326億円となりました。海外では主に貸出金利息等が増加しましたが、預金等の資金調達費用が増加して前連結会計年度比ほぼ横ばいの34億円となりました。合計(相殺消去後)では675億円増加して4,359億円となりました。
信託報酬及び特定取引収支は国内のみであり、それぞれ192億円、60億円となりました。
また、役務取引等収支及びその他業務収支は国内がその大宗を占めておりそれぞれ、合計では1,745億円、83億円となりました。国内の役務取引等収支の内訳では主に預金・貸出金業務、為替業務、信託関連業務、証券関連業務に係る役務収益が増加しました。
| 種類 | 期別 | 国内 | 海外 | 相殺消去額(△) | 合計 |
| 金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | ||
| 資金運用収支 | 前連結会計年度 | 364,951 | 3,518 | 114 | 368,355 |
| 当連結会計年度 | 432,629 | 3,438 | 157 | 435,910 | |
| うち資金運用収益 | 前連結会計年度 | 393,554 | 6,808 | 574 | 399,788 |
| 当連結会計年度 | 477,696 | 6,902 | 722 | 483,875 | |
| うち資金調達費用 | 前連結会計年度 | 28,602 | 3,289 | 459 | 31,432 |
| 当連結会計年度 | 45,066 | 3,463 | 564 | 47,965 | |
| 信託報酬 | 前連結会計年度 | 18,635 | ― | ― | 18,635 |
| 当連結会計年度 | 19,242 | ― | ― | 19,242 | |
| 役務取引等収支 | 前連結会計年度 | 149,452 | △28 | 1 | 149,422 |
| 当連結会計年度 | 174,534 | 53 | 1 | 174,586 | |
| うち役務取引等収益 | 前連結会計年度 | 207,978 | 182 | 34 | 208,126 |
| 当連結会計年度 | 244,238 | 304 | 45 | 244,497 | |
| うち役務取引等費用 | 前連結会計年度 | 58,526 | 211 | 32 | 58,704 |
| 当連結会計年度 | 69,703 | 251 | 43 | 69,911 | |
| 特定取引収支 | 前連結会計年度 | 7,146 | ― | ― | 7,146 |
| 当連結会計年度 | 6,094 | ― | ― | 6,094 | |
| うち特定取引収益 | 前連結会計年度 | 7,146 | ― | ― | 7,146 |
| 当連結会計年度 | 6,094 | ― | ― | 6,094 | |
| うち特定取引費用 | 前連結会計年度 | ― | ― | ― | ― |
| 当連結会計年度 | ― | ― | ― | ― | |
| その他業務収支 | 前連結会計年度 | 8,270 | 718 | ― | 8,988 |
| 当連結会計年度 | 7,662 | 677 | ― | 8,340 | |
| うちその他業務収益 | 前連結会計年度 | 27,377 | 718 | ― | 28,096 |
| 当連結会計年度 | 50,386 | 690 | ― | 51,077 | |
| うちその他業務費用 | 前連結会計年度 | 19,107 | ― | ― | 19,107 |
| 当連結会計年度 | 42,724 | 12 | ― | 42,736 |
(注) 1 「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。また、「海外」とは、海外連結子会社であります。
2 「相殺消去額」は、連結会社間の取引その他連結上の調整であります。
3 資金調達費用は、金銭の信託運用見合額の利息を控除しております。
(2) 国内・海外別資金運用/調達の状況
当連結会計年度の資金運用勘定平均残高は、貸出金を中心に51兆4,227億円(相殺消去前)となりました。
このうち国内は51兆3,034億円、海外は1,192億円となりました。
資金調達勘定平均残高は、預金を中心に55兆2,816億円(相殺消去前)となりました。
このうち国内は55兆1,715億円、海外は1,101億円となりました。
国内の貸出金平均残高、利息額は前連結会計年度比増加しました。
資金運用勘定の利回りは、国内は前連結会計年度比0.01ポイント増加して0.93%、海外は前連結会計年度比0.04ポイント増加して5.78%、合計では前連結会計年度比0.01ポイント増加して0.94%となりました。
資金調達勘定の利回りは、国内は前連結会計年度比0.02ポイント増加して0.08%、海外は前連結会計年度比0.03ポイント減少して3.14%、合計では前連結会計年度比0.02ポイント増加して0.08%となりました。
① 国内
| 種類 | 期別 | 平均残高 | 利息 | 利回り |
| 金額(百万円) | 金額(百万円) | (%) | ||
| 資金運用勘定 | 前連結会計年度 | 42,638,822 | 393,554 | 0.92 |
| 当連結会計年度 | 51,303,445 | 477,696 | 0.93 | |
| うち貸出金 | 前連結会計年度 | 27,863,538 | 300,464 | 1.07 |
| 当連結会計年度 | 35,215,321 | 374,673 | 1.06 | |
| うち有価証券 | 前連結会計年度 | 4,806,460 | 61,374 | 1.27 |
| 当連結会計年度 | 5,661,560 | 67,252 | 1.18 | |
| うちコールローン 及び買入手形 | 前連結会計年度 | 186,911 | 1,479 | 0.79 |
| 当連結会計年度 | 122,795 | 1,044 | 0.85 | |
| うち買現先勘定 | 前連結会計年度 | ― | ― | ― |
| 当連結会計年度 | 18,656 | △7 | △0.03 | |
| うち債券貸借取引 支払保証金 | 前連結会計年度 | ― | ― | ― |
| 当連結会計年度 | 1,653 | 0 | 0.00 | |
| うち預け金 | 前連結会計年度 | 9,281,067 | 11,086 | 0.11 |
| 当連結会計年度 | 9,805,495 | 11,676 | 0.11 | |
| 資金調達勘定 | 前連結会計年度 | 45,108,947 | 28,602 | 0.06 |
| 当連結会計年度 | 55,171,515 | 45,066 | 0.08 | |
| うち預金 | 前連結会計年度 | 40,785,550 | 11,782 | 0.02 |
| 当連結会計年度 | 49,866,716 | 17,755 | 0.03 | |
| うち譲渡性預金 | 前連結会計年度 | 1,111,955 | 95 | 0.00 |
| 当連結会計年度 | 1,183,474 | 110 | 0.00 | |
| うちコールマネー 及び売渡手形 | 前連結会計年度 | 458,549 | 2,753 | 0.60 |
| 当連結会計年度 | 734,237 | 3,763 | 0.51 | |
| うち売現先勘定 | 前連結会計年度 | 25,950 | 0 | 0.00 |
| 当連結会計年度 | 20,824 | 0 | 0.00 | |
| うち債券貸借取引 受入担保金 | 前連結会計年度 | 606,010 | 3,499 | 0.57 |
| 当連結会計年度 | 1,126,262 | 10,930 | 0.97 | |
| うちコマーシャル・ ペーパー | 前連結会計年度 | ― | ― | ― |
| 当連結会計年度 | ― | ― | ― | |
| うち借用金 | 前連結会計年度 | 684,518 | 1,933 | 0.28 |
| 当連結会計年度 | 786,300 | 3,945 | 0.50 |
(注) 1 「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。
2 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、一部の国内連結子会社については、月末毎又は半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。
3 資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高を、資金調達勘定は、金銭の信託運用見合額の平均残高及び利息をそれぞれ控除しております。
② 海外
| 種類 | 期別 | 平均残高 | 利息 | 利回り |
| 金額(百万円) | 金額(百万円) | (%) | ||
| 資金運用勘定 | 前連結会計年度 | 118,583 | 6,808 | 5.74 |
| 当連結会計年度 | 119,289 | 6,902 | 5.78 | |
| うち貸出金 | 前連結会計年度 | 85,198 | 5,946 | 6.98 |
| 当連結会計年度 | 92,057 | 6,229 | 6.76 | |
| うち有価証券 | 前連結会計年度 | 7,486 | 323 | 4.32 |
| 当連結会計年度 | 5,226 | 266 | 5.10 | |
| うちコールローン 及び買入手形 | 前連結会計年度 | 12,176 | 467 | 3.83 |
| 当連結会計年度 | 9,429 | 320 | 3.40 | |
| うち買現先勘定 | 前連結会計年度 | ― | ― | ― |
| 当連結会計年度 | ― | ― | ― | |
| うち債券貸借取引 支払保証金 | 前連結会計年度 | ― | ― | ― |
| 当連結会計年度 | ― | ― | ― | |
| うち預け金 | 前連結会計年度 | 5,366 | 10 | 0.19 |
| 当連結会計年度 | 4,188 | 4 | 0.10 | |
| 資金調達勘定 | 前連結会計年度 | 103,570 | 3,289 | 3.17 |
| 当連結会計年度 | 110,145 | 3,463 | 3.14 | |
| うち預金 | 前連結会計年度 | 64,428 | 1,491 | 2.31 |
| 当連結会計年度 | 71,820 | 1,826 | 2.54 | |
| うち譲渡性預金 | 前連結会計年度 | ― | ― | ― |
| 当連結会計年度 | ― | ― | ― | |
| うちコールマネー 及び売渡手形 | 前連結会計年度 | ― | ― | ― |
| 当連結会計年度 | 763 | 94 | 12.38 | |
| うち売現先勘定 | 前連結会計年度 | ― | ― | ― |
| 当連結会計年度 | ― | ― | ― | |
| うち債券貸借取引 受入担保金 | 前連結会計年度 | ― | ― | ― |
| 当連結会計年度 | ― | ― | ― | |
| うちコマーシャル・ ペーパー | 前連結会計年度 | ― | ― | ― |
| 当連結会計年度 | ― | ― | ― | |
| うち借用金 | 前連結会計年度 | 34,894 | 1,354 | 3.88 |
| 当連結会計年度 | 33,629 | 1,136 | 3.38 |
(注) 1 「海外」とは、海外連結子会社であります。
2 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、一部の海外連結子会社については、月末毎又は半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。
3 資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高を、資金調達勘定は、金銭の信託運用見合額の平均残高及び利息をそれぞれ控除しております。
③ 合計
| 種類 | 期別 | 平均残高(百万円) | 利息(百万円) | 利回り (%) | ||||
| 小計 | 相殺 消去額 (△) | 合計 | 小計 | 相殺 消去額 (△) | 合計 | |||
| 資金運用勘定 | 前連結会計年度 | 42,757,406 | 42,993 | 42,714,412 | 400,362 | 574 | 399,788 | 0.93 |
| 当連結会計年度 | 51,422,735 | 47,759 | 51,374,976 | 484,598 | 722 | 483,875 | 0.94 | |
| うち貸出金 | 前連結会計年度 | 27,948,736 | 18,662 | 27,930,073 | 306,411 | 440 | 305,971 | 1.09 |
| 当連結会計年度 | 35,307,378 | 21,613 | 35,285,765 | 380,903 | 596 | 380,306 | 1.07 | |
| うち有価証券 | 前連結会計年度 | 4,813,947 | 24,215 | 4,789,731 | 61,698 | 133 | 61,564 | 1.28 |
| 当連結会計年度 | 5,666,787 | 25,981 | 5,640,805 | 67,518 | 125 | 67,392 | 1.19 | |
| うちコールローン 及び買入手形 | 前連結会計年度 | 199,088 | ― | 199,088 | 1,947 | ― | 1,947 | 0.97 |
| 当連結会計年度 | 132,225 | ― | 132,225 | 1,365 | ― | 1,365 | 1.03 | |
| うち買現先勘定 | 前連結会計年度 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
| 当連結会計年度 | 18,656 | ― | 18,656 | △7 | ― | △7 | △0.03 | |
| うち債券貸借取引 支払保証金 | 前連結会計年度 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
| 当連結会計年度 | 1,653 | ― | 1,653 | 0 | ― | 0 | 0.00 | |
| うち預け金 | 前連結会計年度 | 9,286,434 | ― | 9,286,434 | 11,096 | ― | 11,096 | 0.11 |
| 当連結会計年度 | 9,809,684 | 62 | 9,809,622 | 11,681 | ― | 11,681 | 0.11 | |
| 資金調達勘定 | 前連結会計年度 | 45,212,518 | 19,298 | 45,193,219 | 31,891 | 459 | 31,432 | 0.06 |
| 当連結会計年度 | 55,281,661 | 21,995 | 55,259,665 | 48,530 | 564 | 47,965 | 0.08 | |
| うち預金 | 前連結会計年度 | 40,849,978 | ― | 40,849,978 | 13,274 | ― | 13,273 | 0.03 |
| 当連結会計年度 | 49,938,537 | 87 | 49,938,449 | 19,582 | 1 | 19,580 | 0.03 | |
| うち譲渡性預金 | 前連結会計年度 | 1,111,955 | ― | 1,111,955 | 95 | ― | 95 | 0.00 |
| 当連結会計年度 | 1,183,474 | ― | 1,183,474 | 110 | ― | 110 | 0.00 | |
| うちコールマネー 及び売渡手形 | 前連結会計年度 | 458,549 | ― | 458,549 | 2,753 | ― | 2,753 | 0.60 |
| 当連結会計年度 | 735,000 | ― | 735,000 | 3,858 | ― | 3,858 | 0.52 | |
| うち売現先勘定 | 前連結会計年度 | 25,950 | ― | 25,950 | 0 | ― | 0 | 0.00 |
| 当連結会計年度 | 20,824 | ― | 20,824 | 0 | ― | 0 | 0.00 | |
| うち債券貸借取引 受入担保金 | 前連結会計年度 | 606,010 | ― | 606,010 | 3,499 | ― | 3,499 | 0.57 |
| 当連結会計年度 | 1,126,262 | ― | 1,126,262 | 10,930 | ― | 10,930 | 0.97 | |
| うちコマーシャル・ ペーパー | 前連結会計年度 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
| 当連結会計年度 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | |
| うち借用金 | 前連結会計年度 | 719,413 | 19,164 | 700,248 | 3,287 | 458 | 2,829 | 0.40 |
| 当連結会計年度 | 819,929 | 21,781 | 798,148 | 5,082 | 563 | 4,519 | 0.56 | |
(注) 1 資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高を、資金調達勘定は、金銭の信託運用見合額の平均残高及び利息をそれぞれ控除しております。
2 「相殺消去額」は、連結会社間の取引その他連結上の調整であります。
(3) 国内・海外別役務取引の状況
当連結会計年度の役務取引等収益合計は2,444億円、役務取引等費用合計は699億円となり、役務取引等収支合計では1,745億円となりました。
なお、国内が役務取引等収支の大宗を占めております。
国内の役務取引等収益の主な内訳は、預金・貸出金業務が前連結会計年度比155億円増加して665億円に、為替業務が前連結会計年度比47億円増加して418億円に、信託関連業務が前連結会計年度比22億円増加して264億円に、証券関連業務が16億円増加して284億円となりました。
| 種類 | 期別 | 国内 | 海外 | 相殺消去額(△) | 合計 |
| 金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | ||
| 役務取引等収益 | 前連結会計年度 | 207,978 | 182 | 34 | 208,126 |
| 当連結会計年度 | 244,238 | 304 | 45 | 244,497 | |
| うち預金・貸出業務 | 前連結会計年度 | 50,932 | 28 | ― | 50,960 |
| 当連結会計年度 | 66,502 | 122 | ― | 66,624 | |
| うち為替業務 | 前連結会計年度 | 37,109 | 154 | ― | 37,264 |
| 当連結会計年度 | 41,821 | 182 | ― | 42,003 | |
| うち信託関連業務 | 前連結会計年度 | 24,164 | ― | ― | 24,164 |
| 当連結会計年度 | 26,411 | ― | ― | 26,411 | |
| うち証券関連業務 | 前連結会計年度 | 26,788 | ― | ― | 26,788 |
| 当連結会計年度 | 28,420 | ― | ― | 28,420 | |
| うち代理業務 | 前連結会計年度 | 12,308 | ― | ― | 12,308 |
| 当連結会計年度 | 19,564 | ― | ― | 19,564 | |
| うち保護預り・ 貸金庫業務 | 前連結会計年度 | 2,914 | ― | ― | 2,914 |
| 当連結会計年度 | 3,256 | ― | ― | 3,256 | |
| うち保証業務 | 前連結会計年度 | 11,987 | ― | ― | 11,987 |
| 当連結会計年度 | 13,811 | ― | ― | 13,811 | |
| 役務取引等費用 | 前連結会計年度 | 58,526 | 211 | 32 | 58,704 |
| 当連結会計年度 | 69,703 | 251 | 43 | 69,911 | |
| うち為替業務 | 前連結会計年度 | 8,827 | ― | ― | 8,827 |
| 当連結会計年度 | 9,918 | ― | ― | 9,918 |
(注) 1 「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。また、「海外」とは、海外連結子会社であります。
2 「相殺消去額」は、連結会社間の取引その他連結上の調整であります。
(4) 国内・海外別特定取引の状況
① 特定取引収益・費用の内訳
当連結会計年度の特定取引収益は60億円となり、すべて国内で計上しております。
主な内訳は商品有価証券収益が前連結会計年度比1億円増加して4億円、特定金融派生商品収益が前連結会計年度比12億円減少して54億円となりました。
| 種類 | 期別 | 国内 | 海外 | 相殺消去額(△) | 合計 |
| 金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | ||
| 特定取引収益 | 前連結会計年度 | 7,146 | ― | ― | 7,146 |
| 当連結会計年度 | 6,094 | ― | ― | 6,094 | |
| うち商品有価証券 収益 | 前連結会計年度 | 333 | ― | ― | 333 |
| 当連結会計年度 | 472 | ― | ― | 472 | |
| うち特定取引 有価証券収益 | 前連結会計年度 | 10 | ― | ― | 10 |
| 当連結会計年度 | 118 | ― | ― | 118 | |
| うち特定金融 派生商品収益 | 前連結会計年度 | 6,734 | ― | ― | 6,734 |
| 当連結会計年度 | 5,468 | ― | ― | 5,468 | |
| うちその他の 特定取引収益 | 前連結会計年度 | 67 | ― | ― | 67 |
| 当連結会計年度 | 34 | ― | ― | 34 | |
| 特定取引費用 | 前連結会計年度 | ― | ― | ― | ― |
| 当連結会計年度 | ― | ― | ― | ― | |
| うち商品有価証券 費用 | 前連結会計年度 | ― | ― | ― | ― |
| 当連結会計年度 | ― | ― | ― | ― | |
| うち特定取引 有価証券費用 | 前連結会計年度 | ― | ― | ― | ― |
| 当連結会計年度 | ― | ― | ― | ― | |
| うち特定金融 派生商品費用 | 前連結会計年度 | ― | ― | ― | ― |
| 当連結会計年度 | ― | ― | ― | ― | |
| うちその他の 特定取引費用 | 前連結会計年度 | ― | ― | ― | ― |
| 当連結会計年度 | ― | ― | ― | ― |
(注) 1 「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。また、「海外」とは、海外連結子会社であります。
2 「相殺消去額」は、連結会社間の取引その他連結上の調整であります。
② 特定取引資産・負債の内訳(末残)
当連結会計年度末の特定取引資産は3,280億円、特定取引負債は1,209億円となり、すべて国内で計上しております。
| 種類 | 期別 | 国内 | 海外 | 相殺消去額(△) | 合計 |
| 金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | ||
| 特定取引資産 | 前連結会計年度 | 270,639 | ― | ― | 270,639 |
| 当連結会計年度 | 328,024 | ― | ― | 328,024 | |
| うち商品有価証券 | 前連結会計年度 | 11,270 | ― | ― | 11,270 |
| 当連結会計年度 | 10,520 | ― | ― | 10,520 | |
| うち商品有価証券 派生商品 | 前連結会計年度 | ― | ― | ― | ― |
| 当連結会計年度 | ― | ― | ― | ― | |
| うち特定取引 有価証券 | 前連結会計年度 | ― | ― | ― | ― |
| 当連結会計年度 | ― | ― | ― | ― | |
| うち特定取引 有価証券派生商品 | 前連結会計年度 | ― | ― | ― | ― |
| 当連結会計年度 | ― | ― | ― | ― | |
| うち特定金融 派生商品 | 前連結会計年度 | 132,632 | ― | ― | 132,632 |
| 当連結会計年度 | 151,293 | ― | ― | 151,293 | |
| うちその他の 特定取引資産 | 前連結会計年度 | 126,735 | ― | ― | 126,735 |
| 当連結会計年度 | 166,209 | ― | ― | 166,209 | |
| 特定取引負債 | 前連結会計年度 | 101,709 | ― | ― | 101,709 |
| 当連結会計年度 | 120,920 | ― | ― | 120,920 | |
| うち売付商品債券 | 前連結会計年度 | ― | ― | ― | ― |
| 当連結会計年度 | ― | ― | ― | ― | |
| うち商品有価証券 派生商品 | 前連結会計年度 | 14 | ― | ― | 14 |
| 当連結会計年度 | 6 | ― | ― | 6 | |
| うち特定取引 売付債券 | 前連結会計年度 | ― | ― | ― | ― |
| 当連結会計年度 | ― | ― | ― | ― | |
| うち特定取引 有価証券派生商品 | 前連結会計年度 | 26 | ― | ― | 26 |
| 当連結会計年度 | 1 | ― | ― | 1 | |
| うち特定金融 派生商品 | 前連結会計年度 | 101,667 | ― | ― | 101,667 |
| 当連結会計年度 | 120,912 | ― | ― | 120,912 | |
| うちその他の 特定取引負債 | 前連結会計年度 | ― | ― | ― | ― |
| 当連結会計年度 | ― | ― | ― | ― |
(注) 1 「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。また、「海外」とは、海外連結子会社であります。
2 「相殺消去額」は、連結会社間の取引その他連結上の調整であります。
(5) 国内・海外別預金残高の状況
○ 預金の種類別残高(末残)
| 種類 | 期別 | 国内 | 海外 | 相殺消去額(△) | 合計 |
| 金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | ||
| 預金合計 | 前連結会計年度 | 42,676,679 | 67,861 | ― | 42,744,541 |
| 当連結会計年度 | 51,031,902 | 76,854 | 122 | 51,108,635 | |
| うち流動性預金 | 前連結会計年度 | 30,799,606 | 32,874 | ― | 30,832,481 |
| 当連結会計年度 | 35,718,835 | 32,725 | ― | 35,751,560 | |
| うち定期性預金 | 前連結会計年度 | 10,645,840 | 34,987 | ― | 10,680,827 |
| 当連結会計年度 | 14,157,920 | 44,129 | ― | 14,202,049 | |
| うちその他 | 前連結会計年度 | 1,231,232 | ― | ― | 1,231,232 |
| 当連結会計年度 | 1,155,146 | ― | 122 | 1,155,024 | |
| 譲渡性預金 | 前連結会計年度 | 1,060,650 | ― | ― | 1,060,650 |
| 当連結会計年度 | 1,195,350 | ― | ― | 1,195,350 | |
| 総合計 | 前連結会計年度 | 43,737,329 | 67,861 | ― | 43,805,191 |
| 当連結会計年度 | 52,227,252 | 76,854 | 122 | 52,303,985 |
(注) 1 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
定期性預金=定期預金+定期積金
2 「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。また、「海外」とは、海外連結子会社であります。
3 「相殺消去額」は、連結会社間の取引その他連結上の調整であります。
(6) 国内・海外別貸出金残高の状況
① 業種別貸出状況(末残・構成比)
| 業種別 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 金額(百万円) | 構成比(%) | 金額(百万円) | 構成比(%) | |
| 国内 (除く特別国際金融取引勘定分) | 28,669,712 | 100.00 | 36,032,236 | 100.00 |
| 製造業 | 2,515,975 | 8.78 | 2,951,240 | 8.19 |
| 農業,林業 | 15,333 | 0.05 | 21,925 | 0.06 |
| 漁業 | 1,957 | 0.01 | 2,066 | 0.01 |
| 鉱業,採石業,砂利採取業 | 12,594 | 0.04 | 14,065 | 0.04 |
| 建設業 | 637,666 | 2.22 | 845,098 | 2.35 |
| 電気・ガス・熱供給・水道業 | 242,188 | 0.84 | 331,436 | 0.92 |
| 情報通信業 | 291,424 | 1.02 | 344,901 | 0.96 |
| 運輸業,郵便業 | 573,480 | 2.00 | 824,399 | 2.29 |
| 卸売業,小売業 | 2,305,734 | 8.04 | 2,788,242 | 7.74 |
| 金融業,保険業 | 633,391 | 2.21 | 771,039 | 2.14 |
| 不動産業 | 7,261,270 | 25.33 | 9,566,539 | 26.54 |
| (うちアパート・マンションローン) | (3,058,566) | (10.67) | (3,535,340) | (9.81) |
| (うち不動産賃貸業) | (3,380,809) | (11.79) | (4,608,411) | (12.79) |
| 物品賃貸業 | 325,104 | 1.13 | 432,517 | 1.20 |
| 各種サービス業 | 1,740,227 | 6.07 | 2,386,300 | 6.62 |
| 国,地方公共団体 | 1,003,357 | 3.50 | 1,065,635 | 2.96 |
| その他 | 11,110,006 | 38.76 | 13,686,826 | 37.98 |
| (うち自己居住用住宅ローン) | (10,246,642) | (35.74) | (12,665,547) | (35.15) |
| 海外及び特別国際金融取引勘定分 | 85,459 | 100.00 | 100,305 | 100.00 |
| 政府等 | ― | ― | ― | ― |
| 金融機関 | 365 | 0.43 | 658 | 0.66 |
| その他 | 85,094 | 99.57 | 99,646 | 99.34 |
| 合計 | 28,755,172 | ― | 36,132,541 | ― |
(注1) 「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。また、「海外」とは、海外連結子会社であります。
(注2) 連結子会社である株式会社関西アーバン銀行の2010年3月1日の合併により発生した貸出金に係る時価変動額は控除しております。
② 外国政府等向け債権残高(国別)
| 期別 | 国別 | 金額(百万円) |
| 前連結会計年度 | アルゼンチン | 8 |
| 合計 | 8 | |
| (資産の総額に対する割合:%) | (0.00) | |
| 当連結会計年度 | アルゼンチン | 5 |
| 合計 | 5 | |
| (資産の総額に対する割合:%) | (0.00) |
(注) 「外国政府等」とは、外国政府、中央銀行、地方公共団体、政府関係機関又は国営企業及びこれらの所在する国の民間企業等であり、日本公認会計士協会銀行等監査特別委員会報告第4号に規定する特定海外債権引当勘定を計上している国に所在する外国政府等の債権残高を掲げております。
(7) 国内・海外別有価証券の状況
○ 有価証券残高(末残)
| 種類 | 期別 | 国内 | 海外 | 相殺消去額(△) | 合計 |
| 金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | ||
| 国債 | 前連結会計年度 | 1,778,636 | ― | ― | 1,778,636 |
| 当連結会計年度 | 1,586,201 | ― | ― | 1,586,201 | |
| 地方債 | 前連結会計年度 | 555,562 | ― | ― | 555,562 |
| 当連結会計年度 | 667,728 | ― | ― | 667,728 | |
| 短期社債 | 前連結会計年度 | ― | ― | ― | ― |
| 当連結会計年度 | ― | ― | ― | ― | |
| 社債 | 前連結会計年度 | 928,050 | ― | ― | 928,050 |
| 当連結会計年度 | 1,068,299 | ― | ― | 1,068,299 | |
| 株式 | 前連結会計年度 | 1,169,134 | ― | ― | 1,169,134 |
| 当連結会計年度 | 1,001,782 | ― | ― | 1,001,782 | |
| その他の証券 | 前連結会計年度 | 853,623 | 5,527 | 11,990 | 847,160 |
| 当連結会計年度 | 1,073,460 | 2,415 | 11,990 | 1,063,885 | |
| 合計 | 前連結会計年度 | 5,285,007 | 5,527 | 11,990 | 5,278,544 |
| 当連結会計年度 | 5,397,473 | 2,415 | 11,990 | 5,387,898 |
(注) 1 「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。また、「海外」とは、海外連結子会社であります。
2 「その他の証券」には、外国債券及び外国株式を含んでおります。
3 「相殺消去額」は、連結会社間の取引その他連結上の調整であります。
(8) 「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況
連結会社のうち、「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき信託業務を営む会社は、株式会社りそな銀行1社です。
① 信託財産の運用/受入状況(信託財産残高表)
資産
| 科目 | 前連結会計年度 (2018年3月31日) | 当連結会計年度 (2019年3月31日) | ||
| 金額(百万円) | 構成比(%) | 金額(百万円) | 構成比(%) | |
| 貸出金 | 30,195 | 0.11 | 25,045 | 0.09 |
| 有価証券 | 0 | 0.00 | 0 | 0.00 |
| 信託受益権 | 25,584,390 | 93.88 | 26,045,484 | 93.51 |
| 受託有価証券 | 17,158 | 0.06 | 18,279 | 0.07 |
| 金銭債権 | 185,805 | 0.68 | 181,518 | 0.65 |
| 有形固定資産 | 353,591 | 1.30 | 359,036 | 1.29 |
| 無形固定資産 | 2,753 | 0.01 | 2,879 | 0.01 |
| その他債権 | 6,174 | 0.02 | 6,059 | 0.02 |
| 銀行勘定貸 | 1,056,058 | 3.88 | 1,155,804 | 4.15 |
| 現金預け金 | 16,420 | 0.06 | 58,795 | 0.21 |
| 合計 | 27,252,547 | 100.00 | 27,852,905 | 100.00 |
負債
| 科目 | 前連結会計年度 (2018年3月31日) | 当連結会計年度 (2019年3月31日) | ||
| 金額(百万円) | 構成比(%) | 金額(百万円) | 構成比(%) | |
| 金銭信託 | 10,012,007 | 36.74 | 11,207,846 | 40.24 |
| 年金信託 | 2,472,020 | 9.07 | 2,496,818 | 8.96 |
| 財産形成給付信託 | 1,053 | 0.00 | 1,082 | 0.00 |
| 投資信託 | 13,643,163 | 50.06 | 13,034,693 | 46.80 |
| 金銭信託以外の金銭の信託 | 307,582 | 1.13 | 295,308 | 1.06 |
| 有価証券の信託 | 17,200 | 0.07 | 18,281 | 0.07 |
| 金銭債権の信託 | 191,249 | 0.70 | 184,797 | 0.66 |
| 土地及びその定着物の信託 | 21,945 | 0.08 | 21,532 | 0.08 |
| 包括信託 | 586,325 | 2.15 | 592,543 | 2.13 |
| 合計 | 27,252,547 | 100.00 | 27,852,905 | 100.00 |
(注) 1 上記残高表には、金銭評価の困難な信託を除いております。
2 共同信託他社管理財産
| 前連結会計年度末 | 132,557百万円 |
| 当連結会計年度末 | 147,021百万円 |
② 貸出金残高の状況(業種別貸出状況)
| 業種別 | 前連結会計年度 (2018年3月31日) | 当連結会計年度 (2019年3月31日) | ||
| 金額(百万円) | 構成比(%) | 金額(百万円) | 構成比(%) | |
| 製造業 | 10 | 0.03 | ― | ― |
| 農業,林業 | ― | ― | ― | ― |
| 漁業 | ― | ― | ― | ― |
| 鉱業,採石業,砂利採取業 | ― | ― | ― | ― |
| 建設業 | ― | ― | ― | ― |
| 電気・ガス・熱供給・水道業 | ― | ― | ― | ― |
| 情報通信業 | ― | ― | ― | ― |
| 運輸業,郵便業 | 11 | 0.04 | 5 | 0.02 |
| 卸売業,小売業 | 2 | 0.01 | ― | ― |
| 金融業,保険業 | 1,779 | 5.89 | 1,634 | 6.53 |
| 不動産業 | 5,953 | 19.72 | 4,689 | 18.72 |
| (うちアパート・マンションローン) | (5,501) | (18.22) | (4,282) | (17.10) |
| (うち不動産賃貸業) | (452) | (1.50) | (407) | (1.62) |
| 物品賃貸業 | ― | ― | ― | ― |
| 各種サービス業 | ― | ― | ― | ― |
| 国,地方公共団体 | ― | ― | ― | ― |
| その他 | 22,437 | 74.31 | 18,715 | 74.73 |
| (うち自己居住用住宅ローン) | (20,929) | (69.31) | (17,625) | (70.37) |
| 合計 | 30,195 | 100.00 | 25,045 | 100.00 |
③ 有価証券残高の状況
| 科目 | 前連結会計年度 (2018年3月31日) | 当連結会計年度 (2019年3月31日) | ||
| 金額(百万円) | 構成比(%) | 金額(百万円) | 構成比(%) | |
| 国債 | ― | ― | ― | ― |
| 地方債 | ― | ― | ― | ― |
| 短期社債 | ― | ― | ― | ― |
| 社債 | ― | ― | ― | ― |
| 株式 | ― | ― | ― | ― |
| その他の証券 | 0 | 100.00 | 0 | 100.00 |
| 合計 | 0 | 100.00 | 0 | 100.00 |
④ 元本補塡契約のある信託の運用/受入状況
金銭信託
| 科目 | 前連結会計年度 (2018年3月31日) | 当連結会計年度 (2019年3月31日) | ||
| 金額(百万円) | 構成比(%) | 金額(百万円) | 構成比(%) | |
| 貸出金 | 30,195 | 2.80 | 25,045 | 2.13 |
| 有価証券 | ― | ― | ― | ― |
| その他 | 1,049,824 | 97.20 | 1,151,719 | 97.87 |
| 資産計 | 1,080,019 | 100.00 | 1,176,764 | 100.00 |
| 元本 | 1,079,892 | 99.99 | 1,176,651 | 99.99 |
| 債権償却準備金 | 91 | 0.01 | 75 | 0.01 |
| その他 | 35 | 0.00 | 38 | 0.00 |
| 負債計 | 1,080,019 | 100.00 | 1,176,764 | 100.00 |
(注) 1 信託財産の運用のため再信託された信託を含みます。
2 リスク管理債権の状況
| 前連結会計年度末 | 貸出金30,195百万円のうち、破綻先債権額は21百万円、延滞債権額は486百万円であります。なお、3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額は該当ありません。 |
| 当連結会計年度末 | 貸出金25,045百万円のうち、破綻先債権額は7百万円、延滞債権額は386百万円であります。なお、3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額は該当ありません。 |
(参考)資産の査定
資産の査定は、貸出金等の各勘定について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。
1 破産更生債権及びこれらに準ずる債権
破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。
2 危険債権
危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。
3 要管理債権
要管理債権とは、3ヵ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。
4 正常債権
正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。
資産の査定の額
| 債権の区分 | 2018年3月31日 | 2019年3月31日 |
| 金額(億円) | 金額(億円) | |
| 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 | 0 | 0 |
| 危険債権 | 4 | 3 |
| 要管理債権 | ― | ― |
| 正常債権 | 296 | 246 |
(自己資本比率の状況)
(参考)
自己資本比率は、銀行法第52条の25の規定に基づき、銀行持株会社が銀行持株会社及びその子会社の保有する資産等に照らしそれらの自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第20号)に定められた算式に基づき、連結ベースについて算出しております。
なお、当社は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては先進的内部格付手法、オペレーショナル・リスク相当額の算出においては粗利益配分手法を採用するとともに、マーケット・リスク規制を導入しております。
連結自己資本比率(国内基準)
(単位:億円、%)
| 2019年3月31日 | |
| 1.連結自己資本比率(2/3) | 10.10 |
| 2.連結における自己資本の額 | 19,259 |
| 3.リスク・アセットの額 | 190,620 |
| 4.連結総所要自己資本額 | 15,249 |
(生産、受注及び販売の状況)
「生産、受注及び販売の状況」は、銀行持株会社としての業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。
(概要)
・当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度比610億円減少し1,751億円となり、2018年5月に公表した通期目標(2,000億円)に対する達成率は87.5%となりました。(ただし、2019年4月に業績目標を1,700億円に修正しており、それに対する達成率は103.0%になります。)なお、前連結会計年度の計数に株式会社関西アーバン銀行及び株式会社みなと銀行の同期間の各連結計数を加算した計数との比較(以下、「実質前期比」)では690億円の減少となります。一時的な利益増減要因としては、株式会社関西みらいフィナンシャルグループの統合に係る損益(△316億円)、前連結会計年度に計上した保証子会社再編影響剥落(△141億円)があります。また、有価証券ポートフォリオの健全化に伴う減益影響は227億円程度になります。
業務粗利益は6,441億円と前連結会計年度比916億円増加しました。実質前期比では171億円の減少となります。預貸金利回り差の縮小等による預貸金利益の減少を住宅ローン関連業務や一般貸出関連業務のフィー収益の増加により一部補完しました。経費は4,205億円と前連結会計年度比793億円増加しました。人件費の抑制等により実質前期比ではほぼ横ばいとなります。実質業務純益は、2,256億円と前連結会計年度比140億円増加しましたが、実質前期比では154億円の減少となります。与信費用は前連結会計年度の147億円の戻入から13億円の費用と160億円増加しました。実質前期比では114億円の増加となります。
財政状態については、連結総資産は前連結会計年度末比8兆8,662億円増加して59兆1,100億円となりました。
資産の部では、有価証券は前連結会計年度末比1,093億円増加して5兆3,878億円に、貸出金は前連結会計年度末比7兆3,793億円増加して36兆1,344億円となりました。負債の部合計は、前連結会計年度末比8兆6,130億円増加して56兆7,538億円となり、内訳では預金が前連結会計年度末比8兆3,640億円増加して51兆1,086億円となりました。純資産の部合計は前連結会計年度末比2,532億円増加して2兆3,561億円となりました。前連結会計年度末の計数に株式会社関西アーバン銀行及び株式会社みなと銀行の各連結計数を加算した計数との比較では、有価証券は4,499億円減少しましたが、貸出金、預金はそれぞれ9,267億円、1兆672億円増加しております。
また、信託財産は前連結会計年度末比6,003億円増加して27兆8,529億円となりました。
なお、当グループが目標とする主な経営指標の実績は以下の表のとおりとなりました。
| 経営指標 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | 目標値 (2019年度) |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 2,362億円 | 1,751億円 | 1,700億円 |
| 連結フィー収益比率 | 30.4% | 30.0% | 30%台前半 |
| 連結経費率 | 61.7% | 65.2% | 60%程度 |
| 株主資本ROE (注) | 15.76% | 10.85% | 10%以上 |
| 普通株式等Tier1比率 (その他有価証券評価差額金除き) | 9.50% | 9.30% | 9%程度 |
(注) (親会社株主に帰属する当期純利益-優先配当相当額)÷(株主資本-優先株式残高)、期首・期末平均
・連結フィー収益比率は前連結会計年度比0.4%減少し30.0%、連結経費率は前連結会計年度比3.5%増加し65.2%、株主資本ROEは前連結会計年度比4.91%減少し10.85%となりました。また、普通株式等Tier1比率(その他有価証券評価差額金除き)は前連結会計年度比0.20%減少し9.30%となりました。目標に対して十分な水準を維持しております。
1 経営成績の分析
経営成績の概要[連結]
| 前連結会計年度 (億円) | 当連結会計年度 (億円) | 増減 (億円) | |||
| 業務粗利益 | A | 5,525 | 6,441 | 916 | |
| うち資金利益 | 3,683 | 4,359 | 675 | ||
| うち信託報酬(償却後) | 186 | 192 | 6 | ||
| (信託勘定不良債権処理額) | B | 0 | 0 | 0 | |
| うち役務取引等利益 | 1,494 | 1,745 | 251 | ||
| 経費(除く銀行臨時処理分) | C | △3,412 | △4,205 | △793 | |
| 実質業務純益 ( A - B + C + D ) | 2,116 | 2,256 | 140 | ||
| 一般貸倒引当金繰入額 | - | - | - | ||
| 臨時損益 | 64 | △205 | △270 | ||
| うち株式等関係損益 | 167 | 101 | △66 | ||
| うち不良債権処理額 | △170 | △201 | △31 | ||
| うち与信費用戻入額 | 317 | 188 | △129 | ||
| うち持分法による投資損益 | D | 2 | 21 | 18 | |
| 経常利益 | 2,177 | 2,030 | △147 | ||
| 特別利益 | 12 | 402 | 389 | ||
| 特別損失 | △32 | △46 | △14 | ||
| 税金等調整前当期純利益 | 2,158 | 2,386 | 227 | ||
| 法人税、住民税及び事業税 | △118 | △382 | △264 | ||
| 法人税等調整額 | 328 | △190 | △518 | ||
| 当期純利益 | 2,368 | 1,813 | △555 | ||
| 非支配株主に帰属する当期純利益 | △5 | △61 | △55 | ||
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 2,362 | 1,751 | △610 | ||
| 与信費用 | 147 | △13 | △160 |
(注)金額が損失又は減益の項目には△を付しております。
(1) 業務粗利益
・業務粗利益は6,441億円と前連結会計年度比916億円増加しました。前連結会計年度の計数に株式会社関西アーバン銀行及び株式会社みなと銀行の同期間の各連結計数を加算した計数との比較(以下、「実質前期比」)では171億円の減少となります。
・資金利益は、4,359億円と675億円増加しました。実質前期比では預貸金利回り差の縮小等により183億円の減少となりました。
・信託報酬は、前連結会計年度比6億円増加し、192億円となりました。役務取引等利益は、保険販売収益や住宅ローン関連収益が全体をけん引し、前連結会計年度比251億円増加の1,745億円となりました。実質前期比では54億円の増加となります。信託報酬と役務取引等利益を合わせたフィー収益比率は30.0%となり、フィー収益は過去最高水準となりました。
(2) 経費(除く銀行臨時処理分)
・経費(除く銀行臨時処理分)は4,205億円と前連結会計年度比793億円増加しました。人件費の抑制等により実質前期比ではほぼ横ばいとなります。
経費の内訳
| 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | 増減 | ||||
| (億円) | OHR | (億円) | OHR | (億円) | OHR | |
| 経費 | △3,412 | 61.75% | △ 4,205 | 65.29% | △793 | 3.54% |
| うち人件費 | △1,639 | 29.66% | △ 2,064 | 32.05% | △425 | 2.39% |
| うち物件費 | △1,543 | 27.93% | △ 1,852 | 28.75% | △308 | 0.81% |
| 業務粗利益(信託勘定不良債権処理前) | 5,525 | ― | 6,441 | ― | 915 | ― |
(3) 株式等関係損益
・株式関係損益は、前連結会計年度比66億円の減少し、101億円の利益になりました。
・政策保有株式については、中長期的な取引展望の実現可能性やリスク・リターンを検証しつつ判断しております。
株式等関係損益の内訳[連結]
| 前連結会計年度 (億円) | 当連結会計年度 (億円) | 増減 (億円) | |
| 株式等関係損益 | 167 | 101 | △ 66 |
| 株式等売却益 | 332 | 268 | △ 63 |
| 株式等売却損 | △164 | △ 150 | 13 |
| 株式等償却 | △0 | △ 16 | △ 16 |
| 投資損失引当金純繰入額 | 0 | 0 | 0 |
その他有価証券で時価のある株式[連結]
| 前連結会計年度末 (億円) | 当連結会計年度末 (億円) | 増減 (億円) | |
| 取得原価ベース | 4,484 | 3,762 | △ 722 |
| 時価ベース | 11,179 | 9,416 | △ 1,763 |
(4) 与信費用
・与信費用は、新規引当の増加や、再生・成長支援も含めた債務者区分の改善等による戻入が減少したこと等により、前連結会計年度比160億円増加し、前連結会計年度の戻入益計上から一転して13億円の費用となりました。
・また、グループ銀行5行合算の当事業年度末における開示債権額は、4,422億円、不良債権比率は1.18%と引き続き低水準で推移しました。
不良債権処理の状況[連結]
| 前連結会計年度 (億円) | 当連結会計年度 (億円) | 増減 (億円) | |
| 与信費用 | 147 | △13 | △160 |
| 信託勘定不良債権処理額 | 0 | 0 | 0 |
| 一般貸倒引当金純繰入額 | 140 | 184 | 44 |
| 貸出金償却 | △167 | △186 | △19 |
| 個別貸倒引当金純繰入額 | 43 | △92 | △136 |
| 特定海外債権引当勘定純繰入額 | 0 | △0 | △0 |
| その他不良債権処理額 | △3 | △15 | △12 |
| 償却債権取立益 | 133 | 96 | △36 |
金融再生法基準開示債権[5行合算、元本補塡契約のある信託勘定を含む]
| 前事業年度末 (億円) | 当事業年度末 (億円) | 増減 (億円) | ||
| 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 | 722 | 710 | △12 | |
| 危険債権 | 2,871 | 2,808 | △62 | |
| 要管理債権 | 1,005 | 903 | △101 | |
| 小計 | A | 4,599 | 4,422 | △176 |
| 正常債権 | B | 359,104 | 367,896 | 8,792 |
| 合計 | A+B | 363,703 | 372,319 | 8,615 |
| 不良債権比率(注2) | 1.26% | 1.18% | △0.07 | |
(注) 1 株式会社りそな銀行、株式会社埼玉りそな銀行、株式会社関西アーバン銀行、株式会社近畿大阪銀行、株式会社みなと銀行の単体計数の単純合計を表示しております。
2 不良債権比率=A/(A+B)
2 財政状態の分析
(1) 貸出金
・貸出金残高(連結)は、前連結会計年度末比7兆3,793億円増加し、36兆1,344億円となりました。前連結会計年度末の計数に株式会社関西アーバン銀行及び株式会社みなと銀行の各連結計数を加算した計数との比較では、9,267億円増加しております。
・業種別の内訳をみますと、製造業が2兆9,512億円、卸売業,小売業が2兆7,882億円、不動産業が9兆5,665億円などとなっております。
貸出金の内訳[連結]
| 前連結会計年度末 (億円) | 当連結会計年度末 (億円) | 増減 (億円) | |
| 貸出金残高(末残) | 287,551 | 361,344 | 73,793 |
| うち住宅ローン残高(注) | 133,052 | 162,011 | 28,959 |
(注)前連結会計年度末は株式会社りそな銀行、株式会社埼玉りそな銀行、株式会社近畿大阪銀行の単体計数の単純合計、当連結会計年度末は株式会社りそな銀行、株式会社埼玉りそな銀行、株式会社関西アーバン銀行、株式会社近畿大阪銀行、株式会社みなと銀行の単体計数の単純合計を表示しております。
リスク管理債権の内訳[連結]
| 前連結会計年度末 (億円) | 当連結会計年度末 (億円) | 増減 (億円) | |
| リスク管理債権 | 4,534 | 5,308 | 773 |
| 破綻先債権 | 121 | 150 | 29 |
| 延滞債権 | 2,666 | 3,538 | 872 |
| 3ヵ月以上延滞債権 | 34 | 30 | △ 4 |
| 貸出条件緩和債権 | 1,712 | 1,588 | △ 124 |
| リスク管理債権/貸出金残高(末残) | 1.57% | 1.46% | △0.10% |
業種別等貸出金の状況[連結]
| 前連結会計年度末 (億円) | 当連結会計年度末 (億円) | 増減 (億円) | |
| 国内(除く特別国際金融取引勘定分) | 286,697 | 360,322 | 73,625 |
| うち製造業 | 25,159 | 29,512 | 4,352 |
| うち建設業 | 6,376 | 8,450 | 2,074 |
| うち卸売業,小売業 | 23,057 | 27,882 | 4,825 |
| うち金融業,保険業 | 6,333 | 7,710 | 1,376 |
| うち不動産業 | 72,612 | 95,665 | 23,052 |
| うち各種サービス業 | 17,402 | 23,863 | 6,460 |
| うち自己居住用住宅ローン | 102,466 | 126,655 | 24,189 |
| 海外及び特別国際金融取引勘定分 | 854 | 1,003 | 148 |
(2) 有価証券
・有価証券は、前連結会計年度末比1,093億円増加して、5兆3,878億円となりました。前連結会計年度末の計数に株式会社関西アーバン銀行及び株式会社みなと銀行の各連結計数を加算した計数との比較では4,499億円減少しました。
・なお、その他有価証券の評価差額(時価のあるもの)は、株式を中心にして、前連結会計年度末比809億円減少し、5,772億円となっております。
有価証券残高[連結]
| 前連結会計年度末 (億円) | 当連結会計年度末 (億円) | 増減 (億円) | |
| 国債 | 17,786 | 15,862 | △ 1,924 |
| 地方債 | 5,555 | 6,677 | 1,121 |
| 社債 | 9,280 | 10,682 | 1,402 |
| 株式 | 11,691 | 10,017 | △ 1,673 |
| その他の証券 | 8,471 | 10,638 | 2,167 |
| 合計 | 52,785 | 53,878 | 1,093 |
その他有価証券の評価差額(時価のあるもの)[連結]
| 前連結会計年度末 (億円) | 当連結会計年度末 (億円) | 増減 (億円) | |
| 株式 | 6,694 | 5,653 | △ 1,041 |
| 債券 | 9 | 58 | 48 |
| 国債 | △12 | 2 | 14 |
| 地方債 | △5 | 4 | 9 |
| 社債 | 27 | 51 | 24 |
| その他 | △122 | 60 | 183 |
| 合計 | 6,582 | 5,772 | △ 809 |
(注) 連結貸借対照表の「有価証券」のほか、「現金預け金」中の譲渡性預け金、「買入金銭債権」中の信託受益権を含めて記載しております。
(3) 繰延税金資産
・繰延税金資産の純額は、前連結会計年度末比230億円増加して12億円となりました。
・資産では貸倒引当金及び貸出金償却相当分が増加しましたが、税務上の繰越欠損金相当分、評価性引当額が減少しました。負債ではその他有価証券評価差額金相当が増加しました。
・なお、当社を連結納税親法人とした連結納税を前提に計算しております。
繰延税金資産[連結]
| 前連結会計年度末 (億円) | 当連結会計年度末 (億円) | 増減 (億円) | |
| 繰延税金資産合計 | 1,685 | 1,790 | 105 |
| うち有価証券償却 | 5,376 | 5,366 | △ 9 |
| うち貸倒引当金及び貸出金償却 | 620 | 902 | 282 |
| うち税務上の繰越欠損金 | 710 | 501 | △ 209 |
| うち評価性引当額 | △5,935 | △ 6,060 | △ 125 |
| 繰延税金負債合計 | △1,903 | △ 1,777 | 125 |
| うちその他有価証券評価差額金 | △1,638 | △ 1,489 | 148 |
| うち繰延ヘッジ利益 | △147 | △ 119 | 27 |
| うち退職給付信託設定益 | △28 | △ 41 | △ 12 |
| 繰延税金資産の純額(△は繰延税金負債) | △218 | 12 | 230 |
(4) 預金
・預金は、国内個人預金、法人預金ともに増加し、前連結会計年度末比8兆3,640億円増加して51兆1,086億円となりました。
・譲渡性預金は、前連結会計年度末比1,347億円増加して1兆1,953億円となりました。
預金・譲渡性預金残高[連結]
| 前連結会計年度末 (億円) | 当連結会計年度末 (億円) | 増減 (億円) | |
| 預金 | 427,445 | 511,086 | 83,640 |
| うち国内個人預金 (注) | 262,262 | 324,406 | 62,143 |
| うち国内法人預金 (注) | 134,421 | 153,216 | 18,795 |
| 譲渡性預金 | 10,606 | 11,953 | 1,347 |
(注) 前連結会計年度末は株式会社りそな銀行、株式会社埼玉りそな銀行、株式会社近畿大阪銀行の単体計数の単純合計、当連結会計年度末は株式会社りそな銀行、株式会社埼玉りそな銀行、株式会社関西アーバン銀行、株式会社近畿大阪銀行、株式会社みなと銀行の単体計数の単純合計を表示しており、特別国際金融取引勘定を除いております。
(5) 純資産の部
・純資産の部合計は、その他有価証券評価差額金の減少がありましたが、利益の積上げや株式会社関西みらいフィナンシャルグループの統合に伴う非支配株主持分の増加などにより前連結会計年度末比2,532億円増加して2兆3,561億円となりました。
純資産の部の内訳[連結]
| 前連結会計年度末 (億円) | 当連結会計年度末 (億円) | 増減 (億円) | |
| 純資産の部合計 | 21,029 | 23,561 | 2,532 |
| うち資本金 | 504 | 504 | - |
| うち資本剰余金 | - | - | - |
| うち利益剰余金 | 15,220 | 16,149 | 928 |
| うちその他有価証券評価差額金 | 4,866 | 4,239 | △ 627 |
| うち繰延ヘッジ損益 | 334 | 271 | △ 63 |
| うち土地再評価差額金 | 436 | 422 | △ 14 |
| うち退職給付に係る調整累計額 | △429 | △ 386 | 43 |
| うち非支配株主持分 | 177 | 2,448 | 2,270 |
3 キャッシュ・フローの状況の分析
・営業活動によるキャッシュ・フローは、3,244億円の収入となりました。これは主に預金が大きく増加した一方で、貸出金も増加したことなどによるものです。前連結会計年度比では5,986億円の減少となりました。
・投資活動によるキャッシュ・フローは、2,435億円の収入となりました。これは主として有価証券の売却及び償還による収入が、有価証券の取得による支出を上回ったことによるものです。前連結会計年度比では1,330億円の増加となりました。
・財務活動によるキャッシュ・フローは、536億円の支出となりました。これは主として配当金の支払によるものです。前連結会計年度比では、前連結会計年度に計上した劣後特約付社債償還による支出の剥落等により2,122億円の支出の減少となりました。
・当連結会計年度において株式会社関西みらいフィナンシャルグループに係る株式交換による現金及び現金同等物の増加が9,362億円ありました。これらの結果、現金及び現金同等物は当期首に比べ1兆4,506億円増加して14兆7,074億円となりました。
・当グループの中核事業は銀行業であり、主に首都圏や関西圏のお客さまから預入れいただいた預金を貸出金や有価証券で運用しております。
・なお、当面の店舗・システム等への設備投資、並びに株主還元等は自己資金で対応する予定であります。
キャッシュ・フロー計算書[連結]
| 前連結会計年度 (億円) | 当連結会計年度 (億円) | 増減 (億円) | |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 9,230 | 3,244 | △ 5,986 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | 1,105 | 2,435 | 1,330 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | △2,658 | △ 536 | 2,122 |
| 現金及び現金同等物に係る換算差額 | △0 | 0 | - |
| 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | 7,676 | 5,143 | - |
| 現金及び現金同等物の期首残高 | 124,891 | 132,567 | - |
| 株式交換による現金及び現金同等物の増加額 | - | 9,362 | - |
| 現金及び現金同等物の期末残高 | 132,567 | 147,074 | - |