四半期報告書-第20期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間の業績は次のとおりです。
(連結経営成績)
当第3四半期連結累計期間の経常収益は、保険料等収入1兆8,509億円(前年同期比13.3%増)、資産運用収益4,521億円(同21.6%増)、その他経常収益591億円(同48.5%減)を合計した結果、前第3四半期連結累計期間に比べ2,415億円増加し、2兆3,622億円(同11.4%増)となりました。
一方、経常費用は、保険金等支払金1兆6,016億円(同1.6%減)、責任準備金等繰入額1,955億円(同-%)、資産運用費用2,102億円(同70.7%増)、事業費1,862億円(同0.1%増)、その他経常費用580億円(同0.2%減)、持分法による投資損失18億円(同99.2%減)を合計した結果、前第3四半期連結累計期間に比べ119億円増加し、2兆2,535億円(同0.5%増)となりました。
経常収益から経常費用を差し引いた経常損益は、1,087億円の経常利益(前年同期は1,209億円の経常損失)となりました。
特別利益は55億円(前年同期比314.6%増)となりました。特別利益は主に、固定資産等処分益50億円(同297.4%増)によります。
特別損失は64億円(同5.9%減)となりました。特別損失は主に、価格変動準備金繰入額53億円(同8.9%減)によります。
経常利益に特別利益、特別損失、契約者配当準備金繰入額、法人税等合計等を加減した親会社株主に帰属する四半期純損益は、648億円の親会社株主に帰属する四半期純利益(前年同期は1,675億円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
なお、グループ修正利益(※)は、前第3四半期連結累計期間に比べ138億円減少し、704億円(前年同期比16.4%減)となりました。
(※)親会社株主に帰属する当期純利益に対し、市場の変動により会計上生じる一時的な評価性損益等を一部調整したグループの経営実態を表す指標の一つ。
(連結財政状態)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は16兆9,440億円(前連結会計年度末比1.0%増)となりました。
主な資産構成は、公社債を中心とする有価証券11兆9,776億円(同1.6%増)、貸付金1兆7,828億円(同1.4%増)、金銭の信託1兆1,646億円(同4.3%減)、現金及び預貯金1兆1,588億円(同1.6%増)であります。
負債合計は15兆7,648億円(同0.1%減)となりました。その大部分を占める保険契約準備金は14兆2,509億円(同1.4%増)となっております。
純資産合計は1兆1,792億円(同18.7%増)となりました。純資産の部中、その他有価証券評価差額金は4,673億円(同70.0%増)となっております。
なお、連結ソルベンシー・マージン比率は951.2%(前連結会計年度末は920.1%)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
①生命保険会社3社
ア 経営成績
太陽生命保険株式会社
当第3四半期累計期間の経常収益は、保険料等収入5,630億円(前年同期比24.9%増)、資産運用収益1,589億円(同3.2%減)、その他経常収益110億円(同91.3%減)を合計した結果、前年同期に比べ89億円減少し、7,331億円(同1.2%減)となりました。
一方、経常費用は、保険金等支払金5,225億円(同7.9%減)、責任準備金等繰入額83億円(同24.4%増)、資産運用費用813億円(同61.1%増)、事業費677億円(同3.6%増)、その他経常費用192億円(同4.0%減)を合計した結果、前年同期に比べ109億円減少し、6,992億円(同1.5%減)となりました。
この結果、経常利益は、前年同期に比べ20億円増加し、338億円(同6.3%増)となりました。
特別利益は50億円(同297.7%増)となりました。特別利益は主に、固定資産等処分益50億円(同297.2%増)によります。
特別損失は28億円(同6.3%増)となりました。特別損失は主に、価格変動準備金繰入額23億円(同4.0%減)によります。
四半期純利益は、前年同期に比べ38億円増加し、196億円(同24.0%増)となりました。
なお、基礎利益(生命保険本業の期間収益を示す指標の一つ)は204億円(前年同期比65.0%増)となりました。また、順ざや額は108億円(同70.3%減)となりました。
大同生命保険株式会社
当第3四半期累計期間の経常収益は、保険料等収入6,249億円(前年同期比4.5%増)、資産運用収益2,218億円(同29.7%増)、その他経常収益240億円(同1.8%増)を合計した結果、前年同期に比べ779億円増加し、8,709億円(同9.8%増)となりました。
一方、経常費用は、保険金等支払金4,386億円(同5.8%増)、責任準備金等繰入額1,207億円(同8.0%減)、資産運用費用1,286億円(同96.7%増)、事業費914億円(同2.8%増)、その他経常費用191億円(同4.0%増)を合計した結果、前年同期に比べ802億円増加し、7,987億円(同11.2%増)となりました。
この結果、経常利益は、前年同期に比べ22億円減少し、721億円(同3.0%減)となりました。
特別損失は25億円(同26.0%減)となりました。特別損失は主に、価格変動準備金繰入額24億円(同11.8%減)によります。
四半期純利益は、前年同期並みの448億円(同0.1%減)となりました。
なお、基礎利益は616億円(同12.6%増)となりました。また、順ざや額は149億円(同21.4%増)となりました。
T&Dフィナンシャル生命保険株式会社
当第3四半期累計期間の経常収益は、保険料等収入6,551億円(前年同期比13.4%増)、資産運用収益736億円(同94.8%増)、その他経常収益40億円(同94.6%減)を合計した結果、前年同期に比べ425億円増加し、7,328億円(同6.2%増)となりました。
一方、経常費用は、保険金等支払金6,361億円(同0.8%減)、責任準備金等繰入額674億円(同-%)、資産運用費用5億円(同92.5%減)、事業費187億円(同20.5%減)、その他経常費用44億円(同2.6%減)を合計した結果、前年同期に比べ481億円増加し、7,273億円(同7.1%増)となりました。
この結果、経常利益は、前年同期に比べ56億円減少し、54億円(同50.6%減)となりました。
特別損失は4億円(同16.0%減)となりました。特別損失は主に、価格変動準備金繰入額4億円(同16.0%減)によります。
四半期純利益は、前年同期に比べ40億円減少し、34億円(同53.8%減)となりました。
なお、基礎利益は△19億円(前年同期は26億円)となりました。また、逆ざや額は9億円(前年同期比40.4%減)となりました。
イ 財政状態
太陽生命保険株式会社
当第3四半期会計期間末の総資産は7兆3,143億円(前事業年度末比0.5%減)となりました。
主な資産構成は、公社債を中心とする有価証券5兆2,364億円(同0.6%減)、貸付金1兆312億円(同3.2%減)、現金及び預貯金6,028億円(同6.4%増)であります。
負債の部合計は7兆102億円(同1.4%減)となりました。その大部分を占める保険契約準備金は5兆9,259億円(同0.2%増)となっております。
純資産の部合計は3,041億円(同23.5%増)となりました。純資産の部中、その他有価証券評価差額金は1,575億円(同99.1%増)となっております。
保険会社の健全性を示す行政監督上の指標のうち、ソルベンシー・マージン比率は635.6%(前事業年度末は580.9%)となりました。
大同生命保険株式会社
当第3四半期会計期間末の総資産は7兆6,827億円(前事業年度末比2.9%増)となりました。
主な資産構成は、公社債を中心とする有価証券6兆3,195億円(同3.6%増)、貸付金8,335億円(同6.6%増)、現金及び預貯金2,230億円(同14.8%減)であります。
負債の部合計は6兆8,160億円(同1.8%増)となりました。その大部分を占める保険契約準備金は6兆6,096億円(同1.8%増)となっております。
純資産の部合計は8,666億円(同12.5%増)となりました。純資産の部中、その他有価証券評価差額金は3,387億円(同51.5%増)となっております。
ソルベンシー・マージン比率は1,159.6%(前事業年度末は1,116.1%)となりました。
T&Dフィナンシャル生命保険株式会社
当第3四半期会計期間末の総資産は1兆8,483億円(前事業年度末比0.8%増)となりました。
主な資産構成は、金銭の信託1兆1,563億円(同4.7%減)、公社債を中心とする有価証券4,001億円(同1.5%増)、現金及び預貯金2,378億円(同28.1%増)であります。
負債の部合計は1兆7,768億円(同0.7%増)となりました。その大部分を占める保険契約準備金は1兆7,105億円(同4.1%増)となっております。
純資産の部合計は714億円(同4.0%増)となりました。純資産の部中、その他有価証券評価差額金は△140億円(前事業年度末は△133億円)となっております。
ソルベンシー・マージン比率は571.2%(同659.4%)となりました。
ウ 契約業績
太陽生命保険株式会社
当第3四半期累計期間の個人保険及び個人年金保険を合計した新契約年換算保険料(新契約には、転換による純増加を含みます。以下同じ)は、銀行窓口販売の減少により、240億円(前年同期比7.0%減)となり、前年同期と比べ減少しました。医療保障・生前給付保障等の第三分野の新契約年換算保険料については、前年度のコロナウイルス感染拡大に伴う保障ニーズ拡大の反動等により、148億円(同8.6%減)となり、前年同期と比べ減少しました。
また、当第3四半期会計期間末の個人保険及び個人年金保険を合計した保有契約年換算保険料は、5,647億円(同1.6%減、前事業年度末比1.4%減)となり、前事業年度末と比べ減少しました。
当第3四半期累計期間の個人保険及び個人年金保険を合計した新契約高は、1,659億円(前年同期比12.2%減)となり、前年同期と比べ減少しました。
また、当第3四半期会計期間末の個人保険及び個人年金保険を合計した保有契約高は、11兆7,632億円(同11.9%減、前事業年度末比9.5%減)となり、前事業年度末と比べ減少しました。
大同生命保険株式会社
当第3四半期累計期間の個人保険及び個人年金保険を合計した新契約年換算保険料は、対面・非対面を組み合わせた丁寧なコンサルティング営業の実践等により、お客様の保障ニーズに的確にお応えしたことで、574億円(前年同期比9.5%増)となり、前年同期と比べ増加しました。医療保障・生前給付保障等の第三分野の新契約年換算保険料についても、150億円(同7.3%増)となり、前年同期と比べ増加しました。
また、当第3四半期会計期間末の個人保険及び個人年金保険を合計した保有契約年換算保険料は、8,068億円(同0.3%増、前事業年度末比0.6%増)となり、前事業年度末と比べ増加しました。
当第3四半期累計期間の個人保険及び個人年金保険を合計した新契約高は、2兆6,420億円(前年同期比6.9%増)となり、前年同期と比べ増加しました。
また、当第3四半期会計期間末の個人保険及び個人年金保険を合計した保有契約高は、36兆4,364億円(同0.8%減、前事業年度末比0.4%減)となり、前事業年度末と概ね同水準となりました。
T&Dフィナンシャル生命保険株式会社
当第3四半期累計期間の個人保険及び個人年金保険を合計した新契約年換算保険料は、一時払商品の販売好調等により、704億円(前年同期比77.4%増)となり、前年同期と比べ増加しました。医療保障・生前給付保障等の第三分野の新契約年換算保険料についても、33億円(同-%)となり、前年同期と比べ増加しました。
また、当第3四半期会計期間末の個人保険及び個人年金保険を合計した保有契約年換算保険料は、2,493億円(同36.5%増、前事業年度末比31.1%増)となり、前事業年度末と比べ増加しました。
当第3四半期累計期間の個人保険及び個人年金保険を合計した新契約高は、6,641億円(前年同期比23.6%増)となり、前年同期と比べ増加しました。
また、当第3四半期会計期間末の個人保険及び個人年金保険を合計した保有契約高は、3兆8,022億円(同20.1%増、前事業年度末比16.7%増)となり、前事業年度末と比べ増加しました。
②T&Dユナイテッドキャピタル(連結)
親会社株主に帰属する四半期純損益は、19億円の親会社株主に帰属する四半期純損失(前年同期は2,356億円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
なお、修正利益については、前年同期から96億円減少し、66億円(前年同期比59.2%減)となりました。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの定める経営方針・経営戦略等に重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間の業績は次のとおりです。
(連結経営成績)
当第3四半期連結累計期間の経常収益は、保険料等収入1兆8,509億円(前年同期比13.3%増)、資産運用収益4,521億円(同21.6%増)、その他経常収益591億円(同48.5%減)を合計した結果、前第3四半期連結累計期間に比べ2,415億円増加し、2兆3,622億円(同11.4%増)となりました。
一方、経常費用は、保険金等支払金1兆6,016億円(同1.6%減)、責任準備金等繰入額1,955億円(同-%)、資産運用費用2,102億円(同70.7%増)、事業費1,862億円(同0.1%増)、その他経常費用580億円(同0.2%減)、持分法による投資損失18億円(同99.2%減)を合計した結果、前第3四半期連結累計期間に比べ119億円増加し、2兆2,535億円(同0.5%増)となりました。
経常収益から経常費用を差し引いた経常損益は、1,087億円の経常利益(前年同期は1,209億円の経常損失)となりました。
特別利益は55億円(前年同期比314.6%増)となりました。特別利益は主に、固定資産等処分益50億円(同297.4%増)によります。
特別損失は64億円(同5.9%減)となりました。特別損失は主に、価格変動準備金繰入額53億円(同8.9%減)によります。
経常利益に特別利益、特別損失、契約者配当準備金繰入額、法人税等合計等を加減した親会社株主に帰属する四半期純損益は、648億円の親会社株主に帰属する四半期純利益(前年同期は1,675億円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
なお、グループ修正利益(※)は、前第3四半期連結累計期間に比べ138億円減少し、704億円(前年同期比16.4%減)となりました。
(※)親会社株主に帰属する当期純利益に対し、市場の変動により会計上生じる一時的な評価性損益等を一部調整したグループの経営実態を表す指標の一つ。
(連結財政状態)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は16兆9,440億円(前連結会計年度末比1.0%増)となりました。
主な資産構成は、公社債を中心とする有価証券11兆9,776億円(同1.6%増)、貸付金1兆7,828億円(同1.4%増)、金銭の信託1兆1,646億円(同4.3%減)、現金及び預貯金1兆1,588億円(同1.6%増)であります。
負債合計は15兆7,648億円(同0.1%減)となりました。その大部分を占める保険契約準備金は14兆2,509億円(同1.4%増)となっております。
純資産合計は1兆1,792億円(同18.7%増)となりました。純資産の部中、その他有価証券評価差額金は4,673億円(同70.0%増)となっております。
なお、連結ソルベンシー・マージン比率は951.2%(前連結会計年度末は920.1%)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
①生命保険会社3社
ア 経営成績
太陽生命保険株式会社
当第3四半期累計期間の経常収益は、保険料等収入5,630億円(前年同期比24.9%増)、資産運用収益1,589億円(同3.2%減)、その他経常収益110億円(同91.3%減)を合計した結果、前年同期に比べ89億円減少し、7,331億円(同1.2%減)となりました。
一方、経常費用は、保険金等支払金5,225億円(同7.9%減)、責任準備金等繰入額83億円(同24.4%増)、資産運用費用813億円(同61.1%増)、事業費677億円(同3.6%増)、その他経常費用192億円(同4.0%減)を合計した結果、前年同期に比べ109億円減少し、6,992億円(同1.5%減)となりました。
この結果、経常利益は、前年同期に比べ20億円増加し、338億円(同6.3%増)となりました。
特別利益は50億円(同297.7%増)となりました。特別利益は主に、固定資産等処分益50億円(同297.2%増)によります。
特別損失は28億円(同6.3%増)となりました。特別損失は主に、価格変動準備金繰入額23億円(同4.0%減)によります。
四半期純利益は、前年同期に比べ38億円増加し、196億円(同24.0%増)となりました。
なお、基礎利益(生命保険本業の期間収益を示す指標の一つ)は204億円(前年同期比65.0%増)となりました。また、順ざや額は108億円(同70.3%減)となりました。
大同生命保険株式会社
当第3四半期累計期間の経常収益は、保険料等収入6,249億円(前年同期比4.5%増)、資産運用収益2,218億円(同29.7%増)、その他経常収益240億円(同1.8%増)を合計した結果、前年同期に比べ779億円増加し、8,709億円(同9.8%増)となりました。
一方、経常費用は、保険金等支払金4,386億円(同5.8%増)、責任準備金等繰入額1,207億円(同8.0%減)、資産運用費用1,286億円(同96.7%増)、事業費914億円(同2.8%増)、その他経常費用191億円(同4.0%増)を合計した結果、前年同期に比べ802億円増加し、7,987億円(同11.2%増)となりました。
この結果、経常利益は、前年同期に比べ22億円減少し、721億円(同3.0%減)となりました。
特別損失は25億円(同26.0%減)となりました。特別損失は主に、価格変動準備金繰入額24億円(同11.8%減)によります。
四半期純利益は、前年同期並みの448億円(同0.1%減)となりました。
なお、基礎利益は616億円(同12.6%増)となりました。また、順ざや額は149億円(同21.4%増)となりました。
T&Dフィナンシャル生命保険株式会社
当第3四半期累計期間の経常収益は、保険料等収入6,551億円(前年同期比13.4%増)、資産運用収益736億円(同94.8%増)、その他経常収益40億円(同94.6%減)を合計した結果、前年同期に比べ425億円増加し、7,328億円(同6.2%増)となりました。
一方、経常費用は、保険金等支払金6,361億円(同0.8%減)、責任準備金等繰入額674億円(同-%)、資産運用費用5億円(同92.5%減)、事業費187億円(同20.5%減)、その他経常費用44億円(同2.6%減)を合計した結果、前年同期に比べ481億円増加し、7,273億円(同7.1%増)となりました。
この結果、経常利益は、前年同期に比べ56億円減少し、54億円(同50.6%減)となりました。
特別損失は4億円(同16.0%減)となりました。特別損失は主に、価格変動準備金繰入額4億円(同16.0%減)によります。
四半期純利益は、前年同期に比べ40億円減少し、34億円(同53.8%減)となりました。
なお、基礎利益は△19億円(前年同期は26億円)となりました。また、逆ざや額は9億円(前年同期比40.4%減)となりました。
イ 財政状態
太陽生命保険株式会社
当第3四半期会計期間末の総資産は7兆3,143億円(前事業年度末比0.5%減)となりました。
主な資産構成は、公社債を中心とする有価証券5兆2,364億円(同0.6%減)、貸付金1兆312億円(同3.2%減)、現金及び預貯金6,028億円(同6.4%増)であります。
負債の部合計は7兆102億円(同1.4%減)となりました。その大部分を占める保険契約準備金は5兆9,259億円(同0.2%増)となっております。
純資産の部合計は3,041億円(同23.5%増)となりました。純資産の部中、その他有価証券評価差額金は1,575億円(同99.1%増)となっております。
保険会社の健全性を示す行政監督上の指標のうち、ソルベンシー・マージン比率は635.6%(前事業年度末は580.9%)となりました。
大同生命保険株式会社
当第3四半期会計期間末の総資産は7兆6,827億円(前事業年度末比2.9%増)となりました。
主な資産構成は、公社債を中心とする有価証券6兆3,195億円(同3.6%増)、貸付金8,335億円(同6.6%増)、現金及び預貯金2,230億円(同14.8%減)であります。
負債の部合計は6兆8,160億円(同1.8%増)となりました。その大部分を占める保険契約準備金は6兆6,096億円(同1.8%増)となっております。
純資産の部合計は8,666億円(同12.5%増)となりました。純資産の部中、その他有価証券評価差額金は3,387億円(同51.5%増)となっております。
ソルベンシー・マージン比率は1,159.6%(前事業年度末は1,116.1%)となりました。
T&Dフィナンシャル生命保険株式会社
当第3四半期会計期間末の総資産は1兆8,483億円(前事業年度末比0.8%増)となりました。
主な資産構成は、金銭の信託1兆1,563億円(同4.7%減)、公社債を中心とする有価証券4,001億円(同1.5%増)、現金及び預貯金2,378億円(同28.1%増)であります。
負債の部合計は1兆7,768億円(同0.7%増)となりました。その大部分を占める保険契約準備金は1兆7,105億円(同4.1%増)となっております。
純資産の部合計は714億円(同4.0%増)となりました。純資産の部中、その他有価証券評価差額金は△140億円(前事業年度末は△133億円)となっております。
ソルベンシー・マージン比率は571.2%(同659.4%)となりました。
ウ 契約業績
太陽生命保険株式会社
当第3四半期累計期間の個人保険及び個人年金保険を合計した新契約年換算保険料(新契約には、転換による純増加を含みます。以下同じ)は、銀行窓口販売の減少により、240億円(前年同期比7.0%減)となり、前年同期と比べ減少しました。医療保障・生前給付保障等の第三分野の新契約年換算保険料については、前年度のコロナウイルス感染拡大に伴う保障ニーズ拡大の反動等により、148億円(同8.6%減)となり、前年同期と比べ減少しました。
また、当第3四半期会計期間末の個人保険及び個人年金保険を合計した保有契約年換算保険料は、5,647億円(同1.6%減、前事業年度末比1.4%減)となり、前事業年度末と比べ減少しました。
当第3四半期累計期間の個人保険及び個人年金保険を合計した新契約高は、1,659億円(前年同期比12.2%減)となり、前年同期と比べ減少しました。
また、当第3四半期会計期間末の個人保険及び個人年金保険を合計した保有契約高は、11兆7,632億円(同11.9%減、前事業年度末比9.5%減)となり、前事業年度末と比べ減少しました。
大同生命保険株式会社
当第3四半期累計期間の個人保険及び個人年金保険を合計した新契約年換算保険料は、対面・非対面を組み合わせた丁寧なコンサルティング営業の実践等により、お客様の保障ニーズに的確にお応えしたことで、574億円(前年同期比9.5%増)となり、前年同期と比べ増加しました。医療保障・生前給付保障等の第三分野の新契約年換算保険料についても、150億円(同7.3%増)となり、前年同期と比べ増加しました。
また、当第3四半期会計期間末の個人保険及び個人年金保険を合計した保有契約年換算保険料は、8,068億円(同0.3%増、前事業年度末比0.6%増)となり、前事業年度末と比べ増加しました。
当第3四半期累計期間の個人保険及び個人年金保険を合計した新契約高は、2兆6,420億円(前年同期比6.9%増)となり、前年同期と比べ増加しました。
また、当第3四半期会計期間末の個人保険及び個人年金保険を合計した保有契約高は、36兆4,364億円(同0.8%減、前事業年度末比0.4%減)となり、前事業年度末と概ね同水準となりました。
T&Dフィナンシャル生命保険株式会社
当第3四半期累計期間の個人保険及び個人年金保険を合計した新契約年換算保険料は、一時払商品の販売好調等により、704億円(前年同期比77.4%増)となり、前年同期と比べ増加しました。医療保障・生前給付保障等の第三分野の新契約年換算保険料についても、33億円(同-%)となり、前年同期と比べ増加しました。
また、当第3四半期会計期間末の個人保険及び個人年金保険を合計した保有契約年換算保険料は、2,493億円(同36.5%増、前事業年度末比31.1%増)となり、前事業年度末と比べ増加しました。
当第3四半期累計期間の個人保険及び個人年金保険を合計した新契約高は、6,641億円(前年同期比23.6%増)となり、前年同期と比べ増加しました。
また、当第3四半期会計期間末の個人保険及び個人年金保険を合計した保有契約高は、3兆8,022億円(同20.1%増、前事業年度末比16.7%増)となり、前事業年度末と比べ増加しました。
②T&Dユナイテッドキャピタル(連結)
親会社株主に帰属する四半期純損益は、19億円の親会社株主に帰属する四半期純損失(前年同期は2,356億円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
なお、修正利益については、前年同期から96億円減少し、66億円(前年同期比59.2%減)となりました。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの定める経営方針・経営戦略等に重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。