四半期報告書-第157期第1四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
<経営成績>当第1四半期連結累計期間の営業収益は、不動産事業における分譲マンション販売の引渡戸数の増加による増収があったものの、新型コロナウイルス感染症による外出自粛などの影響により109,052百万円(前年同期比25.7%減)となりました。営業損益は、新型コロナウイルス感染症の影響による交通事業やレジャー・サービス事業を中心とした減収により前年同期に比べ22,757百万円収支悪化し10,250百万円の損失となりました。経常損益は、営業損失により前年同期に比べ22,360百万円収支悪化し8,526百万円の損失となり、親会社株主に帰属する四半期純損益は、投資有価証券評価損の計上などにより前年同期に比べ16,831百万円収支悪化し7,622百万円の損失となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
①交通事業
交通事業の営業収益は、新型コロナウイルス感染症の影響での外出自粛により21,523百万円(前年同期比49.4%減)となり、営業損益は、全事業の減収により前年同期に比べ16,683百万円収支悪化し8,638百万円の損失となりました。
(業種別営業成績表)
②運送事業
運送事業の営業収益は、新型コロナウイルス感染症の影響での貨物取扱量の減少などにより30,102百万円(前年同期比12.1%減)となり、営業損益は、減収により前年同期に比べ1,931百万円収支悪化し390百万円の損失となりました。
(業種別営業成績表)
③不動産事業
不動産事業の営業収益は、分譲マンション販売の引渡戸数の増加により29,269百万円(前年同期比56.3%増)となり、営業利益は、不動産分譲業の増収により5,617百万円(前年同期比152.8%増)となりました。
(業種別営業成績表)
④レジャー・サービス事業
レジャー・サービス事業の営業収益は、新型コロナウイルス感染症の影響での観光需要の低下により2,434百万円(前年同期比81.1%減)となり、営業損益は、全事業の減収により前年同期に比べ5,336百万円収支悪化し5,125百万円の損失となりました。
(業種別営業成績表)
⑤流通事業
流通事業の営業収益は、新型コロナウイルス感染症の影響での外出自粛や百貨店業における臨時休業により21,763百万円(前年同期比38.0%減)となり、営業損益は、減収により前年同期に比べ1,529百万円収支悪化し1,294百万円の損失となりました。
(業種別営業成績表)
⑥航空関連サービス事業
航空関連サービス事業の営業収益は、新型コロナウイルス感染症の影響での機内食事業の受注減少により4,411百万円(前年同期比19.5%減)となり、営業損益は、減収により前年同期に比べ333百万円収支悪化し216百万円の損失となりました。
(業種別営業成績表)
⑦その他の事業
その他の事業の営業収益は、新型コロナウイルス感染症の影響での受注減少により9,256百万円(前年同期比0.3%減)となり、営業損益は、減収などにより前年同期に比べ57百万円収支悪化し49百万円の損失となりました。
(業種別営業成績表)
<財政状態>当第1四半期連結会計期間末における総資産は、未収債権の回収などにより受取手形及び売掛金が減少したことに加え、分譲マンション販売により分譲土地建物が減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ17,675百万円減少し1,147,303百万円となりました。
負債は、資金調達により社債や借入金が増加した一方、工事代金の支払等により支払手形及び買掛金が減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ3,599百万円減少し722,978百万円となりました。
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上による利益剰余金の減少などにより、前連結会計年度末に比べ14,076百万円減少し424,325百万円となりました。
(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第1四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
特記すべき事項はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
<経営成績>当第1四半期連結累計期間の営業収益は、不動産事業における分譲マンション販売の引渡戸数の増加による増収があったものの、新型コロナウイルス感染症による外出自粛などの影響により109,052百万円(前年同期比25.7%減)となりました。営業損益は、新型コロナウイルス感染症の影響による交通事業やレジャー・サービス事業を中心とした減収により前年同期に比べ22,757百万円収支悪化し10,250百万円の損失となりました。経常損益は、営業損失により前年同期に比べ22,360百万円収支悪化し8,526百万円の損失となり、親会社株主に帰属する四半期純損益は、投資有価証券評価損の計上などにより前年同期に比べ16,831百万円収支悪化し7,622百万円の損失となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
①交通事業
交通事業の営業収益は、新型コロナウイルス感染症の影響での外出自粛により21,523百万円(前年同期比49.4%減)となり、営業損益は、全事業の減収により前年同期に比べ16,683百万円収支悪化し8,638百万円の損失となりました。
(業種別営業成績表)
営業収益 | 営業利益 | |||||
当第1四半期 | 前第1四半期 | 増減率 | 当第1四半期 | 前第1四半期 | 増減率 | |
百万円 | 百万円 | % | 百万円 | 百万円 | % | |
鉄軌道事業 | 13,812 | 24,754 | △44.2 | △3,945 | 6,467 | ― |
バス事業 | 5,130 | 11,583 | △55.7 | △2,988 | 1,299 | ― |
タクシー事業 | 3,170 | 6,772 | △53.2 | △1,749 | 244 | ― |
調整額 | △589 | △603 | ― | 44 | 33 | ― |
計 | 21,523 | 42,506 | △49.4 | △8,638 | 8,045 | ― |
②運送事業
運送事業の営業収益は、新型コロナウイルス感染症の影響での貨物取扱量の減少などにより30,102百万円(前年同期比12.1%減)となり、営業損益は、減収により前年同期に比べ1,931百万円収支悪化し390百万円の損失となりました。
(業種別営業成績表)
営業収益 | 営業利益 | |||||
当第1四半期 | 前第1四半期 | 増減率 | 当第1四半期 | 前第1四半期 | 増減率 | |
百万円 | 百万円 | % | 百万円 | 百万円 | % | |
トラック事業 | 35,463 | 39,639 | △10.5 | 152 | 1,264 | △87.9 |
海運事業 | 2,890 | 4,220 | △31.5 | △557 | 275 | ― |
調整額 | △8,251 | △9,611 | ― | 13 | 0 | ― |
計 | 30,102 | 34,249 | △12.1 | △390 | 1,541 | ― |
③不動産事業
不動産事業の営業収益は、分譲マンション販売の引渡戸数の増加により29,269百万円(前年同期比56.3%増)となり、営業利益は、不動産分譲業の増収により5,617百万円(前年同期比152.8%増)となりました。
(業種別営業成績表)
営業収益 | 営業利益 | |||||
当第1四半期 | 前第1四半期 | 増減率 | 当第1四半期 | 前第1四半期 | 増減率 | |
百万円 | 百万円 | % | 百万円 | 百万円 | % | |
不動産賃貸業 | 10,382 | 12,141 | △14.5 | 978 | 2,458 | △60.2 |
不動産分譲業 | 17,454 | 4,931 | 253.9 | 2,357 | △295 | ― |
不動産管理業 | 3,405 | 3,701 | △8.0 | 45 | 129 | △64.9 |
調整額 | △1,972 | △2,044 | ― | 2,236 | △70 | ― |
計 | 29,269 | 18,730 | 56.3 | 5,617 | 2,221 | 152.8 |
④レジャー・サービス事業
レジャー・サービス事業の営業収益は、新型コロナウイルス感染症の影響での観光需要の低下により2,434百万円(前年同期比81.1%減)となり、営業損益は、全事業の減収により前年同期に比べ5,336百万円収支悪化し5,125百万円の損失となりました。
(業種別営業成績表)
営業収益 | 営業利益 | |||||
当第1四半期 | 前第1四半期 | 増減率 | 当第1四半期 | 前第1四半期 | 増減率 | |
百万円 | 百万円 | % | 百万円 | 百万円 | % | |
ホテル業 | 752 | 5,100 | △85.2 | △1,867 | 433 | ― |
観光施設事業 | 1,475 | 5,121 | △71.2 | △1,080 | 253 | ― |
旅行業 | 318 | 2,828 | △88.7 | △2,161 | △484 | ― |
調整額 | △111 | △169 | ― | △16 | 7 | ― |
計 | 2,434 | 12,882 | △81.1 | △5,125 | 210 | ― |
⑤流通事業
流通事業の営業収益は、新型コロナウイルス感染症の影響での外出自粛や百貨店業における臨時休業により21,763百万円(前年同期比38.0%減)となり、営業損益は、減収により前年同期に比べ1,529百万円収支悪化し1,294百万円の損失となりました。
(業種別営業成績表)
営業収益 | 営業利益 | |||||
当第1四半期 | 前第1四半期 | 増減率 | 当第1四半期 | 前第1四半期 | 増減率 | |
百万円 | 百万円 | % | 百万円 | 百万円 | % | |
百貨店業 | 7,785 | 15,707 | △50.4 | △667 | 21 | ― |
その他物品販売 | 14,144 | 19,655 | △28.0 | △627 | 176 | ― |
調整額 | △166 | △266 | ― | 0 | 37 | ― |
計 | 21,763 | 35,095 | △38.0 | △1,294 | 235 | ― |
⑥航空関連サービス事業
航空関連サービス事業の営業収益は、新型コロナウイルス感染症の影響での機内食事業の受注減少により4,411百万円(前年同期比19.5%減)となり、営業損益は、減収により前年同期に比べ333百万円収支悪化し216百万円の損失となりました。
(業種別営業成績表)
営業収益 | 営業利益 | |||||
当第1四半期 | 前第1四半期 | 増減率 | 当第1四半期 | 前第1四半期 | 増減率 | |
百万円 | 百万円 | % | 百万円 | 百万円 | % | |
航空関連サービス事業 | 4,492 | 5,561 | △19.2 | △218 | 116 | ― |
調整額 | △80 | △82 | ― | 1 | ― | ― |
計 | 4,411 | 5,479 | △19.5 | △216 | 116 | ― |
⑦その他の事業
その他の事業の営業収益は、新型コロナウイルス感染症の影響での受注減少により9,256百万円(前年同期比0.3%減)となり、営業損益は、減収などにより前年同期に比べ57百万円収支悪化し49百万円の損失となりました。
(業種別営業成績表)
営業収益 | 営業利益 | |||||
当第1四半期 | 前第1四半期 | 増減率 | 当第1四半期 | 前第1四半期 | 増減率 | |
百万円 | 百万円 | % | 百万円 | 百万円 | % | |
設備保守整備事業 | 4,909 | 4,771 | 2.9 | △62 | △106 | ― |
その他事業 | 4,656 | 4,676 | △0.4 | 9 | 86 | △89.4 |
調整額 | △309 | △164 | ― | 3 | 27 | ― |
計 | 9,256 | 9,283 | △0.3 | △49 | 8 | ― |
<財政状態>当第1四半期連結会計期間末における総資産は、未収債権の回収などにより受取手形及び売掛金が減少したことに加え、分譲マンション販売により分譲土地建物が減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ17,675百万円減少し1,147,303百万円となりました。
負債は、資金調達により社債や借入金が増加した一方、工事代金の支払等により支払手形及び買掛金が減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ3,599百万円減少し722,978百万円となりました。
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上による利益剰余金の減少などにより、前連結会計年度末に比べ14,076百万円減少し424,325百万円となりました。
(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第1四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
特記すべき事項はありません。