四半期報告書-第23期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループ(当社および連結子会社)が判断したものであります。
(1) 連結業績の概況
当第2四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年9月30日)の連結業績は、売上高が前年同四半期(2018年4月1日~2018年9月30日)の3,230百万円から102百万円(3.2%)の増収となる3,333百万円となりました。
また、売上原価は、前年同四半期の1,919百万円から398百万円(△20.8%)減少し1,520百万円となり、販売費及び一般管理費は、前年同四半期の405百万円から540百万円(133.3%)増加し946百万円となりました。
その結果、当第2四半期連結累計期間の営業利益は、前年同四半期の905百万円から39百万円(△4.4%)の減益となる865百万円となりました。
営業外損益は、前年同四半期と比べ、純額で71百万円増加し、その結果、当第2四半期連結累計期間の経常利益は、前年同四半期の981百万円から32百万円(3.3%)の増益となる1,013百万円となりました。
上記の結果、当第2四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同四半期の645百万円から39百万円(6.1%)の増益となる685百万円となりました。
[業績の概要]
連結売上高は8期連続の増収、3期連続で過去最高売上を更新しました。
経常利益は10期連続の増益、8期連続の最高益を記録しました。
親会社株主に帰属する四半期純利益は10期連続の増益、5期連続の最高益を記録しました。
セグメント別売上高、サービス別売上高は、以下のとおりであります。
1)ファイナンシャル・サービス事業
・データ・ソリューション
タブレットアプリの提供台数が前年同四半期の59,647台から41.9%増加し84,670台となったことなどにより、ファンドデータの売上が増加いたしました。一方、株式新聞購読料、ファンドレポートの売上が減少しました。
その結果、データ・ソリューションの売上高は、前年同四半期の859百万円から102 百万円 (12.0%)の増収となる961百万円となりました。
・メディア・ソリューション
ウェブ広告や資産運用セミナーなどを統合的に提供するメディア・ソリューションの売上が前年同期間と同水準を維持し、ウェブ・コンサルティングの売上が増加いたしました。
その結果、メディア・ソリューションの売上高は、前年同四半期の536百万円から21 百万円 (4.0%)の増収となる557百万円となりました。
2)アセットマネジメント事業
・アセットマネジメント
新規子会社Carret Asset Management LLCの信託報酬が新たに加わりました。一方、SBIアセットマネジメント株式会社が運用するファンドの純資産額が、前年同四半期末の3,045億円から18.3%減少し2,489億円となり、投資委託者報酬が減少いたしました。
その結果、アセットマネジメントの売上高は、前年同四半期の1,835百万円から21 百万円 (△1.2%)の減収となる1,813百万円となりました。
セグメント別には、 ファイナンシャル・サービス事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は、前年同四半期の1,395百万円から124百万円(8.9%)の増収となる1,519百万円となりました。
セグメント利益は、前年同四半期の573百万円から75百万円(13.2%)の増益となる649百万円となりました。
アセットマネジメント事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は、前年同四半期の1,835百万円から21百万円(△1.2%)の減収となる1,813百万円となりました。
セグメント利益は、前年同四半期の331百万円から115百万円(△34.7%)の減益となる216百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
資産合計は前連結会計年度末と比較して350百万円増加し、11,427百万円となりました。
これは、流動資産が59百万円増加し、固定資産が290百万円増加したものであります。
流動資産の増加は、現金及び預金が固定資産への投資、配当などで301百万円減少し、一方売掛金が343百万円増加したことによるものであります。
固定資産の増加は、主として投資有価証券及びソフトウェアへの投資が前年同四半期に比べ各々161百万円、145百万円増加したためであります。
負債合計は、433百万円増加し、2,068百万円となりました。
負債の増加は、主として、1,000百万円の銀行借入をしたことによるものであります。
当第2四半期連結累計期間に685百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益が計上され、621百万円の配当を行なった結果、利益剰余金が63百万円増加し、4,465百万円となりました。
その結果、純資産合計は、前連結会計年度末と比較して83百万円減少し、9,359百万円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ1,858百万円減少し、3,846百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは前年同四半期と比べ、513百万円減少し、158百万円の支出となりました。
これは、主として、税金等調整前四半期純利益1,013百万円の計上、法人税等の支払額266百万円、売上債権の増加351百万円及び未払金の減少577百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは前年同四半期と比べ、282百万円減少し、498百万円の支出となりました。
これは、主として、投資有価証券の売却による収入2,006百万円及び取得による支出2,237百万円のほか、無形固定資産の取得による支出が252百万円となったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは前年同四半期に比べ、1,163百万円増加し、377百万円の収入となりました。
これは、短期借入による収入1,000百万円と、配当金の支払622百万円によるものであります。
(4) 事業上および財務上の当社が対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(1) 連結業績の概況
当第2四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年9月30日)の連結業績は、売上高が前年同四半期(2018年4月1日~2018年9月30日)の3,230百万円から102百万円(3.2%)の増収となる3,333百万円となりました。
また、売上原価は、前年同四半期の1,919百万円から398百万円(△20.8%)減少し1,520百万円となり、販売費及び一般管理費は、前年同四半期の405百万円から540百万円(133.3%)増加し946百万円となりました。
その結果、当第2四半期連結累計期間の営業利益は、前年同四半期の905百万円から39百万円(△4.4%)の減益となる865百万円となりました。
営業外損益は、前年同四半期と比べ、純額で71百万円増加し、その結果、当第2四半期連結累計期間の経常利益は、前年同四半期の981百万円から32百万円(3.3%)の増益となる1,013百万円となりました。
上記の結果、当第2四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同四半期の645百万円から39百万円(6.1%)の増益となる685百万円となりました。
[業績の概要]
2019年3月期第2四半期 連結累計期間 | 2020年3月期第2四半期 連結累計期間 | 増減 | ||||
金額(千円) | 利益率 | 金額(千円) | 利益率 | 金額(千円) | 比率 | |
売上高 | 3,230,428 | 3,333,100 | 102,672 | 3.2% | ||
営業利益 | 905,446 | 28.0% | 865,790 | 26.0% | △39,655 | △4.4% |
経常利益 | 981,276 | 30.4% | 1,013,349 | 30.4% | 32,072 | 3.3% |
親会社株主に帰属する四半期純利益 | 645,592 | 20.0% | 685,072 | 20.6% | 39,480 | 6.1% |
連結売上高は8期連続の増収、3期連続で過去最高売上を更新しました。
経常利益は10期連続の増益、8期連続の最高益を記録しました。
親会社株主に帰属する四半期純利益は10期連続の増益、5期連続の最高益を記録しました。
セグメント別売上高、サービス別売上高は、以下のとおりであります。
セグメント別売上高 | 前第2四半期連結累計期間 2018年4月1日から 2018年9月30日まで | 当第2四半期連結累計期間 2019年4月1日から 2019年9月30日まで | 増加率 (%) | |||
サービス別売上高 | 金額(千円) | 構成比(%) | 金額(千円) | 構成比(%) | ||
ファイナンシャル・サービス事業 | ||||||
データ・ソリューション | 859,049 | 26.6 | 961,797 | 28.9 | 12.0 | |
メディア・ソリューション | 536,044 | 16.6 | 557,317 | 16.7 | 4.0 | |
計 | 1,395,094 | 43.2 | 1,519,115 | 45.6 | 8.9 | |
アセットマネジメント事業 | ||||||
アセットマネジメント | 1,835,334 | 56.8 | 1,813,985 | 54.4 | △1.2 | |
計 | 1,835,334 | 56.8 | 1,813,985 | 54.4 | △1.2 | |
連結売上高 | 3,230,428 | 100.0 | 3,333,100 | 100.0 | 3.2 |
1)ファイナンシャル・サービス事業
・データ・ソリューション
タブレットアプリの提供台数が前年同四半期の59,647台から41.9%増加し84,670台となったことなどにより、ファンドデータの売上が増加いたしました。一方、株式新聞購読料、ファンドレポートの売上が減少しました。
その結果、データ・ソリューションの売上高は、前年同四半期の859百万円から102 百万円 (12.0%)の増収となる961百万円となりました。
・メディア・ソリューション
ウェブ広告や資産運用セミナーなどを統合的に提供するメディア・ソリューションの売上が前年同期間と同水準を維持し、ウェブ・コンサルティングの売上が増加いたしました。
その結果、メディア・ソリューションの売上高は、前年同四半期の536百万円から21 百万円 (4.0%)の増収となる557百万円となりました。
2)アセットマネジメント事業
・アセットマネジメント
新規子会社Carret Asset Management LLCの信託報酬が新たに加わりました。一方、SBIアセットマネジメント株式会社が運用するファンドの純資産額が、前年同四半期末の3,045億円から18.3%減少し2,489億円となり、投資委託者報酬が減少いたしました。
その結果、アセットマネジメントの売上高は、前年同四半期の1,835百万円から21 百万円 (△1.2%)の減収となる1,813百万円となりました。
セグメント別には、 ファイナンシャル・サービス事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は、前年同四半期の1,395百万円から124百万円(8.9%)の増収となる1,519百万円となりました。
セグメント利益は、前年同四半期の573百万円から75百万円(13.2%)の増益となる649百万円となりました。
アセットマネジメント事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は、前年同四半期の1,835百万円から21百万円(△1.2%)の減収となる1,813百万円となりました。
セグメント利益は、前年同四半期の331百万円から115百万円(△34.7%)の減益となる216百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
資産合計は前連結会計年度末と比較して350百万円増加し、11,427百万円となりました。
これは、流動資産が59百万円増加し、固定資産が290百万円増加したものであります。
流動資産の増加は、現金及び預金が固定資産への投資、配当などで301百万円減少し、一方売掛金が343百万円増加したことによるものであります。
固定資産の増加は、主として投資有価証券及びソフトウェアへの投資が前年同四半期に比べ各々161百万円、145百万円増加したためであります。
負債合計は、433百万円増加し、2,068百万円となりました。
負債の増加は、主として、1,000百万円の銀行借入をしたことによるものであります。
当第2四半期連結累計期間に685百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益が計上され、621百万円の配当を行なった結果、利益剰余金が63百万円増加し、4,465百万円となりました。
その結果、純資産合計は、前連結会計年度末と比較して83百万円減少し、9,359百万円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ1,858百万円減少し、3,846百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは前年同四半期と比べ、513百万円減少し、158百万円の支出となりました。
これは、主として、税金等調整前四半期純利益1,013百万円の計上、法人税等の支払額266百万円、売上債権の増加351百万円及び未払金の減少577百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは前年同四半期と比べ、282百万円減少し、498百万円の支出となりました。
これは、主として、投資有価証券の売却による収入2,006百万円及び取得による支出2,237百万円のほか、無形固定資産の取得による支出が252百万円となったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは前年同四半期に比べ、1,163百万円増加し、377百万円の収入となりました。
これは、短期借入による収入1,000百万円と、配当金の支払622百万円によるものであります。
(4) 事業上および財務上の当社が対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。