四半期報告書-第16期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における日本経済において、個人消費は、消費税率引き上げなどの影響による振れを伴いつつも、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかに増加し、また、企業収益も高い水準を維持するなど、各種財政・金融政策等を背景に、景気は緩やかに回復しました。このようななかで、国内株式は上昇しましたが、日本銀行の長短金利操作の継続等により国内長期金利は低水準で推移しました。今後は、個人消費は雇用・所得環境の改善が続くなかで緩やかな回復が続くことが期待され、また設備投資や輸出の増加により生産の先行きについても持ち直しに向かうことが期待されること等から、景気の緩やかな回復が続くものと考えられます。一方で海外経済の動向に関する不確実性や消費税率引き上げの影響が、景気の下押しリスクとなっています。
このような事業環境にあって、当第3四半期連結累計期間の業績は次のとおりとなりました。
(連結経営成績)
当第3四半期連結累計期間の経常収益は、保険料等収入1兆3,207億円(前年同期比5.6%増)、資産運用収益2,649億円(同9.9%減)、その他経常収益575億円(同8.8%増)を合計した結果、前第3四半期連結累計期間に比べ454億円増加し、1兆6,433億円(同2.8%増)となりました。
一方、経常費用は、保険金等支払金8,918億円(同2.5%増)、責任準備金等繰入額3,666億円(同13.1%増)、資産運用費用822億円(同2.7%減)、事業費1,602億円(同6.3%増)、その他経常費用504億円(同0.8%増)等を合計した結果、前第3四半期連結累計期間に比べ720億円増加し、1兆5,518億円(同4.9%増)となりました。
経常収益から経常費用を差し引いた経常利益は、前第3四半期連結累計期間に比べ265億円減少し、915億円(同22.5%減)となりました。
特別利益は、主に固定資産等処分益33億円(同-%)により、34億円(同-%)となりました。
特別損失は、主に価格変動準備金繰入額59億円(同47.9%減)により、66億円(同47.3%減)となりました。
経常利益に特別利益、特別損失、契約者配当準備金繰入額、法人税等合計等を加減した親会社株主に帰属する四半期純利益は、前第3四半期連結累計期間に比べ105億円減少し、508億円(同17.2%減)となりました。
(連結財政状態)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は16兆4,041億円(前連結会計年度末比3.9%増)となりました。
主な資産構成は、公社債を中心とする有価証券12兆3,453億円(同5.2%増)、貸付金1兆6,866億円(同1.0%増)、金銭の信託9,358億円(同22.3%増)、現金及び預貯金6,934億円(同15.9%減)であります。
負債合計は15兆1,425億円(同3.5%増)となりました。その大部分を占める保険契約準備金は14兆2,201億円(同2.6%増)となっております。
純資産合計は1兆2,616億円(同8.8%増)となりました。純資産の部中、その他有価証券評価差額金は4,175億円(同27.3%増)となっております。
なお、連結ソルベンシー・マージン比率は1,071.1%(前連結会計年度末は1,093.1%)となりました。また、連結実質純資産額(時価ベースの実質的な資産から資本性のない実質的な負債を差引いた額)は3兆459億円(前連結会計年度末は2兆8,963億円)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
①経営成績
太陽生命保険株式会社
当第3四半期累計期間の経常収益は、保険料等収入4,587億円(前年同期比15.0%減)、資産運用収益1,322億円(同13.2%減)、その他経常収益76億円(同28.1%増)を合計した結果、前年同期に比べ995億円減少し、5,986億円(同14.3%減)となりました。
一方、経常費用は、保険金等支払金4,209億円(同3.8%増)、責任準備金等繰入額320億円(同74.2%減)、資産運用費用419億円(同13.9%増)、事業費564億円(同2.5%減)、その他経常費用208億円(同2.5%減)を合計した結果、前年同期に比べ733億円減少し、5,721億円(同11.4%減)となりました。
この結果、経常利益は、前年同期に比べ261億円減少し、264億円(同49.7%減)となりました。
特別利益は、固定資産等処分益33億円(同-%)により、33億円(同-%)となりました。
特別損失は、主に価格変動準備金繰入額27億円(同5.6%増)、減損損失3億円(同48.0%減)により、33億円(同7.6%減)となりました。
四半期純利益は、前年同期に比べ150億円減少し、125億円(同54.4%減)となりました。
なお、基礎利益(生命保険本業の期間収益を示す指標の一つ)は402億円(前年同期比6.2%増)となりました。また、順ざや額は205億円(同53.4%増)となりました。
大同生命保険株式会社
当第3四半期累計期間の経常収益は、保険料等収入6,018億円(前年同期比1.1%減)、資産運用収益1,204億円(同11.1%減)、その他経常収益264億円(同18.8%増)を合計した結果、前年同期に比べ175億円減少し、7,487億円(同2.3%減)となりました。
一方、経常費用は、保険金等支払金3,882億円(同1.5%増)、責任準備金等繰入額1,578億円(同14.3%減)、資産運用費用403億円(同12.2%減)、事業費817億円(同6.1%増)、その他経常費用155億円(同4.8%増)を合計した結果、前年同期に比べ207億円減少し、6,837億円(同3.0%減)となりました。
この結果、経常利益は、前年同期に比べ32億円増加し、649億円(同5.3%増)となりました。
特別損失は、主に価格変動準備金繰入額26億円(同68.6%減)により、27億円(同68.1%減)となりました。
四半期純利益は、前年同期に比べ72億円増加し、389億円(同23.0%増)となりました。
なお、基礎利益は883億円(同13.3%増)となりました。また、順ざや額は268億円(同7.5%減)となりました。
T&Dフィナンシャル生命保険株式会社
当第3四半期累計期間の経常収益は、保険料等収入2,558億円(前年同期比159.2%増)、資産運用収益148億円(同63.4%増)、その他経常収益51億円(同10.6%増)を合計した結果、前年同期に比べ1,633億円増加し、2,758億円(同145.3%増)となりました。
一方、経常費用は、保険金等支払金802億円(同0.3%増)、責任準備金等繰入額1,777億円(同-%)、資産運用費用14億円(同59.7%減)、事業費145億円(同65.5%増)、その他経常費用25億円(同105.9%増)を合計した結果、前年同期に比べ1,668億円増加し、2,764億円(同152.2%増)となりました。
この結果、経常損失は6億円(前年同期は27億円の経常利益)となりました。
特別損失は、主に価格変動準備金繰入額5億円(前年同期比32.3%増)により、5億円(同32.3%増)となりました。
四半期純損失は8億円(前年同期は16億円の純利益)となりました。
なお、基礎利益は△33億円(同△12億円)となりました。また、逆ざや額は17億円(前年同期比14.8%増)となりました。
②財政状態
太陽生命保険株式会社
当第3四半期会計期間末の総資産は7兆5,687億円(前事業年度末比2.1%増)となりました。
主な資産構成は、公社債を中心とする有価証券5兆8,369億円(同5.2%増)、貸付金1兆1,189億円(同2.3%減)、現金及び預貯金2,447億円(同24.5%減)であります。
負債の部合計は7兆1,243億円(同1.8%増)となりました。その大部分を占める保険契約準備金は6兆6,014億円(同0.5%増)となっております。
純資産の部合計は4,443億円(同7.0%増)となりました。純資産の部中、その他有価証券評価差額金は1,809億円(同20.7%増)となっております。
保険会社の健全性を示す行政監督上の指標のうち、ソルベンシー・マージン比率は840.0%(前事業年度末は849.7%)となりました。また、実質純資産額は1兆1,450億円(同1兆1,114億円)となりました。
大同生命保険株式会社
当第3四半期会計期間末の総資産は7兆875億円(前事業年度末比3.6%増)となりました。
主な資産構成は、公社債を中心とする有価証券6兆203億円(同6.2%増)、貸付金5,830億円(同7.8%増)、現金及び預貯金1,858億円(同35.2%減)であります。
負債の部合計は6兆3,564億円(同2.8%増)となりました。その大部分を占める保険契約準備金は6兆1,370億円(同2.5%増)となっております。
純資産の部合計は7,311億円(同10.4%増)となりました。純資産の部中、その他有価証券評価差額金は2,295億円(同32.6%増)となっております。
ソルベンシー・マージン比率は1,271.1%(前事業年度末は1,271.9%)となりました。また、実質純資産額は1兆6,328億円(同1兆5,333億円)となりました。
T&Dフィナンシャル生命保険株式会社
当第3四半期会計期間末の総資産は1兆6,394億円(前事業年度末比13.9%増)となりました。
主な資産構成は、金銭の信託9,299億円(同22.9%増)、公社債を中心とする有価証券4,861億円(同7.0%減)、現金及び預貯金1,845億円(同42.1%増)であります。
負債の部合計は1兆5,610億円(同14.7%増)となりました。その大部分を占める保険契約準備金は1兆4,786億円(同13.7%増)となっております。
純資産の部合計は784億円(同1.4%増)となりました。純資産の部中、その他有価証券評価差額金は66億円(同42.1%増)となっております。
ソルベンシー・マージン比率は1,017.4%(前事業年度末は1,101.7%)となりました。また、実質純資産額は2,463億円(同2,329億円)となりました。
③契約業績
太陽生命保険株式会社
当第3四半期累計期間の個人保険及び個人年金保険を合計した新契約年換算保険料(転換による純増加を含みます。以下同じ)は、銀行窓口販売の販売減少等により241億円(前年同期比18.4%減)となり、前年同期と比べ減少しました。医療保障・生前給付保障等の第三分野の新契約年換算保険料についても、116億円(同9.4%減)となり、前年同期と比べ減少しました。
また、当第3四半期会計期間末の個人保険及び個人年金保険を合計した保有契約年換算保険料は、6,034億円(同1.9%減、前事業年度末比1.7%減)となり、前事業年度末と比べ減少しました。
当第3四半期累計期間の個人保険及び個人年金保険を合計した新契約高は、4,135億円(前年同期比51.3%減)となり、前年同期と比べ減少しました。
また、当第3四半期会計期間末の個人保険及び個人年金保険を合計した保有契約高は、18兆4,365億円(同8.6%減、前事業年度末比7.6%減)となり、前事業年度末と比べ減少しました。
大同生命保険株式会社
当第3四半期累計期間の個人保険及び個人年金保険を合計した新契約年換算保険料は、定期保険等の税務取扱の見直しに伴う一部商品の販売停止の影響等により353億円(前年同期比55.5%減)となり、前年同期と比べ減少しました。医療保障・生前給付保障等の第三分野の新契約年換算保険料についても、112億円(同62.4%減)となり、前年同期と比べ減少しました。
また、当第3四半期会計期間末の個人保険及び個人年金保険を合計した保有契約年換算保険料は、8,108億円(同0.7%増、前事業年度末比1.2%減)となり、前事業年度末と比べ減少しました。
当第3四半期累計期間の個人保険及び個人年金保険を合計した新契約高は、1兆9,757億円(前年同期比39.1%減)となり、前年同期と比べ減少しました。
また、当第3四半期会計期間末の個人保険及び個人年金保険を合計した保有契約高は、37兆6,356億円(同0.9%減、前事業年度末比1.3%減)となり、前事業年度末と比べ減少しました。
T&Dフィナンシャル生命保険株式会社
当第3四半期累計期間の個人保険及び個人年金保険を合計した新契約年換算保険料は、一時払商品の販売増加等により201億円(前年同期比130.2%増)となり、前年同期と比べ増加しました。医療保障・生前給付保障等の第三分野の新契約年換算保険料についても、2億円(同86.4%増)となり、前年同期と比べ増加しました。
また、当第3四半期会計期間末の個人保険及び個人年金保険を合計した保有契約年換算保険料は、1,283億円(同11.0%増、前事業年度末比11.4%増)となり、前事業年度末と比べ増加しました。
当第3四半期累計期間の個人保険及び個人年金保険を合計した新契約高は、3,407億円(前年同期比37.2%増)となり、前年同期と比べ増加しました。
また、当第3四半期会計期間末の個人保険及び個人年金保険を合計した保有契約高は、2兆3,760億円(同10.6%増、前事業年度末比9.3%増)となり、前事業年度末と比べ増加しました。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの定める経営方針・経営戦略等に重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における日本経済において、個人消費は、消費税率引き上げなどの影響による振れを伴いつつも、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかに増加し、また、企業収益も高い水準を維持するなど、各種財政・金融政策等を背景に、景気は緩やかに回復しました。このようななかで、国内株式は上昇しましたが、日本銀行の長短金利操作の継続等により国内長期金利は低水準で推移しました。今後は、個人消費は雇用・所得環境の改善が続くなかで緩やかな回復が続くことが期待され、また設備投資や輸出の増加により生産の先行きについても持ち直しに向かうことが期待されること等から、景気の緩やかな回復が続くものと考えられます。一方で海外経済の動向に関する不確実性や消費税率引き上げの影響が、景気の下押しリスクとなっています。
このような事業環境にあって、当第3四半期連結累計期間の業績は次のとおりとなりました。
(連結経営成績)
当第3四半期連結累計期間の経常収益は、保険料等収入1兆3,207億円(前年同期比5.6%増)、資産運用収益2,649億円(同9.9%減)、その他経常収益575億円(同8.8%増)を合計した結果、前第3四半期連結累計期間に比べ454億円増加し、1兆6,433億円(同2.8%増)となりました。
一方、経常費用は、保険金等支払金8,918億円(同2.5%増)、責任準備金等繰入額3,666億円(同13.1%増)、資産運用費用822億円(同2.7%減)、事業費1,602億円(同6.3%増)、その他経常費用504億円(同0.8%増)等を合計した結果、前第3四半期連結累計期間に比べ720億円増加し、1兆5,518億円(同4.9%増)となりました。
経常収益から経常費用を差し引いた経常利益は、前第3四半期連結累計期間に比べ265億円減少し、915億円(同22.5%減)となりました。
特別利益は、主に固定資産等処分益33億円(同-%)により、34億円(同-%)となりました。
特別損失は、主に価格変動準備金繰入額59億円(同47.9%減)により、66億円(同47.3%減)となりました。
経常利益に特別利益、特別損失、契約者配当準備金繰入額、法人税等合計等を加減した親会社株主に帰属する四半期純利益は、前第3四半期連結累計期間に比べ105億円減少し、508億円(同17.2%減)となりました。
(連結財政状態)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は16兆4,041億円(前連結会計年度末比3.9%増)となりました。
主な資産構成は、公社債を中心とする有価証券12兆3,453億円(同5.2%増)、貸付金1兆6,866億円(同1.0%増)、金銭の信託9,358億円(同22.3%増)、現金及び預貯金6,934億円(同15.9%減)であります。
負債合計は15兆1,425億円(同3.5%増)となりました。その大部分を占める保険契約準備金は14兆2,201億円(同2.6%増)となっております。
純資産合計は1兆2,616億円(同8.8%増)となりました。純資産の部中、その他有価証券評価差額金は4,175億円(同27.3%増)となっております。
なお、連結ソルベンシー・マージン比率は1,071.1%(前連結会計年度末は1,093.1%)となりました。また、連結実質純資産額(時価ベースの実質的な資産から資本性のない実質的な負債を差引いた額)は3兆459億円(前連結会計年度末は2兆8,963億円)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
①経営成績
太陽生命保険株式会社
当第3四半期累計期間の経常収益は、保険料等収入4,587億円(前年同期比15.0%減)、資産運用収益1,322億円(同13.2%減)、その他経常収益76億円(同28.1%増)を合計した結果、前年同期に比べ995億円減少し、5,986億円(同14.3%減)となりました。
一方、経常費用は、保険金等支払金4,209億円(同3.8%増)、責任準備金等繰入額320億円(同74.2%減)、資産運用費用419億円(同13.9%増)、事業費564億円(同2.5%減)、その他経常費用208億円(同2.5%減)を合計した結果、前年同期に比べ733億円減少し、5,721億円(同11.4%減)となりました。
この結果、経常利益は、前年同期に比べ261億円減少し、264億円(同49.7%減)となりました。
特別利益は、固定資産等処分益33億円(同-%)により、33億円(同-%)となりました。
特別損失は、主に価格変動準備金繰入額27億円(同5.6%増)、減損損失3億円(同48.0%減)により、33億円(同7.6%減)となりました。
四半期純利益は、前年同期に比べ150億円減少し、125億円(同54.4%減)となりました。
なお、基礎利益(生命保険本業の期間収益を示す指標の一つ)は402億円(前年同期比6.2%増)となりました。また、順ざや額は205億円(同53.4%増)となりました。
大同生命保険株式会社
当第3四半期累計期間の経常収益は、保険料等収入6,018億円(前年同期比1.1%減)、資産運用収益1,204億円(同11.1%減)、その他経常収益264億円(同18.8%増)を合計した結果、前年同期に比べ175億円減少し、7,487億円(同2.3%減)となりました。
一方、経常費用は、保険金等支払金3,882億円(同1.5%増)、責任準備金等繰入額1,578億円(同14.3%減)、資産運用費用403億円(同12.2%減)、事業費817億円(同6.1%増)、その他経常費用155億円(同4.8%増)を合計した結果、前年同期に比べ207億円減少し、6,837億円(同3.0%減)となりました。
この結果、経常利益は、前年同期に比べ32億円増加し、649億円(同5.3%増)となりました。
特別損失は、主に価格変動準備金繰入額26億円(同68.6%減)により、27億円(同68.1%減)となりました。
四半期純利益は、前年同期に比べ72億円増加し、389億円(同23.0%増)となりました。
なお、基礎利益は883億円(同13.3%増)となりました。また、順ざや額は268億円(同7.5%減)となりました。
T&Dフィナンシャル生命保険株式会社
当第3四半期累計期間の経常収益は、保険料等収入2,558億円(前年同期比159.2%増)、資産運用収益148億円(同63.4%増)、その他経常収益51億円(同10.6%増)を合計した結果、前年同期に比べ1,633億円増加し、2,758億円(同145.3%増)となりました。
一方、経常費用は、保険金等支払金802億円(同0.3%増)、責任準備金等繰入額1,777億円(同-%)、資産運用費用14億円(同59.7%減)、事業費145億円(同65.5%増)、その他経常費用25億円(同105.9%増)を合計した結果、前年同期に比べ1,668億円増加し、2,764億円(同152.2%増)となりました。
この結果、経常損失は6億円(前年同期は27億円の経常利益)となりました。
特別損失は、主に価格変動準備金繰入額5億円(前年同期比32.3%増)により、5億円(同32.3%増)となりました。
四半期純損失は8億円(前年同期は16億円の純利益)となりました。
なお、基礎利益は△33億円(同△12億円)となりました。また、逆ざや額は17億円(前年同期比14.8%増)となりました。
②財政状態
太陽生命保険株式会社
当第3四半期会計期間末の総資産は7兆5,687億円(前事業年度末比2.1%増)となりました。
主な資産構成は、公社債を中心とする有価証券5兆8,369億円(同5.2%増)、貸付金1兆1,189億円(同2.3%減)、現金及び預貯金2,447億円(同24.5%減)であります。
負債の部合計は7兆1,243億円(同1.8%増)となりました。その大部分を占める保険契約準備金は6兆6,014億円(同0.5%増)となっております。
純資産の部合計は4,443億円(同7.0%増)となりました。純資産の部中、その他有価証券評価差額金は1,809億円(同20.7%増)となっております。
保険会社の健全性を示す行政監督上の指標のうち、ソルベンシー・マージン比率は840.0%(前事業年度末は849.7%)となりました。また、実質純資産額は1兆1,450億円(同1兆1,114億円)となりました。
大同生命保険株式会社
当第3四半期会計期間末の総資産は7兆875億円(前事業年度末比3.6%増)となりました。
主な資産構成は、公社債を中心とする有価証券6兆203億円(同6.2%増)、貸付金5,830億円(同7.8%増)、現金及び預貯金1,858億円(同35.2%減)であります。
負債の部合計は6兆3,564億円(同2.8%増)となりました。その大部分を占める保険契約準備金は6兆1,370億円(同2.5%増)となっております。
純資産の部合計は7,311億円(同10.4%増)となりました。純資産の部中、その他有価証券評価差額金は2,295億円(同32.6%増)となっております。
ソルベンシー・マージン比率は1,271.1%(前事業年度末は1,271.9%)となりました。また、実質純資産額は1兆6,328億円(同1兆5,333億円)となりました。
T&Dフィナンシャル生命保険株式会社
当第3四半期会計期間末の総資産は1兆6,394億円(前事業年度末比13.9%増)となりました。
主な資産構成は、金銭の信託9,299億円(同22.9%増)、公社債を中心とする有価証券4,861億円(同7.0%減)、現金及び預貯金1,845億円(同42.1%増)であります。
負債の部合計は1兆5,610億円(同14.7%増)となりました。その大部分を占める保険契約準備金は1兆4,786億円(同13.7%増)となっております。
純資産の部合計は784億円(同1.4%増)となりました。純資産の部中、その他有価証券評価差額金は66億円(同42.1%増)となっております。
ソルベンシー・マージン比率は1,017.4%(前事業年度末は1,101.7%)となりました。また、実質純資産額は2,463億円(同2,329億円)となりました。
③契約業績
太陽生命保険株式会社
当第3四半期累計期間の個人保険及び個人年金保険を合計した新契約年換算保険料(転換による純増加を含みます。以下同じ)は、銀行窓口販売の販売減少等により241億円(前年同期比18.4%減)となり、前年同期と比べ減少しました。医療保障・生前給付保障等の第三分野の新契約年換算保険料についても、116億円(同9.4%減)となり、前年同期と比べ減少しました。
また、当第3四半期会計期間末の個人保険及び個人年金保険を合計した保有契約年換算保険料は、6,034億円(同1.9%減、前事業年度末比1.7%減)となり、前事業年度末と比べ減少しました。
当第3四半期累計期間の個人保険及び個人年金保険を合計した新契約高は、4,135億円(前年同期比51.3%減)となり、前年同期と比べ減少しました。
また、当第3四半期会計期間末の個人保険及び個人年金保険を合計した保有契約高は、18兆4,365億円(同8.6%減、前事業年度末比7.6%減)となり、前事業年度末と比べ減少しました。
大同生命保険株式会社
当第3四半期累計期間の個人保険及び個人年金保険を合計した新契約年換算保険料は、定期保険等の税務取扱の見直しに伴う一部商品の販売停止の影響等により353億円(前年同期比55.5%減)となり、前年同期と比べ減少しました。医療保障・生前給付保障等の第三分野の新契約年換算保険料についても、112億円(同62.4%減)となり、前年同期と比べ減少しました。
また、当第3四半期会計期間末の個人保険及び個人年金保険を合計した保有契約年換算保険料は、8,108億円(同0.7%増、前事業年度末比1.2%減)となり、前事業年度末と比べ減少しました。
当第3四半期累計期間の個人保険及び個人年金保険を合計した新契約高は、1兆9,757億円(前年同期比39.1%減)となり、前年同期と比べ減少しました。
また、当第3四半期会計期間末の個人保険及び個人年金保険を合計した保有契約高は、37兆6,356億円(同0.9%減、前事業年度末比1.3%減)となり、前事業年度末と比べ減少しました。
T&Dフィナンシャル生命保険株式会社
当第3四半期累計期間の個人保険及び個人年金保険を合計した新契約年換算保険料は、一時払商品の販売増加等により201億円(前年同期比130.2%増)となり、前年同期と比べ増加しました。医療保障・生前給付保障等の第三分野の新契約年換算保険料についても、2億円(同86.4%増)となり、前年同期と比べ増加しました。
また、当第3四半期会計期間末の個人保険及び個人年金保険を合計した保有契約年換算保険料は、1,283億円(同11.0%増、前事業年度末比11.4%増)となり、前事業年度末と比べ増加しました。
当第3四半期累計期間の個人保険及び個人年金保険を合計した新契約高は、3,407億円(前年同期比37.2%増)となり、前年同期と比べ増加しました。
また、当第3四半期会計期間末の個人保険及び個人年金保険を合計した保有契約高は、2兆3,760億円(同10.6%増、前事業年度末比9.3%増)となり、前事業年度末と比べ増加しました。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの定める経営方針・経営戦略等に重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。