四半期報告書-第148期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)

【提出】
2020/02/13 9:27
【資料】
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【項目】
36項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間のわが国経済は、雇用環境が改善し、緩やかに回復したものの、通商問題を巡る海外経済の不確実性から、先行き不透明な状況が続きました。
オフィスビル業界におきましては、東京・大阪各ビジネス地区の空室率は引き続き低水準で推移し、賃料水準も緩やかな上昇傾向が継続するなど、堅調な状況が続きました。
こうした状況の下で、当社グループは競合ビルとの差別化を目指し、ビル管理品質向上活動を推進するなど顧客目線に立った木目の細かいテナントサービスを提供し、高水準の入居状況を維持すると共に、賃料水準の引き上げも行い、営業収益の拡大に努めました。
2018年4月に策定いたしました中期経営計画「“Design 100”プロジェクト Phase-Ⅱ」では、5つの重点施策として、「都心大型オフィスビルの取得」、「投資対象の拡充」、「海外事業の推進」、「既存アセットの競争力維持・強化」及び「ビル管理事業の強化・拡大」を掲げ、5年計画の2年目として着実に成果を上げてきております。
重点施策のうち「投資対象の拡充」では、2019年4月に、JR東京駅から徒歩圏の好立地に位置する商業ビル「日本橋三丁目ビル」(東京都中央区、地上7階、地下2階、延床面積2,305㎡)を取得いたしました。さらに、2019年11月に、札幌市の中心部において「ダイビルPIVOT」(地上9階、地下3階、延床面積20,814㎡)ほか同街区に立地する「ダイビルPIVOT西館」(地上3階、延床面積214㎡)「ダイビルPIVOT南館」(地上7階、地下2階、延床面積2,567㎡)の計3物件を取得いたしました。当面はこれまで通り「ダイビルPIVOT」等の運営を継続するものとし、将来的には3棟一体での再開発を計画してまいります。
同じく、「投資対象の拡充」の一環として開発を進めてまいりました「(仮称)秋葉原プロジェクト」(東京都千代田区、地上11階、地下2階、延床面積4,948㎡)は2019年7月に竣工し、正式名称を「BiTO AKIBA」として、11月にグランドオープンいたしました。「BiTO」は、<美しい都=BiTO>と<ビルに集う人々=BiTO>を表す、商業ビルシリーズの新ブランドです。
また、「海外事業の推進」では、豪州のシドニー中心地区で取得いたしましたオフィスビル開発プロジェクト「275 George Street」(地上15階、地下3階、貸床面積約7,200㎡)の建設工事が、2020年央の竣工に向けて順調に進捗しております。
当第3四半期連結累計期間の業績は、営業収益は31,657百万円と前年同四半期に比べ1,317百万円(4.3%)の増収、営業利益は8,922百万円と1,193百万円(15.4%)の増益となりました。
営業外損益では、当第3四半期連結累計期間は持分法による投資利益の計上はありませんでしたが、為替差損は減少し、営業利益の増益を受け、経常利益は8,575百万円と936百万円(12.3%)の増益となりました。
特別損益につきましては、当第3四半期連結累計期間は特別利益として投資有価証券売却益409百万円、特別損失として建替関連損失183百万円、固定資産除却損7百万円を計上いたしました。一方、前年同四半期は特別利益として投資有価証券売却益144百万円、特別損失として建替関連損失61百万円、投資有価証券売却損19百万円を計上いたしました。
この結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は6,091百万円と787百万円(14.8%)の増益となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 土地建物賃貸事業
連結売上高の76.7%を占める当セグメントでは、既存ビルの稼働状況の向上、新規取得ビル「日本橋三丁目ビル」「ダイビルPIVOT」他2棟、新規稼働ビル「BiTO AKIBA」の収益寄与等により、営業収益は24,284百万円と1,255百万円(5.5%)の増収となりました。費用面では、これら新規ビルにかかる不動産取得税等の一時費用の発生及び固定資産税の増加がありましたが、減価償却費及び修繕費が減少したこと等により、営業利益は9,588百万円と1,145百万円(13.6%)の増益となりました。
② ビル管理事業
連結売上高の21.8%を占める当セグメントでは、一部受託契約の解約等の影響により、営業収益は6,912百万円と16百万円(0.2%)の減収となりましたが、営業利益は446百万円と10百万円(2.4%)の増益となりました。
③ その他
連結売上高の1.5%を占める当セグメントでは、工事請負高が増加したこと等により、営業収益は460百万円と77百万円(20.3%)の増収となりましたが、営業利益は139百万円と24百万円(14.8%)の減益となりました。
(注) 1 セグメントごとの業績の売上高については、セグメント間の内部取引を含んでおりません。
2 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、工事請負、工事管理、不動産
仲介等を含んでおります。
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて14,100百万円増加し、378,854百万円となりました。流動資産は、前連結会計年度末に比べて7,717百万円減少し、10,240百万円になりました。これは主として、現金及び預金が減少したこと等によるものであります。固定資産は、前連結会計年度末に比べて21,818百万円増加し、368,614百万円になりました。これは主として、「日本橋三丁目ビル」及び「ダイビルPIVOT」他2棟の取得、並びに「BiTO AKIBA」の竣工に伴う有形固定資産の増加等によるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べて10,119百万円増加し、219,145百万円となりました。流動負債は、前連結会計年度末に比べて11,335百万円増加し、32,418百万円になりました。これは主として、1年内返済予定の長期借入金及び1年内償還予定の社債が増加したこと等によるものであります。固定負債は、前連結会計年度末に比べて1,215百万円減少し、186,726百万円になりました。これは主として、社債は増加しましたが、長期借入金が減少したこと等によるものであります。なお、有利子負債の合計額は、前連結会計年度末に比べて10,107百万円増加し、163,520百万円となりました。
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べて3,980百万円増加し、159,709百万円となりました。これは主として、為替換算調整勘定は減少しましたが、利益剰余金及びその他有価証券評価差額金が増加したこと等によるものであります。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動
該当事項はありません。

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