四半期報告書-第22期第2四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループ(当社および連結子会社)が判断したものであります。
(1) 連結業績の概況
当第2四半期連結累計期間(2018年4月1日~2018年9月30日)の連結業績は、売上高が前年同四半期(2017年4月1日~2017年9月30日)の2,848百万円から382百万円(13.4%)の増収となる3,230百万円となりました。
また、売上原価は、前年同期間の1,591百万円から327百万円(20.6%)増加し1,919百万円となり、販売費及び一般管理費は、前年同期間の393百万円から12百万円(3.1%)増加し405百万円となりました。
その結果、当第2四半期連結累計期間の営業利益は、前年同期間の863百万円から41百万円(4.8%)の増益となる905百万円となりました。
営業外損益は、前年同期間と比べ、純額で28百万円増加し、その結果、当第2四半期連結累計期間の経常利益は、前年同期間の910百万円から70百万円(7.7%)の増益となる981百万円となりました。
上記の結果、当第2四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期間の614百万円から30百万円(5.0%)の増益となる645百万円となりました。
[業績の概要]
売上高は7期連続増収,2期連続の過去最高売上高を更新しました。 営業利益、経常利益は9期連続の増益、7期連続の最高益を記録しました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は9期連続増益、4期連続の最高益を記録しました
セグメント別売上高、サービス別売上高は、以下のとおりであります。
1)ファイナンシャル・サービス事業
・データ・ソリューション
タブレットアプリの提供台数が前年同四半期末の47,538台から12,109台(25.5%)増加し、59,647台となり、それに伴い、投信データの売上が増加した一方、ファンドレポートの売上などが減少いたしました。その結果、データ・ソリューションの売上高は、前年同四半期の959百万円から100百万円(10.5%)の減収となる859百万円となりました。
・メディア・ソリューション
ウェブ広告や資産運用セミナーなどを統合的に提供するメディア・ソリューションの売上が増加した一方、ウェブ・コンサルティングの売上が減少いたしました。その結果、メディア・ソリューションの売上高は、前年同四半期の487百万円から49百万円(10.0%)の増収となる536百万円となりました。
2)アセットマネジメント事業
・アセットマネジメント
SBIアセットマネジメント株式会社が運用するファンドの純資産額が、前年同四半期末の2,701億円から343億円(12.7%)増加し3,045億円となり、これに伴い、投資委託者報酬が増加いたしました。
その結果、アセットマネジメントの売上高は、前年同四半期の1,401百万円から434百万円(31.0%)の増収となる1,835百万円となりました。
セグメント別には、ファイナンシャル・サービス事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は、前年同四半期の1,447百万円から51百万円(△3.6%)の減収となる1,395百万円となりました。セグメント利益は、前年同四半期の597百万円から24百万円(△4.0%)の減益となる573百万円となりました。
アセットマネジメント事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は、前年同四半期の1,401百万円から434百万円(31.0%)の増収となる1,835百万円となりました。セグメント利益は、前年同四半期の265百万円から65百万円(24.8%)の増益となる331百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
資産合計は前連結会計年度末と比較して259百万円減少し、10,427百万円となりました。
これは、流動資産が381百万円減少し、固定資産が122百万円増加したものであります。
流動資産は前連結会計年度末と比較して381百万円減少し、6,956百万円となりました。
流動資産の減少は、主として現金及び預金が645百万円減少したことによるものであります。
現金及び預金の減少は、主として配当金を906百万円支払ったことによるものであります。
固定資産が前連結会計年度末と比較して122百万円増加したのは、主としてソフトウエアが120百万円増加したためであります。また、負債合計は前連結会計年度末と比較して54百万円減少し、977百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間に645百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益が計上され、906百万円の配当を行なった結果、利益剰余金が261百万円減少し、4,366百万円となりました。
その結果、純資産合計は、前連結会計年度末と比較して204百万円減少し、9,449百万円となりました。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ645百万円減少し、5,704百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは前年同四半期と比べ、234百万円増加し、355百万円の獲得となりました。
これは、税金等調整前四半期純利益が前年同四半期と比べ69百万円増加したこと、前年同期間には生じた事業分離に係る臨時利益への納税がなく、法人税等の支払額が259百万円減少したことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは前年同四半期と比べ、1,030百万円減少し、214百万円の支出となりました。
これは、主として、投資有価証券の取得による支出が前年同四半期の1,127百万円から、当第2四半期連結累計期間は12百万円となったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは前年同四半期に比べ、108百万円減少し、785百万円の支出となりました。
これは、新株予約権の行使に伴う自己株式の処分による収入119百万円と、配当金の支払額が前年同四半期の693百万円から、当第2四半期連結累計期間は905百万円となったことによるものであります。
(4) 事業上および財務上の当社が対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(1) 連結業績の概況
当第2四半期連結累計期間(2018年4月1日~2018年9月30日)の連結業績は、売上高が前年同四半期(2017年4月1日~2017年9月30日)の2,848百万円から382百万円(13.4%)の増収となる3,230百万円となりました。
また、売上原価は、前年同期間の1,591百万円から327百万円(20.6%)増加し1,919百万円となり、販売費及び一般管理費は、前年同期間の393百万円から12百万円(3.1%)増加し405百万円となりました。
その結果、当第2四半期連結累計期間の営業利益は、前年同期間の863百万円から41百万円(4.8%)の増益となる905百万円となりました。
営業外損益は、前年同期間と比べ、純額で28百万円増加し、その結果、当第2四半期連結累計期間の経常利益は、前年同期間の910百万円から70百万円(7.7%)の増益となる981百万円となりました。
上記の結果、当第2四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期間の614百万円から30百万円(5.0%)の増益となる645百万円となりました。
[業績の概要]
2018年3月期第2四半期 連結累計期間 | 2019年3月期第2四半期 連結累計期間 | 増減 | ||||
金額(千円) | 利益率 | 金額(千円) | 利益率 | 金額(千円) | 比率 | |
売上高 | 2,848,310 | 3,230,428 | 382,110 | 13.4% | ||
営業利益 | 863,576 | 30.3% | 905,446 | 28.0% | 41,870 | 4.8% |
経常利益 | 910,833 | 32.0% | 981,276 | 30.4% | 70,443 | 7.7% |
親会社株主に帰属する四半期純利益 | 614,855 | 21.6% | 645,592 | 20.0% | 30,737 | 5.0% |
売上高は7期連続増収,2期連続の過去最高売上高を更新しました。 営業利益、経常利益は9期連続の増益、7期連続の最高益を記録しました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は9期連続増益、4期連続の最高益を記録しました
セグメント別売上高、サービス別売上高は、以下のとおりであります。
セグメント別売上高 | 前第2四半期連結累計期間 2017年4月1日から 2017年9月30日まで | 当第2四半期連結累計期間 2018年4月1日から 2018年9月30日まで | 増加率 (%) | |||
サービス別売上高 | 金額(千円) | 構成比(%) | 金額(千円) | 構成比(%) | ||
ファイナンシャル・サービス事業 | ||||||
データ・ソリューション | 959,842 | 33.7 | 859,049 | 26.6 | △10.5 | |
メディア・ソリューション | 487,214 | 17.1 | 536,044 | 16.6 | 10.0 | |
計 | 1,447,057 | 50.8 | 1,395,094 | 43.2 | △3.6 | |
アセットマネジメント事業 | ||||||
アセットマネジメント | 1,401,253 | 49.2 | 1,835,334 | 56.8 | 31.0 | |
計 | 1,401,253 | 49.2 | 1,835,334 | 56.8 | 31.0 | |
連結売上高 | 2,848,310 | 100.0 | 3,230,428 | 100.0 | 13.4 |
1)ファイナンシャル・サービス事業
・データ・ソリューション
タブレットアプリの提供台数が前年同四半期末の47,538台から12,109台(25.5%)増加し、59,647台となり、それに伴い、投信データの売上が増加した一方、ファンドレポートの売上などが減少いたしました。その結果、データ・ソリューションの売上高は、前年同四半期の959百万円から100百万円(10.5%)の減収となる859百万円となりました。
・メディア・ソリューション
ウェブ広告や資産運用セミナーなどを統合的に提供するメディア・ソリューションの売上が増加した一方、ウェブ・コンサルティングの売上が減少いたしました。その結果、メディア・ソリューションの売上高は、前年同四半期の487百万円から49百万円(10.0%)の増収となる536百万円となりました。
2)アセットマネジメント事業
・アセットマネジメント
SBIアセットマネジメント株式会社が運用するファンドの純資産額が、前年同四半期末の2,701億円から343億円(12.7%)増加し3,045億円となり、これに伴い、投資委託者報酬が増加いたしました。
その結果、アセットマネジメントの売上高は、前年同四半期の1,401百万円から434百万円(31.0%)の増収となる1,835百万円となりました。
セグメント別には、ファイナンシャル・サービス事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は、前年同四半期の1,447百万円から51百万円(△3.6%)の減収となる1,395百万円となりました。セグメント利益は、前年同四半期の597百万円から24百万円(△4.0%)の減益となる573百万円となりました。
アセットマネジメント事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は、前年同四半期の1,401百万円から434百万円(31.0%)の増収となる1,835百万円となりました。セグメント利益は、前年同四半期の265百万円から65百万円(24.8%)の増益となる331百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
資産合計は前連結会計年度末と比較して259百万円減少し、10,427百万円となりました。
これは、流動資産が381百万円減少し、固定資産が122百万円増加したものであります。
流動資産は前連結会計年度末と比較して381百万円減少し、6,956百万円となりました。
流動資産の減少は、主として現金及び預金が645百万円減少したことによるものであります。
現金及び預金の減少は、主として配当金を906百万円支払ったことによるものであります。
固定資産が前連結会計年度末と比較して122百万円増加したのは、主としてソフトウエアが120百万円増加したためであります。また、負債合計は前連結会計年度末と比較して54百万円減少し、977百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間に645百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益が計上され、906百万円の配当を行なった結果、利益剰余金が261百万円減少し、4,366百万円となりました。
その結果、純資産合計は、前連結会計年度末と比較して204百万円減少し、9,449百万円となりました。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ645百万円減少し、5,704百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは前年同四半期と比べ、234百万円増加し、355百万円の獲得となりました。
これは、税金等調整前四半期純利益が前年同四半期と比べ69百万円増加したこと、前年同期間には生じた事業分離に係る臨時利益への納税がなく、法人税等の支払額が259百万円減少したことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは前年同四半期と比べ、1,030百万円減少し、214百万円の支出となりました。
これは、主として、投資有価証券の取得による支出が前年同四半期の1,127百万円から、当第2四半期連結累計期間は12百万円となったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは前年同四半期に比べ、108百万円減少し、785百万円の支出となりました。
これは、新株予約権の行使に伴う自己株式の処分による収入119百万円と、配当金の支払額が前年同四半期の693百万円から、当第2四半期連結累計期間は905百万円となったことによるものであります。
(4) 事業上および財務上の当社が対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。