四半期報告書-第157期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
<経営成績>当第3四半期連結累計期間の営業収益は、新型コロナウイルス感染症の影響による全事業での減収により357,116百万円(前年同期比23.6%減)となりました。営業損益は、新型コロナウイルス感染症の影響による交通事業やレジャー・サービス事業を中心とした減収により前年同期に比べ53,016百万円収支悪化し9,895百万円の損失となりました。経常損益は、営業損失により前年同期に比べ48,950百万円収支悪化し3,485百万円の損失となり、親会社株主に帰属する四半期純損益は、前年の整理損失引当金戻入額の反動減や投資有価証券評価損の計上などにより前年同期に比べ37,347百万円収支悪化し8,820百万円の損失となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
①交通事業
交通事業の営業収益は、新型コロナウイルス感染症の影響での外出自粛により79,014百万円(前年同期比38.1%減)となり、営業損益は、全事業の減収により前年同期に比べ34,372百万円収支悪化し11,867百万円の損失となりました。
(業種別営業成績表)
②運送事業
運送事業の営業収益は、新型コロナウイルス感染症の影響での貨物取扱量の減少などにより96,882百万円(前年同期比8.7%減)となり、営業利益は、減収により2,068百万円(前年同期比61.5%減)となりました。
(業種別営業成績表)
③不動産事業
不動産事業の営業収益は、分譲マンション販売による増収はあったものの、不動産賃貸業における駐車場利用の減少などにより64,803百万円(前年同期比3.2%減)となりました。一方、営業利益は、分譲マンション販売における増収により9,549百万円(前年同期比14.0%増)となりました。
(業種別営業成績表)
④レジャー・サービス事業
レジャー・サービス事業の営業収益は、新型コロナウイルス感染症の影響での観光需要の低下により15,656百万円(前年同期比60.4%減)となり、営業損益は、全事業の減収により前年同期に比べ11,669百万円収支悪化し10,056百万円の損失となりました。
(業種別営業成績表)
⑤流通事業
流通事業の営業収益は、新型コロナウイルス感染症の影響での外出自粛や百貨店業における臨時休業により81,549百万円(前年同期比24.6%減)となり、営業損益は、減収により前年同期に比べ2,575百万円収支悪化し1,868百万円の損失となりました。
(業種別営業成績表)
⑥航空関連サービス事業
航空関連サービス事業の営業収益は、新型コロナウイルス感染症の影響での機内食事業の受注減少により16,106百万円(前年同期比19.4%減)となり、営業利益は、減収により1,704百万円(前年同期比39.4%減)となりました。
(業種別営業成績表)
⑦その他の事業
その他の事業の営業収益は、新型コロナウイルス感染症の影響での受注減少により30,582百万円(前年同期比11.2%減)となり、営業利益は、減収により699百万円(前年同期比54.2%減)となりました。
(業種別営業成績表)
<財政状態>当第3四半期連結会計期間末における総資産は、資金調達により現金及び預金が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ16,238百万円増加し1,181,217百万円となりました。
負債は、工事代金の支払等により支払手形及び買掛金が減少した一方、社債や借入金が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ31,652百万円増加し758,229百万円となりました。
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上による利益剰余金の減少などにより、前連結会計年度末に比べ15,414百万円減少し422,987百万円となりました。
(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第3四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
特記すべき事項はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
<経営成績>当第3四半期連結累計期間の営業収益は、新型コロナウイルス感染症の影響による全事業での減収により357,116百万円(前年同期比23.6%減)となりました。営業損益は、新型コロナウイルス感染症の影響による交通事業やレジャー・サービス事業を中心とした減収により前年同期に比べ53,016百万円収支悪化し9,895百万円の損失となりました。経常損益は、営業損失により前年同期に比べ48,950百万円収支悪化し3,485百万円の損失となり、親会社株主に帰属する四半期純損益は、前年の整理損失引当金戻入額の反動減や投資有価証券評価損の計上などにより前年同期に比べ37,347百万円収支悪化し8,820百万円の損失となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
①交通事業
交通事業の営業収益は、新型コロナウイルス感染症の影響での外出自粛により79,014百万円(前年同期比38.1%減)となり、営業損益は、全事業の減収により前年同期に比べ34,372百万円収支悪化し11,867百万円の損失となりました。
(業種別営業成績表)
営業収益 | 営業利益 | |||||
当第3四半期 | 前第3四半期 | 増減率 | 当第3四半期 | 前第3四半期 | 増減率 | |
百万円 | 百万円 | % | 百万円 | 百万円 | % | |
鉄軌道事業 | 48,496 | 74,815 | △35.2 | △4,749 | 17,765 | ― |
バス事業 | 20,139 | 34,221 | △41.1 | △4,660 | 3,621 | ― |
タクシー事業 | 12,153 | 20,530 | △40.8 | △2,579 | 1,002 | ― |
調整額 | △1,775 | △1,826 | ― | 122 | 116 | ― |
計 | 79,014 | 127,740 | △38.1 | △11,867 | 22,505 | ― |
②運送事業
運送事業の営業収益は、新型コロナウイルス感染症の影響での貨物取扱量の減少などにより96,882百万円(前年同期比8.7%減)となり、営業利益は、減収により2,068百万円(前年同期比61.5%減)となりました。
(業種別営業成績表)
営業収益 | 営業利益 | |||||
当第3四半期 | 前第3四半期 | 増減率 | 当第3四半期 | 前第3四半期 | 増減率 | |
百万円 | 百万円 | % | 百万円 | 百万円 | % | |
トラック事業 | 112,451 | 120,884 | △7.0 | 2,878 | 4,187 | △31.3 |
海運事業 | 9,801 | 13,211 | △25.8 | △860 | 1,147 | ― |
調整額 | △25,370 | △28,027 | ― | 50 | 36 | ― |
計 | 96,882 | 106,068 | △8.7 | 2,068 | 5,371 | △61.5 |
③不動産事業
不動産事業の営業収益は、分譲マンション販売による増収はあったものの、不動産賃貸業における駐車場利用の減少などにより64,803百万円(前年同期比3.2%減)となりました。一方、営業利益は、分譲マンション販売における増収により9,549百万円(前年同期比14.0%増)となりました。
(業種別営業成績表)
営業収益 | 営業利益 | |||||
当第3四半期 | 前第3四半期 | 増減率 | 当第3四半期 | 前第3四半期 | 増減率 | |
百万円 | 百万円 | % | 百万円 | 百万円 | % | |
不動産賃貸業 | 32,942 | 36,916 | △10.8 | 4,928 | 7,237 | △31.9 |
不動産分譲業 | 26,973 | 24,437 | 10.4 | 2,158 | 782 | 176.0 |
不動産管理業 | 10,687 | 11,294 | △5.4 | 244 | 454 | △46.2 |
調整額 | △5,800 | △5,709 | ― | 2,217 | △99 | ― |
計 | 64,803 | 66,939 | △3.2 | 9,549 | 8,374 | 14.0 |
④レジャー・サービス事業
レジャー・サービス事業の営業収益は、新型コロナウイルス感染症の影響での観光需要の低下により15,656百万円(前年同期比60.4%減)となり、営業損益は、全事業の減収により前年同期に比べ11,669百万円収支悪化し10,056百万円の損失となりました。
(業種別営業成績表)
営業収益 | 営業利益 | |||||
当第3四半期 | 前第3四半期 | 増減率 | 当第3四半期 | 前第3四半期 | 増減率 | |
百万円 | 百万円 | % | 百万円 | 百万円 | % | |
ホテル業 | 4,582 | 14,522 | △68.4 | △4,122 | 1,064 | ― |
観光施設事業 | 8,453 | 15,636 | △45.9 | △1,229 | 823 | ― |
旅行業 | 2,976 | 9,843 | △69.8 | △4,698 | △262 | ― |
調整額 | △355 | △475 | ― | △6 | △11 | ― |
計 | 15,656 | 39,526 | △60.4 | △10,056 | 1,613 | ― |
⑤流通事業
流通事業の営業収益は、新型コロナウイルス感染症の影響での外出自粛や百貨店業における臨時休業により81,549百万円(前年同期比24.6%減)となり、営業損益は、減収により前年同期に比べ2,575百万円収支悪化し1,868百万円の損失となりました。
(業種別営業成績表)
営業収益 | 営業利益 | |||||
当第3四半期 | 前第3四半期 | 増減率 | 当第3四半期 | 前第3四半期 | 増減率 | |
百万円 | 百万円 | % | 百万円 | 百万円 | % | |
百貨店業 | 32,233 | 48,646 | △33.7 | △1,616 | △73 | ― |
その他物品販売 | 49,999 | 60,439 | △17.3 | △252 | 663 | ― |
調整額 | △683 | △888 | ― | 0 | 116 | ― |
計 | 81,549 | 108,197 | △24.6 | △1,868 | 706 | ― |
⑥航空関連サービス事業
航空関連サービス事業の営業収益は、新型コロナウイルス感染症の影響での機内食事業の受注減少により16,106百万円(前年同期比19.4%減)となり、営業利益は、減収により1,704百万円(前年同期比39.4%減)となりました。
(業種別営業成績表)
営業収益 | 営業利益 | |||||
当第3四半期 | 前第3四半期 | 増減率 | 当第3四半期 | 前第3四半期 | 増減率 | |
百万円 | 百万円 | % | 百万円 | 百万円 | % | |
航空関連サービス事業 | 16,368 | 20,312 | △19.4 | 1,698 | 2,809 | △39.5 |
調整額 | △261 | △318 | ― | 5 | 5 | ― |
計 | 16,106 | 19,993 | △19.4 | 1,704 | 2,814 | △39.4 |
⑦その他の事業
その他の事業の営業収益は、新型コロナウイルス感染症の影響での受注減少により30,582百万円(前年同期比11.2%減)となり、営業利益は、減収により699百万円(前年同期比54.2%減)となりました。
(業種別営業成績表)
営業収益 | 営業利益 | |||||
当第3四半期 | 前第3四半期 | 増減率 | 当第3四半期 | 前第3四半期 | 増減率 | |
百万円 | 百万円 | % | 百万円 | 百万円 | % | |
設備保守整備事業 | 16,484 | 19,493 | △15.4 | 194 | 714 | △72.8 |
その他事業 | 14,618 | 15,405 | △5.1 | 496 | 802 | △38.2 |
調整額 | △520 | △441 | ― | 8 | 9 | ― |
計 | 30,582 | 34,456 | △11.2 | 699 | 1,527 | △54.2 |
<財政状態>当第3四半期連結会計期間末における総資産は、資金調達により現金及び預金が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ16,238百万円増加し1,181,217百万円となりました。
負債は、工事代金の支払等により支払手形及び買掛金が減少した一方、社債や借入金が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ31,652百万円増加し758,229百万円となりました。
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上による利益剰余金の減少などにより、前連結会計年度末に比べ15,414百万円減少し422,987百万円となりました。
(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第3四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
特記すべき事項はありません。