四半期報告書-第22期第2四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)

【提出】
2018/11/13 10:28
【資料】
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【項目】
15項目
当第2四半期連結累計期間における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。
(1) 経営成績等の状況の概要
当第2四半期連結累計期間における当社グループの業績は次のとおりであります。
売上収益は25,645百万円(前年同期比18.4%増)となりました。これは主として、『食べログ』の飲食店販促事業、『食べログ』・『価格.com』の広告事業及び『新興メディア・ソリューション』の既存事業の成長と新規連結によるものであります。
営業利益は11,683百万円(前年同期比11.3%増)となりました。これは主として、売上収益が増加したことによるものであります。
税引前四半期利益は11,608百万円(前年同期比10.8%増)となりました。これは主として、営業利益が増加した一方で持分法による投資損失を計上したことによるものであります。
親会社の所有者に帰属する四半期利益は7,657百万円(前年同期比7.3%増)となりました。これは主として、税引前四半期利益が増加した一方で第1四半期連結会計期間に一時的な税額を計上したことによるものであります。
セグメントの業績(内部取引消去後)は、次のとおりであります。
インターネット・メディア事業
当第2四半期連結累計期間のインターネット・メディア事業の売上収益は24,854百万円(前年同期比17.7%増)、セグメント利益は11,435百万円(前年同期比10.5%増)となりました。
ファイナンス事業
当第2四半期連結累計期間のファイナンス事業の売上収益は790百万円(前年同期比45.3%増)、セグメント利益は245百万円(前年同期比69.1%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は47,741百万円となり、前連結会計年度末と比較し4,971百万円増加いたしました。これは主に投資有価証券の増加により非流動資産のその他の金融資産が1,009百万円増加したこと及び現金及び現金同等物が3,894百万円増加したことによるものであります。
(負債)
負債合計は8,997百万円となり、前連結会計年度末と比較し135百万円増加いたしました。これは主に営業債務及びその他の債務が156百万円及び従業員給付に係る負債が138百万円増加した一方で、未払法人所得税が261百万円減少したことによるものであります。
(資本)
資本合計は38,744百万円となり、前連結会計年度末と比較し4,836百万円増加いたしました。これは主に親会社の所有者に帰属する四半期利益7,657百万円を計上した一方で、剰余金の配当3,357百万円を計上したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ3,894百万円増加し、24,923百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は8,308百万円(前年同期は7,437百万円の収入)となりました。
これは、主として税引前四半期利益を11,608百万円、減価償却費及び償却費887百万円を計上した一方で、法人所得税の支払額が4,220百万円あったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用した資金は1,324百万円(前年同期は2,048百万円の支出)となりました。
これは、主として有形固定資産の取得による支出が156百万円、無形資産の取得による支出が568百万円及び投資有価証券の取得による支出が470百万円あったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動に使用した資金は3,090百万円(前年同期は7,297百万円の支出)となりました。
これは、主として配当金の支払による支出が3,356百万円あった一方で、ストック・オプションの行使による収入が148百万円あったことによるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた事項はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は69百万円であります。
(6) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当第2四半期連結累計期間において、当社の経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありません。