四半期報告書-第22期第1四半期(平成30年4月1日-平成30年6月30日)

【提出】
2018/08/01 9:05
【資料】
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【項目】
27項目
文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期(連結)会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末(前事業年度末)の数値で比較を行っております。
(1) 当第1四半期連結累計期間の連結業績の概況
当第1四半期連結累計期間(2018年4月1日~2018年6月30日)の連結業績は、売上高が前年同四半期(2017年4月1日~2017年6月30日)の1,551百万円から236百万円(15.3%)の増収となる1,788百万円となりました。
また、売上原価は、前年同四半期の827百万円から192百万円(23.3%)増加し1,020百万円となり、販売費及び一般管理費は、前年同四半期の190百万円から4百万円(2.1%)増加し194百万円となりました。
その結果、当第1四半期連結累計期間の営業利益は、前年同四半期の532百万円から40百万円(7.6%)増益となる573百万円となりました。
営業外損益は、前年同四半期と比べ、純額で37百万円増加し、その結果、当第1四半期連結累計期間の経常利益は、前年同四半期の535百万円から78百万円(14.6%)の増益となる614百万円となりました。
上記の結果、当第1四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同四半期の356百万円から44百万円(12.6%)の増益となる401百万円となりました。
セグメント別売上高、サービス別売上高は、以下のとおりであります。
セグメント別売上高前第1四半期連結累計期間
2017年4月1日から
2017年6月30日まで
当第1四半期連結累計期間
2018年4月1日から
2018年6月30日まで
増加率
(%)
サービス別売上高金額(千円)構成比(%)金額(千円)構成比(%)
ファイナンシャル・サービス事業
データ・ソリューション490,18131.6464,95126.0△5.1
メディア・ソリューション320,14120.6317,64317.8△0.8
810,32252.2782,59543.8△3.4
アセットマネジメント事業
アセットマネジメント741,08347.81,005,76956.235.7
741,08347.81,005,76956.235.7
連結売上高1,551,405100.01,788,364100.015.3

1)ファイナンシャル・サービス事業
・データ・ソリューション
タブレットアプリの提供台数が前年同四半期の46,579台から20.1%増加し55,941台となり、ファンドデータの売上が増加いたしました。一方、株式新聞購読料が減少しました。その結果、データ・ソリューションの売上高は、前年同四半期の490百万円から25百万円(△5.1%)の減収となる464百万円となりました。
・メディア・ソリューション
スマートフォンアプリのダウンロード数が前年同四半期の556千DLから16.4%増加し648千DLとなりウェブ広告や資産運用セミナーなどを統合的に提供するメディア・ソリューションの売上が増加いたしました。一方、ウェブ・コンサルティングの売上が減少いたしました。その結果、メディア・ソリューションの売上高は、前年同四半期の320百万円から2百万円(△0.8%)の減収となる317百万円となりました。
2)アセットマネジメント事業
・アセットマネジメント
SBIアセットマネジメント株式会社が運用するファンドの純資産額が、前年同四半期末の2,214億円から31.2%増加し2,904億円となり、投資委託者報酬が増加したのに加え、成功報酬型手数料も獲得いたしました。その結果、アセットマネジメントの売上高は、前年同四半期の741百万円から264百万円(35.7%)の増収となる1,005百万円となりました。
セグメント別には、ファイナンシャル・サービス事業の当第1四半期連結累計期間の売上高は、前年同四半期の810百万円から27百万円(△3.4%)の減収となる782百万円となりました。セグメント利益は、前年同四半期の401百万円から28百万円(△7.0%)の減益となる373百万円となりました。
アセットマネジメント事業の当第1四半期連結累計期間の売上高は、前年同四半期の741百万円から264百万円(35.7%)の増収となる1,005百万円となりました。セグメント利益は、前年同四半期の130百万円から68百万円(52.5%)の増益となる199百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
資産合計は前連結会計年度末と比較して398百万円減少し、10,287百万円となりました。
これは、流動資産が431百万円減少し、固定資産が33百万円増加したものであります。
流動資産は前連結会計年度末と比較して431百万円減少し、6,906百万円となりました。
流動資産の減少は、主として現金及び預金が824百万円減少したことによるものであります。
現金及び預金の減少は、主として配当金を906百万円支払ったことによるものであります。
固定資産が前連結会計年度末と比較して33百万円増加したのは、主としてソフトウェアに58百万円投資したためであります。
また、負債合計は前連結会計年度末と比較して43百万円増加し、1,075百万円となりました。
当第1四半期連結累計期間に401百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益が計上され、906百万円の配当を行なった結果、利益剰余金が505百万円減少し、4,122百万円となりました。
その結果、純資産合計は、前連結会計年度末と比較して442百万円減少し、9,212百万円となりました。
(3) 事業上および財務上の当社が対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。