四半期報告書-第23期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループ(当社および連結子会社)が判断したものであります。
(1) 当第3四半期連結累計期間の連結業績の概況
当第3四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年12月31日)の連結業績は、売上高が前年同四半期(2018年4月1日~2018年12月31日)の4,615百万円から316百万円(6.8%)の増収となる4,931百万円となりました。
また、売上原価は、前年同四半期の2,734百万円から389百万円(△14.2%)減少し2,344百万円となり、販売費及び一般管理費は、前年同四半期の587百万円から839百万円(40.9%)増加し1,426百万円となりました。
その結果、当第3四半期連結累計期間の営業利益は、前年同四半期の1,294百万円から133百万円(△10.3%)の減益となる1,160百万円となりました。
営業外損益は、前年同四半期と比べ、純額で135百万円増加し、その結果、当第3四半期連結累計期間の経常利益は、前年同四半期の1,397百万円から1百万円(0.1%)の増益となる1,398百万円となりました。
上記の結果、当第3四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同四半期の962百万円から9百万円(△1.0%)の減益となる953百万円となりました。
[業績の概要]
連結売上高は8期連続の増収、3期連続で過去最高売上を更新しました。
経常利益は11期連続の増益、8期連続の最高益を記録しました。
セグメント別売上高、サービス別売上高は、以下のとおりであります。
1)ファイナンシャル・サービス事業
・データ・ソリューション
タブレットアプリの提供台数が前年同四半期の66,450台から35.9%増加し90,306台となったことなどにより、ファンドデータの売上が増加いたしました。一方、株式新聞購読料、ファンドレポートの売上が減少しました。
その結果、データ・ソリューションの売上高は、前年同四半期の1,219百万円から145 百万円 (11.9%)の増収となる1,365百万円となりました。
・メディア・ソリューション
ウェブ・コンサルティングの売上が増加いたしましたが、ウェブ広告や資産運用セミナーなどを統合的に提供するメディア・ソリューションの売上が減少いたしました。
その結果、メディア・ソリューションの売上高は、前年同四半期の806百万円から20 百万円 (2.5%)の増収となる827百万円となりました。
2)アセットマネジメント事業
・アセットマネジメント
新規子会社Carret Asset Management LLCの信託報酬が新たに加わりました。一方、SBIアセットマネジメント株式会社が運用するファンドの純資産額の月末平均残高が、前年同四半期の2,906億円から14.2%減少し2,494億円となり、投資委託者報酬が減少いたしました。
その結果、アセットマネジメントの売上高は、前年同四半期の2,588百万円から150 百万円 (5.8%)の増収となる2,738百万円となりました。
セグメント別には、 ファイナンシャル・サービス事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同四半期の2,026百万円から165百万円(8.2%)の増収となる2,192百万円となりました。
セグメント利益は、前年同四半期の829百万円から17百万円(2.1%)の増益となる846百万円となりました。
アセットマネジメント事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同四半期の2,588百万円から150百万円(5.8%)の増収となる2,738百万円となりました。
セグメント利益は、前年同四半期の464百万円から151百万円(△32.6%)の減益となる313百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
資産合計は前連結会計年度末と比較して360百万円増加し、11,437百万円となりました。
これは、流動資産が861百万円減少し、固定資産が1,221百万円増加したものであります。
流動資産の減少は、現金及び預金が1,549百万円減少した一方、売掛金が642百万円増加したためであります。
現金預金の減少は、新規子会社3社の株式取得に1,505百万円支出した一方、3社の子会社化により684百万円が加わ ったこと、1,201百万円の配当金を支払ったことによるものであります。
固定資産の増加は、新規子会社の取得により、のれんが836百万円増加したことによるものであります。
負債合計は、563百万円増加し、2,197百万円となりました。
負債の増加は、主として、1,000百万円の銀行借入をしたことによるものであります。
当第3四半期連結累計期間に953百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益が計上され、1,201百万円の配当を行なった結果、利益剰余金が248百万円減少し、4,154百万円となりました。
その結果、純資産合計は、前連結会計年度末と比較して203百万円減少し、9,239百万円となりました。
(3) 事業上および財務上の当社が対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
(1) 当第3四半期連結累計期間の連結業績の概況
当第3四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年12月31日)の連結業績は、売上高が前年同四半期(2018年4月1日~2018年12月31日)の4,615百万円から316百万円(6.8%)の増収となる4,931百万円となりました。
また、売上原価は、前年同四半期の2,734百万円から389百万円(△14.2%)減少し2,344百万円となり、販売費及び一般管理費は、前年同四半期の587百万円から839百万円(40.9%)増加し1,426百万円となりました。
その結果、当第3四半期連結累計期間の営業利益は、前年同四半期の1,294百万円から133百万円(△10.3%)の減益となる1,160百万円となりました。
営業外損益は、前年同四半期と比べ、純額で135百万円増加し、その結果、当第3四半期連結累計期間の経常利益は、前年同四半期の1,397百万円から1百万円(0.1%)の増益となる1,398百万円となりました。
上記の結果、当第3四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同四半期の962百万円から9百万円(△1.0%)の減益となる953百万円となりました。
[業績の概要]
2019年3月期第3四半期 連結累計期間 | 2020年3月期第3四半期 連結累計期間 | 増減 | ||||
金額(千円) | 利益率 | 金額(千円) | 利益率 | 金額(千円) | 比率 | |
売上高 | 4,615,089 | 4,931,171 | 316,082 | 6.8% | ||
営業利益 | 1,294,067 | 28.0% | 1,160,331 | 23.5% | △133,735 | △10.3% |
経常利益 | 1,397,022 | 30.3% | 1,398,522 | 28.4% | 1,499 | 0.1% |
親会社株主に帰属する四半期純利益 | 962,756 | 20.9% | 953,607 | 19.3% | △9,148 | △1.0% |
連結売上高は8期連続の増収、3期連続で過去最高売上を更新しました。
経常利益は11期連続の増益、8期連続の最高益を記録しました。
セグメント別売上高、サービス別売上高は、以下のとおりであります。
セグメント別売上高 | 前第3四半期連結累計期間 2018年4月1日から 2018年12月31日まで | 当第3四半期連結累計期間 2019年4月1日から 2019年12月31日まで | 増加率 (%) | |||
サービス別売上高 | 金額(千円) | 構成比(%) | 金額(千円) | 構成比(%) | ||
ファイナンシャル・サービス事業 | ||||||
データ・ソリューション | 1,219,824 | 26.4 | 1,365,076 | 27.7 | 11.9 | |
メディア・ソリューション | 806,974 | 17.5 | 827,101 | 16.8 | 2.5 | |
計 | 2,026,799 | 43.9 | 2,192,177 | 44.5 | 8.2 | |
アセットマネジメント事業 | ||||||
アセットマネジメント | 2,588,290 | 56.1 | 2,738,994 | 55.5 | 5.8 | |
計 | 2,588,290 | 56.1 | 2,738,994 | 55.5 | 5.8 | |
連結売上高 | 4,615,089 | 100.0 | 4,931,171 | 100.0 | 6.8 |
1)ファイナンシャル・サービス事業
・データ・ソリューション
タブレットアプリの提供台数が前年同四半期の66,450台から35.9%増加し90,306台となったことなどにより、ファンドデータの売上が増加いたしました。一方、株式新聞購読料、ファンドレポートの売上が減少しました。
その結果、データ・ソリューションの売上高は、前年同四半期の1,219百万円から145 百万円 (11.9%)の増収となる1,365百万円となりました。
・メディア・ソリューション
ウェブ・コンサルティングの売上が増加いたしましたが、ウェブ広告や資産運用セミナーなどを統合的に提供するメディア・ソリューションの売上が減少いたしました。
その結果、メディア・ソリューションの売上高は、前年同四半期の806百万円から20 百万円 (2.5%)の増収となる827百万円となりました。
2)アセットマネジメント事業
・アセットマネジメント
新規子会社Carret Asset Management LLCの信託報酬が新たに加わりました。一方、SBIアセットマネジメント株式会社が運用するファンドの純資産額の月末平均残高が、前年同四半期の2,906億円から14.2%減少し2,494億円となり、投資委託者報酬が減少いたしました。
その結果、アセットマネジメントの売上高は、前年同四半期の2,588百万円から150 百万円 (5.8%)の増収となる2,738百万円となりました。
セグメント別には、 ファイナンシャル・サービス事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同四半期の2,026百万円から165百万円(8.2%)の増収となる2,192百万円となりました。
セグメント利益は、前年同四半期の829百万円から17百万円(2.1%)の増益となる846百万円となりました。
アセットマネジメント事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同四半期の2,588百万円から150百万円(5.8%)の増収となる2,738百万円となりました。
セグメント利益は、前年同四半期の464百万円から151百万円(△32.6%)の減益となる313百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
資産合計は前連結会計年度末と比較して360百万円増加し、11,437百万円となりました。
これは、流動資産が861百万円減少し、固定資産が1,221百万円増加したものであります。
流動資産の減少は、現金及び預金が1,549百万円減少した一方、売掛金が642百万円増加したためであります。
現金預金の減少は、新規子会社3社の株式取得に1,505百万円支出した一方、3社の子会社化により684百万円が加わ ったこと、1,201百万円の配当金を支払ったことによるものであります。
固定資産の増加は、新規子会社の取得により、のれんが836百万円増加したことによるものであります。
負債合計は、563百万円増加し、2,197百万円となりました。
負債の増加は、主として、1,000百万円の銀行借入をしたことによるものであります。
当第3四半期連結累計期間に953百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益が計上され、1,201百万円の配当を行なった結果、利益剰余金が248百万円減少し、4,154百万円となりました。
その結果、純資産合計は、前連結会計年度末と比較して203百万円減少し、9,239百万円となりました。
(3) 事業上および財務上の当社が対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。